愛情不足で育った大人の特徴|恋愛や人間関係に与える影響とは?
そもそも愛情とは?具体的な意味を解説します!
愛情とは、相手のことを大切に考え、相手のためになることをしてあげられる気持ちや感情のこと。
相手を喜ばせたり安心させたりする行為は分かり易い愛情表現ですが、時には厳しく接することも愛情になります。
例えば、親は子供を可愛がるでけでなく、褒めたり心配したり叱ったりもしますが、それらはいずれも立派な大人に育ってほしいという「愛情」。
単に相手を甘やかすだけが愛情ではないことを覚えておきましょう。
愛情不足で育った大人の特徴|性格や行動の共通点とは?
「こんな自分の性格って愛情不足で育ったせい?」
「愛情不足だったからこんなことしちゃうのかな?」
気になってしまう自分の性格や行動は、もしかすると愛情不足で育てられたせいかもしれません。
そこでここからは、愛情不足で育った大人の特徴を詳しく解説していきます。
自分に当てはまる特徴がないか、チェックしてみてくださいね。
特徴1. 友人の誘いを断れない
幼い頃に友人が少なかったなど、人から誘われることを愛と感じてしまうため、どんなに忙しい状況でも誘いに乗っかってしまいます。
明日までに終わらせないといけない仕事があっても、友人から飲みに誘われると「声をかけてくれて優しいな」と嬉しくなってしまうのです。
自分が困ることよりも、友人に誘われなくなることの方が辛いと感じてしまい、断れないのでしょう。
特徴2. 人に気を遣いがち
親から愛情を貰いたくて表情ばかりうかがって育ったため、大人になってからも他人の顔色ばかり気にしてしまいます。
友人と遊びに出かけた時も、自分が楽しいかどうかより、友人が楽しんでいるかのリアクションばかり気になってしまうのです。
「◯◯するのはつまらなかった?」「◯◯のほうが好きかな?」と聞いてばかりで友人からうざがられるため、さらに気を遣うループに入ってしまいます。
特徴3. 恋人に対する理想が高い
愛情に飢えているため恋人にするなら「愛情溢れる人」と決めており、理想像にこだわりすぎるせいでなかなか妥協できません。
- 仕事よりも恋愛を優先して動いてくれる
- いつだって優しく甘えさせてくれる
などを恋人に求めてしまい、少しでも理想と違う部分を恋人に感じたらすぐ別れてしまうことも。
そうやって長く付き合うことがないため、いつまでも結婚できないでいる独身男性や女性が比較的目立つのです。
特徴4. 被害妄想しがち
愛された記憶があまりないので、ちょっとしたことでも他人の言動が気になって悪い方に受け取りがちです。
相手がちょっと考え事をして黙っていただけでも、「自分を嫌っている」「怒っているに違いない」と考えてしまいます。
悪い想像をして一人で勝手に傷つき、他人から遠ざかってしまうので、孤独になってしまう人が多いのです。
特徴5. 口が悪い
幼い頃から両親に心無い言葉を浴びせられていたため、自分もそういった言葉を発するのが自然になってしまっています。
「お前はバカだな」「なんでそんなにグズなの?」など、幼少期に親から言われた同じセリフを大人になってから他人に平気で言ってしまうのです。
口癖のようなものなのですが、周囲の人たちは嫌な気分になるので、人から避けられることになってしまいます。
特徴6. 平気で嘘をつく
「わがままを言うな!」などと厳しい家庭で育ったため、それがトラウマで思ったことを素直に口にできなくなっています。
不都合なことは嘘で誤魔化しておけばいいと考えるようになってしまったので、とにかく怒られないように過ごすのです。
自分が原因となった仕事のミスも他人や別の要因のせいにしてしまうなど、信頼できない人物として見られるようになるでしょう。
特徴7. 愛想笑いをしてしまう
愛情をくれる貴重な友人から嫌われたくない、という心理が強いため、その場を取り繕うような愛想笑いが癖になってしまっています。
初対面の人からは明るい感じの人だと思われるため、付き合い始めのうちは好印象を持たれるでしょう。
しかし、いつ会ってもニコニコしているため、次第にそれが愛想笑いであることに気がつき、薄っぺらい人だと思われてしまいます。
親友と呼べるような友人がいつまで経ってもできないのです。
特徴8. 自慢話が多い
「テストでいい点を取るのが当たり前」という家庭で育ち、両親から認めてもらった経験が少ないため、人一倍承認欲求が強い性格の人が多いと言えます。
褒めてもらえなかった悔しさや寂しさから、周囲を認めさせようと必死になって、自慢話をしてしまうのでしょう。
些細な成果であっても「私だからできた」「他の人は真似できない」と‘自分優秀アピール’ばかりするので、周囲から距離を置かれてしまいます。
特徴9. 一人で泣いてしまうことがある
愛情不足な家庭で育つと、「両親には何を言っても無駄だ」と感じるようになってしまいます。
その結果、我慢する習慣がつき、一人で解決しようとするため、人知れず涙を流すのです。
大人になって、「私は1人で気ままにやってるから頑張って」と恋人の前では強がって見せるますが、心の中は寂しさで一杯。
部屋で1人きりになってから泣いてスッキリする癖があります。
特徴10. 寂しがりで一人が苦手
愛情が足りない幼少期を送ってきたので、学校などで仲良くしてくれる友人が非常に大切な存在でした。
そのため、自宅に帰って孤独を感じるのが辛いため、孤独に慣れていそうで実は極度の寂しがりになってしまうのです。
孤独に対する恐怖心は人一倍強く、友人に執着しがちな生活になり、
- 会うと終電になっても帰りたがらない
- 仕事終わりに毎日連絡をしてくる
など、他人に迷惑をかけがちな印象を持たれてしまうこともあります。
特徴11. 独占欲が強い
愛情の正しい形を知らずに育ってしまったため、恋人や友人を自分に縛りつけることが愛情表現になると勘違いしています。
このような人は、"愛しあっているならいつも一緒が当然"と思い込んでいることが多く、自分1人の時間を楽しみたいという恋人は許せません。
恋人が「たまには1人でいたい」と言うと、「浮気なのでは?」「私を嫌いになったんだ」と疑って不機嫌になって相手を困らせます。
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