執念深い人の心理とは?執念深い男女の特徴&上手な対処法を解説
執念深い人って怖いですよね。
「いつまでもしつこい」「嫉妬深く粘着質」など、執念深い人には困った一面が多いです。そういうどのように接したらいいのか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、執念深い人の男性女性別の特徴や、執念深い人への対処法をご紹介します。執念深い人とどのような距離感で接したらいいのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。
執念深いとはどんな意味?
執念深いとは「関心を持った対象から離れたくない心情」「執着心がある様子」「思い込みが激しい様子、強く思いを寄せている様子」という意味があります。
一つの物事や一人の人に強い感情や関心を持つあまり、諦められない気持ちを含んでいる意味も。
一般的には、どちらかというとネガティブなイメージとして使われることが多いです。
どうしてしつこい?執念深い人の心理とは
ここからは、執念深い人の心理をご紹介します。いつまでもグチグチと執着してしまうしつこい一面や執着心が強い一面は、どのような心理が原因なのでしょうか?
執念深い人が抱いている心理をチェックしてみましょう。
執念深い人の心理1. 自信がない
失恋をした時に「次の恋を探そう」「もっといい人はいる」と思えればいいのですが、自分に自信がないため「彼や彼女以外はいない」と考えてしまいます。
相手に不満があっても別れられず、ズルズル同じ人と付き合ってしまうことも。
その気持ちが執着心となり、一人の人に的を絞って思いを寄せるようになるところが特徴です。
執念深い人の心理2. 構ってもらいたい
極度な寂しがりやな場合も、執念深い人になってしまうことが。一度仲良くなったり優しくされたりすると、もっと気を引きたいという心理が働きます。
自分だけを構ってほしいので、しつこいほど相手のことをチェックするように。
SNSなどもこまめにチェックをして「違う友達とばかり遊んでいる」「今日は暇なのかな」などと、確認しています。
執念深い人の心理3. 好かれていると思い込んでいる
自意識過剰で「相手は自分のことが好き」「自分のことを一番に思っている」と、捉えている場合も。このタイプは独占欲も強いので、自分の思うように動かしたいという心理も働いています。
相手が自分に好意があることが前提なので、必要以上にわがままな行動に出る場合も。「どうして優先してくれないの?」「私のことが大切じゃないの?」などと、責められることもあります。
執念深い人の心理4. 好きな人や物事を諦めたくない
ある物事や人物に対する思いが強すぎて、諦められなくなっていることもあります。「自分にはこれしかない」と思い込んでいるので、何としてでも手に入れたいという粘着質に。
趣味の場合は周囲に敵意を燃やしながら、自分だけ評価されたいと考えます。また、恋愛の場合は「絶対に手に入れたい」という思いが強く、怖いと感じることもあります。
執念深い人の心理5. 人を信用していない
他人に裏切られることに恐怖を感じており、必要以上に警戒心が強くなっている状態です。心配性な人に多く「悪口を言われていないかな」「仲間はずれにされていないかな」と、一定の人たちに執着してしまいます。
自分の知らないことや分からないことが怖いので、どのようなことでも知っておきたいと思っているところが特徴です。
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執念深い人の心理6. プライドが高く、自分のミスや誤りを認めたくない
自分がミスや失敗をした場合、プライドが高い人はそれを素直に認められません。それどころか「認めてしまうと傷つく」「評価が下がる」と考えるので、しつこいくらいに否定をして非を認めません。自分は間違っていないと、主張をし続けます。
また、相手が正当な理由を述べたとしても言い訳を探して、どうにか否定できる方法を探します。
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【男女別】執念深い人の特徴を大公開!
ここからは、男性女性別に執念深い人の特徴をご紹介します。男性と女性では、それぞれ異なる特徴があり、周囲が困惑するような行動を取ることが多いです。
執念深い人かどうか見分けるためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
執念深い男性の特徴8選
まずは、執念深い男性の特徴をご紹介します。プライドが高く自分の気持ちを押し通したい特徴や、恋愛の場合は独占欲や執着心が強い人も。
どのような態度を取ることが多いのか、ぜひチェックしてみてくださいね。
執念深い男性1. 他人から受けた嫌なことに対していつまでも根に持つ
執念深い男性には、お互い様という概念が通用しません。自分がしたことは水に流しても、人からされたことはいつまでも根に持っています。「先に帰った」「食事会に呼んでもらえなかった」など、大事ではないケースが多いことも。
また、大勢の前で「あの時はこんなことをされた」などと、何年経っても話す粘着質であるところも特徴です。
執念深い男性2. 諦めが悪く、潔さがない
プライドや自己評価が高い性格の場合、自分の意思を曲げられないところも執念深い男性の特徴です。特に、ミスや失敗をした時には素直に認めることができません。
「自分のせいだけではない」「周りが悪い」など責任転嫁することが多く、正当な言い訳を探そうとします。
潔さがなく、一つの物事に執着してしまう傾向があります。
執念深い男性3. 独占欲が強く、束縛が激しい
自信がない男性は、恋愛面で彼女に対する独占欲を発揮することが多いです。
「彼女が離れてしまったらどうしよう」「彼女に嫌われくない」という不安から、彼女を離さないようにしなければならないという執着心を抱いてしまいます。
その結果、執念深い男性は必要以上に、彼女を束縛をしたり行動制限をしたりすることが多いです。
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執念深い男性4. 好きな人にしつこく言い寄る
執念深い男性は、好きになった女性を諦められない傾向があります。「どうしても自分のものにしたい」という気持ちから、好きな女性以外が視界に入らないようになる場合が。四六時中彼女のことだけを考えるようになり、自分の気持ちばかりが先走ってしまいます。
その結果、相手の気持ちを考えないでしつこく言い寄るところも特徴です。
執念深い男性5. 人からの見返りを期待している
計算高い男性の場合「この人と一緒にいることで見返りがあるかもしれない」「メリットがあるかもしれない」と考えている可能性があります。その見返りを今か今かと期待しているので、特定の人に執着心を抱く傾向が。
見返りを与えてもらえるように相手のことを注意深く観察しており、切っても切れない関係にしようとします。
執念深い男性6. 自分が正しいと思いがち
自分のミスや失敗が認められない性格の場合、素直に謝罪しすんなりと物事を解決することができません。明らかに自分が悪い場合でも突っかかり「自分が正しい」「周りが間違っている」など反論します。
素直に非を認められないので小さな物事に執着をして、周囲と口論になることも。プライドが高く自分の気持ちを曲げられない男性に多いです。
執念深い男性7. 被害者意識を持ちがち
様々な場面で他人のせいにするところも、執念深い男性の特徴です。「自分は不幸だ」「自分はかわいそうだ」と被害妄想しており、その原因を他人に押し付けます。
「あの時○○さんがこんなことをしたから不幸になった」「あの時人生が変わった」など、大袈裟に話し周囲の同情を買おうとする一面も。また、いつまで寝に持つ性格で、同じようなことを繰り返し主張します。
執念深い男性8. とにかく負けず嫌い
常に他人と自分を比較する癖があるのも、執念深い男性の特徴です。自分以外は全員ライバルだと認識しており、闘志を燃やします。その分、相手の行動や振る舞いなどに執着してしまい、自分と比較してしまう一面が。
「自分より劣っている」「自分の方が上」などと比較され執着心を持たれてしまうので、周囲からは接し方が分からないと思われてしまいます。
執念深い女性の特徴8選
ここからは、執念深い女性の特徴をご紹介します。ネガティブ思考で過去の出来事やトラウマにこだわっているケースも。しつこいくらいに執着してしまいます。
執念深い女性にはどのような特徴があるのか、チェックしてみましょう。
執念深い女性1. 他人のプライベートを把握したがる
執念深い女性は恋愛面で彼氏のことを信用してしない場合、逐一行動をチェックしようとします。「会わない時間には何をしているのか」「裏切るようなことをしていないか」など、彼氏を疑う気持ちからしつこいくらいにプライベートを把握しようとする傾向が。
場合によっては、彼氏のSNSをチェックしていることもあります。
執念深い女性2. 嫉妬心が強い
「絶対に手放さない」「私だけのもの」という強い独占欲を抱いているのも、執念深い女性ならでは。特に、恋愛においては彼氏を自分だけのものにしたいという思いから、嫉妬心が強くなる傾向が。
彼氏に接近する女性がいると全員敵だと思い、敵対心を燃やします。特に、何もしていないのに、特定の女性に恨みや執着心を抱えることもあります。
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執念深い女性3. 過去の出来事を鮮明に覚えている
執念深い女性は、過去の傷やトラウマを未だに引きずっていることも多いです。人間関係での辛い記憶や失恋の思い出などを鮮明に覚えており、時折思い返します。
そして、感傷的になり気分が沈んでくると「あの時の出来事で人生が変わった」「あの恋愛さえなければ良かった」などと、悲観的になりやすいところも特徴です。
執念深い女性4. 相手のことを考えずに、LINEを連続で送ってくる
自分の気持ちや思いを抑えられずに、衝動的な行動に出るところも執念深い女性の特徴です。他人を信用しておらず「嫌われたかもしれない」「もう相手にしてくれないかもしれない」などと、勝手な妄想をしてしまいます。
その結果、相手のことを考えることなく、LINEやメールを連投し反応や返信を催促することも。急な連投に相手は怖いと感じてしまいます。
執念深い女性5. 嘘を決して許さない
執念深い女性は、過去の体験から「これ以上傷つきたくない」「裏切られたくない」と感じます。そのため、他人の行動に敏感で嘘や裏切りなどを許しません。
嘘が分かった段階で「傷つけられた」という心理が強く働き、急に相手に対して攻撃的になる一面も。
「絶対に許されない」という執念を持って接するようになります。
執念深い女性6. 別れを切り出した男性に恨みを持つことがある
自分の気持ちや心を守りたいと思うあまり、恋愛面でも相手の男性に一方的な恨みを抱えることがあります。特に、別れ話を切り出されると「私は悪くないのに、傷つけられた」「裏切った」などと、被害妄想が膨らむところが特徴。
そのため、付き合っていたときは仲が良かったはずなのに、急に攻撃的な態度を取るようになります。
執念深い女性7. ネガティブで不幸自慢が多い
ネガティブ思考な女性も、執念深い傾向があります。周囲から同情を買いかまってほしいという気持ちが強く、過去の出来事に執着していることが多いです。
「あの時の私はこんなに不幸だった」などの不幸自慢をし、「自分はかわいそう」「自分は恵まれていない」という部分を誇大表現することが。
また、ネガティブな話ばかりするので周囲も疲れてしまいます。
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執念深い女性8. 勝手な妄想にとらわれがち
執念深い女性は、妄想癖があることも。異性に優しくされたり甘い言葉をかけられたりすると「自分のことが好きに決まっている」と妄想してしまいます。
この妄想が一人歩きしてしまい、執着心に変化することが。
「あの人は私のことが好きだから」と気持ちが強くなり、相手のことも考えないで勝手に手に入ったような感覚に陥ってしまいます。
執念深くなる4つの原因とは?
ここからは、執念深くなってしまう4つの原因をご紹介します。性格や考え方、捉え方によって、ついつい執念深くなってしまうことも。
どのようなことが執念深い思考に繋がるのか、ぜひ参考にしてみてくださいね。
原因1. 人への共感力が弱い
執念深い人は、自己中心的な考え方が行動の基準となっていることが多いです。執念深い人は周囲の気持ちや行動を考え、気持ちを抑えたり行動を考えたりすることができません。
その結果「全てが自分の思い通りになる」と捉えおり、他人をコントロールしようとしてしまいます。何もかも思い通りにしたいという気持ちから、執着心が生まれることが多いです。
原因2. 人間不信になっている
他人のことを信頼していないので、どのようなことも疑いの目から入ってしまいます。特に、恋愛の場合は相手のことを信頼していないと、不安や心配が尽きません。
「本当は大切ではないのかもしれない」「本当は好かれていないかもしれない」など、勝手な妄想が膨らみます。この不安から、束縛や執念が生まれるのです。
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原因3. 完璧主義者で、思い通りにならないと気が済まない
プライドが高く、自分の思ったことが現実にならないと気が済まないため、自分の意見や考えが否定されるとそこに執着してしまいます。
「どうすれば思い通りになるのか」「自分の意見は間違っていない」となどと考えて、意地でも突き通そうとするところが原因です。
人の意見を聞き入れようとせず、自分は完璧だと思い込んでいる傾向があります。
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原因4. 過去に裏切られた経験をした
過去に裏切られた経験などトラウマになる出来事があった場合「同じ思いをしたくない」という気持ちが強くあります。辛い経験を避けようとするあまり、不安や心配から執念深くなることが。
その結果、恋愛の場合は独占欲や執着心が強くなり「全てを知っておきたい」「管理したい」と考えるようになり、相手のことだけに夢中になってしまいます。
周りにいる執念深い人の上手な対処法
ここからは、執念深い人に対する対処法をご紹介します。深く執念深い人と関わってしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことも。
後から嫌な思いをしないように、事前に対処法をチェックしておきましょう。
対処法1. できる限り避ける
「執念深い人かもしれない」と感じたら、できる限り避けるのも一つの対処法です。まともに接するようにしても、執念深い人は自分本位な考え方を押し付けてくるケースが多いです。
正論が通用せず執着心も強いので、トラブルなどに巻き込まれてしまうことも。嫌な思いをする必要はないので、自分から離れるようにしましょう。
対処法2. 恋愛において執念深い場合は、はっきりと断る
執念深い人から好意を抱かれた場合や彼氏や彼女が執念深い人だった場合、自分の意見をハッキリと提示するようにしましょう。相手のペースに合わせていると、疲れてしまうことが多いです。
また、深入りしてから指摘などをすると、「この人に裏切られた」などと恨みを持たれてしまうことも。これ以上関われないと感じたら、手を引くのも対処法です。
共通の友人に協力してもらい、二人っきりにならないことも大切
執念深い人と二人きりになってしまうと、無理難題を押し付けられることや理不尽なことを言われる場合があります。そのため、断りたい場合やしっかりと話がしたい場合は、共通の友達を含めて会うようにしましょう。
第三者の目があれば、そこまで無理なことは言えないはずです。
対処法3. 過去の話を何回もぶり返してくる人には、否定せずに話を流し続ける
過去の出来事やトラウマに囚われている人は、何度も同じことを話して「大変だったね」「かわいそう」などと感じてもらいたいと思っています。
そのため、同じ話が始まったら同情をしないようにして「うん」「そうか」などと聞き流すことも対処法です。
深入りはしないであまり反応をせずに、聞き流すように心がけましょう。
前もって執念深くつきまとわれないようにする対策とは
最後に、執念深い人と接する時に付きまとわれないようにする対策をご紹介します。執念深い人とは深く関わらず、一定の距離を保つことがポイント。
前もってできることばかりなので、接する時に心がけてみるといいでしょう。
対策1. 近すぎず、適度な距離感を保つ
執念深い人は、被害妄想や思い込みが激しい一面があります。下手に深く関わり話を聞いたり行動を共にしてしまったりすると、後々から恨みを買う可能性があります。
できるだけ深入りしないで、一定の距離を保つように心がけてみましょう。相手のプライベートには関わらないようにして、二人きりで行動をすることは避けるほうが無難です。
対策2. 思わせぶりな発言はしない
執念深い人は「好意を持たれている」「よく思われている」と感じると、急に馴れ馴れしくなったり横柄な態度を取ったりします。
また「好意がある」と感じてしまうと妄想が膨らみ「自分のものにしたい」と感じてしまうことも少なくありません。
トラブルを避けるためにも、相手に興味があると思われるような態度が取らないようにしましょう。
対策3. 自分に非があった場合は、速やかに謝る
執念深い人がいる時に失敗やミスをしてしまったら、速やかに謝ることが大切です。非を認めないと恨みを買われることも考えられます。
また、根に持つタイプの人も多いので、いつまで経っても粘着質に「あの時はこうだった」「○○さんはこんなことをした」などと、言われてしまうことも。
その場で丸く納めて、後々蒸し返せないようにするようにしましょう。
執念深い人とは上手に付き合っていきましょう。
今回は、執念深い人の特徴や心理、そして執念深い人と関わる時の対処法をご紹介しました。執念深い人はプライドが高い場合や、自信がなく過去の出来事に囚われている場合や様々なパターンがあります。
どの場合も、深く関わってしまうと思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことが。「この人は執念深いかも」と感じたら深入りせずに、一定の距離を保つように心がけてみましょう。
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