仕事でミスばかりする原因とは?ミスを無くす方法&気持ちの立ち直り方を解説

HaRuKa 2022.04.08
仕事でミスばかりだと、辛い気持ちになりますよね。できればもう失敗はしたくないもの。そこで今回は、ミスばかりする原因からミスした時の注意点、辞めたいと思った時に考えるべきこと、仕事のミスを無くす方法をレクチャー!さらに、落ち込む気持ちから立ち直る方法も解説していきます。

仕事でミスばかりして悩んでいる方へ。

仕事ミスばかりする原因

仕事でミスばかりだと、辛い気持ちになりますよね。気をつけているはずなのにミスが続くのは、一体どうしてなのでしょうか。

そこで今回は、ミスばかりする原因からミスした時の注意点、辞めたいと思った時に考えるべきこと、仕事のミスを無くす方法までを完全レクチャー。

さらに、落ち込む気持ちから立ち直る方法も解説していきます。仕事のミスで悩んでいる人は、ぜひチェックしてみてくださいね。


仕事でミスばかりする原因とは?

「どんなに気をつけてもミスが多い」「ミスを連発する原因がわからない」などと、ミスばかりで辛い思いをしている人は多いもの。

注意しているのにミスばかり繰り返してしまうのは、一体どうしてなのでしょうか。ここでは、仕事でミスばかりする原因について解説します。


原因1. ミスした時に改善方法を考えない

失敗を反省や落ち込むことだけで終わらせてしまう人は、次もまた同じようなミスをします。

「何が原因で失敗したのか」「どう対策すれば失敗を防げるのか」というようなことを考えないので、失敗を糧にして成長できないのです。

原因を分析して改善策を見つけ出さない限り、似たような場面や状況でミスばかり繰り返してしまいます。

【参考記事】仕事ができない人の特徴。できるようになる対処法とは?


原因2. 仕事のやり方を中途半端に理解したまま進めてしまう

仕事を正確に進める上で、手順や方法をしっかり理解するのは基本です。

「たぶん、こういうことだろう」「たしか、こうだったはず」などと、推測交じりで仕事を進めれば、ミスばかりしてしまうのは当然のこと。

疑問を感じた時に周囲の人へ確認を取らないのも、ミスが多い原因です。

ミスばかり繰り返す人は、「仕事のやり方を雑に理解している」「手順をしっかり認識していない」というようなことが、無意識に習慣付いてしまっています。


原因3. 周りが見えていない

普段から余裕なく仕事をしている人や、目の前の仕事に過度に集中しすぎる人は、周囲からの新しい情報を聞き逃しがちです。

例えば、「マニュアルを更新したから確認しといて」「〇〇の案件、納期が3日早くなるから」などと誰かが全員に向けて発言をしている時に聞き逃してしまうので、そのまま仕事を進めて失敗してしまいます。

もし、その時に聞き逃したとしても、「納期が3日も早まるなんて大変」というような同僚の雑談を耳にすれば気付きそうなものですが、周りが見えていない人はとことん周囲の状況に疎いため、ミスを指摘されるまで気付きません。


原因4. 仕事の全体像を把握していない

全体の流れや目的を把握しないまま仕事を行う人は、気付いて当然の矛盾点や疑問点を素通りしてしまいます

例えば、発注書で毎月500個注文している商品の数が、今月は5個と記載されていたら、「何かおかしい」「確認してみよう」と思うものですよね。

ですが、頭を使わずにただ指示されたことをやっている人は、何の疑問も抱かずにそのまま処理を進め、結果的に大きなミスを引き起こしてしまうのです。


原因5. しっかり睡眠がとれてない

睡眠不足の状態では、注意力が散漫になり、集中力も持続しません。仕事中に眠くてぼんやりしたり、うとうとしたりするようでは、ミスばかり起こすのも当然です。

翌日が仕事だと分かっていて夜更かしする人や、お酒を飲みすぎる人など、自分に甘く、自己管理能力に欠けるのが原因。

また、中には仕事でミスを連発して落ち込む気持ちや不安から、ストレスでよく眠れなくなる場合もあります。


仕事でミスした時に注意して欲しい3つのポイント

仕事で失敗してしまった時というのは、焦りや不安から頭が真っ白になりがちです。もし、失敗に気付いたら、どのような行動を取ればいいのでしょうか。

ここでは、仕事でミスした時に注意して欲しい3つのポイントを解説していきます。


注意点1. 自分自身を責めない

仕事でミスをした時に、「こんなミスをするなんて情けない」「やっぱりこの仕事向いていないのかも」など、落ち込むのは自然なことですが、落ち込む感情はひとまず置いておきましょう。

ミスをした時にまずやるべきことは、落ち込むのではなく、目の前の問題に対処すること

今から何をするべきか、どうすればミスを取り返せるのか、しっかり考えることが大切です。

ミスをした自分を責めても、さらに深く落ち込み、辛い気持ちになるだけ。感情的になると的確な判断もできなくなってしまいます。


注意点2. 途中で仕事を投げ出さない

どんな仕事でも最後まできちんと責任を持ってやり遂げるのが、社会人としての常識です。

ミスをして仕事が嫌になることや自信を失うことがあったとしても、人任せにしたり投げ出したりしてはいけません。

必要があれば上司の指示を仰ぎ、最後まで「自分の仕事」という意識を持って臨みましょう。

ミスをした時というのは、周囲の注目を集めるもの。ミスをしても最後まできちんとやり遂げれば、周囲の人から「責任感がある人」という印象を持ってもらえます。


注意点3. ミスに気づいた時に隠さない

ミスが多いと、怒られたり失望されたりするのが怖くて、ついミスを隠したい気持ちになるもの。

しかし、ミスを隠してうやむやにしてしまうと、後々大きな問題に発展することがあります。

自分のミスに気付いたら、まずは直属の上司に正直に報告、相談をすることが大切。場合によっては、関係各所への連絡も必要になるかもしれません。

ミスに気付いた段階ですぐに対策を練れば、周囲への影響を最小限に留めることができます。


辞めたいと思う前にチェック!辞める前に考えるべきこと

「ミスが多いのはこの仕事に向いてないからかも」と辛い気持ちになり、仕事を辞めたいと考える人も少なくありません。

ですが、「仕事を辞めたい」を実行に移す前に、本当に辞めるべきなのか考えることが重要です。

ここでは、仕事を辞める前に考えるべきことを挙げていきます。


考えること1. 期間を設けて、辞めるかどうかを検討する

特にミスばかり続いた直後は、落ち込む気持ちや辛い感情から、仕事を辞めたい気持ちが高まります。衝動的に仕事を辞めてしまうと、後になって後悔することがあるかもしれません。

もし、仕事を辞めたいと強く思ったら、一定の期間を設けた上で今後を冷静に考えてみましょう。その間に、仕事でミスを減らすための対策や方法を試してみるのも大切です。

そのままミスを減らすことに成功すれば、仕事を辞めたいと思わなくなる可能性もあります。


考えること2. 会社の環境が悪くてミスしてしまう場合は、辞めることを考える

「残業が多すぎて寝る時間が少ない」「休日出勤続きで体が休まらない」など、会社環境が原因でミスばかりするなら、辞めることも視野に入れたほうが良いかもしれません。

過酷な労働環境ではミスが多いのは当然であり、健康を犠牲にしてそのまま働き続ければ、やがて心身のバランスを崩してしまうことにもなりかねません。

ミスが多い原因が会社環境にあるのなら、自分のために辞めることも考えてみましょう。

【参考記事】はこちら▽


これで安心!仕事でミスを無くすための6つの方法

仕事でミスばかりしてしまうのには、必ず原因があるものです。つまり、ミスばかりする原因を見つけ、意識的に改善策を取っていけば、必ずミスを減らすことができます。

ここでは、仕事でミスを無くすための方法を解説していきます。


方法1. ミスの原因を見直す

なぜミスをしたのか、その原因を詳しく分析すれば、今後ミスを起こさないための対策も明確になるはずです。

例えば、仕事のやり方を勘違いして進めたことが原因でミスをしたのなら、「なぜ勘違いしたのか」という点を分析しましょう。

「マニュアルをきちんと理解していなかった」「推測で仕事を進めてしまった」などの原因が見つかれば、次回からは「しっかりマニュアルを理解する」「疑問点は必ずその場で確認する」というような対策がとれ、同じようなミスをしなくなります。


方法2. メモを丁寧に取る

雑なメモや書き殴ったようなメモは、後から見た時に何を書いているのか分からなくなってしまうことも。指示や手順について説明を受ける時は、箇条書きで丁寧にメモを取るのがポイントです。

説明が終わったら、できるだけ早いタイミングでメモをまとめ、内容を再確認しましょう。

もし、この時点で疑問や聞き逃した点を見つけたら、そのままにせず必ず確認して理解することが大切です。


方法3. チェックポイントなどTODOリストを作る

次回以降も同じ仕事を行う場合は、ミスしやすいポイントを整理したTODOリストを作るのがおすすめです。

TODOリストでチェックしながら仕事を進めていけば、同じ失敗をすることはありません。

また、ミスを減らすためには、仕事の流れをまとめた自分用のマニュアルを作るのも有効な手段。ミスしやすいポイントを色付けして、チェックするようにしましょう。

マニュアルを作ることで仕事への理解も深まって一石二鳥です。


方法4. 作業が完了した時に、再度見直す

一通り作業が終わったら、間違いがないか再度確認することで、ミスを大きく減らせます。集中して作業を行った後というのは、自覚がなくても脳は疲れているもの。

できれば、作業完了後にすぐ見直すのではなく、少し休憩を挟んでからチェックするようにしましょう

もし、絶対に間違いが許されないような作業の場合は、周囲の人に重要箇所だけでもチェックをお願いすると安心です。


方法5. やるべきことを整理する

普段から仕事の期限に追われ、焦って慌ただしく仕事をするパターンが多い人は、スケジュールを管理することから始めましょう。

まずは、自分が抱えている仕事をメモに書き出し、それぞれの期限も付け加えていきます。次に、カレンダーに全ての仕事の期限を記していけば、今優先すべき仕事が見えてくるはず。

抱えている仕事を整理して視覚化することは、やるべき仕事を忘れていたという状況を避ける時にも役立ちます。


方法6. 定期的にストレスを解消する

ストレスは心身に大きな影響を与えます。スッキリしない気分の時というのは、集中力に欠け、ハッとするような良いひらめきも生まれません。

仕事でミスを減らすためには、意識的にストレス解消を心がけるのも大切です。

スポーツで存分に体を動かしたり、趣味を思いっきり楽しんだりすれば、気分がスッキリすることでしょう。

ストレスを解消して自分のコンディションを良い状態にもっていくと、ミスが減り仕事効率もアップします。

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仕事でミスした時に、辛い気持ちの立ち直り方

仕事でミスばかりして周囲に迷惑をかけたり、ミスを連発して怒られたりした時は、気持ちが大きくヘコむものですよね。

ヘコむ気持ちを上手に切り替えるには、一体どのような方法が有効なのでしょうか。

ここでは、仕事でミスした時の辛い気持ちの立ち直り方について解説していきます。


立ち直り方1. 先輩上司や同期に相談する

ミスした時にヘコむのは、社会人なら誰もが必ず経験することです。完璧に仕事をこなす先輩上司や、一見仕事ができる同期であっても、ミスして落ち込んだ経験はあるでしょう。

似たような経験のある先輩上司や同期に相談すれば、ミスをした時の気持ちの切り替え方をアドバイスしてもらえるかもしれません。

また、ミスをして辛い気持ちを誰かに話すだけで、気分が楽になることもあります。辛い気持ちを自分一人で抱え込まないようにするのが大切です。


立ち直り方2. 趣味を楽しむ

自分の好きなことを思いっきり楽しんで気持ちをリフレッシュさせるのも、ミスから立ち直る方法として有効です。

映画、読書、スポーツなど、どんなことでもいいので心の底から趣味を楽しんでみましょう。

好きなことに集中している間は、仕事の不安や悩みを頭の中から追い出すことができます

ミスを思い詰めない時間を意識的に作り、目の前の趣味を楽しめば、やがて気持ちがサッパリしてくるはずです。

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立ち直り方3. 仕事の時以外は、仕事のことを考えない

帰宅後や休日にミスや仕事のことを思い悩んでしまうと、どんどんネガティブな気持ちが膨らみ、せっかくの自由な時間をリラックスして過ごせません。

「次からこうしよう」と改善策を見出して気持ちを切り替えられるタイプならいいですが、ただモヤモヤと憂鬱な気持ちになってしまう人は仕事のことを考えないようにしましょう。

友達と会う、趣味に没頭する、徹底的に家事をするなど、仕事のことを考えない環境作りが大切です。


立ち直り方4. 運動をして気分転換をする

適度な運動には、ストレス解消やリフレッシュ効果があると言われています。ミスばかりして落ち込んでいる時は、体を動かすのもおすすめの立ち直り方です。

自分の部屋で筋トレやヨガをしたり、外に出てウォーキングやランニングを行ったりすると気持ちがスッキリします。

元々、体を動かすのが好きな人なら、これを機にジム通いを始めるのもいいかもしれませんね。


立ち直り方5. 自分がミスするポイントを学んだと前向きに捉える

「失敗は成功のもと」という言葉があるように、ミスは自分自身を成長させてくれるきっかけでもあります。

ミスの原因を分析し、きちんと対策を立てれば、同じミスを繰り返すことはありません。ミスの数が減っていけば、やがて仕事に対して自信が生まれ、成長を実感できるようになるはずです。

ミス=成長するチャンス」と捉えると、そんなに落ち込む必要はないと思えるようになります。


立ち直り方6. 新人や2年目など、若手だからこそミスして当然と考える

業務経験の浅い新人や2年目などの若手なら、ミスをするのは仕方がないことです。

もちろん周囲の先輩上司も、「ミスをするかもしれない」という意識を持っており、いざという時にはフォローするつもりでいます。

新人や2年目などの若手に求められているのは、ミスから学び、次に活かすこと。ミスをきっかけに仕事への理解を深め、成長して欲しいというのが周囲の期待です。

ミス自体は良くないことではありますが、新人や2年目などの若手だからこそミスが許される部分もあります。


仕事でミスばかり続いたら、気分をリフレッシュして乗り切ろう!

ミスばかり続くと、「この仕事向いてないのかも」「どうして自分は仕事ができないんだろう」などと、自信がなくなってしまいますよね。

ですが、ミスが多い原因は、単純に正しい仕事の方法を知らないだけ、という場合がほとんどです。

仕事をするために必要なノウハウを身につけることで、必ず良い変化が生まれます。

まずは、仕事のやり方を少し変えてみたり、気持ちをリフレッシュさせたりすることから始めてみましょう。


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