世渡り上手とはどういう意味?世渡り上手な人になる5つの方法を解説
世渡り上手とはどんな人を指すのでしょう。
仕事でもプライベートでも、人間関係を上手く築いていける世渡り上手な人っていますよね。
周囲から妬まれることもありますが、どんな場面でも上手く切り抜けていけるので見習いたい部分もたくさんあります。
今回は、世渡り上手の意味から、世渡り上手な人の特徴、世渡り上手になる方法など、詳しく解説していきます。
そもそも「世渡り上手」の意味とは?
世渡り上手とは、世間をうまく渡れる術(処世術)を身に着けている人のこと。
どんな場面でも明るく積極的で、人付き合いも上手な人気者。
具体的には、人間関係を上手に築きながら要領よく物事を進める人のことです。
もちろん世渡り上手な人も、見えないところでの苦労や努力があるはずですが、周りからは軽々とこなしているという目で見られます。
具体的にどんな人?世渡り上手な人の特徴10選
世渡り上手の意味が分かっても、具体的にどんな人なのかピンと来ないという方も多いのではないでしょうか。一般に世渡り上手と呼ばれる人たちには、どんな特徴があるのでしょうか。
ここからは、世渡り上手な人の特徴を10個ご紹介します。
世渡り上手な人の特徴1. ポジティブな性格でいつも明るい
世渡り上手な人は、基本的にポジティブ思考。明朗快活で笑顔が絶えず、クラスの人気者やムードメーカー的な存在であることが多いようです。
どんな時もクヨクヨ悩まず明るく振る舞うので、一緒にいて楽しい人という印象を与えます。
いつも明るい世渡り上手な人の周りには、自然に人が集まってきます。気の合う仲間に囲まれて、おもしろおかしく過ごしていることが多いです。
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世渡り上手な人の特徴2. 甘え上手で人の懐に入るのが上手い
世渡り上手な人は、男性でも女性に関わらず、人に甘えるのが上手です。
何か困ったことが起きても、友達や同僚に助けを求めるのが上手で、たいていの場合は周囲の人も快く手を貸してくれます。
また、目上の人や年上の人の懐に入るのも得意です。上司や先生からいろいろと目をかけてもらったり、時にはえこひいきをしてもらったりすることも少なくありません。
世渡り上手な人の特徴3. フットワークが軽く、誘われたら基本的に行く
交友関係が広いのも、世渡り上手な人の特徴です。基本的に男性からも女性からも好かれる上に、友達付き合いが大好き。みんなと一緒にワイワイしていたいタイプです。
世渡り上手な人は明るく人当たりも良いため、飲み会や合コンにも頻繁に誘われます。
そして、誘われれば可能な限り必ず駆けつける、フットワークの良さも持ち合わせています。
世渡り上手な人の特徴4. 目上の人を立てるのがうまいため、上司や先輩に好かれやすい
お調子者のイメージもある世渡り上手な人ですが、目上の人には礼儀正しい一面も持っています。
会社の上司や先輩などに対しては、一見馴れ馴れしいようでも、部下や後輩としてマナーをきっちり守って接します。困った時には助けやアドバイスを求めるなど、上司や先輩の自尊心を適度にくすぐるのも上手。
可愛い部下や後輩として目をかけてもらう傾向にあり、いろいろな面で得をします。
世渡り上手な人の特徴5. 褒め上手で無意識に相手の気分をよくできる
世渡り上手な人は異性に対しても同性に対しても、相手が喜ぶ褒め方を本能的に知っています。人知れず努力している部分や、自分ではコンプレックスに思っている部分など、その人が褒められて嬉しいと感じることを上手に見つけ、的確な言葉で褒めます。
どんな人でも褒められて嫌な気分になることはないので、自然に相手の気分を良くします。
特に男性の場合は、褒め上手は強い武器。女性上司から特別にめをかけられたり、同僚の女性陣に人気があったりと、会社で得をすることが多いです。
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世渡り上手な人の特徴6. トーク力が高く、話していて楽しい
人間関係の基本は、コミュニケーションにあります。世渡り上手な人には、そのコミュニケーション能力が高い人が多いのが特徴。
相手に不快感を与えずに、話していて楽しいと思わせる会話力を持っています。もちろん話し上手なだけでなく、相手の話もしっかり聞ける聞き上手でもあります。
聞き役にも話し役にもなれるため、初対面の相手でも会話のキャッチボールを成立させるのに長けています。
世渡り上手な人の特徴7. 人の悪口や不満を口にしない
人の悪口や会社などに対する不満は、いつ誰の耳に入るのか分からないもの。
親しい仲間内での話だからと安心して、その場にいない人の悪口や不満を言ったとしても、そういった発言は独り歩きしてしまうこともあります。誰かの口づてで当人の耳に入ってしまったり、思わぬ肉付けをされたりすることで、自分の評判を下げてしまうことも多いです。
世渡り上手な人は、自分の評価を下げる言動を本能的に察します。不用意に人の悪口や何かへの不満を言うのは、避ける傾向にあります。
世渡り上手な人の特徴8. 気さくで話しかけやすい雰囲気がある
世渡り上手な人は、初対面の人や人見知りの人にも親しみやすい印象を与えます。
気さくで話しかけやすい雰囲気があり、コミュニケーション能力も高いため、誰とでもすぐに打ち解けた会話ができます。
一度会っただけで意気投合して、一気に仲良くなってしまうことも。一緒にいて楽しく会話が弾むのが、世渡り上手な人の特徴です。
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世渡り上手な人の特徴9. 人との約束はきちんと守る
世渡り上手な人は、実は律儀な一面も持ち合わせています。軽い気持ちで約束したことや随分と前に約束したことも覚えていて、きちんと守る義理堅さを持ちます。
人気者でお調子者という雰囲気があるので、友達との約束を必ず守る律義さは意外と捉えられることも。
周囲からも、軽そうに見えてもいざという時は信頼できる人として、好印象を持たれます。
世渡り上手な人の特徴10. 要領がよく、力の入れどころと抜きどころを理解している
世渡り上手な人は、何事に対しても要領が良い人とも言えます。
その場の状況や複雑な人間関係も的確に判断できるので、手の抜きどころや無理しても頑張るべきところを見極めるのが得意。人の立場や気持ちも察することができるので、誰に対してどう対応するべきなのかも判断できます。
また、面倒なことに巻き込まれそうな時も、その空気を事前に察知。面倒ごとから上手に逃げる処世術も知っています。
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得することが多い?世渡り上手な人になるメリットとは
要領の良い世渡り上手な人は、仕事でもプライベートでも、何かと得することが多く羨ましい存在です。
では、世渡り上手になると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。世渡り上手になると得られる3つのメリットについて、詳しく解説していきます。
世渡り上手のメリット1. 目上の人に好かれやすく、昇進や出世がしやすい
世渡り上手の人は人当たりが良く、年上の人にも好かれます。
職場でも後輩や部下として可愛がってもらえるため、いろいろと教えてもらったり、チャンスを与えられたりと、同期の中で頭一つ抜けることも少なくありません。
また、要領も良く仕事もできるのが特徴。チャンスを与えられれば最後までしっかりやり遂げるため、昇進や出世もしやすいです。
世渡り上手のメリット2. 人と信頼関係を築くのが上手い
信頼関係を築くためには、相手ときちんとコミュニケーションを取ることが欠かせません。
その点、相手を見て的確な言動のできる世渡り上手な人は、相手の信頼を得やすいというメリットがあります。
また、持ち前の明るさと気さくさで、世渡り上手な人は基本的に人から好かれます。付き合いを大切にするフットワークの良さ、交わした約束をしっかり守る律義さ、人の悪口や不満を言わないという真面目さから、周囲の人と信頼関係を築いていくのが得意です。
世渡り上手のメリット3. 周囲の人に味方が増える
世渡り上手な人は話をしていて楽しい存在。ポジティブな性格なこともあり、周囲にはいつも人が集まってきます。女性でも男性でも友達が多く、困った時や忙しい時に周りの人が手助けをしてくれる傾向も。
また、同僚や上司からも一目を置かれているので、世渡り上手な人の意見には賛同してくれることが多いよう。
周囲の人が何かにつけて味方をしてくれることが多いというのも、大きなメリットです。
世渡り上手な人にデメリットってあるの?
世渡り上手の人は、仕事でもプライベートでも基本的に順風満帆。しかし、何でもかんでも 卒なくこなす姿を見て、妬ましく感じる人も中にはいるようです。
特に女性の場合は「上司の男性に媚びを売っている」、「男性の前であざと過ぎる」など、周囲の女性からやっかまれてしまうことも。男性の場合も、職場でチャンスを多く与えられたり、周囲より一足早く出世したりすることで、周囲から妬まれてしまうことがあります。
理不尽な妬みには文句の一つも言いたくなってしまいますが、妬んでいる人はごく一部と考え、深く悩まないようにしましょう。
世渡り上手になるには?実際に世渡り上手に近づく方法
世渡り上手な人はいろいろな場面で得することの多い、羨ましい存在です。そんな世渡り上手な人になるためには、何をしたら良いのでしょうか。
ここからは、世渡り上手に近づくための具体的な方法をご紹介します。日常生活のちょっとした心がけで実践できることばかりですので、今日から世渡り上手を目指しましょう。
世渡り上手に近づく方法1. 日頃から笑顔を心がけ、愛想をよくする
男性でも女性でも笑顔の多い人は、友達と集まっている時でも職場でも、その場の雰囲気を明るくします。笑顔にはポジティブなオーラがあるので、自然に人を引き寄せます。
また、笑顔は親しみやすさのサイン。初対面の人でも声をかけやすく、話しすい人という印象を与えます。
笑顔でいることで自分の気持ちもポジティブになり、自信を持って人と接することができるようになります。笑顔が多くて損をすることはないと思って、日頃から笑顔を心がけましょう。
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世渡り上手に近づく方法2. 約束や時間は必ず守る
世渡りの上手な人は、何よりも人間関係を重視します。そして良い人間関係に不可欠なのが、互いへの信頼感です。
世渡り上手になるためには、まず周囲の人からの信頼を得ることが大切。友達と交わした約束や、待ち合わせの時間は必ず守りましょう。
もし約束が守れないようなら、きちんとお詫びをし、埋め合わせをするなどの気遣いを忘れないようにしてください。
世渡り上手に近づく方法3. 人から親切を受けたら、必ず感謝を伝える
世渡り上手な人は周囲の人から好かれますが、持ち前の明るさやトーク力の高さだけでなく、礼儀正しい一面も持っているからです。人にお願いを聞いてもらったり、親切を受けたりした時は、きちんとお礼の気持ちを伝えましょう。
個人的に伝えるだけでなく、他の人のいる席で「この前は大変お世話になり、ありがとうございました」など、さらりと言えるのも世渡り上手な人の特徴。
相手のことを持ち上げながら感謝の気持ちを伝えることで、さらに好印象となります。
世渡り上手に近づく方法4. トーク力を高める
職場でもプライベートでも、人間関係を築くのに欠かせないのが「トーク力」。会話を通じて相手のことをより深く理解し、相手にも自分に興味を持ってもらうことで、相手との距離を縮めることができます。
世渡り上手な人の多くは、トーク力が非常に高く、コミュニケーションによって人間関係を築くのが得意です。
口下手という人は、トーク力を磨く本を読んだり、積極的にいろいろな人と会話することを心掛けたりして、トーク力を身に着けていきましょう。
世渡り上手に近づく方法5. 上手に人へ甘えたり、頼ったりする
何でもかんでも自分一人で解決しようとする人は、ただのワンマンプレイヤーになってしまったり、仕事は完璧にできても周囲からは敬遠されたりしてしまいます。世渡り上手な人になるには、適度に甘えたり頼ったりすることが大切です。
「ここは先輩が確認してくれますか」、「ここは〇〇さんが得意な分野だから、お願いしてもいいかな?」など、会社の先輩や同僚に上手に頼る方法を見つけましょう。
もちろん、何でも人に頼るのではなく、自分自身も努力しましょう。
得することが多い「世渡り上手」を目指していきましょう。
世渡り上手な人は、何をやっても順風満帆に見えます。人間関係の苦手な人や人一倍苦労するタイプの人には、羨ましい限りですよね。
要領よく人間関係を築いていける世渡り上手な人になると、職場でも日常生活でもいろいろなメリットがあります。
身近にいる世渡り上手な人の特徴や言動をよく観察することで、世渡り上手な人に近づけるヒントが得られるかもしれません。今回ご紹介した世渡り上手な人になる方法も参考にして、ぜひ世渡り上手を目指しましょう。
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