仕事のやる気が出ない原因とは|モチベーションを上げる解決方法を解説
仕事のやる気が出なくて辛いと感じている方へ。
働いているとどうしても仕事へのやる気が出ないということもありますよね。「やらなきゃいけない」と心では思っているのに、どうして実際にやる気が出ないのでしょうか。
ここではやる気が出ない人の特徴や原因と、やる気がない状態で仕事を続けた場合のデメリット、どうすれば仕事へのやる気を取り戻せるのかといったことを解説します。
仕事へのモチベーションを取り戻したい方や、部下など身近な人のモチベーションが上がらないことで悩んでいる方は参考にしてみてくださいね。
具体的にどんな人?仕事のやる気がない人の特徴
ここでは、仕事のやる気がない人の特徴や、人がどういう時にやる気を失ってしまいがちかを解説します。
自分や彼氏など身近な人のモチベーションを上げたいと思うなら、まずやる気がでない心理や感情を理解する必要がありますよ。
やる気がない人の特徴1. 基本的に無気力で覇気がない
何事にもエネルギッシュに取り組むポジティブな人がいる一方で、逆に、何に対しても前向きになれず、一生懸命に取り組めない人もいます。
努力して何かを成し遂げるとその成功の体験自体が次の挑戦への原動力になります。しかし、努力する習慣が身についていない人は無気力で覇気がなくなってしまい、やる気がない人になってしまうのです。
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やる気がない人の特徴2. 受動的で自分からアクションを起こさない
同じ仕事をやるのでも、自分が必要だと思ったからやるのと、人にやれと命令されてやるのとではやる気に差が出てきます。
仕事のマニュアル作りでも部屋の掃除でも、自分が必要だと思って自発的に始めた作業なら誰でも一生懸命になるでしょう。
逆に言うと、仕事で受け身の態度が習慣になってしまっている人は仕事にやらされてる感が強くなってしまって、やる気が低くなってしまいがちです。
やる気がない人の特徴3. 仕事を頑張る意義や目標がない
人がやる気を持って仕事をするためには、その仕事にどんな意味があるのか、なぜそれをするのかという目的意識や、どこまでやれば達成になるのかという目標が必要です。
逆に、理由も言われず、ゴールも示されず、ただやれと言われるだけではめんどくさいと思うだけで、意欲は上がりません。
なぜその仕事をするのか目的や意義を見失ってしまったり目標が見えなくなってしまっていたりする人は仕事への意欲を失いがちです。
やる気がない人の特徴4. 成長意欲や向上心がない
仕事でも趣味でも、何かが以前よりも上手にできるようになると嬉しいものですから、上達それ自体がモチベーションアップに繋がります。
逆に言うと、スキルアップや上達に興味が持てないなら、その作業へのやる気を維持するのは難しくなります。
仕事上の成長意欲や向上心が持てない人は仕事へのやる気を保つのは難しく、やる気のない人になりがちです。
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やる気がない人の特徴5. 内心では仕事がつまらないと思っている
嫌いなことや興味を持てないことを続けていくのはどうしても無理が出てしまいます。もちろん、仕事ですから好むと好まざるとに関わらずやらなければなりません。
しかし、生活のためや義務としてだけでは、その仕事へのモチベーションを維持するのは難しいです。場合によっては、仕事を辞めることも考えてしまうでしょう。
本心ではその仕事をつまらないと思っている人は、義務以上のレベルで仕事へのやる気を示すことはないと言えます。
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やる気がない人の特徴6. 失敗しても反省せず、同じミスを繰り返す
やる気がない人の特徴として、より高いクオリティで仕事を成し遂げたいと思っていないということが挙げられます。
目の前の与えられた仕事をこなすことはしますが、やった結果がどうだったのか、やり方が正しかったのかなどに関心が薄く、結局、仕事を続けていても経験から学ぶということをあまりしません。
何度も同じ失敗をして怒られるような人は自分の仕事のクオリティに興味がない人であり、つまりやる気がない人であると言えます。
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やる気がない人の特徴7. 職場の人と距離を置いている
仕事が上手く行った時に一緒に喜んでくれたり褒めてくれたりする人がいれば嬉しくなりますし、ミスした時などにフォローしてもらえる仲間は心強いものです。
しかし、そうした仲間が身近にいなければ喜びを分かち合う機会もなく、辛いこと、しんどいことを分散させることもできなくなってしまいます。
職場の人とあまり親密な関係を作らず、一人でいることが多い人は、仕事の辛い面をより強く感じるようになってしまい、やる気がない人になってしまいがちです。
何がきっかけ?仕事のやる気が出ない原因とは
ここでは、なぜ仕事をやる気が出ないのか、その原因やきっかけについて解説していきます。
自分や彼氏など身近な人のモチベーションが上がらないことで悩んでいる人は、その原因を分析して状況を改善するための手がかりにしてください。
やる気が出ない原因1. 職場の人間関係がうまくいっていないから
自分と仲が良い人の成功は一緒に喜ぶ気になれますが、仲が悪い人の成功はあまり嬉しく思えません。もしかすると、そのアラばかりが目に付いてしまったり、たまたま上手くいっただけというように悪意で見てしまったりすることもあります。
また、仲が悪い人には失敗が必要以上に悪く見られてしまい、不必要に怒られるということもあるでしょう。特に男性は同じ男性を出世競争の敵と捉えがちですし、女性も女性社会の中で人間関係が複雑になりがちです。
職場の人間関係がうまくいっていないと、良いことは評価されず、悪いことは必要以上に悪く評価されてしまいますので、職場全体のやる気を減退させてしまいます。
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やる気が出ない原因2. 頑張っても給料が上がる見込みがないから
仕事の結果への評価として、給料が上がるというのは大きなインパクトを持ちます。お金だけが全てではありませんが、この仕事をどれだけ上手く仕上げても給料には関係がないとなれば、あまりモチベーションは上がらないでしょう。
男性なら上のポストが詰まっていて昇進が阻まれていたり、女性だからということで昇進や給料に上限が設けられていたりすると、それ以上頑張っても給料が上がることはないので、やる気を失ってしまうでしょう。
やる気が出ない原因3. 今の仕事に充実感や達成感がないから
人は無意味な作業には耐えられません。自分がやっている仕事が何の役に立っていて、自分がその仕事をうまくやれているかどうかのフィードバックが仕事への意欲を保つ上では重要です。
自分が担っている仕事が何の役に立っているのかを見出せず、求められている水準を満たしているのかどうかも分からないようだと仕事は単にめんどくさい作業でしかなく、やる気は失われていくでしょう。
やる気が出ない原因4. 成果ではなく、上司に気に入られた人が出世するから
大抵の人は自分が不公平な扱いを受けるととても大きな不満を持ちます。自分が仕事で成果をあげられなかったのならともかく、好みで評価をされたら不公平だと感じるでしょう。
特に男性の上司と女性の部下、あるいは逆に女性の上司と男性の部下など、異性同士の関係でエコヒイキがあると不満が大きくなりがちです。
上司に気に入られた人が出世するのだと思えてしまうと、成果をあげようという意欲が低下してしまって やる気がなくなってしまうでしょう。
仕事のやる気が起きない!惰性で仕事を続けると起こり得るデメリットとは
ここでは、やる気が出ない状態で惰性でだらだらと仕事を続けていった時のデメリットを解説します。
やる気が無い状態でもそれなりに仕事をこなしていくことはできますが、自分にも周囲の人にも様々な影響を及ぼしてしまいます。
デメリット1. 好きな仕事に比べて飲み込みが遅く、楽しくない
趣味でも仕事でも自分が本心から関心を持てることは、同じように同じだけ時間をかけてマニュアルを読んだり、試行錯誤を繰り返したりしても、より深く早く理解できるようになってそれだけ上達も早くなります。
反対に、やる気のない状態で惰性で仕事をしていても飲み込みが遅くなりますし、上達もしませんから、いつまで経ってもその仕事が楽しいと思えるようになりません。
デメリット2. 仮に仕事で成果が出ても喜べない
義務と惰性だけでやっている仕事は、他人ごとでしかありません。
その仕事に関心があるわけではありませんから、うまくいかなくても特に大きなダメージはありませんし、成功したところで大して嬉しくもないのです。
やる気がない状態で仕事をこなすと、仮にその仕事がうまくいったとしても努力の結果でもありませんから本心から喜べなくなってしまいます。
デメリット3. 給料のためと割り切っても、ストレスが溜まる
やる気がない状態で仕事を続けていると、お金のためにつまらない、めんどくいことをしているという意識が常につきまといます。お金で縛り付けられて、やりたくもないことをやらされているという意識が大きくなってしまうのです。
養う家族がいる男性なら特に義務感は強くなりますし、女性でも生活のために仕事を続けなければならないと強く考える人も多いでしょう。
表面的には給料のため生活のためと割り切っているようでも、次第にストレスを溜めてしまい、仕事を辞めることを考えてしまうようになったりもします。
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デメリット4. 態度が悪いと思われやすく、周囲と良好な人間関係が構築しにくい
義務と惰性で仕事を続けていると義務以上のことをしようという気にはなりません。誰かが困っていたとしても、それを助けてあげるのは自分の 役目ではないと思ってしまって冷たい人と思われてしまうこともあります。
惰性で仕事を続けていると仕事への意識が前向きでなく態度が悪いと思われて、周囲の人との人間関係が悪化してしまいがちです。
仕事のやる気が出ない時の対処法を解説!
ここでは、どうしても仕事へのやる気が出ないという時の対処法を解説します。
重要なポイントは、仕事と正面から向き合うか、それとも一旦距離を置くか、どちらにしても惰性でダラダラと続けないというところです。
やる気が出ない時の対処法1. 一旦、本気で仕事に打ち込んで圧倒的な成果を出してみる
自分が得意なことには前向きに取り組みやすくなりますし、その仕事を好意的に捉えられるようになります。めんどくさいだけであまり興味が持てない、好きになれない仕事でも、上手にできるようになったり成果をあげられるようになったりすれば、前向きにとらえやすくなるのです。
仕事へのやる気が出ないという時は、1度本気でその仕事に取り組んでみて目覚ましい成果をあげられれば、自分の中でその仕事への意識が変わることもあるでしょう。
やる気が出ない時の対処法2. 職場の人と積極的に話して、仲良くなってみる
仲間がいると、成功した時に一緒に喜べますし、ミスをしてしまった時にもフォローしてもらえます。喜びはより大きくでき、辛いことや苦しいことはいくらかでもやわらげられるようになるのです。
仕事へのやる気が出ないという人は、職場の人と積極的な関わりを持ってみて仲間を作ることができればやる気を取り戻せるようになるでしょう。
やる気が出ない時の対処法3. 原因を分析して、やる気が出る打開策を見つける
仕事へのやる気が出ないなら、必ずそこには何か原因があるはずです。例えば、毎日の仕事が同じことの繰り返しになってしまっていて成長を感じられないなら、仕事に使える新しいスキルを身につけてみたり資格の取得をしてみたりしてみましょう。自分の成長が実感できるようになるとやる気を取り戻せることがあります。
仕事へのやる気が出ない原因に心当たりがあるならその原因を克服することを考えてみましょう。
やる気が出ない時の対処法4. ゆっくりと休んで心身共に回復する
心身ともに疲れ果てているなら、まず必要なのは休息です。ミスをして怒られる、毎日の残業が多い、あるいは人間関係が悪いなどで心身が強いストレスに晒されていると、人間は本能的にエネルギーの消費を抑えることを優先してしまいます。
もし最近疲れが溜まっていると感じるなら、一度ゆっくりと休んでみて、心身ともにリフレッシュすると仕事へのやる気を取り戻せる場合もあります。
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やる気が出ない時の対処法5. 恋愛や趣味など、仕事以外の部分を充実させてみる
ストレスを解消してリフレッシュできる時間や場所を作ってみてもいいでしょう。仕事で消耗してそのダメージを癒すことができないと、どれだけメンタルが強い人でも、いずれ疲れ果ててしまって仕事へのやる気を失ってしまいます。
男性でも女性でも、新しい趣味を始めてみたり、彼氏や彼女を作ってみたり、プライベートを充実させて仕事へ向かうエネルギーを充電できるようになればやる気を取り戻せるようになりますよ。
やる気が出ない時の対処法6. 本気でやりたい事があるなら、思い切って転職してみる
今の仕事の他に本当にやりたいことがあるのなら、どうしても今の仕事には本心から関心を持てなくなってしまうでしょう。
もっと大事なものがあるのですから、今の仕事は結局あなたの中で一番大事なものにはならないのです。
他に本気でやりたいことがあるのなら、今の仕事を辞めるという思い切った決断をするしか、やる気を取り戻せる方法はないかもしれません。
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やる気がない時は、自分に合った対処法を試してみよう
この記事では、やる気がない人の特徴や、やる気がない状態でダラダラと仕事を続けた時のデメリット、やる気を取り戻すための方法を解説してきました。
仕事を続けていると、誰でもやる気がでないという時期はあります。そんな時でも、なぜやる気がでないのか、どうしたらやる気を取り戻せるのかが分かれば対処はしやすくなりますよ。
記事を参考にして、前向きに仕事に取り組めるようになってくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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