親近感がわく人に共通する特徴とは?親しみやすいと思われる“5つのテクニック”
【会話編】親近感がわく人の6つの言動|話し方で分かる特徴とは?
「周囲から慕われるにはどんな言動をすればいいの?」
「みんなにもっとフランクに接してほしい」
そう思っていても、どういった言動を取ればいいのかわからず困っている方も多いでしょう。
そこでここからは、親近感が湧く人に共通して見られる言動についてご紹介していきます。
周りの人に親近感を持ってもらいたいと考えている方は、これらの言動を真似ることがその近道になりますよ。
言動1. 初めて会ったのに距離感を掴むのが上手
周囲から親近感がわくと思われている人は、相手がどういった人間なのかを出会った瞬間に察知できます。それにより、相手の性格や人間性に合わせた言葉や態度を選ぶことが可能。
- 人見知りする人には、挨拶など必要最低限の会話から少しずつ
- 人懐っこい人には、最初からフランクにプライベートなことをグイグイと聞く
このように距離感を上手く詰めていけて、「初めて会った気がしない」と思ってもらえるからこそ親近感を抱いてもらえているのです。
言動2. 思っていることをはっきりと言える
自分の意見をあまり口にしない人は何を考えているのかわからず、距離感も縮めにくいもの。その点、思っていることをしっかりと口にできる方は、どういった人物であるのかがすぐにわかるため周囲も心を開きやすくなります。
- 嫌なことははっきりと嫌だと言う
- 職場の会議などで肯定・否定かかわらずに自分の意見を発言する
など、自分の人間性を表に出しているのも親近感が湧く人に共通してみられる特徴です。
言動3. 自分の失敗した話をしてくれる
人間誰しも自分の弱い部分は、信頼のおける友人や恋人にしか見せたがらないもの。
そんな中、失敗談を進んで話してくれるというのは心を開いてくれているという証拠なので、それを聞いた相手は一気に親近感を覚えます。
- 脈ありだと確信して好きな人に告白したけど、勘違いで見事に玉砕してしまったこと
- ウケ狙いで披露したギャグが盛大に滑ってしまったこと
など、会話の中で自分の失敗談を笑いながら話し、その場を盛り上げるのも親近感が湧く人に多い特徴ですね。
言動4. 同じ地方の方言を使っている
方言が同じということは地元が一緒だという証拠。同じ地方で生まれ育ったという共通点から、それだけで相手は強く親近感を感じます。
そのため、喋り方に訛りがあったり、LINEなどで方言を使っている人は、同郷の方には親しげに接してもらえることがほとんど。
一部の人からやけに好かれているという場合は、出身地が同じという理由があるからかもしれませんね。
言動5. 相手のLINEに合わせて絵文字を使う
会話と同じでLINEでも自分と共通点を感じると、人は「親近感がわく」と思うものです。
そのため、
- 絵文字や顔文字を使う人には、同じように絵文字・顔文字を使用する
- スタンプや絵文字を使用する頻度を相手と同じにする
このように相手に合わせている人は、周囲から親近感が湧く人だと思ってもらえています。
言動6. 「確かに〜」が口癖
人はたとえ自分が間違っていたとしても、他人に否定されると落ち込んでしまうもの。
反面、自分の意見に賛同してくれる人は味方だと感じて、親近感や好感を抱く生き物です。
そんな中、親近感がわくと思われている人は、「確かに!」「俺/私もそう思う」と他人の意見に賛同することが多め。
だからこそ多くの人に「この人は自分と同じ考えなんだ!」と思われ、親近感を抱いてもらえているのでしょう。
【外見編】親近感がわく人に共通する5つの見た目|顔や表情で分かるポイントとは?
「話したことがない人から距離を置かれがちだから、それを改善したい」
「どういう見た目だと親近感を持ってもらえるの?」
第一印象で距離を置かれてしまうと、その後「親近感がわく」とは思ってもらえないもの。そのため、まずは「親近感を持ってもらえる見た目になりたい」と考えている方も多いはず。
そこでここからは、親近感が湧く人の外見的特徴をご紹介していきます。
真似できそうな部分を真似ることで、自分も親近感を抱いてもらえる人になりましょう。
見た目1. 常に明るい表情をしている
いつも暗い表情をしていたり、無表情でいたりする人は、他人に「自分と関わりたくないのかも」という印象を与えてしまいます。
反対にいつもニコニコと明るい表情を浮かべている人はとっつきやすく、親近感を覚えるものです。
- 誰かと話す時はいつも笑顔で接している
- 嫌なことがあってもすぐに気持ちを切り替え、明るい表情を浮かべる
親近感が湧く人はこれらを徹底しているからこそ、周囲の人に「親しみやすい」と思ってもらえて、人が集まっているのです。
見た目2. 喜怒哀楽が表情で判断できる
感情豊かな人はその時の表情を見るだけで、今の気分を理解できます。
それにより、話し掛けた時にどんな反応を取るかが手に取るようにわかるため、周囲の人は「接しやすい!」「親しみやすい」と感じています。
怒っている時は眉間に皺をよせ、悲しい時には涙を流し、楽しい時や嬉しい時は歯を見せて笑う。
このように喜怒哀楽が表情から読み取れるのも、親近感を抱いてもらいやすい人の特徴です。
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見た目3. 自分にどこか似ている
人間というのは、自分と似ている部分が多ければ多いほど相手に親近感を抱くもの。
外見においてもそれは同じで服装・髪型・顔の造形・背丈など、自分と似ている要素が多い人に安心感を感じて親近感を覚えます。
具体的には、
- 背が高い人は背が高い人に、低い人は低い人に
- ファッションの系統が同じ人に
- 丸顔の人は丸顔の人に
など。親近感を持ってもらえている人をよく見てみると、その周囲にいる人と何らかの共通点を持っていることが多いですよ。
見た目4. 髪色などが落ち着いた色をしている
親近感が湧く人は総じて落ち着いた外見をしています。
髪色やファッションが派手だと、多くの人から少しとっつきにくいと思われる事が多く、周囲に親近感を持ってもらえないのです。
- 男性であれば黒髪短髪、ジャケットにパンツなどありふれたファッション
- 女性であれば黒髪か茶髪で、露出が多すぎない服装
特定の一部だけでなく、多くの人から親近感を持ってもらえている人はこれらの条件を満たしていることがほとんどです。
見た目5. 見た目に清潔感がある
見た目が不潔だったり、奇抜すぎたりするとその時点で距離を置きたくなり、親近感は一切感じません。
そのため、平凡かつ清潔感のある見た目であることが他人に親近感を持たれる最低条件です。
- 頭にフケがない
- 服によれがない
- 服のサイズ感が適切
- ピアスの数が常識の範囲内
など、周囲から親近感を持たれている人はこれらの条件を満たした上で、他の特徴も併せ持っているからこそ、親近感を抱かれています。
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【行動編】親近感がわく人の5つの振る舞い|親しみやすい仕草や癖とは?
「最初は親しげだったのに、接しているうちに距離を置かれてしまった…」
「どんな行動をとれば、みんなにフランクに接してもらえるんだろう」
親近感を持ってもらうには行動も重要ですが、どのような行動や仕草をすればいいのかわかりませんよね。
ここからはそんな方のために、親近感がわく人の行動や仕草についてご紹介していきます。
行動1. 自分と同じ仕草をしている
人には髪を触ったり、鼻を触ったりなど様々な癖があります。人間、その癖が同じ相手には無意識のうちに自分との共通点を感じるので、安心感や親近感を覚えます。
- 事あるごとに指をぽきっと慣らす
- 考え事をする時に腕を組む
- 貧乏ゆすり
など、親近感を抱かれやすい人はいくつかの癖を持っており、知らずのうちに周囲と同じ仕草を取っているのも特徴の一つです。
行動2. 近い距離で話をする
親近感を抱かれる人は会話をする時、パーソナルスペースが近い人が多いです。
それは相手と親しくなりたいという心理によるもので、相手もその意思を感じられるからこそ親近感を抱かれるのです。
例えば、テーブル席で向かい側が空いているのに隣に座るなど。
それもただ近いだけでなく、初対面の時から相手に嫌がられない程度まで自然に接近できるのが親近感がわく人の特徴です。
行動3. 誰に対しても自然な態度で接する
親近感がわく人は必要以上に相手をおだてたり、蔑んだりはしません。
どんな相手にもありのままの態度で接しており、それにより周囲に「自分と同じ価値観だ」と思ってもらえるため、多くの人から親近感を抱かれるのです。
よくないことははっきりと注意し、時には相手をからかうことだってあります。
このように誰に対しても自然体で振る舞っている人は、多くの人から親しみやすいと思われますよ。
行動4. 親身になって話を聞いてくれる
親近感がわく人は周囲にいる人を大事に考えています。
だからこそ、何か相談された時はどんなに些細な内容であっても親身になって話を聞き、その態度に相手は「信頼できる」と感じるため、親近感を持たれているのです。
- 「俺/私は○○だと思う」と意見を言う
- 「そっか」「それは大変だったね」と相槌を打つ
など、親近感を持たれる人はどんな時も真剣に受け答えするのが特徴の一つです。
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行動5. 握手などスキンシップが自然
親近感がわく人はまるで海外の人のようにスキンシップが盛ん。
そのスキンシップに、相手は「自分と仲良くなりたいんだ」という意思を感じ取るため、親近感を抱きます。
- 挨拶をする時に握手をする
- 誰かを呼ぶ時に肩や背中に触れる
このような行動をごく自然に取れるのが親近感がわく人の特徴であり、魅力でもありますよ。
親近感がわかない人の4つの原因|近寄り難いと思われるのはなぜ?
「何もしてないのに周りから距離を置かれてしまう…」
「そう違わないと思うのになぜあの人は親近感を持ってもらえて、自分はもってもらえないんだろう」
特に心当たりがないのにもかかわらず、周囲に親しみを持ってもらえないことで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて、ここからは周囲に近寄り難いと思われてしまっている原因についてご紹介していきます。
原因1. そもそも親しくなりたくないから
親近感というのは、いい印象を持っている相手にのみ抱く感情です。
- 清潔感がないから近づきたくない
- 見た目が奇抜だったり、常にムスッとしていたりして何だか怖い
などの理由から相手に「関わりたくない」「友人にはなりたくない」と思われてしまうと、どれだけ性格が良かったとしても親近感は抱いてもらえません。
中身はもちろん大事ですが、それと同じくらい外見も重要ですので、身なりや表情にも気を払う必要がありますよ。
原因2. 何を考えているのかわからないから
人間は正体がわからない物事に対して、恐怖感や不信感を抱く生き物です。
それは人に対しても同じで、中々真意を掴めない相手にはつい警戒してしまい、敬遠してしまいます。
そのため、
- いつも無表情で、顔から感情が読み取れない
- 前触れなく突然笑い出したり、怒ったりする
など、何を考えているのかわからない人には親近感を感じることはまずありません。
親近感がわく人になりたいのであれば、自分の考えや意見を表に出すことが必要不可欠ですよ。
原因3. 金銭感覚が合わないと感じてしまうから
大金持ちは大金持ち、貧乏人は貧乏な人とつるむように、人は自分と同じ金銭感覚を持っている人と親しくなります。
それもそのはず、金銭感覚に差がありすぎると生活習慣や会話が合わないためです。
- ブランドもののアイテムを多く持っている
- 高級車を保有している
- 穴が開いた服を着ている
- ボロボロのバッグを使い続けている
このように成金すぎたり、みすぼらしすぎたりすると、多くの人に「金銭感覚が合わない」と感じられるため、親近感を持たれないのは当然。
親近感を感じてもらうには、常識的な金銭感覚が必要になるでしょう。
原因4. 実力差がありすぎて距離を感じてしまうから
親近感は自分と同じレベルの相手に抱くもの。
実際にあなたが一流芸能人や実業家に親近感を抱かないように、実力やステータスに差がありすぎると「住む世界が違う」と距離を感じてしまうものです。
- 仕事を一つのミスなく完璧にこなして、その上で数字も上げる
- ルックスが俳優やモデルのように優れている
など、周囲に敬遠されているのは高嶺の花だと思われているからこその可能性も。
その場合は失敗談を話すことで、人間味のある部分をアピールすると「自分と変わらないんだ」と思われて親近感を持ってもらえるでしょう。
周囲から親近感を持ってもらう5つのコツ|親しみやすい雰囲気を出す方法とは?
「どうすれば親近感を持ってもらえるの?」
「親しみやすい人になって、学校や職場で人気者になりたい!」
近寄り難いと思われるより、親しみやすいと思われたいと考えるのが当然。
しかし、どうすれば親近感がわく人だと思ってもらえるのか、その方法がわからずに悩んでいる方もいるでしょう。
そこでここからは、周囲に親近感を持ってもらう方法やコツについてご紹介していきます。
コツ1. 相手との共通点を増やす
共通点が多ければ多いほど、相手は親近感を抱くもの。そのため、親近感を持ってもらいたいのであれば、その相手との共通点を意識的に増やしましょう。
例えば、
- 相手が綺麗めなら綺麗め、アメカジならアメカジなど服装のジャンルを揃える
- スマホや文房具などのメーカーを揃える
- 相手の口癖を自分も使う
など。
その上で、「それ同じだね!」とその共通点をアピールするようにすると、「あ、ほんとだ!」と相手に親近感を持ってもらえますよ。
コツ2. 相手の意見に賛同する
意見を反対されると、人はその相手を敵認定してしまいがち。そうすると一気に距離を置かれてしまいますので、まずは相手の意見に賛同- 共感しましょう。
そのための方法としては、「わかる~!」「うんうん!」と相槌を打ったり、「俺/私も○○だと思う」と同じ考えを述べたりすることが有効。
それにより、「自分と同じ考えなんだ!」と感じてくれて親近感を覚えるでしょう。
相手の意見に否定したい時も一旦共感を示すことで、自分の意見をすんなりと聞いてもらえますので、どんな意見であってもまずは賛同することを意識しましょう。
コツ3. 相手の趣味に興味を示す
自分が好きな話に興味を持ってもらえると、どんな人であっても嬉しいと感じるもの。
その嬉しさが親近感へと繋がりますので、相手が趣味の話をした時には強く興味を示しましょう。
具体的には相槌を打ちつつ、「それでそれで?」と相手の会話をさらに引き出すのがおすすめ。
そうすることで、相手は「そんなに聞いてもらえるってことは興味を持ってもらえているんだ!」と感じます。
さらに他の話題も掘り下げることができ、親近感を与えつつ友好度を深められるためいいこと尽くしですよ。
コツ4. ミラーリング効果を利用する
人は自分と同じ行動・仕草を取る相手に、無意識のうちに親近感や好感を抱きます。
これはミラーリング効果(同調効果)と呼ばれている、心理学的なテクニックの一つ。
このテクニックを利用することで、相手の行動や仕草を真似すれば親近感を持ってもらいやすくなりますので、ぜひ実践しましょう。
例を挙げると、
- 相手が飲み物を飲んだら、同じタイミングで自分も飲み物を飲む
- 相手が髪を触ったら自分も髪をいじる
などが代表的。
ただし、真似ていることがバレてしまうと逆効果になってしまいますので、バレないようにさりげなく真似るようにしましょう。
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コツ5. 会話の中に「あるある」を盛り込む
「家政婦が家事をしてくれるから楽~」と話されたところで、多くの人は家政婦を雇っていないため共感できず、親しみやすさは感じません。
一方、「すぐに埃が溜まるんだけど掃除がめんどくさい!」という内容であれば、「わかるー!」と共感を得られて親近感を持ってもらえます。
このように多くの人が経験しているであろう「あるある」を会話に盛り込むことで親近感を与えられるでしょう。
具体例があることでより内容を想像しやすく会話も弾みますので、グッと心の距離が縮んでいきますよ。
親近感を持ってもらえるよう、関わり方を少しずつ変えてみて。
相手に親近感を持ってもらえると、心の距離が縮まりやすく友好的な関係を築きやすくなります。
とはいえ、どうすれば親近感を持ってもらえるのか、その方法がわからずに悩んでいた方も多いはず。
そんな方に向けて本記事では、親近感が湧く人の特徴や親近感を与えるテクニックについて解説してきました。
親近感がわく人には後天的になれますので、これらを参考に、多くの人に親近感をもってもらえるような人間を目指していきましょう。
【参考記事】はこちら▽
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