冗談が通じない人の心理&特徴。シャレを本気にする人の対処法とは?
冗談が全く通じない人って結構多いですよね。
何気ない会話の中で、冗談のつもりが伝わらず、冗談が通じない人にとまどったという人は少なくありません。
気軽な話題にも関わらず、険悪な雰囲気になってしまうと話し方に迷うものです。
今回は、冗談が通じない人の心理を解説した上で、冗談が通じない人の特徴や冗談が通じない人への接し方と対処法についてご紹介します。
冗談が通じない人の心理とは?
ちょっとした冗談を深刻に受け取って、気まずい雰囲気になったという経験をした人は多いでしょう。
冗談のつもりで話していても、冗談だと伝わらない場合はその後の会話が弾みにくいですよね。
冗談が通じない人はどのような心理が働くのか、主な5つの心理についてご紹介します。
心理1. 空気が読めていない
友人同士や職場の仲間などが集まって、わいわいと話していると、会話の途中で冗談が飛び交うのは珍しくありません。
その場を盛り上げようという意図で冗談を言っていることがほとんどですが、冗談が通じない人は「今そういうことを言うのはおかしい」などと会話の流れを止めたりします。
その場の空気を読まず、ただ自分が面白いと感じるかどうかだけを考えるため、「面白くない」とバッサリ切り捨てることもあるでしょう。
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心理2. 真面目すぎて、そのまま受け止めてしまう
冗談が通じない人は、他人が言った言葉の持つニュアンスを感じ取ろうとせずに、真正面から受け取ります。
基本的に根が真面目なため、言葉の意味をストレートに解釈するのです。
例えば「仕事サボって飲みに行きたいね」などと発言した相手に対して、「ダメだよ、仕事をちゃんとしてい人がいるのにサボりたいなんて!」と怒ったりします。
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心理3. 心に余裕がない
話していて冗談を交えても通じない人は、精神的なストレスを抱えていることが多いです。
仕事や恋愛などで不安や不満を感じていると、毎日を楽しく過ごせず、冗談を受け入れるだけの心の余裕がありません。
冗談を笑いに変えるような精神状態ではないため、「何が面白いの?」と冷たく反応してしまいます。
切羽詰まっていることでさらに余裕をなくしていくという悪循環に陥っていることも多いのです。
心理4. 馬鹿にされていると勘違いしている
一般的な話をしているだけにもかかわらず、自分のことを言われていると気にしすぎてしまうのは、冗談が通じない人に働く心理としてよく見られます。
冗談の内容について「もしかして自分のことを言っているのではないか」と思い込み、笑われ馬鹿にされていると勘違いしてしまうのです。
そのため冗談に対して過剰に反応し、「失礼ね」と怒り出したり、黙り込んでしまったりして、場の雰囲気を悪くするというパターンが多いです。
心理5. コンプレックスを抱えており、ネガティブに受け止めてしまう
冗談が通じない人は、コンプレックスを抱えていることが多いです。
他人から見れば気にするようなことではないことを深刻にとらえていて、外見や性格などにおいて人よりも劣っている部分があると思い込んでいます。
そのため、会話の中に近いテーマの話題が出ると、コンプレックスを指摘されその場にいる全員でちゃかしていると感じ、落ち込むのです。
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【男女共通】冗談が通じない人の特徴
冗談が通じない人は、男女関係なく共通した特徴があります。
彼氏や彼女と話していて冗談のつもりが伝わらず喧嘩になることがあるなら、冗談が通じない人の特徴を持っているかもしれません。
冗談が通じない人が持つ特徴についてご紹介します。
特徴1. 誠実で曲がった事が嫌い
冗談が通じない人の特徴として目立つのは、正義感が強く真面目であるということです。
常に誠実であろうとし、駆け引きをしたりごまかしたりする言動が許せないため、冗談を言ってふざけている人を見ると落ち着きません。イライラしてしまいます。
その場の空気を読むのが苦手で、読もうという努力もしないため、他人の発言をそのまま受け止めて「何を言っているの!」「そんなこと言っちゃダメ!」などと、怒ったり説教をする傾向が強いです。
特徴2. 思い込みが激しい
会話の中での冗談をまともに受け取り、ショックを受けたり落ち込んだりするのは、冗談が通じない人の特徴です。
冗談を言った人は特定の誰かに向けて話しているわけではないのに、「私のことを言っているんだ」「遠回しに嫌いだと言われている気がする」などととらえて、「もっと早く言ってくれたら良かったのに」などと言い出し周りを驚かせることも。
ネガティブな話題ほど自分のことだと思い込む傾向にあります。
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特徴3. 悲観的に物事を受け止める癖がある
冗談が通じない人は、会話の中の冗談を流したり軽く受け止めるということが苦手です。
例えば会話の中で「何もかもしてあげてばかりいると振られちゃうよ」と冗談で言われた場合、「大丈夫だよ」と流すのではなく「良かれと思っていたけど私が悪いのか…」と悲観的に受け止めてしまいます。
マイナス思考が強く、自分を責めることが多いと言えるでしょう。
特徴4. 友人が少なく、交友関係が狭い
もともと人とコミュニケーションを取ることが苦手だと、冗談が通じない人になりやすいです。
会話をしている相手の心理を読めないので瞬時に気の利いた返事を返せず、言葉のまま解釈してしまう癖があります。
「そんな風に思われていたのか」と落ち込んで人と話すことを避けるようになるため、さらに友人関係が狭くなりコミュニケーションが苦手になるという悪循環に陥りやすいです。
特徴5. 視野が狭く、周りが見えていない
他人との交流が苦手で避けることが多いために、狭い視野で物事を考えながら過ごしているというのも冗談が通じない人の特徴の一つ。
自分が興味のあることにしか目を向けないため、人によって様々な考え方を持っているということが理解できていません。
ついていけない話題に対しては「そういうのよく知らないな」と冷めた気持ちで聞いているため、冗談を言われても白けた態度を取るのです。
特徴6. 相手の話をよく聞いていないことが多い
冗談が通じない人は、自分の興味のない話題についてはあまり聞いていないことが多いです。
その場にはいても話題が頭の中に入っていないため、話の流れが把握できておらず、一部分の言葉尻をとらえて批判したり、否定したりします。
話の全体的な流れで人が言った冗談が分からないので、的外れな批判や否定をしていることが多いでしょう。
特徴7. プライドが高く、常に上から目線
外見や性格、仕事の実績など、何かしら人よりも自分は優れていると感じている人は、冗談が通じない場合がよくあります。
自分は人とは違うという心理が働いており、冗談を交えた会話自体がくだらないと考えているのです。
プライドも高く、ふざけながら話すことに抵抗があるため、誰かが冗談を言うと「何が言いたいのか分からないからちゃんと説明して」などと話の腰を折ることが多いでしょう。
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冗談が通じない人への対処法や接し方
気軽に冗談を言ったり受け止めたりできる人がいる一方で、冗談が苦手でどうしたらいいか分からない人も少なくありません。
冗談が通じない人がいるということを理解して、上手に対処していくことが必要です。
冗談が通じない人への対処法や接し方について、おすすめの方法を4つご紹介します。
対処法1. 馬鹿にするような冗談を言わないようにする
自分としては軽い冗談だったつもりでも、聞く人によってショックを受けたり腹立たしさを感じることがないとは限りません。
知らず知らずのうちに「あの人は他人の気持ちが分からない人だ」と思われるのは避けたいもの。
たとえ長年の友人や職場の仲間など普段から親しく付き合っている場合でも、相手が馬鹿にされたと感じる可能性のある冗談は控えるようにしましょう。
対処法2. 笑顔で誠実な対応を心掛ける
会話をしているうちに、「この人はあまり冗談が通じない人のようだ」ということが何となく分かるものです。
冗談が通じない感触があるなら、できるだけ冗談は控え、礼儀正しく誠実な姿勢で接するように心がけましょう。
根が真面目な人ほど、冗談を言う人に対してふざけているという嫌な印象を持ちます。
礼儀正しく接するよう意識すれば、良好な関係が続くでしょう。
対処法3. 仕事や勉強の話など、真剣な話題を中心に会話する
冗談が通じない人は、会話の内容や話している人の態度の中でふざけている雰囲気が好きではありません。
「不真面目そう」「馬鹿にしている」といったネガティブな印象を持つ傾向にあるので、冗談を言わないでできる会話をするよう心がける必要があります。
仕事や勉強といった真面目な内容の話題であれば、良い雰囲気で会話が弾む可能性は高いでしょう。
対処法4. 相手をこまめに褒め、持ち上げるようにする
プライドが高く、自分を認めてほしい願望が強い人は冗談が通じないタイプです。
たわいもない話をしている人たちと自分とは違うという意識があるため、冗談を言ってもスルーしたり「それって面白いの?」と言ったりします。
こういうタイプの人は褒められると機嫌がよくなるため、「それはすごい!」「○○さんだからできることですね!」などと持ち上げるように努めると会話がスムーズに進むでしょう。
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彼氏/彼女が冗談が通じない場合の対処法
恋人が生真面目で冗談が通じないタイプだと、会話が盛り上がらない時があります。
彼氏や彼女に対してどのように対処するのが良いか知っておくと、接し方に迷うことは少なくなるでしょう。
ここからは、彼氏や彼女が冗談が通じない場合の対処法についてご紹介します。
対処法1. 冗談を言ったあとにすぐにフォローを入れる
会話の中で冗談を言っても、彼氏や彼女の反応が薄かったり嫌な顔をされたりすると困るものです。気軽に冗談を言ったつもりが伝わっていないわけですから、会話がなかなか弾みません。
彼氏や彼女の反応が良くない時は「冗談だよ、本気で思ってないから」などとすぐフォローしておきましょう。
冗談が伝わらなかったとしても、相手への配慮が感じられるので険悪になることは避けられます。
対処法2. 冗談を言うキャラだということを認識してもらう
男女にかかわらず、会話の中に冗談を交えて話すのが好きな人はいます。
会話が盛り上がる方法ではありますが、彼氏や彼女も冗談が好きとは限りません。
「時々冗談を言うけどあまり気にしないでね」などと伝えて、自分が冗談を言うのが好きなタイプだと知っておいてもらうのは一つの方法です。
常識の範囲内の冗談なら受け入れてくれるでしょう。
対処法3. 相手がわかりやすい冗談を言うように心掛ける
彼氏や彼女が冗談が通じないと思っている場合、もしかしたら単に伝わりにくい冗談を言っているだけかもしれません。
「今のは冗談なの?」「意味が分かりづらいから笑えない」など、冗談か本気か判断がつかないと反応しにくいのです。
マニアックな内容の冗談や、誰に対して言っているか不明な冗談などはできるだけ避けて、誰にでも伝わるような分かりやすい冗談を言うよう意識すれば、彼氏や彼女も笑ってくれて会話が弾みやすくなります。
対処法4. 真面目な性格など、恋人の良い部分に目を向ける
冗談を言ってもほとんど笑ってくれない、そんな彼氏や彼女の態度にがっかりすることがあるかもしれません。
「遊び心がない」「話していてつまらない」と感じることもあるでしょう。
しかし、冗談を言って否定されるのならともかく、話を聞いてくれるのであれば彼氏や彼女が気遣ってくれていることになります。
「ヘラヘラしていない」「真面目な話はきちんと聞いてくれる」など、冗談が通じないのではなく彼氏や彼女のいい面だと解釈する気持ちも必要です。
冗談でも触れてはいけない3つのNGな話題
普段から冗談を言うのが好きで、会話を盛り上げるコツの一つとして冗談を言っている人は多いでしょう。
しかしいくら悪気がなく純粋に盛り上げたいという気持ちだけだったとしても、人によっては不快に感じる話題があります。
冗談でも触れてはいけないNGな話題について、3つご紹介します。
話題1. 相手の親族について
恋人同士なら、お互いの家族や親族について話すことは珍しくありません。好きな人の価値観やルーツを知ることができる話題として、聞きたいという人もいるでしょう。
しかし、例えば「お金持ちが多いんだね、おうちはもしかしてお城?」など、資産や学歴などの繊細な部分を冗談めかして話すのは失礼です。
相手の親族を揶揄しているように聞こえて、相手が不快感を覚える可能性が高いでしょう。
話題2. 宗教や政治について
恋人同士であっても、マナーとして触れてはいけない話題の一つが宗教や政治に関することです。
深く信仰している宗教や支持している政党について、冗談がてら否定したり批判するということは、相手だけでなく、相手と同じように宗教を信仰し政党を支持している人たちをも否定し批判していることと同じになります。
相手からすると、自分を含めた同志が揶揄されたように感じて、険悪な雰囲気になる可能性があるのです。
話題3. 相手の体のコンプレックスについて
誰にでも、触れてほしくないコンプレックスを持っています。特に「背が低い」「目が一重で細い」など、体に関するコンプレックスは生まれつきのものが多いため非常に繊細な問題です。
そういったコンプレックスを冗談めかして触れられると、悪気がなかったとしても相手は傷つきます。
関係が悪化する可能性もありますから、自分からは話題に出さないよう心がけましょう。
冗談が通じない人には、”めんどくさい”と思わず上手に接していきましょう。
恋人や友人、職場の仲間などで冗談が通じない人がいると、会話が盛り上がりにくくて困るという人はいるでしょう。
しかし、誰もが冗談を言ったり聞いたりするのが好きなわけではありませんし、そもそも冗談だと取らない人も多く、自分の価値観で冗談を言うのはリスクが高いです。
この記事を参考に、冗談が通じない人の心理や接し方をつかみ、お互いに心地良い関係を築くよう努めてみてくださいね。
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