当事者意識とは何か?意識が低い人の特徴&持たせる方法を徹底解説
理由は何?当事者意識が低い原因とは
当事者意識が低い人には共通した特徴がありますが、一方でなぜ自分が当事者意識が低くなってしまうのか分からない人もいます。
次に、当事者意識とはどんな原因で低くなるのか、5つの具体的な原因についてご紹介します。
原因1. 責任を背負いたくないから
仕事をしていると、成功もあれば当然失敗もします。失敗をした時に「自分が責任を負う面倒を避けたい」「周りの評価を下げたくない」という気持ちが、自分の責任から逃れるために当事者意識を低くする原因にもなるでしょう。
ミスをした時は、自分ごとではなく他人に責任をなすりつけて、言い訳ばかりをする人も多いです。
原因2. 周囲の目を気にしすぎているから
周りからの目を気にしている人は、人からの評価が怖いために積極的な行動や意見を控えてしまいやすいです。
その結果、自分ごとではなく他人の意見や行動に合わせて仕事をしてしまうので、どうしても仕事が他人事と感じてしまうでしょう。
自分の考えがあってこその仕事ができない、周囲の目が気になるのも当事者意識の低い人の原因の一つです。
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原因3. 周りに助けてもらう環境で育ってきたから
常に誰かが自分を助けてくれる環境で育ってきた人は、人に頼ることや手伝われることを当たり前と感じています。自ら行動や仕事をしてみようという気持ちがありません。
困ったことがあれば自分で解決するのではなく、すぐに「人にやってもらえばいい」という他力本願な考え方から、当事者意識が低くなってしまうのです。
原因4. 少しでも楽することばかり考えているから
当事者意識は責任感や面倒も全て引き受ける気持ちです。
面倒ごとを持ちたくない気持ちから当事者意識が低くなり、仕事に対してもただ「求められていること」のみをすれば良いと、なるべく楽に終わらせることを踏まえて取り組むでしょう。
ただ与えられた仕事だけをこなすことが目的なため、仕事から新しいことを学んだり、能力が伸びたりすることもありません。
原因5. 取り組むことに対する目的がわかってないから
仕事の本質や目的を理解していない人は、何のために仕事をしているかが分からず、どうしても仕事に対するやりがいや情熱が欠けてしまいます。
仕事に対して本気に取り組めないため、仕事を能動的に行おうとせず、どこか他人事と考えてしまう人も多いでしょう。
仕事の目的を理解していないことが、当事者意識を低くする原因になっている場合もたくさんあります。
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