父親が嫌いすぎて関わりたくない!息子や娘に嫌われる大人の特徴&対処法
イライラする・うざい・めんどくさい!父親が嫌いになってしまうことってありますよね。
「家族は固い絆で結ばれている」とも言われますが、「父親が嫌いすぎる!」という方もいるでしょう。父親が嫌いだと、家族ともなんとなく距離が出来てしまい困ることもありますよね。
しかし息子、娘であるはずの自分がなぜこんなにも父親を嫌いになってしまったのか、考えたことのある人は少ないでしょう。
この記事では父親を嫌いになる心理や理由、嫌われる父親の心理や嫌いすぎる父親への対処法について解説。父親との関係を見直し、家庭を居心地の良い場所にしていきましょう。
そもそも父親が嫌いになる理由とは?子供に嫌われる父親の特徴
「父親が嫌いすぎる!」という人は案外多いものですが、そもそもなぜ、娘や息子は父親を嫌いになってしまうのでしょうか。
ここからは父親を嫌ってしまう心理やその理由について、詳しく解説していきます。自分に当てはまるものがないか、チェックしてみてくださいね。
父親が嫌いになる理由1. いちいち口を出してきてうるさいから
父親といっても、自分と全く同じ考えを持っているわけではありません。そのため恋愛や勉強についてい違う意見を持った父親が、いちいち口をはさんでくることもあるでしょう。
自分のことは自分で決めたい、と考えている人にとって、家族からの余計なアドバイスは苦痛。口を出されるうちに、父親自体を嫌いになってしまうことも少なくありません。
父親が嫌いになる理由2. 意見を押し付けてくるから
父親と自分は違う人間ですから、意見が違うのは当然です。しかし父親が意見の違いを理解せず、自分の意見を一方的に押し付けてくることもあるでしょう。
少しなら意見の押し付けもアドバイスだと前向きに受け止められますが、何度も続くと「父親は自己中心的な人だ」「自分の意見ばっかりでこっち(息子・娘)の気持ちを考えていない」と感じるようになり、父親に嫌悪感を抱いてしまいます。
父親が嫌いになる理由3. 愛情表現が苦痛に感じるから
思春期において、親に反抗心を持ってしまうのは当然の心理。特に娘の場合、最も近い異性である父親に愛情表現をされると愛情自体が気持ち悪く感じてしまい、父親嫌いになってしまうことも多いでしょう。
また息子の場合も思春期頃になると親から自立するため、無意識に親の欠点ばかり意識するようになり、愛情表現をしてくる父親を遠ざけてしまいます。
父親が嫌いになる理由4. 大人になってもいつまでも子供扱いしてくるから
子供がかわいいあまり、娘や息子が何歳になっても子ども扱いする父親は案外多いもの。
愛情表現の一つとして子ども扱いを許せればいいのですが、やはりずっと子ども扱いされていると「自分は大人として認められていない」と失望し、父親を避けるようになってしまいます。
特に向上心の高い人の場合、自立の邪魔をしてくる父親に苦痛を感じることも少なくありません。
父親が嫌いになる理由5. 頑固で思い通りにならないとすぐに怒り出すから
「人間的に尊敬できない」という理由で父親を嫌う人は少なくありません。特に頑固で人の話を聞かず、すぐに怒り出す父親は若い世代から見て理解不能な存在。
「いつ怒られるかわからない」という恐怖感から、父親に対して抵抗感を持つ人はかなり多いでしょう。
また、多くの人は父親に「理想の人間であってほしい」と願っているもの。感情任せに怒る自己中心的な性格の父親を尊敬できず、嫌いになってしまう人もいます。
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父親が嫌いになる理由6. 家にいる時間が少なく、構ってくれないから
父親の仕事が忙しければ、なかなか家でゆっくり会話することもできません。
特に幼少期、父親に会えない時間が長いと「本当は構ってほしいのに、仕事ばかり優先させてる」と父親に不満を持つようになってしまいます。
また、成人してからも父親に会えない時間が長いと、いざ会った時に何を話せばいいかわからず、父親に苦手意識を持つことも少なくありません。
父親が嫌いになる理由7. 世間体ばかり気にするから
父親の怒り方にも、父親嫌いになる大きな理由があります。
例えば学校の成績が悪くなった時に「将来困るから」など息子や娘のことを考えた理由ではなく、「勉強ができない子は恥ずかしい」という理由で怒る父親。自分の子供より世間体を重視する性格だと言えるでしょう。
自分の子供に向き合うのではなく、世間体ばかり気にする父親には「息子・娘を大切に思っていない」と感じてしまうため、ついつい嫌悪感を持ってしまうのです。
父親が嫌いになる理由8. 愛情を感じないから
性別問わず子供が育っていくうえで、保護者からの愛情は必須です。しかし父親が家にほとんどいない、父親からいつも無視されていたという状況では愛情を感じられず、父親嫌いになってしまいます。
特に父親から暴力などを受けていた場合、父親に苦手意識を持つのは当たり前のこと。成人してから、「父親に会いたくない」と感じる人は多いです。
息子や娘に嫌われる父親の気持ちも考えてみて!嫌われてしまった父親の心理とは
「父親が嫌いすぎる!」「父親に会いたくない!」という人は少なくありませんが、嫌われる父親の心理について考えたことのある人は少ないでしょう。
では、嫌われた父親がどんな本心を抱いているのでしょうか。ここからは、お父さんが息子や娘に抱く気持ちについて3つ解説していきます。
父親の心理1. 嫌われた理由がわからず、何を改善すれば良いかわからない
息子、娘の方からわざわざ父親嫌いの理由を伝えるケースは非常にまれ。
嫌われてしまった父親は「自分の何がいけなかったんだろう」「自分の性格に悪いところがあったんだろうか」と思い悩み、大きなストレスを抱えてしまいます。
また、嫌われる理由がわからなければ改善する方法もわからないため、父親は試行錯誤して悩み続けることになってしまうでしょう。
父親の心理2. 子供にどう接していいか分からず、悩んでいる
娘や息子が父親を嫌う気持ちは、はっきり言わなくても父親に伝わります。
そのため「自分は子供に嫌われている」と自覚した父親は、今後どうやって子供と距離を縮めていいかわからず悩んでしまうでしょう。
「子供から嫌われようが気にしない」という父親もいますが、心優しい父親であればあるほど、再び子供と仲良くするため、あれこれ思い悩んでしまいます。
父親の心理3. 今以上に近づいて嫌われたくない
自分の子供に嫌われていると知り、「今後はもっと子供との会話の機会を増やそう」と考える父親もいるかもしれません。
しかし一方で、「これ以上子供に嫌われるのが怖い」という気持ちから、子供とのかかわりを避ける父親も少なくありません。
特に子供を大切に思う父親ほど、子供と正面から対話して大きなトラブルになってしまうのを避ける傾向があります。本当は関係性を戻したいけど、嫌われる恐怖から距離を置いてしまうのです。
関わりたくないからと言って父親嫌いを放っておくとどうなる?
父親が嫌いすぎるまま、毎日を過ごしても具体的な害はありません。
しかし父親に負の感情を抱いたままだと、自分も父親も、さらには周りの家族までストレスを抱えることになってしまいます。また、父親嫌いが加速すると、男嫌いになってしまい恋愛にまで悪影響が出てしまうかもしれません。
ここからは何の対処法も試さず、父親嫌いを放置した場合の悪影響について解説していきます。
パターン1. 家が居づらい場所になってしまう
父親と同居している場合、嫌いな父がいては家で過ごすのも嫌になってしまいます。
嫌いな父と会う時以外明るく過ごせれば良いのですが、一緒に住んでいるとなると毎日顔を合わさざるを得ないことも多いでしょう。
そして次第に父親だけでなく、家自体が嫌いになってしまい、自分にとって心地良い場所ではなくなってしまいます。
パターン2. 恋人ができた時に紹介しにくい
父親を嫌っている場合、自分のプライベートな話、特に恋愛の話はしにくくなってしまいます。そのため結婚を前提に交際している恋人ができた時、父親に紹介するのをためらってしまうでしょう。
恋人を父親に紹介するのは、いずれ必要になること。父親を嫌っているままだと、恋愛や結婚にも悪影響が出てしまうかもしれません。
パターン3. 娘の場合、嫌いな父親と似たような男性に惹かれる傾向にある
いくら「父親が大嫌い」「父親は尊敬できない」と思っている人も、深層心理では父親に少なからず愛情を抱いているもの。特に娘の場合、最も身近な異性として父親を意識しているケースは多いでしょう。
そのため父親を嫌い遠ざけている場合、「本当は父親と仲良くしたい」という思いから父親と似た男性に惹かれる傾向があります。
そして好きになった男性には、求める「父親」としての役割を押し付けてしまうため、恋愛面で上手くいかなくなることも多いです。
パターン4. 娘なら男性自体を嫌いになってしまう恐れもある
娘にとって、父親は最も身近な異性。父親を基にして、異性に対する認識が出来上がっていくともいえるでしょう。
そのため父親を極端に嫌ったり、「うざい」と過剰に避けていると、異性そのものが信用できなくなり男嫌いになってしまいます。
人間の半分は男性ですので、一度男嫌いになると大きなストレスを抱えたまま毎日を過ごすことになるかもしれません。
父親嫌いを解消したい!父親が嫌いすぎる時の対処法
「父親が嫌い」という感情は、放っておくこともできます。
しかし、家で過ごす時間をより良いものにするため、できれば父親に対する嫌悪感を隠しておきたいですよね。
ここからは父親嫌いを解消するための方法について解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
父親嫌いの対処法1. 父親に対して感謝すべきことを紙に書く
どれだけ父親が育児にかかわらない人でも、少しは自分の成長のため頑張ってくれていたはず。
「父親が嫌いすぎる!」という時は、父親に対して感謝すべきことを紙に書き出してみましょう。
今まで父親が自分のためにしてくれていたことを意識すれば、父親の良い面が見えてくるため苦手意識も次第に薄れていくはずです。
父親嫌いの対処法2. 直してほしいところを素直に伝える
父親を嫌うあまり、父親をひたすら避け続けていてはいつまでも関係が改善しません。
もし父親に直してほしいところがあるなら、「こういうところを直してほしい」と直接伝えましょう。
「子供のために何かしてあげたい」と考えている父親であれば、改善点を指摘することで今より良い父親になってくれるかもしれません。
父親嫌いの対処法3. 父親も一人の人間であることを考える
娘も息子も、今まで育ててくれた親には過剰な期待を抱いてしまいがちです。しかし、父親も一人の人間。神様ではないので、完璧に家事や育児、仕事をこなせるはずがありません。
父親の欠点がどうしても目についてしまうこともありますが、「父親も人間だから、欠点があって当たり前」と思うことで、嫌いな感情を落ち着けましょう。
父親嫌いの対処法4. 母親や、父親側の祖父母に相談する
父親が自分にだけ辛く当たってくる、父親が自分をあからさまに無視してくる、といった場合、話し合いでは父親との関係が改善しません。
そんな時は母親や父親側の祖父母に相談し、今後父親とどう接していけば良いのか聞いてみましょう。
お父さんの良き理解者の一人であるため、具体的な対応策が聞けますよ。また、あまりにも父親の態度がひどい場合には、母や祖父母の方から父親に注意をしてもらえるかもしれません。
父親嫌いの対処法5. 父親が活躍できる場所を作ってあげる
「父親を尊敬できない」「自分の父親が情けなく見える」という人は少なくありません。
そうした場合、父親が頑張る姿を見ればネガティブな考えもなくなっていくはず。
例えば重い荷物を持ってもらったり、母親のいない時に料理を作ってもらったりなど、ちょっとしたことでも良いので父親の頑張りが感じられる瞬間を作れば、嫌悪感も次第に薄れていきます。
父親嫌いの対処法6. 父親がいなくなった時のことを想像してみる
どれだけ自己中心的で嫌な父親でも、いざ父親がいなくなれば悲しい気持ちになるもの。
「父親が嫌い」「父親なんていなくなればいい」と考えてしまう時は、父親がいなくなった時を想像してみましょう。
嫌な父親であっても、いなくなれば少しは寂しい気持ちになるはず。「父親がいなくなったら悲しい」という思いから、今までより父親に優しい態度をとれるはずです。
父親嫌いの対処法7. 精神的に辛い場合は、離れて住むことを検討する
「いろんな対処法を試したけど、やっぱり父親とうまくいかない」という場合、父親と距離を置くのも一つの方法です。
特に嫌いな父親と同居している場合、嫌悪感から大きなストレスを抱えてしまいがち。
対処法を試しても嫌悪感に耐えられない時は、父親と離れて暮らし自分一人の時間をしっかり確保するようにしましょう。
父親が嫌いでストレスが溜まった時の解消法とは
父親嫌いを焦って直そうとしても、今まで溜まっていた不満や嫌悪感がすぐに解消されるわけではありません。
ここからは父親嫌いでどうしてもストレスが溜まってしまった時の解消法について解説していきます。お父さんに対してイライラを溜めすぎないように、ぜひチェックしてみてくださいね。
ストレス解消法1. 趣味など好きなことを取り組む
嫌なことを忘れるために効果的なのは、楽しいと思える時間を増やすこと。趣味など好きなことに取り組めばその分楽しい時間が増え、父親に関する悩みも薄れていくでしょう。
また、父親と同居している場合家の外で楽しめることを見つけるのがおすすめ。父親から離れ、趣味を楽しめば明るい気持ちで家に帰れるでしょう。
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ストレス解消法2. 友達と遊びに出かける
嫌いな父親と一緒の家で過ごすと、ストレスが溜まってしまいます。「家にいるのが耐えられない!」という時は、友達とどこか遊びに行き、家でのストレスを忘れましょう。
また友達に愚痴を話したり、悩みをお互い聞きあったりすれば、気分も軽くなり前向きな気持ちになれるでしょう。
友達の誘いには積極的に乗り、信頼できる人と楽しい時間を過ごしましょう。
ストレス解消法3. 運動をして、気分をスッキリする
ストレスが溜まっている時は、ネガティブな気分をリフレッシュさせることが大切。
ジムに行ったり、家の周りを軽く走ったりして運動すれば、いつもより気分が明るくなるはずです。
「運動はちょっと苦手」という人は、家で軽くストレッチをしたり、自分にできる筋トレをするだけでも大丈夫。体を動かし、気分をスッキリさせましょう。
家族だからこそお父さん嫌いを解消していきましょう!
「父親に会いたくない!」「父親を尊敬できない!」と感じてしまう人は案外多いもの。「家族を嫌う自分はおかしいんだ」と過剰に自分を責める必要はありません。
父親に対する拒否感をなくしたいと思っているなら、まず父親嫌いの原因を見つけ今後どうしていきたいか自分なりに考えてみるのがおすすめ。
「父親を嫌いたくない」という気持ちさえがあれば、今より父親との関係性は良くなっていきますよ。ぜひ本記事で紹介したお父さん嫌いの対処法を試してみてくださいね。
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