“保身に走る人”の心理や特徴とは?責任逃れする人への接し方や対処法を紹介
「保身に走る」とは?どんな意味で使われるの?
保身に走るとは、自分の立場や地位、出世を最優先し守ろうとする姿勢のことです。
保身には、自分の安全を守ることや自分の地位や名誉を失わないようにするという意味があります。
だから、保身に走る人は自己中心的な考え方をしたり、自分の非を認めなかったりする特徴があるのです。
例えば、仕事で失敗をしたにもかかわらず、自分の立場を守ることだけを考えて責任転嫁をする姿勢は「保身に走る」行動だと言えます。
保身に走る人の5つの心理|どんな原因や理由があるの?
「どうして保身に走ってしまうの?」
「保身に走る人の理由が知りたい」
会社や知り合いに保身に走る人がいると「なぜいつも保身に走るの?」と感じるはず。
保身に走る人は、どのような考え方をしているのか気になりますよね。
まずは、保身に走ってしまう原因をご紹介します。
保身に走る人がどのような心理を抱いているのか把握するためにも、参考にしてみてください。
心理1. 自分に自信がない
自分に自信がないため、またミスをしてしまったらどうしようと不安に思い保身に走ります。
- 今まで仕事で成功した経験や体験が少ない
などが特徴です。
常に自分をどのように守ったらいいのか、逃げ腰で考える心理が働いています。
心理2. 責任を負わされたくない
責任を負うことに負担やストレスを感じる人は、保身に逃げる共通点があります。
責任を負うと失敗した時に、自分の地位や名誉が傷つく可能性があるからです。
自分で責任を負わなくて済むように、責任転嫁をしたり立場を守ったりします。
心理3. 信頼を失いたくない
保身に走る人は、仕事でミスをすると今まで積み上げてきた信頼や実績が崩れてしまうと考えています。
実際にミスが発生すると「自分は悪くない」「知らない間に起きた」などと主張することが。
自分の信頼を守ることを第一優先に行動してしまうのが理由です。
心理4. 逃げ道を用意しておきたい
保身に走る人は、自分の失敗を受け止めて謝罪することが苦手です。
だからこそ、
- 前もって「上手くいくかわかりませんよ」などと伝えておく
などの行動をします。
「万が一ミスをしても自分のせいではない」と捉えることで、安心感を得ているのです。
心理5. プライドを保っておきたい
保身に走る人はプライドが高く、ミスをした時に他人から馬鹿にされたくないと考えています。
自分のせいではないと言い訳をするなど、常に自分のプライドが守れるよう対策をしているのが原因としてありますよ。
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