仕事は適当でいいと言われる理由とは?適当でも上手くいく人の特徴も解説

HaRuKa 2021.02.21
仕事が適当でもうまくいく人っていますよね。では、仕事を適当にこなすのはいいことなのでしょうか。今記事では、仕事を適当でいい理由から、適当にこなしても守るべきポイント、適当でも仕事ができる人の特徴をレクチャーします!仕事の仕方を、ぜひ参考してみてくださいね。

仕事は適当にやるのがいい?その意味を徹底解説!

仕事は適当でいいと言われる理由

生活の中心となる仕事は、社会人にとって重要で最優先すべきだという意識を持っている人が多いものです。

しかし、「力を抜いて働こう」「仕事は適当でいい」といった話を耳にすると、本当にそれでいいのか疑問に思いますよね。

そこで今回は、仕事が適当でいいと言われる理由を解説した上で、仕事を適当にしたとしても守りたいポイントや、仕事を適当にこなしていても上手くいく人の特徴について紹介します。


できる人は程よく手を抜く。仕事は適当でいい理由とは?

「頑張りすぎず仕事は適当にしよう」という話を聞いて、半信半疑でいるという人は少なくありません。

その反面、仕事が適当でいいなら助かるというのも本音でしょう。

できる人ほど上手に手を抜くと言われますが、なぜ仕事が適当でいいと言われるのか、その理由を7つご紹介します。


理由1. ストレスを抱え込まないから

自分が担当している仕事の量がある程度決まっているなら、それをクリアできる範囲で適当に行う分には問題ありません。

適当に仕事をするとストレスがたまりませんから、仕事を楽しくこなしていけるという大きなプラス面の状況に繋がります。

楽しく仕事ができればさらにストレスを感じないといういい循環が生まれて、むしろ仕事に対して前向きになれる可能性が高いでしょう。


理由2. ミスはどうしても起こってしまうものだから

仕事をしていてミスをしない人はいません。

自分一人で行う仕事でも、相手がいる仕事でも、どんなに慎重に進めていたとしてもミスをする時はしますし、慎重にやろうと意識しすぎて逆にミスをしやすくなるということもあります。

あまり深刻に考えずに、適当にささっとやってしまった方が案外上手くいくことは少なくありません。適当とはいえ、きちんと最低限のポイントを押さえていれば問題はないのです。


理由3. 結果がとても大切だから

仕事は努力や工夫の積み重ねで進みますが、第三者から評価される時は結局結果を重視されるものです。つまり、結果さえ出ていれば、どんな方法で進めてもOKということ。

結果につなげる自信さえあるなら、進行中に自分の考えで適当にやっても問題はないでしょう。

特に得意なことであれば仕事が早く終わって、「手際が良い人だ」ととらえてもらえるメリットが生まれるかもしれません。


理由4. 真面目にやっても評価されない人がいるから

仕事を進める過程で真面目に対応するほど、何か問題が起きた時に評価を落としてしまいがちです。

「頑張っているのは分かるけれどこういうミスは困る」などと言われてしまいます。

しかし、適当に要領よく仕事をしていると、意外にミスをしても気づかれず、結果オーライでむしろ評価されることも多いもの。

臨機応変に対応する力さえあれば、適当にやっていることを知られることなく結果に注目してもらえるのです。


理由5. プライベートとのバランスを保てるから

恋愛や趣味などのプライベートが充実することは、仕事が順調であることと同じくらい大切なことです。

しかし、仕事に真面目に取り組みすぎた結果プライベートを犠牲にしてしまうというケースは少なくありません。

仕事とプライベートのバランスを取るには、適当がちょうどいい場合があるということを頭に入れておきたいものです。

担当している仕事さえ片付いているなら、仕事の評価より恋人や友人を大切にする生き方もあると言えるでしょう。


理由6. 体を壊したら元も子もないから

仕事はきちんとやらないといけない、そんな考えにとらわれすぎると、つい無理をしてしまいがちです。

仕事を適当にやるということが自分の中で許せないとしても、無理をした結果、体を壊してしまったら、かえって仕事ができなくなり周囲に迷惑をかける可能性が高くなります。

社会人として仕事をきっちり行うのは大切ですが、体調管理をきちんとすることもまた大切なこと。

体を壊さないよう仕事を適当にこなすコツを覚えることは、仕事で結果を出すことにつながることも多いのです。


理由7. 実はもっと効率が良くなるから

ほとんどの人は「こつこつとサボることなく仕事をすることが重要だ」と考えがちです。

しかし実は、適当にこなすことが仕事を効率的に進められるコツをつかむきっかけになる場合も珍しくありません。

いかに手を抜いてやるかを考えながら適当にやることで、労力も時間もかけずにすむわけです。同じ結果が出せるなら、仕事を適当にすることに抵抗を感じる必要はないでしょう。


仕事を適当にやるのはありでも、4つの守るべきポイントとは

結果さえ出せば仕事は適当がちょうどいい、そんな考え方ができるようになるとイライラすることが少なくなります。

とはいえ、仕事は一人ではできませんから、適当にこなすとしても工夫が必要です。

仕事を適当にやる際に守っておきたいポイントを4つご紹介します。


ポイント1. 真面目にやるべき箇所は、集中して取り組む

ストレスをためないように仕事を適当にやるとしても、仕事ができる人は仕事の押さえておくべきポイントを把握して労力や時間を割きます。

適当にやることと中途半端に仕上げることとは、似ているようで違うもの。

ここぞという部分は真面目に、高い集中力で取り組むようにすると、周囲から適当な人と言われることはなく、評価も得られるでしょう。


ポイント2. 納期は必ず守る

仕事で大切な要素の一つが納期です。

仕事を適当にやることで文句を言われないためには、決められた納期までに仕事を仕上げることが前提ですから、早い段階で仕事全体のスケジュールを把握しておくのがおすすめ。

スケジュールを把握しておくと、適当でいい部分がどこかを判断しやすいですし、「納期が守れない適当な人だ」と評価を落とすこともなくなります。


ポイント3. ミスをしても、自己責任

仕事を適当にすると、判断が甘くなるというのはよくあることです。

ただ仕事が早いだけでミスが多い、仕事の仕上がりが雑といったことが続くと、周囲から適当な人だと評価されたとしても自分の責任となります。

本当に仕事ができる人は、適当にするのが許される部分をきちんと見極めて上手に手を抜くもの。

仕事を適当にこなすことはサボることではないので、責任はきちんと持つ必要があります。


ポイント4. やる気がないアピールはしない

仕事に対して適当な人が評価を落としやすいのは、自分が楽しいということだけを考えるからです。

「イライラしたくないから適当にこなす」、「楽しい仕事はするけれど辛い仕事はやりたくないのでサボる」というのでは、「いつも適当にするから困る」と周囲に迷惑がられる可能性があります。

あくまでも仕事をする気はある、ただし効率的に進めたいから適当にする、そうした前向きな姿勢が結果的に楽しい仕事へとつながって、適当がちょうどいいという状況にもなりやすいと言えるでしょう。


適当に仕事をこなしても上手くいく”できる人”の特徴とは?

仕事が適当な人なのに、ミスをせずいつも上手くいっているという人はいるものです。

なぜ適当にこなすだけでも仕事ができるのか、コツがあるにしても不思議に感じますよね。

適当に仕事をこなしていても仕事ができる人はどういった特徴があるのかについて、ご紹介します。


特徴1. 程よく休憩を挟んでいる

仕事を適当にするのに結果を出している人は、仕事に対してメリハリをつけていることが多いです。

集中してやるべき時はやって、重要な部分さえ終われば後は適当にする、その緩急があると仕事が楽しいですし、ストレスもたまりません。

集中し続けられる時間がどれくらいかを把握しているので、いいタイミングで休憩をはさんだりして上手に取り組んでいるのです。


特徴2. 余裕を持ったスケジューリングをする

仕事ができる人は、高い評価を得られるコツを知っています。仕事に取り組んでいる時間が長いかどうかよりも、仕事の質と効率に重点を置くのです。

そのため、早い段階でまず仕事を適当にすることで全体の業務を把握し、期限内で調整していけるようスケジューリングに余裕を持たせます。

集中すべき部分と適当でいい部分とを区別して進めるために、幅のあるスケジューリングを組むことが多いでしょう。


特徴3. 完璧を求めすぎず、80%の出来で完成としている

仕事ができる人は、1回で仕事を仕上げようと考えていません。

まず80%程度の完成度で一度提出し、フィードバックされた指示を取り込んで完全な状態に仕上げるというステップを踏みます。

初回の提出内容を見ると適当な人のように見えますが、なるべく無駄な修正作業が起きないよう、効率を考えて動いていると言えるでしょう。


特徴4. 難題な仕事は、他の人に助けを求める

自分のスキルや経験では対応できない仕事が発生した場合、多くの人は自分で何とかしようとしがちです。

しかし、適当にこなす人は、自分では無理だと判断したら早い段階でできる人に助けを求めるという特徴があります。

完成度が上がるというメリットだけでなく、自分がイライラする必要がなくなるため、結果的に楽しく働けることになると分かっているのです。


特徴5. 常に心に余裕を持っている

仕事を適当にする人は、無理をしません。やるべきことだけきちんとやれば、後は適当でいいと思っているため、自分の首を締めてストレスを抱えてまで頑張ろうという気がないのです。

また、プライベートも大切にしたいという価値観があり、精神的な余裕があります。人生を楽しむためには、仕事を適当にこなすことも必要だと考えているのです。


仕事をいい塩梅で適当にして、心に余裕を持てる人になりましょう。

職場に仕事が適当な人がいると、「本当にあんなに適当でいいのだろうか」と疑問に思うのは自然なことです。

ただ、適当な人がとても楽しそうだと、仕事は適当がちょうどいいのかもしれないという気持ちが出てくるもの。

仕事を頑張りすぎてプライベートを犠牲にしてしまう生活から脱却したいなら、この記事から仕事もプライベートも充実させるためのヒントをぜひつかんでみてくださいね。


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