細かい人の心理や特徴。職場の人や彼氏彼女がまめな場合の対処法とは
何に対しても「細かい人」っていますよね。
身近にいる細かい人の言動に振り回された経験はありませんか?
仕事中に少しの間違いを強く指摘してきたり、神経質で常にイライラしているタイプの人もいますよね。
そんな細かい人と上手に付き合うために、どんな心理なのか知りたいという人も多いのではないでしょうか。
そこで今記事では、細かい人の心理や特徴、細かい人の対処法を詳しく解説。
また、細かい人とストレスを溜めずに上手に付き合える方法も合わせてご紹介いたします。
何でこんなにきっちりしているのか分からない…。「細かい人の心理」とは?
あなたの身の回りに、いちいち細かいことばかり気にする人はいませんか?
付き合っていると気疲れしてしまったり、一緒にいるだけで「うざい」と感じることもあるでしょう。
なぜ、そこまで細かくなってしまうのでしょうか。
ここからは、細かい人に共通している4つの心理をご紹介していきます。
心理1. 神経質で些細なことでも気になってしまう
常に悩みや心配事を抱えている人は、ネガティブな思考に陥りやすいです。
その不安を紛らわすために、些細な問題を解決しようとする心理状態にあります。
職場などで、誰も悩んでいないことに時間を費やしたり、いちいち細かい指摘を頻繁にするような人がいたら、何らかの不安を抱えている可能性があります。
不安があって神経質になっている人は、普通の人より細かくなってしまうケースが多いといえるでしょう。
心理2. 完全主義者で、何でも100%こなしたい
何事も真面目に取り組んでこそ評価されると思い込んでいる人もいるでしょう。
全てのことを100%こなさないと気が済まない人は、完璧じゃないと評価されないという心理状態にあります。
真面目な人というのは利点でもありますが、行き過ぎて他人の仕事にも口を出すようになると、周囲からは「うざい」と煙たがられることも。
よって、力の入れ具合を調整できない完璧主義者は、細かい人になってしまいがちだといえます。
失敗している所など弱い自分を見せたくない
自尊心が低すぎると人の目を常に気にしてしまいがちです。
失敗している姿を他人には見せたくない、という心理から細かい人になってしまうこともあります。
絶対に失敗しないように、細心の注意を払って仕事をこなそうとするあまり、1つのことにこだわりすぎてしまう場合も。自分の弱みを見せたくない人も細かい人になりがち、といえますね。
心理3. 常に他人から認められていたい
承認欲求が強すぎる人は、人から一定の評価を得ることで自己を保っています。
だから、常に他人に認められていないと不安で仕方がないという心理状態に陥りがちです。
誰も気づいていないことを指摘したり、細かいことにこだわるのは、人に認められたいという思いが強いから、といえます。
このように、承認欲求が強いと細かい人になってしまうケースも多いです。
心理4. 過去の失敗経験から、誰にも怒られたくない
潜在意識で不安が膨らみすぎると、他人より細かくなってしまうケースも多いです。
このタイプの人は「失敗したら叱られる」「周囲の期待を裏切りたくない」といった一種の強迫観念に似た心理状態にあります。
大抵は些細な失敗ではそこまで評価は変わらないのですが、過去のトラウマなどから、失敗できない暗示にかかっている人もいるでしょう。
細かい性格の人の特徴とは?
細かい人と呼ばれる人は、常に不安を感じている心理状態にあると分かりました。
では、細かい人の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか?
ここからは、細かい人の性格に関する特徴を詳しく解説していきます。彼氏や彼女、職場の人などに同じような特徴の人がいないかどうか、チェックしてみてくださいね。
【共通部分】細かい人の特徴を大公開!
つい、日頃から細かいことを気にしてしまっている人はいませんか?
では、細かいといわれる人には、どのような特徴があるのでしょうか。
まずは、職場や彼氏彼女を問わず、細かい人に共通している特徴からご紹介いたします。
1. ゴミ一つ散らかっていない部屋をキープしている
細かい人は潔癖症とまではいかなくても、掃除好きだったり、部屋が少し汚れているだけで気になってしまいがちです。
もし、一緒に暮らしたら、少し汚しただけでも口うるさくいわれて「うざい」と感じてしまうことも。ゴミ一つ散らかっていない部屋をキープしているのは細かい人の特徴ですよ。
2. 買い物に行く時は、1円でもこだわって安い商品を買う
細かい人は少しでも損をしたと思いたくない、という人が多いです。ただ安い商品を買うだけではなく、同じ商品なら1円でも安く買おうと考えます。
なぜなら「お金のことで適当になるのは考えられない」と真剣に考えているからです。一見ケチな人に思われがちですが、1円でも安く物を買おうとするので経済的には非常に効率的といえます。
1円でもこだわって安い商品を買おうとするのは細かい人の特徴です。
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3. 前もって計画を立てるのが上手い
性格の細かい人は、時間を無駄にしたくないという考えが人一倍強いです。例えば、一緒に旅行をすると事前に行動する計画を立ててくれます。
仕事もきっちり時間通りにこなしてくれるので、時間の管理が必要な時には重宝されることが多いでしょう。
そのため、様々な分野で前もって綿密な計画を立てて実行に移すのが得意なのも細かい人の特徴といえます。
計画が思い通りに進まないと、イライラする
細かい人は些細なことで気に病みがちです。そのため、立てた予定が少しでも狂ってしまうと精神的に弱い部分が出てしまいます。
分単位で計画を立てていることが多く、少しでも無駄にしたくないという思いが強すぎると、振り回されて周りの人は大変なことも。
予定が少し狂っただけで急に落ち込んだり、イライラしている人は細かい人といえそうですね。
職場にいる細かい人の特徴
細かい人には共通する特徴がいくつかあるとわかりました。では、職場にはどのようなタイプの細かい人がいるのでしょうか。
続いて、職場にいる細かい人の特徴をご紹介いたします。あなたの職場にいる細かいといわれている人と比べてみてくださいね。
特徴1. 同僚のちょっとしたミスを厳しく責める
職場で相手の人格を攻撃するタイプの細かい人もいます。このタイプは相手のミスを攻めて、優位に立とうとするのが特徴です。
つい熱くなって支離滅裂な意見で相手を攻めてしまうことも多くあります。大抵は正しいことを指摘しているのですが、あまりにも細かすぎて疎ましく思われてしまうことがほとんどです。
いちいち細かいことを言われ続けると一緒にいるだけで疲れる、と感じるでしょう。
特徴2. 仕事のスケジュールを分刻みで決める
細かい人は仕事ができる人ともいえますが、一歩間違えると融通が利かない人になってしまいます。
時間に厳しく、分単位で仕事のスケジュールを立てている人は細かい人といえるでしょう。決められた時間をぴったり守って仕事をするので、優秀に思われることが多いです。
しかし、予定が崩れた途端に怒りだしたり、急な仕事を受け入れてくれなかったりと周りにいると息苦しく感じるでしょう。
スケジュールを分刻みで決めるのは完璧主義者タイプの細かい人といえますね。
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特徴3. 周りが休憩している時も、スケジュール優先と言って息抜きせずに仕事している
細かい人にとって一度決めたスケジュールは絶対です。そのため、休憩をとらないで仕事をしたり、休憩する時間がムダだと思っています。
どちらかというと、頑張っている自分に酔っているタイプの細かい人といえるでしょう。
休憩時間に仕事をするなど、何よりもスケジュールを優先してしまうのも細かい人の特徴です。
特徴4. ルール通りにやると仕事が遅れる可能性がある場合でも、効率化せずにルールを守る
細かい人はマニュアルが絶対だと思い込んでいるケースがほとんどです。仕事が遅れる可能性があっても効率化しない、ルールを守ることを最優先にしている、という人も。
確かにルールを守ることは大切ですが、順守し過ぎて仕事が遅れていては本末転倒でしょう。
何よりもルールやマニュアルを重視するあまり、仕事を期限内に終えることを考えていないのも細かい人の特徴といえます。
特徴5. 飲み会の時は、1円単位で会費を決めるなど金銭面にシビア
何事でも絶対に損をしたくないという人もお金に細かい人と言われやすいです。
会社の飲み会のお会計は1円単位で分けて計算するようなお金にシビアな人も細かい人の特徴といえます。
例えば、大人数の飲み会でも、1品ずつ「全員で注文したものは割り勘」「個人で注文したものは個々人」と分けて会費を計算するような人です。
ここまで細かいと、きっちりした人を通り越して「お金に細かい人」というレッテルを張られてしまってもおかしくないですね。
細かい彼氏や細かい彼女の特徴
職場にいる細かい人は仕事の達成や周囲の反応よりも、自分の考え方を優先してしまいがちというのが分かりました。
では、もっと身近な彼氏や彼女にはどのような細かい人がいるのでしょうか。
ここからは、いちいち細かい彼氏彼女の特徴を詳しくご紹介していきます。
1. 「どこに行った?」「誰と食事した?」など逐一聞いてくる
細かい人は、彼氏彼女の行動を常に把握しておかないと気が済まないという特徴があります。
少しの言動で浮気を疑ったり、「この写真に写っているのは誰?」「この日は何してたの?」などと聞かれることも多いです。
付き合っていると強い束縛を感じて、「疲れる」「うざい」という気持ちが膨らみ、好きだったはずが嫌いになってしまうケースも多々あります。
このように、逐一相手の行動を聞いてくるようなタイプは細かい人といえますね。
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2. デートの待ち合わせで1分でも遅れると怒る
細かい人が時間に厳しいのは男女問わず、彼氏彼女が相手でも同じです。
その結果、デートの待ち合わせで、相手が少しでも遅刻したら怒ってしまうような人もいます。
普通に考えると、好きで付き合っている相手なら、多少のだらしなさも多少は許してしまえるものですが、細かい人は相手が誰でもお構いなく指摘してしまうことも。
細かい人は恋人でも関係なく、時間には厳しくしてしまうという特徴があります。
3. デートは必ず1円単位で割り勘をする
お金に関しては、職場でも付き合う相手でも変わらない、というのがお金に細かい人です。
男女問わず、デートでは絶対に割り勘というのが細かい人の特徴といえます。しかも、きっちりと1円単位で分けてくることが多いです。
二人で楽しい時間を過ごして、せっかく関係が盛り上がっていても、お会計の度に毎回細かい割り勘の時間が来ると考えたら、げんなりしてしまいますよね。
細かい人と上手に付き合う方法とは?
細かい人は職場でも彼氏彼女でも関係なく、お金や時間に厳しいと分かりました。
では、そんな細かい人とどういう接し方をすればいいのでしょうか?
ここからは、細かい人と上手に付き合う為の対策方法を詳しく解説していきます。
「職場で関わる細かい人」と付き合っていく方法
まず、気になるのが職場にいる細かい人と付き合い方ではないでしょうか。同じ職場だと、嫌だからといって簡単に関係を止めることはできませんよね。
ここからは、職場にいる細かい人との上手な付き合い方をご紹介いたします。もし、職場いる細かい人の対策に悩んでいたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1. 仕事では「細かい」が求められることがあるので、素直に意見を聞き入れる
大抵、細かい人が指摘してくることは間違っていないことがほとんどです。だから、職場では細かい人の意見を素直に聞き入れるのが上手な付き合い方といえます。
細かすぎて少し「うざい」と感じてしまうこともありますが、反論すると関係がこじれてしまうので、あくまでも素直に受け入れるのがポイントです。
また、職場では細かい気づきが大切な場合もあるので、指摘されたら感謝の気持ちを持って対応してみましょう。
あまりにも細かすぎて着いて行けない場合は、上司に相談する
ただし、細かすぎる人がつけあがって何でもかんでも言い出したら注意です。あまりにも細かいことを指摘し始めたら上司に相談するようにしましょう。
例えば、あなたの人格を攻撃しだしたり、人の言動に不満を言い出したら、それはただ細かい人が他人より優位に立ちたいだけです。
会社にもあなたにもメリットはないので、着いて行けないと感じたら、なるべく早めに上司に相談するのをおすすめします。
2. 相手に合わせて、事細かく報告するようにする
細かい人は他の人より仕事に対する意識が高いことが多いです。そのため、細かい人に合わせて、こちらも事細かく報告するのをおすすめします。
細かい人に合わせてみると、意外と仕事には細かい所に気を配る必要があると気づくケースも。相手の立場になって考えて、理解してあげると上手に付き合うことができますよ。
予め情報をしっかりと報告し合えば、細かい人とも上手くやっていける可能性があります。
3. 飲み会の場合は、会費を最初に決めておく
ルールやマニュアルに厳しいのが細かい人の特徴です。飲み会でも先に一定の会費を決めておけば、後で細かく割り勘することもなく、スムーズに会計まで進むでしょう。
例えば、最初から飲み放題付きコースを選ぶと、追加で料理を注文しない限り、同料金で気持ち良く飲むことができます。
少し気は遣いますが、ある程度は細かい人に合わせてあげるのが上手に付き合う方法といえるでしょう。最初から決まっている会費内で飲み会をするのがベストといえそうですね。
「細かい性格の彼氏や彼女」と付き合っていく方法
せっかく付き合い始めたのに、彼氏彼女が細かい人だった。
そんな時、別れるという選択もありますが、まだ好きという気持ちがあるなら辛いですよね。
ここからは、細かい性格の彼氏や彼女と上手に付き合っていく方法を詳しく解説していきます。
1. 相手を否定せずに、「細かい」ことを直してほしいと伝える
頭ごなしに細かいことを指摘すると逆上される恐れがあります。なぜなら、細かい人は自分が悪いとは思っていないからです。
まずは、寄り添ってから、細かい所を直してほしいと柔らかく伝えてみましょう。
例えば、細かい人の話を全部聞いてあげてから「正しいけれど、細かすぎると疲れちゃうよ」といってあげましょう。
話を聞かずに否定するのではなく、気持ちを汲んであげることで「自分も言い過ぎていたんだな」と気づいてくれることもあります。
2. 共通の友人に、悩んでいることを伝えてもらう
彼氏や彼女に細かく指摘する人は、良かれと思ってやっていることがほとんどです。そのため、友人から彼氏彼女が悩んでいることを伝えられて、初めて気づいてくれるケースもあります。
特に、彼女や彼氏に細かい人は基本的に自覚がないので、好きだからこそ細かく指摘してしまう場合もあるのです。
だから、細かくて悩んでいることを直接本人がいうよりも、共通の友人から間接的に聞く方が上手くいくことが多いです。
3. どうしても辛い場合は、思い切って別れる
性格的な問題はすぐには解決できない場合がほとんどです。一緒にいて辛いなら思い切って別れる、という選択も視野に入れておきましょう。
恋愛において、時には我慢するのも大切ですが、無理をしてまで相手に合わせていると、幸せにはなれません。
性格を変えるのは難しいので、お互い分かり合えないと感じたら別れるのも手ですね。
細かい人との付き合いで、ストレスを溜めない方法
細かい人と一緒にいるのは職場ではもちろん、恋人どうしても苦痛を伴うことが多いですね。
身近に細かい人がいるけれど、すぐに関係を断つのは難しいという人もいるのではないでしょうか。
そこで、ここからは細かい人とストレスを溜めずに付き合っていく方法を詳しくご紹介いたします。
1. この人は「細かい人だ」と割り切る
あまり考え過ぎない、というのが一番ストレスが溜まらない方法といえます。割り切って、自分の中で「この人は細かい人だ」と分類してしまいましょう。
細かい人と合わないと感じるのであれば、自分は大雑把だったり、楽天的だったりと正反対の性格をしている可能性が高いです。
なぜ自分と同じじゃないのか、と考えてしまうと余計にストレスが溜まっていきます。
最初から「この人は細かい人だから仕方ない」と分けて考えられれば、ストレスが溜まることも少ないですよ。
2. 運動をして定期的にストレスを解消する
細かい人を過剰に意識してしまう人は他のことでストレスを発散するのがおすすめです。考え過ぎかなと感じたら、軽い運動やストレッチをしてストレスを解消しましょう。
ストレスを無くすためには、ストレスの原因から離れるのも大切ですが、すぐにできない場合は、他のことに意識を向けるのも効果的といえます。
細かい人が無益なことばかりいっているのなら、聞いてあげるふりをして、内容はあまり意識をしないといういのも1つの手です。
日頃から運動をしていると自然とストレスが軽減され、細かい人のいうことも気にならなくなることが多いですよ。
3. 「細かい人」を忘れるために、趣味の時間を増やして没頭する
時間を忘れるほど取り組める何かがあるかどうかが大切です。運動と同様に、趣味に没頭するのもストレスを軽減する良い方法といえます。
なぜなら、意識を他に向けることで、細かい人がいっていることを客観的に聞くことができるからです。
また、単純に趣味の時間は細かい人を忘れる、という意識の切り替えができるので、何か趣味に没頭するのはおすすめですよ。
【参考記事】はこちら▽
細かい人の特徴を知って上手に付き合っていきましょう。
細かい人は時間やお金に厳しいですが、決して間違っていることをいってるわけではないというのが分かりますね。また、職場では細かいことが利点になるケースも多いです。
でも、そんな細かい人と一緒に過ごしていると「疲れる」「うざい」と感じることもありますよね。もし、職場の上司や彼氏彼女が細かい人だと気づいたら、ストレスを溜めないように、対処法を参考に対策してみてくださいね。
できるだけ、細かい人に対する苦手意識をなくすと、上手に付き合うことができますよ。
【参考記事】はこちら▽
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