誰かに“助けてほしい時”に知るべき考え方。しんどい時に響く名言も紹介
何もかもしんどくて、誰かに助けてほしい時ってありますよね。
大きなミスをしたり、仕事がうまくいかなかったりして、人生に疲れたと思うことってありますよね。「誰かに助けて欲しい」という気持ちになる人も多いでしょう。
今記事では、助けてほしいと感じる瞬間がいつなのか、助けてもらいたい時に知っておくべき考え方を紹介します。
現在進行系で人生がしんどいと感じている方は、自分と向き合ってポジティブに生きられるよう、対処法を試していきましょう。
「もう疲れた…しんどい」と、助けてほしいと感じる具体的な瞬間7選
頑張って何かをしている以上、誰にでもうまくいかない時はあるもの。ここでは、しんどくて助けてほしいと感じる具体的な瞬間を7パターンご紹介します。
辛い感情になってしまっている原因を把握してみましょう。
助けて欲しい時1. 仕事で大きな失敗をしてしまった時
できる限り精一杯努力していても、思うような結果にならないことはあります。
自分の不注意やミスによって、仕事で大きな失敗をしてしまった時、激しく落ち込んでしまう人は多いでしょう。
迷惑をかけたことで自分を必要以上に責めたり、誰かからひどいことを言われたりすると、助けてほしい気持ちになってしまいます。
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助けて欲しい時2. 学校や職場でいじめを受けている時
職場のパワハラや、学校でのいじめが依然として減っていかず、社会問題になりつつあります。
追い込まれている時は、なかなかそこから逃げ出すこともできず、誰かに助けてほしい気持ちでいっぱいになる人も多いです。
なんでも腹を割って話せる人や、電話で相談する人が身近にいないことで、苦しい時間が続いてしまう傾向にあります。
助けて欲しい時3. 大好きな人に振られてしまった時
失恋をしたり、大好きだった人との恋が叶わなかった時は、人格全体を否定されたような気分になりますよね。
そんな恋愛で大きなダメージを負った時も、誰かに助けてほしいと感じる代表的なタイミングです。
仕事や勉強などに身が入らなくなってしまい、何をしても楽しくないような心理状態が続いてしまうこともあります。
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助けて欲しい時4. 信頼していた人に騙された時
どんな状況においても、人は誰か他の人との繋がりや信頼関係を感じながら、それを前提にして生きています。
その中でも、信頼を置いていてた人に騙されてり、嘘をつかれていた時などは、大きなショックを感じるでしょう。
驚きのあまり誰も信じられなくなり、誰かに助けてほしいという漠然とした心理だけが残ってしまいます。
助けて欲しい時5. 努力してきたことが実らなかった時
仕事でもスポーツでも恋愛でも、全ての人が良い結果を得て、同じように報われることはまずありません。
そのため、努力をしても結果が出ないことはありえますが、やはり自分が経験すると辛いものです。
多くの時間や労力を犠牲にしてきたことが無駄になってしまったように感じて、助けてほしいと思ってしまうことも多いでしょう。
助けて欲しい時6. 借金を抱えたり、金銭的な問題に直面した時
人生において、病気や怪我といった想定していない事情で、突然収入が止まってしまうことがあります。
また、家族や友人の借金を背負わないといけなくなるような状況になってしまうことも、少なからずあるでしょう。
金銭的な問題は、近い将来の生活や生命に直結するため、焦る気持ちが強くなって誰かに助けてほしい気持ちになりますよ。
助けて欲しい時7. 子育てや家庭でストレスを抱えている時
子育てや家事などは、経験したことがない人が考えるよりも、はるかに負担が大きく、精神的にもしんどいものです。
特に子育てや家事を、仕事と両立させているような主婦は、ストレスや過労のあまり体調を崩してしまうことも。
手伝いをお願いする人も身近におらず、とにかく誰かに助けてほしいと思っている人は多いでしょう。
「誰か助けて」と思った時に、知っておくべき6つの考え方
あてもなく漠然と誰かに助けてほしいと思っても、なかなかしんどい気持ちがなくならず、辛い状況から抜け出せません。
ここでは、そんな助けて欲しい時に、知っておいたほうが良い考え方のなかで、代表的なものを6つご紹介します。
考え方1. 逃げ出したい時は、逃げても良い
人生に疲れた時や、追い込まれた時は、どうしても視野が狭くなってしまい、逃げようとする選択肢が思い浮かばないケースもありえます。
そんな辛くてどうしようもない時は、逃げ出すことが正解な時もあるということを、覚えておきましょう。
無理して頑張ってしまうと体調を崩したり、精神的に弱ってしまったりしてしまうことがあります。
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考え方2. 冷静になり、客観的に自分を見つめる
いい結果を望むがあまり、前のめりな考え方になってしまうことも、よく陥りがちなケースです。
悩みやトラブルに対して焦る気持ちはわかりますが、一旦冷静になって、客観的に自分と状況を見つめ直しましょう。
案外、解決への道のりがはっきりと思い浮かんできたり、ポジティブな考えが湧いてきたりすることが期待できます。
考え方3. 今までで一番辛かった事を思い出してみる
過去の辛かったことや、苦しかった経験も、今になってみればいい思い出になっているということはたくさんあるはず。
そんな、過去のできごとと比較することで、「なんとかなりそうだ」と思えるきっかけになることもあります。
苦しい経験や、うまくいかない状況が自分を成長させることに気が付けるというメリットもあるでしょう。
考え方4. 一人で抱え込まず、周囲に頼ってみる
誰かに助けて欲しい時、どうせ誰も自分を助けてくれないと思い込んでいる、というのもよくあるケースです。
しかし、単純に自分の周りの人たちが、その苦しんで疲れた状況に気がついていないだけのことも。
勇気を出して周りに助けを求めてみると、すんなり協力してくれて、事態が良い方向に進んでいくことも珍しくありません。
考え方5. 辛いことはずっとは続かないと考える
誰かに助けて欲しい時や、解決へのきっかけがつかめず、疲れた時は、もう一生このしんどい状況が続いてしまうような心理に陥ります。
しかし、どんないいことも悪いことも、永遠に続くことはありません。
いつかは良いことがあると信じることで、気持ちが前に向いて、もう少し頑張れる勇気が湧いてくるでしょう。
考え方6. 失敗や辛い事は自分を成長させてくれるきっかけになると信じる
人は失敗や辛いことを経験することで、自分の欠点や能力を認識できて、そこから努力することで大きく成長していくものです。
よって、少し嫌なことがあったからといって、なんでも逃げ出していると、成長は見込めません。
この辛い状況こそが、自分を成長させてくれていると信じることで、気分が上がってくるでしょう。
もう嫌だ。助けてほしいと感じた時の具体的な7つの対処法
誰かに助けて欲しい時に、考えすぎるとネガティブな感情ばかり湧いてきて、どんどん苦しくなっていきます。
そのため、あまり考えすぎずにアクションにつなげることが重要。
次に、助けてほしいと感じた時の、具体的な対処法を7つご紹介します。
対処法1. 現状を紙に書き出して整理する
大きなトラブルや、悩み事を抱えている時は、複雑に物事が絡み合ってしまっていることもよくあります。
そんな時は現状を紙に書きだして整理し、冷静に全体像を把握してみるというのがおすすめの対処法です。
そうして可視化することで、悩みの原因が明らかになったり、改善策が思い浮んでくることが期待できるでしょう。
対処法2. 友人や家族に話を聞いてもらう
悩みや問題点は、解決に向かう具体的なアイディアが出てこなくても、ただ誰かに相談したり、電話で話したりすることで気が楽になるもの。
面と向かって話すと少し本心を話しにくくなる可能性があるので、電話を活用するといいでしょう。
友人や家族の中に、ただ優しく頷い聞いてくれるような人が思い浮かぶのであれば、積極的に甘えて相談してみましょう。
対処法3. 旅行をしたり本を読んだり、新しい価値観に触れて視野を広げる
普段の生活がルーティンになっているのであれば、そこから意図して離れてみるというのもおすすめの対処法の一つ。
旅行をして綺麗な景色に触れてみたり、本を読んで知識を吸収したりして、新しい価値観を育んでみましょう。
視野が広がって、今まで見えていなかった解決方法や、原因となっている盲点に気がつく可能性があります。
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対処法4. 映画やアニメを観て現実逃避する
苦しい状況を解決しようしすぎると、どうしても視野や考え方が偏ったものになりがちです。
そんな凝り固まった頭をほぐすために、映画やアニメなど、何かストーリーに熱中できるものを見るというのもおすすめ。
1〜2時間ほどの現実逃避をすることで、頭がすっきりしてフレッシュな発想ができるようになるでしょう。
対処法5. 運動をして汗を流す
失敗やトラブルに巻き込まれ、助けて欲しいと思うほど悩んでいる時は、精神的なストレスも溜まっています。
一人で黙々と作業していても、なかなか良い考えが思い浮かばないのであれば、思い切って体を動かして汗を流しましょう。
ストレスが発散できるだけでなく、睡眠欲や食欲も促進され、健康的な体と心を取り戻せます。
対処法6. 気が済むまで寝る
体が疲れた感じがして、なぜかいつもだるい状況になっている場合は、気付かないうちに睡眠不足になっている可能性も。
考えすぎて眠れないことがきっかけで、睡眠周期が狂ってしまっている場合もあります。
ずっと眠気がとれないのであれば、一回気が済むまで寝てみて、生活習慣をもう一度整えることを意識しましょう。
対処法7. 没頭出来る趣味に打ち込む
落ち込んでいる時や、大きな課題に対して悩んでいる時は、なかなか楽しいことや、遊びといったものに気が向きにくいものです。
しかし、たまには思いっきり息抜きをしてリラックスすることで、また頑張れる活力を手にいれることができます。
没頭できるような趣味があるのであれば、時間を作って打ち込んでみるといいでしょう。
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心が折れそうな時におすすめの名言5選
人生で大きな困難やトラブルに遭遇した時、それを解決してきた過去の偉人たちの言葉が、勇気付け、心を軽くしてくれることがあります。
最後に、そんな心が折れそうな時におすすめの名言を5種類ご紹介します。
名言1. 「疲れたら休むが良い。彼らもまた遠くは行くまい。」ツルゲーネフ
ロシアの有名な小説家であるツルゲーネフという人の言葉です。
課題や困難に対して焦っても努力しすぎても仕方ないので、素直に休むべき時は休む方が良い、ということを改めて言われているような気がしますね。
名言2. 「黙ってこらえているのが一番苦しい。盛んにうめき、盛んに叫び、盛んに泣くと少し苦痛が減ずる。」正岡子規
正岡子規は日本の俳人や歌人として有名です。困難やトラブルに対して、自分一人だけで立ち向かうべきではないという意味合いが強いでしょう。
限界が来る前に、勇気を出して誰かに頼ってみるのが良いということですね。
名言3. 「何も後悔することがなければ、人生はとても空虚なものになるだろう。」ゴッホ
画家のゴッホは、生きている間はあまり評価されておらず、たくさんの失敗をし、苦しんだ期間が長いことで有名。
誰もが避けたくなるような失敗や後悔こそが、のちの人生に役に立ち、充実感をもたらしてくれるという意味です。
名言4. 「逃げた者はもう一度戦える。」デモステネス
デモステネスという古代ギリシャの政治家の言葉です。悩み事が辛すぎるあまり、ついつい無理やり突き進んでしまいがちになりますよね。
しかし、状況を見つめて失敗や負けを認め、時には逃げ出すことも大事だということを教えてくれます。
名言5. 「運が良い人も、運が悪い人もいない。運が良いと思う人と、運が悪いと思う人がいるだけだ。」中谷彰宏
俳優として、また多くの自己啓発本を書いている著作家として活躍している中谷彰宏の言葉です。
成長につながると思うことができれば、困難も幸運と捉えることもできます。ポジティブに取り組むことが何より大事ですね。
助けてほしいと思ったら、自分に合う解決方法を試してみて。
人生に疲れて、助けて欲しいと考えている人の特徴や原因をご紹介しました。解決方法が見えない悩み事は、本当に苦しいものですよね。
しかし、どれだけ苦しくても、この先ずっと続いていくようなものは何一つとしてありません。
冷静に自分と向き合い、着実に成長するきっかけと捉え、さらに魅力的な人物になってくださいね。
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