好き嫌いが激しい人の特徴や心理。嫌いな人との接し方や克服法も解説!
好き嫌いが激しい人の特徴|性格や行動から診断してみよう。
「あなたって好き嫌いがはっきりしてるよねと言われた...」
「私って好き嫌いが激しいのかな?」
身近な人に言われたことをきっかけに、自分が好き嫌いが激しい人間なのか気になる人は多いもの。
では、どんな人が好き嫌いが激しいと言えるのでしょうか。
誰でも簡単に見極められるように、好き嫌いがはっきりしている人の特徴を解説します。
選り好みしてしまう人の性格や行動を把握していきましょう。
特徴1. 意外と裏表がない
好き嫌いがはっきりとしている人は、自分の意見を正直に答えることが多いため、隠し事をしない人だと思われます。
例えば、
- 人の陰口を叩かず、意見がある時は本人に直接伝える
- たとえ上司の前でも建前を言わず、本音を発言する
など、自分の意見を堂々と伝えられる人は、気持ちの裏表がない人だと判断できるでしょう。
特徴2. 好きな人にはとことん自分を出す
他人を選り好みする人は、特定の人と強い関係を築きたいと考える傾向があります。
そのため、好きな人には自分を深く知ってもらい、相手のことも深く知りたいと思っているのです。
例えば、
- 料理が苦手、掃除が苦手など、自分が不得意なこともしっかりと相手に伝える
- 「好きだよ」などの言葉も恥ずかしがらずに伝えられる
などの行動を取る人は、偏った人間関係を築きやすい人といえるでしょう。
特徴3. 嫌いな人とは会話もしない
自分の気持ちがはっきりしている人は、極力無駄なことには時間を割きたくないと思っているもの。
例えば、
- 嫌いな人とは、必要最低限の挨拶などしか交わさない
- たとえ嫌いな人に話しかけられても、今は忙しいなどと理由をつけてスルーする
などの行動をする人は、他人を選り好みする性格だと判断できます。
特徴4. 自分ルールがたくさんある
好き嫌いがはっきりしている人は、こだわりが強い性格であることがほとんど。
そのため、
- 不潔な人は嫌いだから、髭がボサボサ、髭が生えているなどの見た目だけで関わらないと決める
- 反対に清潔感のある人が好きだから、身なりを整えている人とは見た目だけですぐに仲良くなろうとする
などのような傾向がある人は、独自のルールだけで人を判断してしまう性格の人といえるでしょう。
特徴5. 考えを曲げない頑固な性格
他人のことを選り好みする人は、自分に自信を持っているため直感を何よりも大事にしています。
そのため、
- 一度嫌いと感じた人に対しての態度は、ずっと変えない
- たとえ周りの人に意見を否定されても、自分の気持ちは変えない
など、頑固な一面が見られる人は、好き嫌いがはっきりしている性格だと判断できます。
特徴6. 空気を読めないというか、読まない
好き嫌いがはっきりしている人は我が強いため、周りの意見にわざと合わせるようなことはしません。
そのため、
- 自分が折れることで丸く収まるような場面でも、納得できなければ絶対に意見を曲げない
- 自分が嫌いな人がいれば、平気で帰ったりする
など、自分の気持ちを最優先に考えて行動する人は、好き嫌いが激しいといえるでしょう。
特徴7. 異性を外見で選びがち
異性の好みがはっきりしている人は、めんどくさがりな性格の人が多く、他人の内面に関して深く考えることが少ないです。
そのため、
- 人を見た目だけで判断することが多い
- 恋愛相手を選ぶ時も、容姿を基準にしがち
- アイドルやイケメン俳優にハマりがち
などの傾向がある人は、異性の選り好みが激しい人だといえます。
好き嫌いが激しい人の心理|どんな感情や理由があるの?
「好き嫌いが激しいのは、どんな考え方が影響しているんだろう?」
「好き嫌いがはっきりしてしまう理由が知りたい」
身近な人に好き嫌いがはっきりしていると指摘されると、「どうしてなんだろう?」と自分の性格について疑問を感じることも。
どんな感情や理由が性格に影響しているのでしょうか。
ここからは、好き嫌いが激しい人の心理について解説していきます。
心理1. 媚を売りたくない
好き嫌いがはっきりしている人は、自分に自信を持っている人が多いものです。
なかには、人のために自分の意見を曲げることは負けであると認識している人も。
自分のプライドを傷つけないために、人に媚びないようにしているのでしょう。
心理2. 現状に満足している
既に仲のいい友人が複数いるなど、現状の交友関係に満足しているケース。
自分の仲間以外には嫌われてもいいとさえ思っている人もいるも存在しているのです。
これ以上友達を増やす必要がないという気持ちの余裕から、人の好き嫌いをはっきりしてしまうことが考えられます。
心理3. もう失敗したくない
過去に人間関係で失敗したことがあると、同じことを繰り返さないようにしたいという心理が働きます。
特に自分で関わる人を選ばなかったことで、嫌な思いをしたことがある場合。
二度と辛い気持ちを味わいたくないという思いから、人に対して好き嫌いがはっきり表れてしまいます。
心理4. 人は簡単に変わらないと思っている
自分の性格を簡単に変えられないのと同様に、嫌いな人の性格が変わることはないと思っているパターン。
改善してもらおうと努力するのは面倒で無駄なことだと感じています。
このような考えから、他人のことは第一印象だけで十分な判断ができると思っているのです。
心理5. メリットがわからない
そもそも嫌いな人とわざわざ仲良くする意味が分からないと思っているパターンも。
無駄な仲良しこよしをしても得られるメリットはなく、むしろ時間が奪われるなどのデメリットが大きいと認識しています。
そして、選り好みしやすい人は基本的に無駄なことが苦手なため、利益のない人間関係は築こうと思わないのでしょう。
好き嫌いが激しい人は損をしやすい理由|どんなデメリットがあるの?
「好き嫌いが激しいのは良くないと言われたけどなんで?」
「好き嫌いがはっきりしている性格のデメリットって何?」
周りの人から損しやすいと言われて、気にならない人はいないでしょう。
どうして好き嫌いが激しいと損をしやすいとしやすいのでしょうか。
ここからは、好き嫌いがはっきりしている人が受けやすいデメリットを解説します。
理由1. ストレスが溜まりやすいから
人の好き嫌いが激しいと、他人の嫌な部分に目が行きがちです。
そのため、
- 嫌いな人がその場にいるだけで楽しくなくなってしまう
- 好きな人よりも嫌いな人のことばかりを考えて疲れてしまう
など、嫌いな人との交流を避けていながらも、実は影響されやすいことは大きなデメリットといえるでしょう。
理由2. チャンスを逃してしまうから
好き嫌いの激しい人は、一度嫌いだと判断すると考えを覆すことがないため、自然と交友関係を制限してしまう事に。
その結果、
- 深く知れば仲良くなれたはずの人との交流を逃してしまう
- 内面の相性がいい人との恋愛のきっかけを逃してしまう
といったことに繋がってしまい、知らず知らずのうちに人間関係に関する様々なチャンスを逃してしまうのです。
理由3. 自分らしさを出せないから
好き嫌いが激しい人は、嫌いな人にはどう思われてもいいと考えている反面、好きな人には絶対嫌われたくないとも考えているものです。
そのため、
- 好きな人にありのままの自分をさらけだせない
- 常に完璧な自分でいないといけないと考えてしまう
など、自分の弱い部分を隠すことに疲れてしまい、いつしか生きづらさを感じてしまう事もあります。
理由4. 敵対する人を増やしてしまうから
人の好き嫌いが激しい人は、自分が嫌う人から良く思われないため、敵対視されることが多いもの。
そのため、
- 自分が嫌っている人とのトラブルが起きやすい
- 敵対する人が増えすぎると、いつしか孤立してしまう
など、人間関係においてのトラブルが生じやすいのは非常に大きなデメリットといえるでしょう。
理由5. 我慢ができなくなるから
何でもかんでも自分の好き嫌いで人を判断していると、いつしか我慢をすることができなくなってしまいます。
例えば、
- 職場で嫌いな人と関わらないといけない場面で、我慢が出来ずに仕事に支障が出る
- 自分の意見を曲げられないことで、職場の雰囲気を悪くしてしまう
など、職場でのトラブルが生じやすいことは大きなデメリットとなります。
理由6. 心から信じられる人に出会えないから
人のことを好き嫌いで判断する人だと周囲から認識されてしまうと、冷たい人だと思われてしまう事が多いもの。
そのため、
- 嫌われることを恐れて、人が積極的に関わってきてくれない
- 周りの人から腫れ物に触るような扱いを受ける
など、心の距離を感じる人間関係しか築けなくなってしまうでしょう。
嫌いな人との接し方のポイント|良好な人間関係を築くコツとは?
「どうしても嫌いな人と接するとイライラしてしまう...」
「どうすれば良好な人間関係が築けるの?」
好き嫌いが激しい性格には様々なデメリットがあるとわかったら、できる限り回避したいと考える人もいるでしょう。
少しでも良好で幸せな人間関係が築けるように、嫌いな人と接する時の対策法を把握しておくことが重要です。
苦手な人と上手に接するコツを詳しく紹介します。
ポイント1. 相手と違うことは「当たり前」と思っておく
嫌いな人と意見が食い違ってイライラしてしてしまう原因は、あなたが自分の意見が全てだと思い込んでしまっているから。
様々な意見を持っている人がいることを理解しましょう。
- 自分と反対の意見を持っている人もいる
- 自分の意見を否定してくる人がいて当たり前
というように、あらかじめ人と意見が合わないことを理解しておくとストレスを感じなくなるものです。
ポイント2. 自分のことをたくさん話してみる
好き嫌いが激しい人が人間関係でトラブルを起こしてしまう原因は、嫌いな人に心の壁を作ってしまっているから。
好きな人と接する時と同じように心を開いてみましょう。
まずは、
- 自分の趣味や苦手なことなど、積極的に話してみる
- 自分の仕事に対する思いを知ってもらう
などがおすすめの対策法です。
嫌いだと思った人でも、自分からしっかり話してみることで、意外と理解し合えるものですよ。
ポイント3. 「かわいそう」と一歩引いて考える
嫌いな人を理解できない時、イライラしてしまうのは自分の気持ちに余裕がないことが原因です。
対策のためには、広い心で相手と接する気持ちを持っておきましょう。
例えば、
- 私の意見を理解できないなんて、もったいないな
- 周りの意見に耳を傾けられない余裕のない人なんだな
というように、一歩引いて相手を見ることで自分の感情に落ち着きが生まれ、イライラすることもなくなります。
好き嫌い激しい性格の克服法|改善するにはどうしたらいい?
「私、好き嫌いが激しい人の特徴に当てはまってる...」
「今からでも自分の性格を直す克服法はある?」
もし自分が人の好き嫌いが激しい性格だとわかったら、どうすれば直せるのか気になるでしょう。
改善しないままでいると、知らず知らずのうちに人間関係で孤立してしまうかもしれません。
では、どうすれば性格を改善できるのでしょうか。
ここからは、好き嫌いが激しい性格の克服法を解説していきます。
克服法1. 相手と3回会うまで好き嫌いの判断をしない
人間関係での孤立を防ぐには、相手をよく知ってから好き嫌いの判断をすることが重要です。
具体的には、
- どんなに第一印象が悪くても、3回会うまでは嫌いと判断しない
- 第一印象が悪くても、いい面もあるかもしれないと考えるようにする
などが対処法となります。
嫌いな人と判断するのは、3回目会ってからでも遅くありません。
2回3回と印象が変わる可能性をギリギリまで広げることで、より豊かで幸せな人間関係が築きやすくなりますよ。
克服法2. 友人から相手のいいところを聞く
人を自分基準で判断してしまうことを防ぐには、相手のいいところを知ることが大切です。
例えば、
- 親しい人から相手のいいところを教えてもらう
- 職場の上司など、立場の異なる人からの評価も聞いてみる
などが対処法として挙げられます。
すぐに嫌いだと判断してしまう前に、自分の知らなかった相手のいいところを知ることで印象がガラっと変わることもあります。
いい印象に変われば、関係を深めたくなるかもしれませんよ。
克服法3. 噂話は自分で確かめるまで信用しない
深く知らない人のことを嫌わないようにするためには、しっかりとした根拠を持ったうえで判断するようにしましょう。
具体的には、
- 噂話だけで人の好き嫌いを判断しない
- どんなに悪い噂が流れている人でも、自分が直接会うまでは好き嫌いを判断しない
など、無駄に人を嫌うことがなくなるでしょう。
また、噂話に流されることがなくなれば、より確かな人間関係が築けるようになりますよ。
克服法4. 嫌いな人の共通点を探してみる
自分が嫌いな人の特徴がわかれば、常に落ち着いた感情で判断ができるようになります。
例えば、
- 第一印象の雰囲気、表情、話し方など、何が嫌いなのか共通点を探してみる
- 友人に、自分が嫌いそうな人の特徴を聞いてみる
などが対処法として挙げられます。
嫌いな人の共通点を見つけることで、感情任せの判断をしないで済むようになるでしょう。
また、嫌いな点以外に目を向けやすくもなるため、印象が変わることもありますよ。
好き嫌いが激しい性格を少しずつ克服してみて。
好き嫌いが激しい人は、第一印象だけで人を判断しがち。
深く知れば仲良くなれたかもしれない人との交流も避けてしまうため、限られた交友関係を築いてしまう傾向にあります。
もしあなたが好き嫌いが激しい人の性格に当てはまっていたら、すぐに改善したいと感じるでしょう。
性格を変えることは決して簡単ではありませんが、「噂話だけで人を判断しない」など、簡単な克服法から実践してみることが大切です。
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