おどおどしてしまう人の特徴と原因。落ち着きのない態度を直す方法も紹介!
そもそも『おどおどしている』とは?どんな状態?
おどおどしているとは、落ち着きがない様子のこと。
いつも心に余裕がないため、
- 話す時に緊張して目線をそらしてしまう
- 注目されると体が震える
- ビクビクしてしまい言葉に詰まる
など挙動不審で落ち着きがありません。
このような態度や行動をとってしまうため、周りから不審がられたり、自信のなさを感じさせてしまいます。
おどおどしてしまう人の特徴|内気な人に共通する性格や態度は?
「人と話すときにおどおどしてしまっているかも。」
「どんな性格の人がおどおどしてしまうのだろう?」
他の人はそうでもないのに、自分だけどうして内気なんだろうと不安になりますよね。
おどおどしてしまう人には、共通している性格や態度に特徴があります。
自分が当てはまっているかを確認してみましょう。
特徴1. 人とコミュニケーションを取るのが苦手
おどおどしている人は基本的に内向的な性格をしているので、人とコミュニケーションを取るのが苦手なのが特徴。
そのため、あまり親しくない人と話す時に「何を話したらいいんだろう」と悩んでしまいます。
- 怒られたわけでもないのに「すみません」と謝る
- 上司や同僚と目があっても逸らす
そもそもコミュ力がないため、どのように対応していいのかわからず挙動不審な行動を取ってしまいます。
特徴2. 過度な心配症で不安になりやすい
周囲への観察力が高く、他の人が気にしないことも過敏に反応してしまいがち。
そのためマイナスな展開を想像してしまい、不安になってしまうことも。
例えば、
- プレゼンが不安で1日何も手につかなくなる
- 商談で失敗することを想像し、夜一睡もできない
など。
心配性のため、まだ起こっていないことまで不安になり、おどおどしてしまいます。
特徴3. 基本的に人を信じていない
おどおどしてしまうのは過去に何かしらのトラブルや失敗があり、それが原因でトラウマになっている人も多いもの。
例えば、
- 自分に好意的な人でも、「いつか自分を裏切る」と相手を信じられず、躊躇してしまう
- たとえ自分に非がない時にも、「もしかして自分のせいと思われるかも」と不安になる
など、人のことが信用できないため恐怖心や不安心で、おどおどした態度に現れているのでしょう。
特徴4. 自分に自信がない
マイナス思考のため「失敗したらどうしよう」と考えてしまい自分に自信が持てません。
自信がないためする事なす事不安で、自問自答を繰り返しおどおどして見えてしまいます。
例えば、
- 先輩からの質問に対して、回答に悩んでしまい、モゴモゴしてしまう
- 面接に行った先で他の人を見て「自分よりもできそう」と不安になってしまう
相手には呆れられてしまい、「やっぱり自分はダメなんだ」と、また自信を無くしてしまう負の連鎖が起こってしまうのです。
特徴5. 声が小さく元気がない
コミュニケーションを取るのが苦手なため、緊張して声が小さくなってしまうのが特徴。直接話している時はもちろん電話の時にも声が聞きづらいと相手に悪い印象を与えます。
例えば、
- バイト先で「モゴモゴして何を言っているのかわからない」とお客さんに怒られた
- 電話中も「え?なに?」と聞き返されることが多い
など、相手に声が届かない場合も。
面接などでも声が小さいと弱々しく感じられ、元気がない印象を持たれてしまうので、不採用になってしまうでしょう。
特徴6. 相手に気を遣いすぎる
人からよく見られたいという心理から相手に気を遣ってしまいます。
- 自分と誰かが話しているのを他の人に見られていると、変なことを言っていると思われていないか不安になる
- ふとした拍子に目があると、自分の行動が相手に不快感を与えたのではないかと思ってしまう
など、自分の意思よりも、周りの反応が自分の行動の判断基準になってしまうのです。
そのため周りに流されてしまうため、低姿勢に感じられ、おどおどして見えるでしょう。
特徴7. 目線がキョロキョロしている
人とのコミュニケーションに不安があることから、自信をもって相手の目を見ることができません。落ち着かないため目線がキョロキョロし、周りから不振がられます。
- 苦手だと思った人と目が合うと逸らしてしまう
- 上司と話すときは頭を下げて足元を見てしまう
など、落ち着きがなくおどおどしているように見えるでしょう。
おどおどしてしまう原因|怖がってしまうのはなぜ?
「どうして言葉に詰まるんだろう?」
「怖がってしまう原因を知りたい」
自分に危害を加える人や怖い人に対して恐怖感を感じるのは当たり前ですが、誰に対してもおどおどしてしまうのは不思議ですよね。
ここからは、なぜおどおどした行動をとってしまうのか原因について解説していきます。
自分を分析することで改善にもなるのでぜひチェックしてくださいね。
原因1. 他人からの見え方を気にしすぎているから
自分に自信がない人は、自分主張することができないため人の視線が気にしてしまう心理があります。
常に相手にどう見られているかが気になり、不安を抱えてしまうのでしょう。
例えば、
「頼りない人に思われたくないしみんなに奢ろう」
「本当はみんなと違う意見だけど、悪く言われたくないから合わせとこう」
など
人からの視線が気になり緊張してしまい、から回って結果的に逆効果になってしまいます。
原因2. 被害妄想をしすぎてしまうから
人を信用していないため、自分以外を敵視するようになります。
そのため周りへの恐怖心から被害者意識が芽生えてしまい、おどおどした態度になるでしょう。
- プレゼンの人と目が合うだけで「自分のことを睨んでいるのかな」と思う
- 「わからない話で盛り上がって、自分をのけものにしようとしている」と状況を悪い方に捉える
など、相手が自分を嫌っているように感じ、恐怖心からおどおどした態度になってしまいます。
原因3. 嫌われてしまうことが怖いから
相手のことを信頼できないと、自分の些細な行動や言動で相手が傷ついてしまうかもしれないと思います。
そうなると自分は嫌われてしまわないかなと不安になってしまいます。
例えば、
- 話の途中で「一瞬、表情曇った?」と急に不安になる
- 「怖い先輩に目をつけられたくないし、なるべく発言しないようにしよう」と発言を最小限にする
など、心配性で心が落ち着かないため、挙動不審に見られます。
原因4. プレッシャーを感じやすいから
自分で責任を負いたくないという心理があります。自分に実力以上の役割を押し付けられた時、プレッシャーに感じて余裕がない行動になってしまうのが原因。
- 大きなプロジェクトを任されるとプレッシャーになる
- 就職面接で「今回もダメかもしれない」と憂鬱になる
このように不安が大きく、逃げたい気持ちが強くなり言葉に詰まるのでしょう。
原因5. 相手の機嫌を損ねたくないから
自分に自信がなく心配性なため、相手の顔色を伺い気分を損ねないようにしています。
- 先輩の意見に対して自分は納得していない状態でも「とりあえず頷いておこう」と合わせる
- 「資料作るの得意だったよね」と仕事を振られて、嫌われたくないから苦手なことでも我慢する
など、相手の顔色を伺ったり相手の様子に合わせた行動をとってしまいます。
相手の顔色を常に伺う姿が周りから見ると「あの人おどおどしてるよね」と思われることもあります。
原因6. 本当はしゃべりたくないから
内向的な性格をしているため、なるべく人と話したくありません。話さなければいけない状況にいる時には、自分の意見が周りに言えず萎縮してしまいます。
例えば、
会議で「あなたはどう思う?」と意見を求められる
「この前どうだった?」など、急に話しかけられる
こんなことがあると、話したくないため、態度に現れておどおどしてしまいます。
おどおどしてしまうのを直す方法|悠々とした人間になるには?
「おどおどしている性格をどうにかしたい」
「周りからおどおどしていると言われたけどどう直せばいいんだろう」
自分のおどおどしているところはどうすればなおるのか悩みますよね。
改善せずに放っておくとず人に迷惑をかけたり、挙動不審で自分に自信が持てずに過ごすことになります。ここからは、おどおどしているのを克服する方法をご紹介します。
おどおどしてしまう「性格」を直す方法|考え方を改善するには?
そもそもおどおどしてしまうのは、自分の性格に問題があります。
そこをきちんと改善することで、性格が態度に現れおどおどしなくなるでしょう。
ここでは性格を直すポイントを5つご紹介します。
性格を変えることはなかなか難しいことですが、知っていることで気をつけることも可能です。
考え方を改善することができるためぜひチェックしておいてください。
性格を直す1. ポジティブな言葉を使うようにする
自分の口から出た言葉は、誰よりも自分が一番耳にします。
そのためポジティブな言葉を使うことで、自然とプラスな考えになってくると言われています。
- 「自分はダメだ」とネガティブに捉えてしまっても、頭の中でポジティブに変換し「大丈夫」などと口に出すようにする
- 明るくポジティブな言動をしている周りの人を見習うようにする
など、いい方向に考えるようにし、近くにいるポジティブシンキングをする人をお手本にするといいでしょう。
そうすることでネガティブな思考も変えられ、自然とポジティブに捉えることができるようになります。
性格を直す2. 鏡に向かって笑う練習をする
張りつめた表情から笑顔を作る練習をすることで、一気に緊張がほぐれます。
持ちも明るくなり自信が付くため、堂々としていられるようになりますよ。
- 広角を上げるなど、自然な笑顔の作り方を鏡を見て研究
- 毎日、出勤や登校前に自然な笑顔を作ってみる
この2ステップをするだけで、自分の笑顔を見て確認できます。
本当の笑顔を脳に焼き付けられるので、バイト先でお客さんに接している時や緊張しやすい上司などを相手に話している時にも、その笑顔で笑えるようになります。
性格を直す3. 失敗した時の対処法を考えておく
誰しも失敗は起こりうる事態です。おどおどするのを直すためには、失敗した時にどう対処するかを考えておくことが大切。
その事態に陥った時でも「こうすれば大丈夫!」と安心できるようになります。
- 失敗してもパニックにならず事実を報告し、人に迷惑をかけた場合は謝る
- 言い訳せずに素直に話し、改善点を報告する
平謝りするだけでなく、次にどうするかをしっかり述べることで相手に信頼してもらえますよ。
性格を直す4. 人前で話す機会を作る
人前で話そうと始めは誰でも緊張するもの。
たくさん人前で話す機会を増やし慣れれば、人と話しのを緊張することも減っていきます。
例えば、
- 家族など信頼できる人の前で話す練習をしてみる
- 会議などでプレゼンをする
など。突然仕事場で大勢の前に立つのは無理でも、信頼できる人たちの前なら失敗しても大丈夫なため協力してもらうといいでしょう。
大勢の前で話せるようになると1人と話する時におどおどすることもなくなり、自分の自信に繋がるでしょう。
性格を直す5. カラオケで熱唱する
声が小さいと自信なく弱々しく感じます**。
自信をつけるためにはしっかり声を出す**ことが大切です。
- お腹から声を出す練習をする
- 自分がどのようにすれば声が出やすいのかを研究する
この2ステップで行えば、声の出し方を研究でき電話での対応や面接時にも役に立ちます。
カラオケに行くことで、声を出す練習ができるため、堂々としていられるようになりますよ。
おどおどしてしまう「態度」を直す方法|振る舞いを改善するには?
側から見ておどおどしていると思われるのは、そのような行動や態度をしているため。振る舞いを改めることで、挙動不審に見えることはありません。
ここではどのように振る舞えばしっかりしてみえるのかをご紹介します。ちょっとの自分の行動がいいようにも悪いようにも捉えられるので、必ずチェックして日常に落とし込んでいきましょう。
態度を直す1. 人としっかりアイコンタクトを取る
アイコンタクトは、大切な非言語コミュニケーション。目線をそらさないことで、自信があり堂々として見えます。
やり方は簡単です。
- 相手の目を見れない場合は、眉間や眉を見るようにする
- 目を合わせるのは3秒程度までを意識する
など、目をあわせるだけで言葉を交わさなくても人柄が伝わるとされています**。
特に短期的な関係では重要**なので、アイコンタクトを意図的に取るように心がけましょう。
態度を直す2. 背筋を真っ直ぐ伸ばす
背筋が曲がっていると、身長も実際よりも小さく、弱々しく見えます。
逆にまっすぐ伸びていると、凛とした印象になると相手に堂々として見えるため意識的に背筋を伸ばす方がいいでしょう。
- 1人の時でも意識して背筋を伸ばす
- 周りの人に話して、背筋が曲がっていると注意してもらう
姿勢は自分が意識しないと直せない部分なので、自分で気をつけながら周りにも手伝ってもらうといいでしょう。
背筋がまっすぐに直すだけで、自信や威厳を感じることができます。
態度を直す3. 身振り手振りを交えて堂々と話す
大統領や経営者が身振り手振りを交えながら話すところを見たことがないでしょうか。
そうすることで、自信があるようにみえ、相手に説得力を持たせることができます。
やり方のコツとしては、
- 手を大きく広げたり、「1つ目、2つ目」と指を立てたり、わかりやすく表現する
- 大袈裟にするとわざとっぽくなるためやりすぎには注意
など。
ジェスチャーを加えることで相手に話が伝わりやすく、あなたが伝えようとしていることもわかってもらえます。
また、手を見せることは心を開いているように見える心理もあるため悪い印象を与えません。
おどおどしてしまう性格を直して堂々と過ごしてみて。
おどおどしている人は、基本的に内向的な性格で自分に自信がないという特徴があります。
そのため、目がキョロキョロして落ち着きがないように見えたり声が小さくなるなど、行動や態度に現れてしまい周りから不振がられることも。
そんなおどおどした態度を改善するためには、自分の努力が大切です。
笑う練習をしたり対処法を考えることで心が落ち着き挙動不審な行動が改善します。
また、アイコンタクトに注意したり背筋を伸ばしたりするだけでも気持ちが上向きになるため、ぜひ試してみてください。
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