読書の効果がすごい!おすすめの読み方と本を読むメリットを大公開
本を読む習慣をつけたい方へ。読書の極意を徹底レクチャー
読書にはたくさんの効果があると言われていますが、なかなか習慣化しない人も多いでしょう。具体的にどのような効果があるのか理解すれば、本が苦手な人でも「読んでみようかな」と思えるはずです。
今回は、読書の効果を15選ご紹介。読書が習慣化する方法や効果的な本の読み方についても解説していくので、ぜひチェックしてみてくださいね。
日本人の平均的な読書量はどのくらい?
本を読むと良いと聞いたことはあっても、実際には読書を習慣化している人は少ないのではないでしょうか。
平成25年度「国語に関する世論調査」の結果の概要によると、マンガや雑誌を除いた1ヶ月の読書量は、読まないと回答した人が全体の47.5%と半数近くに及ぶとされています。
次に多いものでも平均で1、2冊程度と、数字を見ても日本人の読書離れが進んでいるようです。
読書する事で得られる15個の効果やメリット
本を全く読まない人も多い中、読書をすることで得られる効果やメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは15個の効果やメリットを紹介していきます。これを読んだら普段本を読まない人も、思わず本を手に取りたくなるはずですよ。
読書効果1. 語彙力が養われる
本を読むことで、今まで使ったことのないような言葉の言い回しや表現方法が分かるようになります。
人と話す機会があった時、国語力があるのとないのでは、その人に与える印象が大きく左右されるものです。
本を読むことで語彙力が養われるため、自分が伝えたいことをスムーズな言い回しで伝えられるようになるでしょう。
読書効果2. 仕事に必要な教養が身につく
社会人になると仕事をうまく進めたり、人間関係を円滑にするためにも、学問や技術だけでなく教養があることが重要です。
たくさんの本を読めば読むほど知識として自分の中に蓄えられるため、物事の本質を捉えられるようになったり、センスが磨かれたりします。
仕事に必要な教養を身につけるためにも読書は効果的な方法といえるでしょう。
読書効果3. 新しい価値観を知ることができる
人間は自分の価値観で普段は生活していますが、それだけでは考え方が偏ってしまったり、新しいアイデアが浮かばなくなってしまいます。
人によって価値観は様々ですが、読書によって本の数だけ自分にはない新しい価値観を知ることができるのです。
新しい発想力や考え方が偏らないためにも、新しい価値観を知ることで自分を成長させることが大切になります。
読書効果4. 引き出しが増えるため、コミュニケーションが上手くなる
誰かとコミュニケーションを深めようとした時、相手にとって、知る価値のある話を話題にできる会話力があると良いでしょう。そのためには、相手に合わせた話題を提供できる知識が必要です。
読書をすることで、読んだ本の数だけあらゆる知識が学べます。それだけ自分の中で引き出しが増えるので、相手に興味をもってもらえるような話題が提供できるため、コミュニケーションが上手くなりますよ。
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読書効果5. 文章を書くことが上手くなる
文章力は生きている上で必ずといっていいほど必要になる能力です。社会人になってからも仕事のプレゼン資料や業務連絡のメールの作成など様々な場面で文章力が必要です。
文章力は書くことでも鍛えられますが、読書でたくさんの文章を目にすることでも効果的に鍛えられます。
自分が知らなかった言葉や表現に数多く触れられるため、たくさん本を読んで様々な文章に触れることで文章が書くことが上手くなるのです。
読書効果6. 論理的な思考が身につく
本の著者が読者に自分の考えを伝えるには、相手に伝わるような文章構成が必要です。一冊の本の中には著者による論理的な文章がたくさん詰まっています。
読書によって著者の考えた文章を読み解いて理解することで、著者による論理的な思考力を学べます。様々な著者の本を読むことで、その都度論理的な思考が身につくことにつながるのです。
読書効果7. 記憶力が向上する
本の内容を理解するためには、本を読みながら頭の中で情報を記憶し、整理していかなければなりません。
例えば物語の場合、物語の設定や背景、キャラクターの名前など様々な情報を記憶しながら読み進めるでしょう。
読書をすると、自然に記憶して思い出すことを繰り返し行うため、記憶力が向上し脳の機能が強化されます。
読書効果8. 何事にも集中して取り組めるようになる
読書はTVや漫画などと違い、文章以外の情報が与えられません。本の内容を理解するためには文章を読み解かなければならず、集中力が必要になります。
読書によって自然と集中力を使うため、読書をすればするほど集中力が鍛えられます。
集中力が鍛えられれば、読書だけでなく様々な場面でも集中して取り組めるようになるのです。
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読書効果9. 気分をリフレッシュし、ストレス発散になる
読書には集中力が必要です。集中することで、ストレスの原因となるような現実の嫌な事を忘れられます。
興味のある本を選んで読書に集中すれば、泣いたり笑ったり感動したり、感情移入することでストレス発散になり、現実のストレスを忘れられるでしょう。
集中して本を読むことで、読み終わった後には気分がリフレッシュし、ストレス発散にも効果的です。
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読書効果10. どこでもできるので、移動時間などの無駄な時間が減る
読書は本さえあれば、場所や時間を選ばず、いつでもどこでもできるのが特徴。電車の中やちょっとした待ち時間などにさっと本を取り出してすぐに取り組めます。
暇つぶし感覚でどこでもできるので、移動時間などの無駄な時間を有効活用できるのも読書の効果です。
気軽に読めることも読書をする大きなメリットといえるでしょう。
読書効果11. 成功者や偉人の考え方を参考にできる
伝記や歴史書などからは、直接関わるのが難しい成功者や歴史上の人物など、その人たちが何を考えどんな思想を持っていたのかがわかります。
成功者や偉人の考え方は、人生で迷った時や何かの壁にぶち当たった時など、問題を乗り越えるためのヒントになることがあります。
読書によって会って話くことができない成功者や偉人の考え方に触れることで、その考え方を引き継いで参考できるでしょう。
読書効果12. 趣味にすれば、お金があまりかからない
本は一冊数百円~数千円と手頃な価格で購入できるだけでなく、必要であれば図書館で本を借りれるでしょう。
お金をかけずに様々な本を手に取れるので、趣味にすれば、お金をかけずにたくさんの本を読めます。
スポーツやドライブなど趣味には様々なものがありますが、その中でも低コストで隙間時間を有効活用できるなど、メリットが多いのも読書の効果と言えるでしょう。
読書効果13. 本質を見極めるのが早くなる
本は文章からの情報を読み解いて内容を理解しなければなりません。読書すると読解力や洞察力、理解力が高まるため、本質を見抜くのが上手になります。
本質を見極めるということは、物事について本当に大切な部分が理解できているかどうかということ。
読書によって本質を見極めるのが早くなれば、仕事をスムーズに進めやすくなったり、人とのコミュニケーションも上手くいきやすくなります。
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読書効果14. 本を読んでいるという事が、自信になる
読書をすることは、本の内容が身につくだけでなく、本を読むという行為そのものが自信をつけさせる効果があります。何かにチャレンジする時には成功をイメージするためにも自信を持つことが大切です。
何冊もの本を読むことで、「自分はこれだけの本を読んできたのだから大丈夫」というように普段から勉強している、努力していると実感でき、それが自信に繋がるのです。
読書効果15. 本を読む人の方が収入が高いというデータがある
現代人の読書実態調査を見ていくと、年収1,500万円以上の約40%が1ヶ月で3冊以上の本を読むとされています。一方で年収が300~500万円未満は約23%しか1ヶ月で3冊以上の本を読んでいないそうです。
世の中で有名な大富豪といわれる人たちにも読書家として知られる人が多くいます。このように本を読む人の方が年収が高いというデータからも、読書には様々な効果があることが分かるでしょう。
読書が苦手な人が読書を習慣化する5つの方法
スマホやパソコンで文字を読むことはできても、読書となると苦手意識を感じてしまう人も多いでしょう。
苦手でも読書を習慣化したいと考える人のために、ここでは読書が苦手な人が読書を習慣かする5つの方法について紹介していきます。
習慣化する方法1. 通勤の電車や寝る前など、毎日決まった時間に読書をする
読書だけでなく、物事を習慣化させるためには毎日決まった時間に行うことが効果的です。
「毎日読書をする」よりも「毎日通勤電車の中で読書をする」というように、具体的に目標を設定した方が行動しやすいでしょう。
時間を決めていなければつい後回しにしてしまい、結局読書をしないまま1日が終わってしまうこともあります。
読書を習慣化させるためには、通勤の電車や寝る前など、毎日決まった時間に行うようにしましょう。
習慣化する方法2. 電子書籍を活用する
読みたい本があるけれど、買いに行く手間や時間が負担だと感じる人もいるでしょう。そんな時には電子書籍の活用がおすすめです。
電子書籍はインターネット上で読みたい作品が購入出来るため、書店に足を運ぶ手間が省けます。
本を収納するスペースも必要なく、何よりも専用端末があれば複数の本を持ち歩くことができるので、その時の気分によって好きな本が読めるのも魅力です。
気軽に本を読みたい人には電子書籍を活用してみても良いでしょう。
習慣化する方法3. 文字量が少ない本や、小説など読みやすい本を読み、成功体験を積む
読書が苦手な人は気軽に読める本から初めてみるのがおすすめです。分厚い本だと読み進めるのにも時間がかかり、次第に本を開かなくなってしまうことも少なくありません。
読書を習慣化させるためには気軽に読める文字量の少ない本や、小説など読みやすそうな本を選び、1冊読み切ったという成功体験を積むことが大切です。
成功体験を重ねることで本への苦手意識をなくすことが出来るでしょう。
習慣化する方法4. あえて新品の本を買い、金銭的にコストをかける
何かを始めようとした時に、お金をかけて道具や材料を揃えてしまえば、たとえ気持ちが変わっても無駄にしないように挑戦しますよね。
読書も同じように、あえて新品の本を購入することで、金銭的にコストをかけてみましょう。
「せっかく本を買ったんだから読まないと」というように、心理的にもプレッシャーをかけて読書をせざるを得ない状況にするのも一つの方法ですよ。
習慣化する方法5. カフェや図書館に行き、読書に集中できる環境を作る
読書をするためには環境も大切です。スマホやテレビなど周りに誘惑されてしいまうものがある環境では、つい読書の手が止まってしまうこともあります。
カフェや図書館に行って読書に集中できる環境を作るのも、読書を習慣化する方法の一つです。
居心地の良いカフェを見つけてコーヒーを飲みながらゆっくり読書すれば、気分をリフレッシュさせられますよ。
読書好きが実践する、効果的な本の読み方7つ
せっかく読書をするのなら、最大限に効果を高めたいと思う人も多いでしょう。
ここでは読書好きが実践する効果的な本の読み方を7つピックアップして紹介していきます。
効果的に読書をしたい人はぜひ参考にしてくださいね。
本の読み方1. 何が目的でこの本を読むのか考える
ただ何となく本を読み進めるだけでは、読書をする意欲もわきませんし内容もあまり頭に入って来ません。
読書の効果を高めるためには、まず、何が目的でこの本を読むのかを考えてみましょう。
目的が明確になることで、本に書いてある情報の中から大切なこととそうでない事が見極められるので、内容の理解もしやすくなりますよ。
本の読み方2. 素直な気持ちで読書をする
本の内容を理解するためには、まず「この本には何が書いてあるのか、著者は何が言いたいのか」を理解する必要があります。
そのためにはまず素直な気持ちで読書をしてみましょう。著者の意見を受け止められる素直さがないと、内容の本質が分からず理解できないため、いくら読書しても意味がないものになってしまいます。
素直な気持ちで読書をすることは、内容を理解するためにも効果的です。
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本の読み方3. 要点をノートにまとめる
読書をしていると「これは後で役に立ちそう」「しっかりと覚えておきたい」ような要点が出てくるでしょう。読んだ内容をしっかりと記憶づけるためにも、要点をノートにまとめることが大切です。
ただし、本を読みながら要点をまとめてしまうと本に集中出来なくなってしまいます。気になる部分には付箋などで目印をつけておき、区切りの良い部分で付箋を元に要点をノートにまとめるのがおすすめです。
本の読み方4. 気に入った本は何度も読み返す
一度読んだ本は内容を理解したつもりでも、読んだタイミングや場所などの環境によって内容の理解度が微妙に変化します。
気に行った本は何度も読み返すことで、一度目に読んだ時には気がつかなかった本質を捉えられたり、覚えていたつもりでも忘れていた部分があったりなど、読む度に新しい発見があります。
読めば読むほど内容を深く理解できるため、気に入った本は何度も読み返してみるようにしましょう。
本の読み方5. 全部読むことにこだわらなくて良い
本は最初から最後まで一字一句しっかりと読まなくてはいけないと思う人も多いでしょう。本を読む目的は読破することではなく、内容から必要な知識を学ぶことです。
目次から興味のある箇所を見つけて読んだり、パラパラと本をめくって目に止まった箇所を読むだけでも良いでしょう。
必要な内容が理解できれば全部読むことにこだわらなくて良いのです。
本の読み方6. 本で得た知識をアウトプットする習慣を作る
勉強などでも「人に教えると覚える」と聞いたことがあるはず。本を読むときも同じで、読書で知識を吸収するだけでなく、アウトプットする前提で読書をするとより知識が身に付きます。
本の知識を覚えるだけでなく、アウトプットするためには自分の考えと結びつけ、説明するために内容をまとめなければなりません。
本で得た知識をアウトプットする習慣をつくれば、誰かに本の内容を教えられるところまで深く内容が理解できますよ。
本の読み方7. 「この本は何が言いたいのか?」を一言で要約する
本を読み終えたらそれで満足してしまい、何となく読んで終わりになってしまったということもあるでしょう。
本を読み終えたら最後に「この本は何が言いたいのか?」を一言で要約することで、改めて本の内容を振り返れます。
自分の言葉で本を要約することで改めて内容が整理でき、頭に入りやすくなるため、とってもおすすめですよ。
読書初心者におすすめ!読書術を学べる本5選
読書を習慣化させるためには、読書術を学ぶところから始めてみるのもおすすめです。
ここでは読書初心者におすすめしたい読書術が学べる本を5冊紹介していきます。これから本を読もうという人はぜひ参考にしてください。
おすすめ本1. 「大人のための読書の全技術」齋藤孝
「読書スピードを自在にギアチェンジしながら、要約できるレベルで理解する」ようになることを目的として、著者が自ら実践し、磨き上げた読書術が紹介されている一冊です。
この本を読むことで「読書が必要な理由」や「読書の仕方」「読書で得た知識を自分のものにする方法」など、まさに読書の全技術が理解できるでしょう。
Amazonで詳細を見るおすすめ本2. 「バカになるほど、本を読め!」神田昌典
タイトルの「バカになるほど」とは、周りからバカなのかと思われるほど既成概念にとらわれない発想ができるということ。
1冊の本から必要な情報を得るためには、どのような本の読み方をすれば良いのかが詳しく解説されています。
読書の価値や速読のコツ、他社と意見を述べ合い気づいたことを行動に移すなど、読書会から得られるものについても学ぶことができるでしょう。
Amazonで詳細を見るおすすめ本3. 「読書の腕前」岡崎武志
寝床や喫茶店、電車やバス、トイレ、お風呂など起きている間はずっと本を読む、一年に3,000冊の本を読んでいるという著者による体験的読書論です。
ベストセラーの読み方から、読もうと思って買ったまま積まれていく「ツン読」の効用や古本屋との付き合い方まで、思わず目の前にある本を読みたくなるような1冊となっています。
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本を読むことの必要正や読むことで得られることの重要性など、なぜ本を読むべきなのかについて、著者の経験を基に解説している一冊です。
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ジャンルにこだわることなくまずは乱読。とにかく本を読んでみようという気持ちにさせられる本です。
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今回は読書の効果について解説してきました。今まで読書の習慣がなかった人でも、読書によって得られる効果がわかれば、まず一冊読んでみようという気持ちになったのではないでしょうか。
初心者の人は、紹介した5冊の読書術が学べる本から読み始めてみるのもおすすめ。興味のある一冊から読書を始めてみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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