“ネット弁慶”の意味や特徴とは?イキってる人にならないための対処法6つ
「ネット弁慶の特徴とは?」
「ネット弁慶の意味と定義は?」
リアルだと大人しいのに、SNSでイキっているような人にはなりたくないですよね。
今回は、ネット弁慶と言われる人について特徴や末路、ならないために気を付けるべきポイントを解説していきます!
そもそも「ネット弁慶」の意味とは?
ネット弁慶とは、リアルな生活では内弁慶で小心者なのに、SNSやネット上の世界では強気で調子に乗っている人のことを意味します。
「内弁慶」と「インターネット」という言葉を掛け合わせたスラングで、ネット上でよく用いられる言葉。
また、『イキリト』という言葉もイキっているという点では同じような意味で使われる事があり、
「ソードアート・オンライン」の主人公キリトこと桐ヶ谷和人の「イキる」と「キリト」の掛け合わせで生まれたのが「イキリト」という言葉。
そして、キリト本人がイキった発言をするキャラなのではなく、一部のキリトファンやイキリオタクに対する言葉として生まれた用語と言われています。
こちらも合わせて覚えておきましょう。
ネット弁慶が嫌われる4つの理由|人が周りから離れてしまうのはなぜ?
「SNSに書き込むといつも叩かれるんだけど何で?」
「ネット上でトラブルに巻き込まがちなんだけど…」
など、ネット弁慶と呼ばれる人は、普通に書き込みをしているつもりでも、気がつけば周りから人が離れてしまう傾向にあるようです。
ではなにが原因でネット弁慶は嫌われるのでしょうか?
ここからは、ネット弁慶が嫌われる理由を4つ紹介していきます
理由1. 普段とのギャップがありすぎるから
ネット弁慶はリアルでは大人しい引っ込み思案な性格なのに、ネット上では強気なイキリトになります。
- 現実ではモテない陰キャなのに、ネット上ではモテてる陽キャを気取っている
- リアルでは弱気なのに、匿名だからといって悪口ばかり書き込んでいる
といったように、現実の生活とのギャップがありすぎて、面白おかしい存在として認識されているのです。
理由2. 陰口を言っている印象を与えてしまうから
『ネット弁慶=陰口を言っているというイメージが強い』のが現実。
- 他人の落ち度を探して陰口を言う
- 直接は言えないのに、SNSでは人の陰口ばかり
といった書き込みをするネット弁慶が実際に多いため、日頃からイキリト的な発言ばかりしていると、
たとえ自分は陰口を書き込んでいないとしても「あいつもか」と同じくくりで避けられてしまいます。
理由3. 現実から目を背けているのがバレバレだから
現実では弱気でいきがることができない分、ネット上で日頃の憂さ晴らしをしているという実情がバレバレなのがネット弁慶。
本当は仕事ができなくて収入が少ないのに、ネット上では高収入を偽ってマウント取ってくるなど、ネット上ではリアルな自分から目を背けています。
あまりに現実離れした過激なことを書き込みすぎると、現実から目を背けているのがバレバレなので、どんどん人から避けられてしまいます。
理由4. 気づかれていないと思っているのが滑稽だから
現実では引っ込み思案な陰キャでもネット上では匿名で発言できるため、「イキリトしていても周囲にはバレないはず」と思い込んでいるのは本人だけです。
SNSでは専門的な知識を多用してくるけれど、本質を理解していないため質問されてもうまく答えられない、といったように、すぐ本性に気づかれてしまいます。
本人は気づかれていないと思って行動するのが滑稽で、周囲の人から気持ち悪いと距離を置かれてしまうのです。
ネット弁慶になっている人の10の特徴|気持ち悪い行動や言動の共通点とは?
「ひょっとして自分はネット弁慶だと思われている…?」
「ネット弁慶ってどう見分けるの?」
ネット弁慶という言葉はわかるけど、具体的にどんな特徴があるのかわからない人も多いはず。
誰でもネット弁慶を見極められるように、ここではネット弁慶の特徴を解説します。
自分がネット弁慶あてはまっていないか把握していきましょう!
- 偏った意見ばかり口にしがち
- 暇さえあればSNSを見ている
- 普段は話さない人ともSNS上であれば話せる
- 普段とSNS上で話し方や語尾が変わる
- 自分のアカウントに顔写真を載せていない
- 「LINEとは印象が違う」と言われることがある
- ネットに日頃のストレスをぶちまける
- 匿名であればなんでも言える
- SNSの裏垢を複数持っている
- ネトモが多い
特徴1. 偏った意見ばかり口にしがち
ネット弁慶はリアルな友達よりもネット上の友達の方が多いため、必然的に情報源もネット上の友達から得たことが多くなります。
リアルな友達から発信される流行りや、その地域ならではの情報が耳に入らないため、リアルでもネット上で得た偏った意見ばかり口にしがち。
例えば、「あそこのお店が美味しいみたい」と話題にしても「いや、あそこは〇〇らしいからおすすめしないよ」などと、ネット上の噂話などを鵜吞みにした発言をします。
そのため、友達と会話が嚙み合わず、浮いてしまう存在になってしまうのです。
特徴2. 暇さえあればSNSを見ている
ネット弁慶の人は思うような発言ができない現実よりも、別人として自由に発言できるネット上に居心地の良さを感じている人が少なくありません。
そのため、SNSが気になりすぎて、休憩時間や移動時間など、ちょっとした暇さえあればSNSを開いていることが多いです。
現実で友達と会っている時にも、隙あらばSNSを見ようとするので、依存しすぎている雰囲気が周囲から怖いとか気持ち悪いと思われることも。
特徴3. 普段は話さない人ともSNS上であれば話せる
現実世界では引っ込み思案で大人しい性格なので、人と話すのが苦手です。
ネット弁慶にとってSNS上が本拠地となるため、リアルでは話さない人とでもSNS上であれば別人のように会話ができるのが特徴。
相手から話しかけられたことに対して返答するのはもちろん、自分から積極的に絡んでいくのもSNS上であれば抵抗なくできてしまいます。
普段は言葉が少ないのに、ネット上で饒舌になると、周囲の人からネット弁慶だと思われてしまうこともありますよ。
特徴4. 普段とSNS上で話し方や語尾が変わる
ネット弁慶はSNS上の自分と現実世界の自分では、あえて人格を使い分けていることが多いです。
それぞれの人格を区別するために、話し方や語尾、名前などを変えている場合があります。
- リアルでは敬語でしか話したことがないのに、SNSだとタメ口で親しげに話しかけてくる
- SNS上になると荒々しい言葉を使っている
といったように、言葉を使い分けることで全く違う人格を楽しんでいます。
特徴5. 自分のアカウントに顔写真を載せていない
ネット上では別人格を演じているため、ネット弁慶が自分のアカウントに顔写真を載せることはありません。
ネットリテラシー的には身バレを防げるので正しい行動ですが、裏を返すと好き勝手できるのも事実。
- 異性の前でイケてる自分を演じて騙す
- 匿名をいいことに人の陰口を書き込む
など、相手を不快にさせる言動も気軽に出来てしまうため、炎上などのトラブルに巻き込まれることも少なくありません。
特徴6. 「LINEとは印象が違うね」と言われることがある
現実では大人しい陰キャな性格なので、直接顔を合わせて話すのが苦手ですが、LINEでは相手の顔が見えないので、普段言えないようなことも積極的に言えてしまいます。
- リアルでは自分から話しかけられないのに、LINEではささいなことでも話かけられる
- 普段は敬語でよそよそしいのに、LINEだとタメ口で会話ができる
など、別人のような性格になるので、実際に会った時に「LINEとは印象が違うね」と言われることも少なくありません。
特徴7. ネットに日頃のストレスをぶちまける
ネット弁慶は、現実では陰キャなため気軽に話しができる友達が少なめ。そのため、日頃のちょっとしたストレスや愚痴を話せる友達がいません。
そのため、現実世界で溜まったストレスを、SNS上でぶちまけることが多いです。
「仕事が忙しくてまた残業になった…」
「友達にまた彼氏自慢されてうざかった、むかつく」
といったように仕事の愚痴やプライベートの不満など、日頃のストレスを発散する場としてSNSを利用しています。
特徴8. 匿名であればなんでも言える
リアルな世界だと人間関係を築くために、人付き合いをする上では相手のことを考えて行動しなければなりません。
しかし、ネット上では匿名だし身バレすることもないので、相手を気遣わずにすみます。
バレなければ何をしてもいいと考えているため、SNS上では言葉遣いが汚かったり、怖い言葉を浴びせたりなど、人が変わったような性格になりがちです。
有名人を誹謗中傷したり、上司や友達など身近な人の悪口をいったり、リアルでは言えないことを、ネット上では平気で言えてしまうのです。
特徴9. SNSの裏垢を複数持っている
リアルだけではなくSNS上でも友達にはいい顔をしたい性格なので、ネット弁慶の人は自分用のアカウントを複数用意していることが多いです。
- リアルな友達に対する愚痴など、本人には知られたくないことをつぶやくため
- 身バレしないように気になる人を探るため
など、普段はメインアカウントを使用していますが、用途によって裏垢を使い分けてストレス発散をしたり、情報を探ったりします。
特徴10. ネトモが多い
現実世界では陰キャで友達が少なくても、ネット上では別人格としてアクティブに発言したり、会話をしたりするので、信頼されることが多いのが特徴。
そのため、ネット弁慶の人はリア友よりも、ネット上の友達、いわゆるネトモの方が多いです。
- リア友が少ないのに、SNSのフォロワー数が多い
- SNS上でいろんな人から相談されることが多い
など、精力的にネット上で活動しているため、ネトモから頼りにされています。
ネット弁慶になった人の末路|待っている結末とは?
ここまでの内容でネット弁慶の特徴について触れてきましたが、イキリトすることにより損をしてしまうような内容もありましたね。
ネット弁慶として過ごしていると、この先一体どんな末路があるのでしょうか?
ここからはネット弁慶に待っている結末について一緒に確認していきましょう。
末路1. SNSに依存し、現実逃避をして引きこもってしまう
ネット弁慶にとってネット上は好き放題発言できることから居心地が良いため、SNSに依存しすぎて現実世界の友人関係をおろそかにしがち。
最初は連絡をくれていた友達も、次第に離れていってしまい、友達と出かけるといった機会もなくなります。
SNSに依存するしかないため、現実逃避をして引きこもりになってしまうのが末路です。
末路2. 誹謗中傷をしすぎて罪に問われてしまう
本当は陰キャなのに匿名でなら何を言ってもバレないという考えから、ネット上でイキリトしすぎて、誹謗中傷など相手を攻撃する発言を繰り返すネット弁慶も少なくありません。
匿名とはいえ、相手がその気になれば訴えられる可能性もあるため、過剰すぎる攻撃により罪に問われて取返しのつかない末路を迎えてしまう場合も考えられます。
末路3. 自分を過大評価しすぎてしまう
ネット上ではリアルな自分とかけ離れた存在にもなれます。たとえ陰キャでモテない人であっても、ネット上ではチヤホヤされてもてはやされることも。
ネット上の自分と同じように、リアルな自分もチヤホヤされる存在だと過大評価しすぎてしまい、
現実世界では気持ち悪い存在として避けられ、孤立してしまう末路も考えられます。
ネット弁慶になってしまう4つの原因|どうしてイキリトになるの?
「SNS上だとみんなからチヤホヤされて居心地が良い」
「匿名だし、何をいっても大丈夫」
リアルより自由に活動できるネット上の世界。リアルでは大人しい性格なのに、ネット上ではリアルとはかけ離れたイキリトになってしまうのはなぜでしょうか?
ここからはネット弁慶になってしまう4つの原因について紹介していきます。
原因1. 現実では日常的に馬鹿にされているから
現実ではモテないし、弱気なので、日常的に周囲から馬鹿にされていると感じている人は、別人格として活動できるネット上で優しくされると嬉しい気持ちに。
一度そういう経験をしてしまうと、またチヤホヤされたいという気持ちから、リアルとは違う人格を作ってネット上で活動するようになります。
その結果、ネット弁慶と言われるようになるケースがあります。
原因2. 普段の生活では注目されたことがないから
ネット上だとゲームの実力でチヤホヤされたり、アクティブな発言で周りから信頼されたりなど、注目される機会を得やすいです。
- オンラインゲームでフォロワーからの誘いが多い
- SNSのDMなどで相談されることが多い
など、ネット上では注目されやすいことが快感になって、現実の生活では目立たない人こそ優越感にハマってしまいがちです。
原因3. 容姿にコンプレックスを持っているから
現実では容姿にコンプレックスがあるため、自分に自信が持てず引っ込み思案になりがち。モヤモヤとした生活を送っていることも少なくありません。
しかし、ネット上では容姿がバレないため、自分に自信を持って活動できます。
どんな自分にもなれる自由な雰囲気に居心地の良さを感じて、現実逃避の意味でもSNSの世界で過ごすことが多くなっていくのです。
原因4. 気の合う友達がネット上にしかいないから
趣味が人とは少し変わっている場合、リアルではそれを共有できる友達を見つけるのが難しいのが現実。
- マニアックなオンラインゲームが好き
- マイナーなアニメやキャラクターのファン
など、ネット上では検索すると同じ趣味を持った仲間を探しやすいので、気の合う友達と交流を深めるうちにネット弁慶になっていたケースもあります。
ネット弁慶にならないために気をつける6つのポイント|現実を生きる秘訣とは?
「ネットの世界には頼らず、充実した生活を送りたい」
「リアルな世界で、友達をたくさん作って遊びたい」
ネット弁慶になると、ネット上の居心地が良くなり現実の生活が疎かになってしまう可能性があります。
ネット弁慶にならないためにはどうしたらいいのか?ここでは気をつけるべき6つのポイントを具体的に解説していきます。
ポイント1. 友人とできる趣味を作る
積極的に人と関わる時間を増やす努力をすることで、自然とネットに依存することがなくなります。そのためにも、友達と一緒に楽しめる趣味を探してみましょう。
- 美術館や古本屋巡りなど目的の散歩
- テニスやサッカーなど、体を動かす趣味に挑戦してみる
- 車があればドライブなど、幅広く楽しめることを趣味にしてみる
など、ネットから離れるためには、目的を持って行動できる趣味がおすすめです。
友達と一緒にでかけることで、会話をする機会が増え、自然とネットから離れられますよ。
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ポイント2. 規則正しい生活を送る
朝が来てから寝て起きるのは夕方…といった夜型の生活になると、リアルな友達との生活リズムが合わず、ついついSNSに依存しがちになります。
早寝早起きを心掛け、規則正しい生活を送ることで、自然とネット上の友達とは活動時間が合わなくなり、SNSを遠ざけることができます。
その代わり、リアルな友達と同じ時間帯に活動できるようになるので、一緒に出掛けたり、電話で話したりなど、現実の生活を充実させることができますよ。
ポイント3. 一日のネットをする時間に制限を設ける
ネットを見だすとつい時間を忘れて「気付いたらこんなに時間が経っていた!」という経験はよくあること。
ネット弁慶になるとSNSに依存してしまうため、例えば寝る前にはスマホを触らないなど、
まずは1日のうちでネットをする時間に制限を設けて、物理的にネットから遠ざかってみましょう。
最初から完璧に制限を守るのは難しいかもしれませんが、「時間を制限しよう」という意思があることで、ネットに依存しすぎるのを防ぐ効果がありますよ。
ポイント4. 適度な運動の習慣を作る
ネット弁慶はネット上に書き込みをすることでストレスを発散していたので、運動によってストレスが発散できれば書き込みをする必要が無くなりますよ。
- 最寄りのスポーツジムでスイミングをしてみる
- ランニングやウォーキングなど、一人で簡単にできる運動から挑戦してみる
など、適度な運動で体を動かすことで、日頃のストレスを発散し、心身ともにリフレッシュできます。
一人でも簡単に出来そうな運動だと、リアルに友達が少ない人でも試しやすいですよ。
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ポイント5. 仕事や学業に力を入れる
簡単に出来そうなことから目標達成まで努力が必要なことまで、ネットに使っていた無駄な時間を意味にのあるものに置きかえると、現実生活にも張り合いが生まれます。
- 知識をつけるために読書をしてみる
- 新しい分野の勉強を始める
- 仕事に役立つ資格取得を目指してみる
といったように、今までネットに依存していた無駄な時間を使って、仕事や学業に力を入れて時間を有効活用するのも、ネット弁慶にならないためのポイントです。
ポイント6. ネット以外に気分転換をする時間を作る
日頃からストレスを溜めないようにすれば、SNS上でストレス発散をする必要がなくなるため、無理をせずにネットの世界から遠ざかることができます。
- お風呂にゆっくりと浸かって疲れをとる
- 気の合う友達と美味しい食事を楽しむ
- 好きな映画を観たり、音楽を聴いたりする
など、運動以外にも様々な習慣で心身ともにリフレッシュしてみましょう。
現実の生活でストレスが溜まりにくい習慣を身に付けることが、ネット弁慶にならないために効果的ですよ。
【参考記事】はこちら▽
ネット弁慶にならないよう、SNSとの付き合い方を考えてみて。
スマホやパソコンなど、誰でも気軽にネット上に書き込みできる時代ですが、ネットの世界にハマりすぎると悲しい末路が待っているかもしれません。
今回紹介したネット弁慶の特徴や心理をみて、少しでもネット弁慶になる心配がある方は、自分の行動を自覚して、ネットに依存しすぎないように対策をしていきましょう。
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