当事者意識とは何か?意識が低い人の特徴&持たせる方法を徹底解説

HaRuKa 2022.04.30
責任感が強い当事者意識が高い人っていますよね。そこで今回は、当事者意識がない人の特徴や原因から、当事者意識を周囲の人へ持たせる方法やメリット、自分自身の当事者意識を高める方法まで詳しくご紹介します。ぜひ参考にして、自分だけでなく周囲の当事者意識も高められる人を目指しましょう!

部下や後輩へ当事者意識を持たせる時の対処法は?

当事者意識を高めると、仕事の上でも色々なメリットが得られます。周りの部下や後輩に当事者意識を持たせたいと考えている人も多いですよね。

次に、部下や後輩が当事者意識を持つにはどうすれば良いか、具体的な5つの方法をご紹介します。


当事者意識の持たせ方1. なるべく具体的に指示出しすることを心がける

仕事に対する目的を理解していないと、何のための仕事か分からず、どうしても他人事ととらえてしまいがちです。

まずは仕事に対する理解を深めるために、部下や後輩には具体的な指示出しを心がけるようにしましょう。

具体的な指示から仕事の目的が理解でき、主体的に取り組もうとするため当事者意識を持つきっかけになりますよ。


当事者意識の持たせ方2. あえて責任を持たせて、自覚してもらう

仕事に対する意欲ややりがい、情熱がないと仕事に対しても消極的、受動的になってしまいます。

仕事への意欲ややりがいを持たせるためには、ある程度責任感を自覚させて、プロ意識を持たせるのも有効です。

自分の責任感を自覚させると、失敗後の責任への理解や仕事へのやりがいにつながるため、当事者意識を持つようになるでしょう。


当事者意識の持たせ方3. 決断させる機会を設けてあげる

物事を他力本願、自分の意見ではなく他人に流されるままだと当事者意識を持つことはできません。

自分自身で決めて、自分の意見や行動が出せるようにするには、仕事の上で自分で決断する機会を持たせるのが効果的です。

自分の指示に従わせるだけでなく、部下や後輩自身が考えて決断する機会を設ければ、自信にも繋がり当事者意識が芽生えていくでしょう。


当事者意識の持たせ方4. 少し発破をかけて危機感を持たせる

仕事に対して「何とかなる、どうにかなる」と楽観的な場合は、ミスした後の悪い結果が想像できないため、当事者意識の元になる責任感も得られません。

楽観的な部下や後輩に対しては、少し煽ってみたり、発破をかけたりして仕事に対する危機感を持たせてみましょう。

「このままだと納期に間に合わないかもしれないよ」など、失敗による具体的な結果を想像させるのがポイントです。


当事者意識の持たせ方5. 無事に成功したら、褒めて自信をつけてあげる

当事者意識を高めるには、実は叱るよりも褒めて自信をつける方が効果的です。

無事に成功した場合は、褒めてあげると本人も仕事に対する自信の他、達成感も得られます。もしも褒めるところがない場合も、叱るのではなく適切なフォードバックをして次に生かせるようにしましょう。

後輩や部下を褒めて、成功体験を積み重ねて自信をつけてあげるのも、当事者意識を持つことへの近道です。

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当事者意識が低い場合、高める方法とは

当事者意識とは、自分で高めたい、持ちたいと思ってもどうすればいいか分からない人も多いでしょう。

次に、当事者意識を持つ、または高めるために有効な方法を3つ紹介します。

自分の当事者意識の低さを改善したいと思っている人も、ぜひ参考にしてください。


当事者意識の高め方1. 自分の言動や行動にしっかりと責任を持つ

責任感を持って仕事に取り組むようになれば、責任の所在が自分にあることが分かるため、「何としても失敗しないように」と仕事へ主体性が持てます。

日ごろから他人任せにせず、自分自身の言動や行動に責任を持つようにすると、自分で考えた上で発言や行動できるようになるでしょう。

おのずと高い責任感を持って行動できるようになるので、当事者意識を高められます。


当事者意識の高め方2. 粘り強く諦めない気持ちを持つ

無理だと思ったらすぐに諦めてしまう根気のなさは、人にすぐに頼ってしまう原因にもなります。

まずは一つのことに対して諦めない気持ちを持つ、最後までやり遂げるように意識を変えてみましょう。

小さい仕事や物事から最後までやり遂げるようにして、成功体験を積み重ねていけば何事にも最後までやり遂げられるようになります。

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当事者意識の高め方3. 「できない」ではなく、「どうすればできるか?」と思考する

自分に自信がないなどの理由で「どうせ自分にはできない」と思っていると、仕事をいつまでも自分ごととして受け入れられません。

最初からできない、と諦めてしまうのではなく「どうすればできるようになるのか」を考える癖をつけてみましょう。

自分で仕事の進め方を考えられるようになれば、自分ごととして受け入れられるようになり、主体性をもって仕事を進めていけるようになります。


当事者意識がある人になって、仕事に取り組みましょう。

当事者意識とは、ビジネスシーンで求められる責任感や主体性、意欲や向上心と言った大切な要素にも深く関わっています。

当事者意識が低いとデメリットも多く、逆に高めると多くのメリットが得られるでしょう。

当事者意識を持つ、または高める方法を今日から実践していけば、仕事に主体性を持って取り組めるようになりますので、ぜひ自分自身の成長につなげてくださいね。


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