収集癖がある人の10の特徴。物を集めてしまう人の心理から改善方法まで大公開
収集癖とは?どんな意味で使われるのか紹介
収集癖とは、物を必要以上に集めてしまう癖がある人の事。
例えば、お気に入りの芸能人の関連グッズやアニメグッズなどだけでなく、日 用品なども必要以上に買いすぎてしまう事も意味します。
日用品などの場合は「まだストックあったのに買っちゃった」といううっかりさんではなく、「まだ封切ってないのあるけど、買っといてもいいよね。」などと、何かと理由をつけて購入することも。
収集癖がある人の10の特徴|性格や行動から自己診断してみよう!
「必要じゃないのに、ついつい買っちゃう私って、収集癖があるのかしら?」
「自分では収集癖があるとは思ってないのに、よく人から言われるんだよね。なんでだろう?」
など、自分には収集癖があるかもしれないと、密かに思っている人って、実は意外と多いもの。
では、一体どういう人が収集癖のある人なのでしょうか?
ここからは、収集癖がある人によくみられる特徴や、性格、行動などを一つずつチェックしていきましょう。
4つ以上当てはまったら、収集癖がある可能性大ですよ。
特徴1. 必要なくても限定品だと買ってしまう
「限定品」は、いつでも購入できるものではなく、場合によってはその時しか買えないもの、いわゆる一期一会の存在です。
そのため、「今日だけ10%オフ!」「冬バージョンの新カラー!数量限定」「〇〇円以上のご購入で限定ノベルティが貰えます!」などの言葉は、収集癖のある人にとって、とてつもなく魅力的に響きます。
「昨日、同じの買ったばかりなのになぁ。でも、このカラーは買ってないし…。よし、買っちゃおう!」
などと、今すぐ買う必要がない物でも「限定品」だと、ついつい購入してしまうのです。
特徴2. 物を捨てられずにいる
「いつか使うかも。」
「仕事で昔よく使ってたから、また使う時がくるかもしれない。」
そんな気持ちがいつも心のどこかにあるのが、収集癖のある人の特徴の一つでもあります。
その結果、捨ててもいいような古新聞の山だったり、すっかりくたびれてしまった昔々に着ていたコートだったりを、いつまでも大切に仕舞い込んで保管しているのです。
特徴3. 全種類コンプリートしたがる
収集癖がある人は、もともとの性格が几帳面で完璧主義であるケースも多いもの。
そのため、シリーズ物は1つの抜けもなく揃えたいし、色違いやサイズ違いのアイテムは、全てきっちり買い揃えないと気持ち悪く感じてしまいます。
「え?このフィギュア、限定色もあるの?今すぐ買わなきゃ!」
などと、オタクの人は全て揃えたいと強く思ってしまうでしょう。
特徴4. 手に入れて満足することが多い
購入した物を愛でて楽しみたいコレクターやオタクとは違い、収集癖のある人は、「購入する」という手段に喜びを感じやすいことも特徴の一つです。
そのため、
「こんなにあるなら、仕事休んでても全部欲しい!」
「絶対全部揃えたい!」
などと、買う前の情熱はすごいのに、一旦買ってしまうと、その情熱はあっという間に冷めてしまいます。
その結果、買った物を「どこに置いたか分からないけど、とりあえず捨ててはいない。」という不思議な状況を生み出してしまうのです。
特徴5. ”もっと買わなきゃ”という強迫観念がある
好きなアイテムを揃える事を楽しめるコレクターやオタクとは違い、収集癖のある人は揃えることに使命を感じてしまいます。
「これ、色違いが限定色も含めると25色もあるんだ。結構多いな。あんまり好きじゃない色もあるけど…絶対全部集めなきゃ。」
などと、自分自身に使命感を与えてしまうため、途中で買い集めるのを止められません。
特徴6. 負けず嫌い
他人からどう見られているのか、どうしても気になってしまうのも収集癖がある人の特徴の一つ。
そのため、他の人が持っているものは、自分も持っていたいし、なんなら、その人よりも良いものをたくさん持っていたいのです。
なぜなら、負けず嫌いだから。
「〇〇さんって、バーキン20個も持ってるんですって。羨ましいわぁ。」
などと、人から羨望の眼差しで見て貰いたいという心理が働いているのです。
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特徴7. 寂しがり屋
物を溜め込むということは、自分の周りが常に物で溢れているという事。
収集癖のある人の中には、家族や友人、恋人などとの関係が上手くいかず、心が満たされていないため、常に寂しい気持ちを抱えている人もいます。
この場合、自分の周りに物を溜め込む事で寂しさを紛らわして安心感を得たいとする心理が働いています。
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特徴8. こだわりが強い
自分の世界観が強いタイプの収集癖がある場合は、どちらかというとオタクやコレクターのような物の集め方をしたがります。
必要ない物や使わない物など、なんでもいいわけではなく、カラーやデザイン、素材など、自分の価値観にあった物を中心に集めるのが特徴です。
自分自身が好きな物に囲まれていたいという心理が強く、完璧主義な一面もあるため、自分好みではない物には目もくれません。
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特徴9. 人付き合いが苦手
誰とでもすぐに仲良くなれる人がいる一方、どうしたら仲良くなれるのかよく分からない人もいます。
収集癖のある人の中には、人付き合いが得意ではないため、集めた物を使ってコミュニケーションを図ろうとするタイプ**もいるのです。
「ねぇ、それって、この間の〇〇のライブツアーで売ってた会場限定グッズだよね?」
などと、話しかけられ待ちをするために、話のネタになりそうな物を次々と集めてしまいます。
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特徴10. 欲しいものはどうにかして絶対に買うタイプ
収集癖がある人は、自分が惚れ込んだ物にはとことんのめり込むため、購入が難しいものであっても、そう簡単には諦められません。
欲しいものが正規価格で手に入らなかった場合だって、あらゆる手段を使って入手しようと試行錯誤するのです。
そのため、とんでもない高額で転売されていても、悩むのはほんの一瞬、どうしても欲しいという欲には抗えず買ってしまいます。
収集癖がある人はいわば最強のオタクとも言えるでしょう。
収集癖がある人の心理|物を集めてしまう理由とは?
収集癖があるかどうかの診断に4つ以上当てはまったあなたは、収集癖がある可能性大!
とはいえ、収集癖が発揮されてしまうのは、一体なぜなのでしょうか?
ここからは、収集癖がある人の心理や、どんな理由で物を集めたり、物を溜め込むのか、一つずつチェックしていきましょう。
心理1. 謎の義務感がある
収集癖がある人の心の中に発生しやすい謎の義務感。
シリーズ化されているゲームや、連載中の漫画、いつも買っている物の限定品などは、「絶対手に入れて全部揃えないと!」と心に固く誓ってしまうのです。
そのため、最近では飽きて遊ばなくなったゲームや、つまらなくて読まなくなった漫画などでも、発売されたらその度に購入し、最終巻まできっちり揃えます。
心理2. 安心感を得たい
孤独で寂しいという気持ちは、自分一人ではどうにもならない感情です。
そして、その孤独を埋める手段として、収集癖のある人はたくさんの物を買い、常に周りを物で囲まれた状態にしてしまいます。
物に囲まれることで、自分の寂しいという気持ちを落ち着かせようとしているのです。
心理3. ストレス解消をしたい
仕事でのストレスや、人間関係でのストレスなど、溜まってしまったストレスの解消方法として、買い物をする人もいます。
このタイプの人は、自分が本当に欲しい物を買うのではなく、普段は買わないような高額な物を買ったり、たくさんの物を買ったりする行為でストレス発散をしているのです。
そのため、買った後の物には興味がなく、またストレスが溜まったら買い物に出かけるを繰り返してしまうのです。
心理4. 周りから”すごい”と思われたい
他人から褒められたり、羨ましがられたりすればするほど、自分は価値のある人間だと思える人も収集癖が出やすくなります。
常に他人よりも目立っていたい、上に立っていたいという思いが強いため、他の人が持っていない珍しい物や、高価な物を買う事で、自分の価値を確認しているのです。
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心理5. 自分に自信がないのを隠したい
自分に自信がなければないほど、その自信の無さを、どこかでカバーしたいと思ってしまうもの。
収集癖がある人の場合、このカバーを高価な物を身に付けたり、購入したりすることで補おうとしてしまいます。
「シャネルスーツ着てる私すごい!」「エルメスのバーキン、何個も持ってる私すごい!」などと、持っている物のすごさで自分の自信の無さを隠したいのです。
収集癖がある人のデメリット|物を集めすぎるマイナスポイントとは?
収集癖があると、お金と収納スペースがいくらあっても足りないイメージがありますよね。
では、実際に収集癖があると何かデメリットがあるのでしょうか?
ここからは、収集癖がある人のデメリットやマイナスになるポイントについて、一つずつチェックしていきましょう。
デメリット1. お金がかかる
何かを集めようとする時、人からプレゼントでもされない限り、自分で買い集めないといけないので、それだけ出ていくお金が増えてしまうもの。
例えば、1冊数百円程度の漫画でも、息の長いシリーズだと、全巻買い揃えるのにかなりの高額になってしまいます。
また、ゲームやコスメ、ガジェットなど、1つずつの単価が高い物の場合は、さらに高額の出費となってしまい、お金がいくらあっても足りないという現象に陥りがちです。
デメリット2. 友達と疎遠になる
友達付き合いにもそれなりにお金がかかってしまうもの。
収集癖が高じてしまうと、友達と会うために使うお金すらもったいないと思うようになり、次第に友達と疎遠になってしまいます。
そして、使わなくなった交際費は、そのまま物を買うお金にしてしまうので、一度疎遠になった友達とまた会うことも無くなってしまうのです。
デメリット3. 恋人が出来づらくなる
価値観が違いすぎる相手と恋愛関係を続けていくのは、そう簡単な事ではありません。
生活費や恋人とのデート代を削ってまで物を集めてしまったり、恋人よりも物を集める事を優先してしまったりすると、恋人の心もあっという間に離れてしまいます。
また、収集癖があると、恋愛への優先度も低くなってしまうため、新しい恋人も出来にくくなってしまうのです。
デメリット4. 部屋が永遠に片付かない
収集癖がある人は、買う事には躊躇はないけど捨てる事には躊躇してしまうケースが大半。
そのため、物はどんどん増えるのに、もったいないから捨てられない、置く場所ないけど趣味のものに囲まれていたいなど、実生活に支障が出るまで物が溢れかえる事もよくあります。
それでも、買う事集める事をやめられなくて、物だらけの部屋の中で窮屈な生活をしなくてはならないというデメリットが出てきてしまうのです。
収集癖を確実に直す6つの方法|今すぐできる改善方法とは?
「学生の頃から〇〇のグッズ集めるの趣味だったけど、ここんとこ仕事忙しすぎて新作も全然チェック出来てないし、集めるのやめたいんだよな。」
「限定品って書いてあると、つい欲しくなるけど、買っても開封すらしてないんだよね。お金がもったいないし、この癖なんとかしてやめたいな。」
など、厄介な収集癖をやめたいと思っても、長年身体に染み付いた癖は、そう簡単にはやめられませんよね。
では、一体どうしたら、収集癖をやめることができるのでしょうか?
ここからは、収集癖を直す方法や今すぐできる改善方法を一つずつチェックしていきましょう。
改善方法1. 給料日に、1ヶ月間で買う金額を決める
欲しいという気持ちの赴くまま、何でもかんでも買っていたら、金銭的に厳しくなるだけでなく、部屋の中は、あっという間に収拾がつかないぐらい物で溢れかえってしまいます。
この収集癖を改善したいのであれば、まず、毎月、収集に使っても良い金額を設定しましょう。
「毎月3万円までは、趣味グッズに使ってもいいけど、それ以上は翌月に繰り越す事。」
などと、1ヶ月で使えるお金分を金額設定する事で生活費を全て趣味グッズに注ぎ込んだり、友達との約束をキャンセルしたりすることがなくなりますよ。
改善方法2. 新しく買う時は一個捨ててから買う
物を買うという行為がメインで、買った後はそのまま放置しているのであれば、金額ではなく、購入時のルールを作るのも良い改善方法です。
「1つ買ったら、1つ捨てる事。」
このシンプルなルールを作る事で、今以上に物が増えすぎてしまう事を防げるようになります。
既に物が多すぎて困っているのであれば、「1つ買ったら、2つ捨てる事。」と、捨てる個数を増やすルールにしてみましょう。
このルールなら、買えば買うほど、部屋から物が少なくなっていきますよ。
改善方法3. 買い物以外のストレス発散を見つける
「買い物=ストレス発散」となってしまっている場合、ストレスが溜まる度に散財してしまうので、他の方法でストレス発散する癖をつける事が大切です。
- 仕事帰りに週に2回は筋トレやエクササイズなどで身体を動かしてみる
- 友達と会ってお喋りをする
- 美味しいご飯を食べに行く
など、部屋に物が溜まらないストレス発散方法を見つけられると、物を買わなくても自分自身の心を満たせるようになってきますよ。
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改善方法4. 自分の中で、“捨てる基準”を設ける
収集癖がある人は、それが趣味のグッズであろうとなかろうと、集めた物を手放す事をもったいないと強く感じてしまいがち。
しかし、この「もったいない」という気持ちに縛られてしまうと、物は溜まっていく一方です。
溜まった物に対して、それぞれ捨てる基準を定めてみましょう。
- 複数ジャンルある趣味グッズは、推しへの愛が他の推しに移ったら潔く売る
- 1年着なかった服は捨てる
- 購入から1年未開封だった物は売る
など、捨てやすい基準があるだけで物が溜まりにくくなりますよ。
改善方法5. 好きなものを置くスペースを決める
忙しい仕事などで溜まったストレス解消にも役立ってくれる趣味グッズ。
しかし、部屋中どこを見渡しても趣味グッズで溢れかえっていると、恋人が出来づらくなったり、趣味グッズの購入費用で生活が成り立たなくなってしまう場合もあります。
フィギュアを置くのはチェストの上のみ、ポスターを貼るのはベッド横の壁のみ、などと趣味の物を置くスペースを限定すること。
そして、そのスペースからはみ出てしまうものは、捨てるか売るかするようにすると、過度な出費もしにくくなりますよ。
改善方法6. 物を集めること以外の楽しみを見つける
集めるという行為に楽しみを感じてしまうタイプの収集癖の場合、集める以外に楽しめる事を見つける事がおすすめの改善方法。
例えば、同じジャンルのゲームばかりを集めてしまうのであれば、そのゲームを一緒に楽しめる人を見つける事で、物を集める以外の楽しさを共有できるでしょう。
また、寂しい気持ちを紛らわすために集めているのであれば、オンライン上でもリアルでも、その寂しさを共有できる人を見つけること。
自分の趣味や休日の過ごし方を少し変えるだけで、物を集めなくても寂しい気持ちを解消しやすくなりますよ。
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酷すぎる収集癖は改善して、身の丈に合った楽しみ方をしよう!
自分が好きな物が欲しくなるのは、ごく当たり前の心理。
とはいえ、その物欲が強すぎたり、完璧主義すぎたりすると、一度集め始めたものは、最後まで全種類集めないと気が済まなくなってしまいます。
また、行き過ぎた収集癖は、自分の仕事や人間関係などにも、悪影響を与えてしまう可能性も。
収集癖を改善したいのであれば、自分の収集癖はどんなタイプなのか、なぜ、物を集めたくなってしまうのか、などを分析した上で、適切な改善方法を試してみましょう。
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