こだわりが強い人の特徴。こだわりがある男女の長所短所&上手な付き合い方も解説!
こだわりが強い人に当てはまっていませんか?
「こだわりが強い男性との接し方が分からない」「彼女のこだわりが強すぎて困る」など、こだわりが強い性格の人に悩まされることもあるのではないでしょうか。
こだわりが強い性格は長所ですが、その度合いによってはめんどくさいと思われることもあるようです。
今回は、こだわりが強い人の心理や特徴を徹底分析。
さらに、こだわりが強い人の長所や短所、向いている職業、上手な付き合い方や対処法まで詳しくお伝えします。
「こだわりが強い」は褒め言葉?詳しい意味とは
「こだわりが強い」とは、一つの物事や人に対してとことん追求する、という意味を持っています。
また、小さなことでも必要以上に気にしてしまう、という意味も持ち合わせています。
褒め言葉として使われることもあれば、悪い意味で使われることもある言葉です。
こだわりが強い男女の心理とは
男性女性にかかわらず、こだわりが強い性格の人は存在します。
こだわりが強い性格の人の心理とは、一体どのようなものなのでしょうか。
ここでは、こだわりが強い人の心理について、丁寧に解説していきたいと思います。
1. 周囲の評価より自己満足できるかを重視している
こだわりが強い人は、自分の価値観に絶対的な自信があるため、他人の評価を大して気にしません。
こだわりを持っている物事や人に対して、いかに自分が満たされた気持ちになるかが何より大事なのです。
また、客観的な「正しさ」や「誤り」に関心が薄いのも、こだわりが強い人の心理的特徴の一つ。
何事においても、自分が満足できるかどうかが判断基準となります。
2. 自己肯定感が高く、自分の実力を誇示したい
こだわりが強い人は、他の人は到底及ばない知識を持つ自分に自信を持っており、無意識に自分の知識をひけらかしてしまうことも。
これは、「人に認められたい」という心理ではなく、豊富な知識や情報を持っている自分が単純に好きだからです。
周囲の人が知らない知識を自分だけが持っているというのは、自分がとことん物事を追求した証拠や結果とも言えます。
こだわりが強い人はそんな自分が誇らしく、自信に満ちた心理状態でいるのでしょう。
3. 自分ではこだわっているつもりがない
こだわりが強い人にとって、興味関心がある物事をとことん追求するのは、ごく当たり前で普通のことです。
周囲の人が「そんなにこだわらなくても」と助言したとしても、「むしろ周囲が適当すぎるに違いない」と全く聞く耳を持ちません。
こだわりが強い人は自己肯定感が高く、自分に自信があることから、「他人の意見の方が誤っているに違いない」と判断しがちです。
そのため、こだわりを通り越して執着しているような状態でも、本人がそれを自覚できていないことがよくあります。
こだわりが強い人の特徴を解説!
こだわりが強い性格の人には、男性女性のどちらにも共通する特徴があります。
ここでは、こだわりが強い人の特徴について、詳しく解説していきます。
友人や彼氏彼女、または自分自身と、照らし合わせてチェックしてみてくださいね。
特徴1. 自分の意思や意見を曲げない
こだわりが強い人は、自分の価値観や考え方に強い自信を持っています。
周囲の人が何か意見を言ってくることや、アドバイスしてくることがあったとしても、「自分は自分、人は人」というスタンスを崩しません。
簡単に周囲の意見に左右されないのは、意志が強く、自分をしっかり持っている証拠でもありますが、周囲の意見に全く耳を貸さないことから、「頑固者」と影で呼ばれてしまうこともあるようです。
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特徴2. 恋愛も含め、好きなものに対してはとことん一途
興味や関心があるものを、人並みならぬ熱意で追いかけるのが、こだわりが強い人が持つ大きな特徴。
物や人にかかわらず、一度「好き」と感じたものは、全身全霊をかけて追い続けます。こだわりが強い人が恋愛をする場合は、もちろん相手一筋で、浮気なんてもっての他です。
「相手のことを何もかも知りたい」という欲求が非常に強いため、稀に行き過ぎた愛情表現をしてしまう特徴も持っています。
特徴3. マイペースな性格で協調性がない
こだわりが強い人は、自分の時間の使い方にもこだわりやルールを持っています。
そのため、周囲の人に合わせて行動したり、協力して作業をしたりすることに、強いストレスを感じます。
例えば、急がなければいけない状況で周りがバタバタとしていても、自分のペースを全く崩さないのがこだわりが強い人の特徴。
どんな時でもマイペースでいられるのは、長所でもあり短所でもあると言えるでしょう。
特徴4. プライドが高く、ナルシストな一面がある
こだわりが強い人の、物事をとことん追求しないと気が済まない性格は、完璧主義とも言えます。
一切の妥協を許さない完璧主義な姿勢は、高いプライドや自信へと繋がっています。
また、こだわりが強い人には、自己満足にこだわるあまり、ナルシストな傾向がある特徴も。こだわりがある物事に対して、妥協せず追い求める自分に誇りを持っており、そんな自分が大好きなのです。
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特徴5. 値段が高くても良いと思ったものは購入する
こだわりが強い人は、持ち物にも妥協を許しません。洋服や雑貨、車など、物の種類にかかわらず、直感的に良いと感じたものを迷いなく購入します。
判断基準は、「自分が良いと感じるかどうか」のみであり、値段、ブランド、トレンドなどには一切関心を示しません。
普通の人なら躊躇してしまうような高い値段であっても、気負わずポンと購入できるのがこだわりが強い人の特徴。
また、こだわりが強い人には、気に入って購入したものを長く大事に使う特徴もあります。
特徴6. 関心のあるものはとことん追求する
こだわりが強い人は、興味関心を持ったことや、好きだと感じたものであれば、とことん追及したい気持ちが自然と湧き出てきます。
「努力しよう」と意気込まなくても、「もっと詳しくなれるように学ぼう」「上達できるように練習しよう」と、好奇心の赴くまま知識を深めていきます。
普通の人なら、「もう頑張れない」「めんどくさい」と感じる状況でも、苦に感じることなく物事をとことん追求していけるのが、こだわりが強い人の特徴であり、魅力的な面です。
特徴7. 人からの評価や意見が気にならない
こだわりが強い人が行動を起こす時の判断基準は「自分が満足できるかどうか」。
こだわりを持っている物事に対して追及を深め、自分がいかに満たされた気持ちになれるかが重要であるため、他人の評価や意見は全くと言っていいほど気になりません。
また、こだわりが強い人は、自分の価値観や思考に強い自信を持っているのも大きな特徴の一つ。
そのため、仮に他人から強い批判を受けたとしてもダメージを受けることがなく、反対に、「あの人の考えは浅はかだ」と見下すことがあります。
特徴8. 周りが気づかないような細かい部分まで目が届く
些細な部分にまで目が行き届くのは、「何もかも知りたい」という強い心理が働くためです。
こだわりが強い人は、興味関心がある物事に対して、非常に高い集中力や追求心を向けられるため、得られる情報が自然と多くなっていきます。
恋愛においても、好きな相手のことをとことん観察しているため、ちょっとした髪型や体型の変化を敏感に察知することもしばしば。
興味や関心を持った物事に対して、非常に鋭い観察眼を働かせられるのも、こだわりが強い人の特徴です。
特徴9. 人に干渉されたり、支持されたりするのが苦手
こだわりが強い人は、自分の時間や空間にこだわりを持って生活しています。
自分が決めたルールやペースを重視しているため、他人にそれを乱されるのを非常に嫌う特徴があります。
例えば、仕事の場面で急かされたり、急に工程を変更されたりすると、混乱して全く対応できなくなることも。急な変更や周囲の状況に柔軟な対応ができないというのも、こだわりが強い人の特徴だと言えるでしょう。
特徴10. 一人で過ごすのを苦に感じない
一人でいれば、マイペースで思うままに行動することができます。こだわりが強い人は、自分のルールやペースを他人に乱されるのを嫌うもの。
また、自分から誰かに気をつかったり、合わせたりするのも苦手です。だからこそ、こだわりが強い人は一人で過ごすことが気楽で心地良いのでしょう。
もちろん、一人が寂しいと感じることもあるようですが、「誰かに干渉されるよりはずっとマシ」と思うのが、こだわりが強い人なのです。
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こだわりが強い人の長所や短所って?
こだわりが強い性格には、素晴らしい長所やメリットが数多くあります。
しかしその反面、こだわり過ぎることによって、せっかくの長所が短所やデメリットになる場合もあるようです。
ここでは、こだわりが強い人の長所と短所について解説します。
こだわりが強い人の長所・メリット
こだわりが強い人には、こだわりが強いからこそ人より優れている部分があります。
「こだわりが強い」というのは、男性女性を問わず魅力的な要素なのです。
まずは、こだわりが強い人の長所やメリットを解説していきます。
1. 成果物の質が高い
こだわりが強い人は、興味関心があるものに対して、細部までとことん追求し、完璧を目指す特徴を持っているもの。
知識を豊富に持っている上に、労力や時間を惜しまないため、クオリティの高い成果物を作り上げることができます。
こだわりが強い人が自分自身を生かせる仕事と出会った時、その能力は大いに発揮されます。
「プライドを持った仕事ぶりが信用できる」と、仕事で成功するパターンも多いようですよ。
2. 興味関心があるものはとことん追求する
一途な性格や、粘り強さも、こだわりが強い人の長所です。
興味がある物事に対して、高い集中力を持ってとことん取り組んでいけるため、「趣味で始めたことがいつの間にかプロ級の腕前になっていた」ということも珍しくないようです。
また、こだわりが強い人は、恋愛においても一途で愛情深いという長所を持っています。他の人に目移りすることなく、一人の相手を真剣に深く愛します。
3. 自分が納得できるためなら努力できる
こだわりの強い人は、「もっと知りたい」「もっと上達したい」という欲求が強く、高い向上心を持っています。
そのため、普通の人なら避けたくなるような努力も、大して苦に感じることなく黙々と行えます。
自己満足のためなら、困難なことやめんどくさいことも軽く乗り切れてしまうのです。時間や労力を惜しまず努力し続けられるのも、こだわりの強い人の魅力的な長所です。
こだわりが強い人の短所・デメリット
こだわりが強いことは魅力的な性格の一つとして挙げられますが、場合によっては短所やデメリットとなってしまうこともあるようです。
ここでは、こだわりが強い人の短所やデメリットについて、解説していきたいと思います。
1. 意見が曲げられないため、めんどくさいと思われやすい
こだわりが強い人は、簡単には揺るがない価値観や考えをしっかりと持っています。
他人の意見に左右されないのは長所ではありますが、どんな場面でも周囲の意見に全く耳を貸さないため、「めんどくさい人」と思われやすい短所があります。
仕事でもプライベートでも協力して何かを行うのが難しいため、扱いにくいと敬遠されてしまうこともあるようです。
2. 考え方が極端で柔軟性がない
「こうと決めたらとことん突き進む」のが、こだわりが強い人の特徴。
やるかやらないかの二択でしか考えられないため、他の方法を模索したり、一旦保留にしたりすることができません。
例えば、仕事で効率を上げるため、新しい工程を指示された場合、こだわりが強い人は元の工程にこだわったり、極端にやる気をなくしたりしてしまいます。
変化に柔軟な対応ができないのは、こだわりが強い人の短所だと言えるでしょう。
3. 人から指摘されるとすぐイライラする
こだわりが強い人は、自分のルールやペースを重視する性格です。
他の人から、「そんなに丁寧にする必要はないから早く仕上げて欲しい」「この前教えた方法で作成して」などと指摘されると、反射的にイライラしてしまいます。
これは、自分のルールやペースで物事を進められないことに納得がいかず、強いストレスを感じるためです。
他人にペースを合わせられない、他人の意見を素直に受け入れられない、というのは、こだわりが強い人の短所と言えます。
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こだわりの強い人に向いている仕事
こだわりが強い性格は、環境によって長所と短所のどちらにもなり得ます。
つまり、こだわりの強さを上手に活かせる仕事に就けば、長所として仕事の能力をグングン伸ばしていけるということです。
ここでは、こだわりが強い男性や女性に向いている仕事をご紹介していきます。
仕事1. 一つのことを詳しく突き詰める「研究者」
研究者は、ある目標に向かって実験や分析を何度も繰り返す職業です。結果を出すためには、数えきれない失敗や綿密な計画が必要になります。
こだわりが強い人は、人並みならぬ熱意で物事に取り組んだり、納得がいくまで追及を繰り返したりできるので、研究者向きと言えるでしょう。
粘り良さや高い集中力も持ち合わせているので、研究の成果にも期待できます。
仕事2. 自分の色を存分に出せる「クリエイター」
クリエイターは、感性や緻密性が求められる職業。作品を仕上げるためには、豊富なアイデアや知識、そして、とことんこだわり抜くことが必要とされます。
まさに、こだわりが強い人の特徴を長所として存分に活かせる職業だと言えるでしょう。
また、納期さえ守れば、自分のルールやペースで仕事ができるので、周囲からのストレスが軽減されるという大きなメリットもあります。
仕事3. 一人で仕事に取り組める「プログラマー」
プログラマーは、パソコンに向かって黙々と仕事を進めていく職業です。チーム単位で仕事を請け負うこともありますが、基本的に仕事は一人で行います。
仕事の過程で確認やチェックはあるものの、周囲と協力しながら一緒に作業するようなことがないため、自分のペースで仕事ができます。
ひたすらパソコンに向き合う仕事は孤独ではありますが、孤独が苦にならず、高い集中力を持つこだわりが強い人なら、快適な職業に感じられるかもしれません。
仕事4. 一途に極められる「職人」
職人は、高い技術や長い経験が必要とされる職業。その中でも、靴職人や鞄職人は人気が高いと言われています。
職人になるためには、現場で積極的に技術を学ぶことや、多くの知識を身につけることが求められます。
こだわりが強い人は、興味や関心のあることに対して、時間や労力を惜しまず努力できる特徴を持っているため、職人向きと言ってもいいでしょう。
強いこだわりがある人との上手な付き合い方や対処法
こだわりが強い性格を持つ人は、男性女性を問わずいるものです。
職場の上司や同僚、彼氏や彼女など、身近にこだわりが強い人がいる場合もあるでしょう。
ここでは、こだわりが強い人への上手な付き合い方や対処法を解説していきます。
対処法1. 適度に褒めて自尊心を高めてあげる
こだわりが強い人は、自己肯定感が高く、強い自信を持っているため、他人からの意見や批判を大して気にしません。
ですが、自分がこだわっていることや得意としている部分を褒められると、とても喜ぶ特徴を持っています。
褒めることを適度に繰り返すことによって、こだわりが強い人は少しずつ心を開きやすくなるでしょう。
そうすることで、自分のルールやペースを譲歩する姿勢を見せてくれるようになる可能性が期待できます。
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対処法2. 相手のこだわっている部分を表立って否定しない
こだわりの強い人が大切にしている物事や考え方を頭ごなしに否定すると、あっという間に距離を置かれてしまう恐れがあります。
一度距離を置かれてしまうと、全く意見を聞き入れてもらえなくなるため、関係を修復するのが難しくなってしまいます。
こだわりが強い人と上手に付き合うには、相手がこだわっている部分に理解を示すことが重要。
こだわっている部分を否定したり変えようとしたりするのではなく、「そういう人なんだ」と、割り切って接すると良好な関係が築けます。
対処法3. 頼み事は機嫌が良いときにする
こだわりが強い人は、時間の使い方や生活ペースにもこだわりを持っています。
自分のペースを乱されるのが嫌いなので、基本的に頼み事や面倒事は引き受けない傾向があります。
そのため、こだわりが強い人に何か頼み事をする時は、機嫌が良いタイミングを見計らうのがポイント。嬉しい出来事があった後や、リラックスしている状態の時などを狙うといいでしょう。
対処法4. 遠すぎず近すぎない程良い距離感を保つ
こだわりが強い人は、自分のルールやペースを大切にしており、それを乱されることをとても嫌います。
そのため、あまり親密な関係になりすぎると、こだわりが強い人は「干渉されている」と感じ、ストレスとなってしまうことがあります。
こだわりが強い人と、良好な関係を築きたいなら、程良い距離感で付き合うようにしましょう。相手のペースを乱さない距離感を保つことが大切です。
こだわりが強い人とは上手に関わっていきましょう。
こだわりが強い人の心理や特徴、長所や短所、さらに、向いている職業や上手な対処法について、詳しく解説しました。
こだわりが強い男性や女性に悩まされている人は、こだわりが強い人の性質を知ることによって、上手な付き合い方が見つかるかもしれません。
また、自分自身がこだわりが強いタイプと自覚している人は、自分の活かし方を見つけることで、その能力伸ばしつつ周囲と上手くやっていけるはずです。
「こだわりが強い」という性質を知り、認めることで、居心地の良い関係を築いていってくださいね。
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