そりが合わない人との10の付き合い方。職場でストレスを溜めない最強のコツとは?
そもそも、“そりが合わない”の意味とは?
「そりが合わない」とは「馬が合わない」の類義語で、反り方が違う刀と鞘のように、考え方が一致しないため協調できない様子を意味します。
例えば、「性格が合わない」「価値観が違う」などの理由から相性が悪く、人間関係が上手くいかない人同士のケースで使われますよ。
そりが合わない人との上手な付き合い方10個|イライラしないコツは?
「そりが合わない人とうまく付き合う方法を知りたい。」
「職場の上司とそりが合わなくてイライラする...。うまく対処する方法はないの?」
実際、気が合わない人と付き合うと疲れたり、ストレスを感じることが多々あるでしょう。
対処方法を間違えるとさらに険悪になり、仕事に支障をきたすかもしれません。
円滑にコミュニケーションを進めるためにも、そりが合わない人との付き合い方や対処法を把握しておきましょう。
付き合い方1. 「優しい一面」など相手の良いところを探す
人は、どうしても相手の良い面よりも嫌な部分を見てしまいがち。
嫌な部分ばかり見ていると、ますます相手のことを嫌いになってしまうので、良い面を探すよう努力してみましょう。
- 身だしなみや生活スタイルなど、褒められそうな部分を探す。
- 過去に良くしてもらったことなどを思い出すようにする。
など、相手の長所を発見することで意外な一面を見つけ、思ったよりも接しやすい人だと気づくかもしれませんよ。
付き合い方2. 「会話は仕事中のみ」と決めて、必要最低限だけ関わる
共同でプロジェクトを進めるとなると、相手がどんな人でも「できるだけ仲良くなろう。」と思ってしまいがちです。
しかし、そりが合わない人とコミュニケーションをとるのはストレスを感じてしまうので、いっそのこと『会話は仕事だけにする』と決めてしまうのがおすすめ。
- 仕事中はなるべくプライベートのことを話さない。
- 飲み会などの誘いは「飲めないので」「家庭に用事がある」など、理由をつけてやんわりと断る。
など、一線を引くことで、そりが合わない人のことを考えすぎずに済みますよ。
ただし、仕事中は相手の話にはしっかり耳を傾け、リアクションをとるなど、相手の気分を害さない程度の会話は意識しましょう。
付き合い方3. 合わないと思う部分を明確にしてみる
そりが合わない、仲良くなれないと感じる時は大抵「なんとなく苦手」と思っていることが多いです。そのため、具体的に相手のどの部分が苦手なのかを見つけることも大切です。
- 相手の話し方や仕草を観察してみる。
- 仕事の進め方に問題がないかチェックする。
- 実際に話してみて性格や価値観が合うのか確認してみる。
相手の苦手な部分を知ることで、そこを見ないようにするなど良い対処法が浮かんでくるので、まずは観察してみて。
付き合い方4. 自分が大人になって相手に合わせてあげる
そりが合わない人にイライラするのは、自分が相手と同じレベルに立っているから。
ストレスを感じないためにも、自分はできるだけになって相手を見ることも重要です。
- 「仕方ないな」と思って客観視する。
- 「うんうん」「そうなんだ」と言って、なるべく話を合わせる。
- なるべく笑顔で接して相手に悪い印象を与えないようにする。
大人目線で接することで心に余裕が生まれ、過度にストレスを感じることも少なくなるでしょう。
付き合い方5. 苦手意識があることを正直に話してみる
苦手意識を持ったまま仲良くなろうとすると、相手もそれを感じ取り、不信感を生んでしまう可能性があります。
そのため、そりが合わない人にはあえて苦手なことを打ち明けてみるのも一つです。
枕ことばをつかって優しく指摘してみる。
「少し思ったんだけど、〇〇さんの~~が気になるかもしれない。」自分の経験も踏まえて説明する。
「自分も昔そうだったんだけど」相手に敬意を払いつつ話してみる。
「〇〇さんの言うことはもっともですね、でも、自分は~~だと思います。」
指摘をすることで、一時的に気まずい雰囲気になるかもしれません。しかし、こんな風に上手に伝えることで相手をそこまで傷つけることなく改善させられるでしょう。
付き合い方6. 第三者を交えて飲みに行ってみる
お酒の席は、無礼講やアルコールの力によって普段言えないことが話せたりするので、コミュニケーションツールとしては最適です。
ただ、そりが合わない人との二人きりは厳しいので、仲の良い人を加えて飲み会に誘ってみると良いでしょう。
- 趣味や休日の過ごし方など、プライベートについて聞いてみる。
- 仕事の愚痴や相談を打ち明ける。
など、飲み会で面と向かって話すことで「意外といい人だった」と感じるケースは多いです。先入観を払拭するためにも、お酒の席を利用してみましょう。
付き合い方7. あえて、積極的に話しかけてみる
「そりが合わない」「苦手」と感じる相手とは、どうしても距離を置いてしまいがち。
しかし、相手のことをを知るのはとても重要なので、なるべくコミュニケーションを取ることをおすすめします。
- 「ここ分からないんですけど」など、仕事に関する相談から始めてみる。
- 「今度ゆっくりお話しませんか」と言って飲み会やお食事などに誘う。
- 「おはよう」「ありがとう」といった挨拶やお礼などは積極的に行う。
話しかけることで相手のことを知れるので、「気にしすぎていたのかも」と思えるかもしれませんよ。
付き合い方8. イラッとしたことは全部聞き流す
イライラすることばかり話すような人の場合、いちいち反応していてはこちらが疲れる原因になります。
そのため、相手の話題に対して「相手にしない」「聞き流す」といったスキルを身に着けることも重要です。
- 作業に集中しているふりをしてスルーする。
- 「なるほど」「知らなかったです」など、否定でも肯定でもない返事をする。
- 「仕事で急いでいる」などの理由でその場を立ち去る。
相手に同調したり、逆らったりすると余計にイラっとすることを言われるかもしれません。その場を立ち去るか、適当に聞き流して話が終わるのを待つことにしましょう。
付き合い方9. 「こういう人だから仕方ない」と割り切って考える
社会には様々な考え方や性格の人が存在しており、あなたが全ての人と価値観を共有するのは不可能です。
いっそ自分の好き嫌いを認め、相手が苦手であるならば、苦手なりの付き合い方を受け入れましょう。
- 「こういう人なんだな」と割り切って深く追求しない。
- うまく付き合えない自分を責めない。
- 自分への反面教師か、社会勉強だと思って参考にしてみる。
他人への期待や自分へのプレッシャーを抑えることで、過度なストレスを感じなくなり、程良い人間関係を保つことができるでしょう。
付き合い方10. 最終手段は、“仕事を辞める”
職場での人間関係は非常に重要で、過度なストレスを感じることは、疲れるだけでなく心身に支障をきたす危険性があることも意味します。
どうしても無理だと思う場合は、職場の環境を変えてしまうのも手です。
- 転職を視野に考える。
- 仕事を辞めてそりの合わない人とおさらばする。
- 人事異動などをお願いしてみる。
ただ注意点としては、ストレスを感じる問題は自分自身の中にあるかもしれません。
転職先でも同じ問題に陥ってしまわないよう、仕事を辞める際は原因をしっかり把握しておくことが重要です。
【参考記事】はこちら▽
反りが合わない人がいたら、程良い距離感で接してみて。
そりが合わない人の対処法について解説しました。
職場では上司や同僚など、そりが合わない人が1人や2人いるものです。
考え方や価値観が違うせいで、どうしても気になってしまったり、ストレスを感じて疲れることが多々あるでしょう。
本記事を参考に、そりが合わない人の対処法を知って、自分に合う方法がどれか見つけてみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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