懐に入るのが上手い人の特徴10選。仕事などで好かれる人の傾向とは?
そもそも『懐に入る』の意味とは?
『懐』とは衣服の胸の内側の辺りを指す言葉です。
そこに入っていくということは、相手の胸の内側、つまり心に接近していくということ。
そのため、『懐に入る』とは、相手に気に入られることを意味します。
したがって、懐に入るのが上手い人というのは、相手に気に入られて、親しくなることに長けている人を指します。
懐に入るのが上手い人の特徴|好かれる人はどんな共通点があるの?
「懐に入るのが上手い人ってどんな特徴があるの?」
「相手に気に入られる人って、どんなことをしてるの?」
気がついたらいつの間にか相手に気に入られていて、色々な人に好かれる人っていますよね。
では、そんな人はどんな言動や行動をとっているのでしょうか。
ここからは懐に入るのが上手い人の特徴を解説していきます。
- リアクションが大きく一緒にいると明るくなる
- 相手との距離感を読むのが上手
- 愛想が良い
- いつも一生懸命に仕事している
- 礼儀がしっかりとしている
- 相手の長所や短所を見抜いて分析できる
- 嫌味のない自己アピールが得意
- 褒め上手である
- 自分の主張があっても、まず他人の話を聞く
- 相手の気持ちに共感できる
特徴1. リアクションが大きく、一緒にいると明るくなる
懐に入るのが上手い人は、感情表現が豊か。
面白い時は面白い、嬉しい時は嬉しいと、リアクションをはっきり出す傾向に。
話し相手はその振る舞いを見てとてもいい気分になります。
何かしてもらった時には、
「え! 本当にいいの? ありがとう!」
と目を輝かせながら礼儀よく気持ちの良いお礼を言ってくれるので、周りの人はまた色々してあげようと思うのです。
特徴2. 相手との距離感を読むのが上手
人と接する時に、馴れ馴れしく近づきすぎてしまうと、警戒心を与えてしまうことがあります。
しかし、懐に入るのが上手な人は、場の空気を読んだり、相手の性格や心理を見極めて、相手に応じた態度で接したりするのが得意。
- グイグイ来られるのが苦手な人に対しては控えめにする
- オープンな人に対しては積極的に接する
- 相手が秘密にしたそうな内容については、絶対に質問しない
といったように、超えてはいけないラインを踏み越えて、相手を不快にさせることがないため、周りの人に気に入られるのです。
特徴3. 愛想が良い
懐に入るのが上手い人は、誰に対してもいつも笑顔で愛嬌を振りまいています。
裏表がないように見えるため、警戒心が解け、相手から信用されやすくなる傾向があります。
他にも
- 誰に対しても明るく愛嬌よく挨拶をする
- 困っている人がいたら「どうしたの?」と手を差し伸べる
などの行動をとってくれるので、
「この人はいい人だな」
と周りに評価され、気に入られますよ。
特徴4. いつも一生懸命に仕事している
いつも仕事に対してひたむきに頑張っている人は、応援したくなるもの。
一生懸命に仕事に取り組む姿勢は、周りの人から見て素敵に映ります。
例えば、苦手な仕事だったり、上手く行かないことがあっても諦めません。
周りはそんな振る舞いや姿を見て、心打たれる傾向に。
もし、困ったことがあっても、必ず周りが手を差し伸べてくれるはずです。
特徴5. 礼儀がしっかりとしている
懐に入る人のが上手い人は、自分よりも目上の人に失礼な態度をとることはありません。
正しい言葉遣い、マナーが身に付いています。
例えば、職場でも
「おはようございます」
など、何気ない挨拶も明るくしているため、上司に良い意味で目をつけられます。
その結果、上司が気にかけてくれるようになるのです。
さらに、手助けをされた時には感謝を忘れることはありません。
そのような気持ちの良い姿勢が、より好かれる理由になるのです。
特徴6. 相手の長所や短所を見抜いて分析できる
人のことをよく見ているため、相手の良いところと悪いところにすぐ気がつけるのが特徴。
長所に対しては素直に褒めることが出来るだけでなく、その反面悪いところには触れないように気を遣うことも出来ます。
それだけでなく、相手の短所に対してはさりげなくサポートすることが出来るので、相手からの信用を勝ち取るのです。
特徴7. 嫌味のない自己アピールが得意
懐に入るのが得意な人は、明るい振る舞いが得意。
人が困っている時にも持ち前の愛嬌で手を差し伸べてくれるので、嫌味な所が一切なく”やってあげてる”という感じがないのです。
また、自分はこんなことが出来るといった嫌味な態度をとってくることはありません。
「よく周りから抜けてるって言われちゃうんですよね。」
と飾らない自分を愛嬌良く見せるので周りに好かれるのです。
特徴8. 褒め上手である
懐に入るのが上手い人と話をしていると、ただ相槌を打つだけでなく、オーバーなリアクションを交えた態度で、褒める言葉を散りばめています。
「え!そんなことあったんですか!すごいですね!」
「そんなことが出来るなんて流石ですね!」
「○○さんから渡された仕事の書類って、いつも綺麗に分かりやすくまとまっているので、凄く助かってます!」
と愛嬌よく褒めているので、周囲は話をしていて気持ちが良くなるもの。
そして、
「この人はとても話やすいな。」
と相手に気に入られるのです。
特徴9. 自分の主張があっても、まずは他人の話をしっかり聞く
懐に入るのが上手い人は、他人を尊重しています。
自分の主張があったとしても、相手の意見を遮ってまで自分の意見を伝えようとはしません。
必ず先に相手の意見をきちんと聞いてから口を開こうとするので、相手は気持ち良く自分の話ができるのです。
たとえ反論したとしても、
「ちゃんと自分の話を聞いてくれるな。」
と感じられ、気に入られていくのです。
特徴10. 相手の気持ちに共感できる
懐に入るのが得意な人は、相手の立場に立って物を考えることが出来ます。
「これを言ったら相手はどう思うか?」
という事を念頭に置いて発言をするため、自分がされたら嫌なことを相手にすることは絶対にありません。
何か困っている様子の人がいたら、すっと手を差し伸べるでしょう。
その結果、周りが親しみやすさを感じるのです。
懐に入るためのコツ|接する時に気をつけること
「人に好かれるためにはどんな態度でいればいいの?」
「懐に入るためにはどんなことに気をつければいいのかな」
懐に入る人の特徴は分かったけど、人に接する時はどうすればいいのか気になりますよね。
ここからは、人の懐に入るコツを紹介していきます。
紹介したコツを実践して人に好かれるようになりましょう。
コツ1. 自分から心を開く
人と話す時に相手のことをよく知らないと、何処まで踏み込んでいいものか判断するのが難しいもの。
それを避けるためにあえて、自分からプライベートな情報を開示してみましょう。
そうすれば、、相手が心を開きやすくなります。
開示する内容は、
- 自分のルーツにまつわる家族に関する話をする
- 過去の恥ずかしい失敗談や経験を話す
など、自分の人となりが分かる話題がGOOD!
ただ、あまりにも自分の話ばかりしてしまうと、自己中心的な人だと思われてしまうので、相手の話を聞くのも忘れずに。
コツ2. 会話中に相手の名前を呼ぶ
人は自分の名前で呼んでもらうと、
- 親しみを持たれている
- 好意を持たれている
と感じます。
「〇〇さん、これってどう思いますか?」
などと、会話中に相手の名前を呼んでみましょう。
すると相手も
「この人は下の名前でも呼んでも良さそう。」
なんて考えて、距離感がグッと近付くのです。
とは言え、あまり親しくもない相手や、仕事の取引相手などを名前で呼ぶのはマナーとしてはNGなので、注意しておきましょう!
コツ3. 相手の共通点を探す
人は相手と共通点が多ければ多いほど、相手に好感を持ちやすくなるもの。
例えば、
「自分もよくカフェに行くんですよ! おすすめのお店とかってありますか?」
「カバンについてるストラップってあのアニメのやつですよね? 自分も好きなんです!」
など、共通の趣味などを話題に出してみること。
すると、相手もあなたと話すのが楽しくなって、より懐に入りやすくなります。
コツ4. 否定をせずに共感する
相手のことをなんでもかんでも否定してしまうと、この人は敵だと認識されて警戒されてしまいます。
まずは、
「そういう考えもあるのだな」
という考え方を持つのが重要です。
気になることや、疑問に思うことがあっても、一度受け止めて共感すること。
味方だと思われるように心がけるようにしましょう。
「そうだね、そういうことがあったら嫌だよね」
と相手に歩み寄って肯定的な共感を示すようにするのが大事ですよ。
コツ5. 相手が喜ぶ褒め言葉を使う
人は自分が好きなものや、大切にしていることを褒められると非常に嬉しく思うもの。
「よく見ていてくれているのだな」
と承認欲求が満たされ、一気に親しみやすさを感じやすくなるのです。
「いつもみんなが使う水回りを綺麗にしてくれていて、凄く助かります!」
「○○さんがまとめてくれた書類、分かりやすいワンポイントアドバイスがあってとても分かりやすいです!」
「髪切りました?サッパリしていてとても似合ってます!」
なんて、相手が喜ぶようなことを褒めてあげると、好意を抱いてくれるようになりますよ。
コツ6. 語彙を増やす
様々な切り口で褒められると、人は嬉しくなって、褒めてくれた人のことが好きになってしまいます。
語彙力があれば、相手のことをより自然に褒められるようになりますよ。
- 色々なジャンルの本を辞書を読む、分からないことがあれば辞書を引く
- SNSやブログなどで起きた出来事をアウトプットして文章にまとめてみる
といったことをして、語彙力を増やしてみましょう。
そして、増えた語彙で色々な表現をしてあげれば、相手は嬉しい気持ちになって警戒心が薄れていきますよ。
コツ7. 相手の立場になって物事を考える習慣をつける
相手の立場になって物事を考える習慣をつければ、自分がされたら嫌なこと、されたら嬉しいことが分かってきます。
そうすれば、距離をの縮め方を間違えて警戒されるなんてことが無くなっていきます。
- 上司が叱られて嫌な気持ちになっても、上司は自分のことを考えていたから言ってくれたと考える
- 反対に自分が指摘をする時は、自分が言われて嫌な言い方はしないようにする
など、相手の立場になって物事を考えてみましょう。
懐に入れるのが上手い好かれる人を目指そう!
懐に入るのが得意な人について、詳しく解説してきました。
どんな人が相手に好かれるのか、どうすればそうなれるのかが分かったかと思います。
紹介した特徴とコツを押さえて、人とコミュニケーションを図れば、きっと相手には気に入られるはず。
懐に入りこめるような人になれるよう、本記事を参考にしてみてください。
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