付き合う意味がわからない男女へ。付き合う定義&恋愛中のカップルがやることを解説

高峰ナナ 2024.05.08
しばらく彼氏・彼女がいないと「付き合うってなんだっけ?」と思ってしまいがち。そこで今回は、付き合う意味がわからない男女に向けて、付き合う定義や意味を解説すると共に、恋人同士で付き合ってすることを紹介していきます。恋を忘れてしまっている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

付き合う意味がわからなくなった方へ。

付き合う定義&カップルがやること

付き合う意味ってどういうことなのでしょう。価値観の多様化が叫ばれている現在では、異性と付き合うことに意味を見出だせない人もいます。

いつか本当に愛する人ができて、その人と一緒にいたいという感情を持った時のために、付き合うとはどういうことか理解しておきたいですね。

今回は男女が付き合う意味について考察していきます。恋愛関係がどういうことかわからないという方にはぜひ読んでほしい内容です。


付き合う意味がわからない。そもそも「付き合う」定義とは?

付き合う意味がわからない。そもそも「付き合う」定義とは?

仲の良い友達関係でいることと付き合うことの違いを明確にしないと、付き合う意味は永遠にわからないままです。

端的に付き合うことの意味を定義するならお互いに恋愛関係であることを約束することですが意味をより深く解説します。


「友達」と「恋人」の違いとは?

精神面と身体面の両方において、友達と恋人では大きな違いがあります。精神面では好きという感情があるかどうか、身体面ではキスや性行為も含むスキンシップがあるかどうか、です。

どちらか一方だけでは「恋人である」とは言えません。好きでなくても肉体関係を持つことができる人もいます。ただし、プラトニックラブという言葉があるように、究極的には愛し合う感情の存在が恋愛関係の定義だとみなすこともあります。


付き合うのに告白って必須なの?

「好きです、付き合ってください」という告白には何の意味があるのでしょう。告白は自分の隠している内面をさらけ出すことですから、心を裸にして相手に見せることに近いと言えます。

告白をするには覚悟がいります。勇気も必要です。だからこそ、相手に誠意を見せることになり、将来何か都合が悪くなっても簡単に関係を諦めない、あなたのことを見捨てないという決意を伝えられます。

本気の恋愛をしたいなら告白は必須のことですが、あえて告白をせずに曖昧な関係にする人は将来の責任逃れを計算しているのでしょう。


実は男女で価値観が違う?男女が思う「付き合う」の意味

実は男女で価値観が違う?男女が思う「付き合う」の意味

付き合う意味の捉え方は学生か社会人かでも違いますし、個人の価値観にも関わってきます。それだけでなく、性別が違えば付き合う意味に対する考えが大きく異なるのです。

付き合う意味がわからない人のために、男女それぞれが思う付き合う意味について考察していきます。


男性にとって付き合うとは

男性にとって付き合うとは、どういう意味があるのでしょうか。また、男性の考える彼女とはどんなものか、どのように定義すれば良いかを知りたい人もいるでしょう。

まず、男性の考える恋愛観と彼女観について見ていきましょう。「付き合って何をするのかわからない」という草食男子のみなさんにとっても、付き合う意味を考えることが大切です。


男性にとって付き合う意味1. 女性のことを守ること

少し古風な考え方かもしれませんが、男性は女性を守るものだという意識を持っている男性は多いでしょう。守るという言葉の意味は広く、物理的な脅威から身を挺して彼女を守ることだけではありません。

現在では女性の社会進出もあって一概には言えなくなりましたが、結婚することによって女性の生活を守ることも男性の役割と考えられていました。

その考えの延長で、女性が困っていれば助けるという気持ちを強く持っている男性は今でも多いことでしょう。


男性にとって付き合う意味2. 好きな女性の独占欲を満たすこと

女性には自分の好きなものを独り占めにしたい気持ちがあります。独占欲を満たすことは愛情の根源の一つとなりえますが、そうでなければ嫉妬心にも繋がります。

「お前だけだよ」という言葉は女心をくすぐります。自分だけを見てくれていれば女性は幸福感に包まれ、愛には愛で感じ合おうとするのです。お互いが自分のものだという感情を持つことは付き合う意味の一つと言えます。


男性にとって付き合う意味3. 女性を大切にすること

人間は好きなものを大切にしようという意識が働きます。物だけでなく人に対しても同じです。男性にコレクターやマニアが多いのは、何かを大切にしようという志向が女性よりも強いからです。

男性にとって「付き合う」とは、「この人を大切にしたい」という気持ちで相手に接することです。もし一生かけて大切にし続けたいと考えるなら、いずれ結婚しようという気持ちになるでしょう。


女性にとって付き合うとは

女性にとって付き合うとは

女性にとって、彼氏とは、また、付き合うとはどのようなものなのでしょうか。付き合う意味がわからない女性も全くいないわけではありません。

むしろ、妊娠と出産という女性にしかない性機能を持つためか、結婚に対しても、その前段階の恋愛に対しても男性より考え方がシビアです。女性にとっての付き合う意味を考察していきましょう。


女性にとって付き合う意味1. 男性を自分に夢中にさせる事

女性は、好きな男性に自分を一番愛してほしいと思っています。告白のあと正式に付き合って、彼にずっと自分に夢中になっていてもらうことを期待するのです。

他の女には目もくれず、何をする時もずっと自分のことだけを見ていてほしい。そんな「いたいけな女心」の願いが成就して、大好きな男性とずっと一緒にいられたら素敵ですね。


女性にとって付き合う意味2. 男性から好かれること

夢中になるとまでいかなくても、「この子いいな」と男性から好かれることに喜びを覚えない女性はいません。男性から好かれたいと思って容姿を磨く人もいれば、女子力を高めるために料理を勉強する人もいます。

付き合うということは少なくとも自分に好感を持ってくれているわけですから、そこに自分の存在意義を見出し、幸福な気持ちになれるのです。


女性にとって付き合う意味3. 告白があること

ずっと仲が良くていつも一緒にいるなら、それはもう「二人は付き合っている」と周りはみなすかもしれません。しかし、ケジメとして男性からの告白があってほしいと言うのが女性の本音です。女性からの告白も当然ありえます。

告白もなく、ただ仲が良いという状況はモヤモヤするあいまいな関係です。男性よりも女性の方が物事をハッキリさせることを好む傾向が強く、それがたとえ残念な結果になるとしても勇気を持って白黒つけようとします。


付き合うとは何をすること?カップルになったらやること7つ

付き合うとは何をすること?カップルになったらやること7つ

友達以上の関係になったら何をしたらいいのでしょう。付き合う意味がわからない人にとって、付き合うとは何をするのか知るためには、具体的な例があったほうがわかりやすいですよね。

ここでは相思相愛のカップルがすることを7つ紹介します。


カップルでやること1. 相手のことを知ること

付き合いが長くなってくると、相手のいいところも悪いところも自然とわかってきます。相手自身の性格や能力の他にも、生い立ちや家族・友人、社会人なら職場・上司・同僚のことなど、相手の身の回りのことも興味を持って知ろうと努めるでしょう。

相手のことと相手の周囲のことをよく知っておけば、何かあった時にも、すぐに相手の状況を理解できるようになります。


カップルでやること2. 二人っきりでいる時間が過ごせること

付き合うと二人っきりでいる時間を過ごしたくてデートをします。もっと一緒にいたいと思うなら、同棲をするカップルもいるでしょう。

ただの友達関係では二人っきりで頻繁に会ったり遊びに行ったりするのは稀です。もしそんなことをすれば、周囲は「二人は付き合っている」とみなすでしょう。

他人にはばかることなく二人っきりで過ごせるというのは、付き合い始めて最も幸せを実感できるひと時です。遠距離恋愛の人は、たくさん電話して同じ時間を共有しましょう。


カップルでやること3. 愛情を伝えあうこと

友達に対して、普通は「好き」「愛してる」とは言いません。「人として好き」のような言い方ではなく「異性として好き」という意味です。

友達同士では愛情を伝えあうことはできません。付き合っているからこそ、愛の言葉をささやきあえるのです。


カップルでやること4. 愛のあるスキンシップを取ること

手をつないだり、ハグをしたり、キスをしたり。付き合うことは愛のあるスキンシップを相手に許すという風に捉えられることもあります。

TPOをわきまえる必要はありますが、どんなに奥手の人であっても手をつなぐことぐらいは許してくれるはず。

好きな人とスキンシップを取りたくなるのは自然な感情です。愛のあるスキンシップはお互いに心を満たすと同時に、二人が良い人生を送るための糧となります。


カップルでやること5. 自分の弱さをさらけ出すこと

本当に好きな者同士であれば、お互いの弱さを包み隠さずに話し合えます。友達関係でもできないことではありませんが、踏み込んだ話ができるのは第一に家族・血縁関係者です。それと同程度に近い関係はやはり恋人です。

付き合って、本当に好きあっていれば弱さをさらけ出せるはずです。もし弱さを見せて関係が崩壊したなら、未熟な恋愛だったと言わざるを得ません。


カップルでやること6. 辛い時にお互いが支え合うこと

付き合うことは支え合うことと同義です。恋人が辛い時、倒れないようにあなたが支えてあげること。相手のために尽くせることが付き合うことの醍醐味でしょう。

また、お互いに「あなたがいる」「君がいる」と思うことで、一人の時以上の力を発揮できます。辛い時、苦しい時に、恋人の存在はかけがえのないエネルギー源になるのです。遠距離恋愛であっても心の支えの存在は重要です。


カップルでやること7. 軽く束縛し合うこと

付き合っている時は、相手をあなた以外の異性に取られないように束縛できると言えます。

婚姻関係と違って法的拘束力はありませんが、あなたと付き合っているのに他の異性と仲良くすれば「浮気じゃない?」と問い詰めることができます。

当然ですが、相手の交友関係をがんじがらめにするほどに束縛していいわけではありません。軽い束縛をし合ってお互いに緊張感を持つことが大切です。

付き合うって何をするの?友達時代と何が変わるのか詳しく解説します▽


付き合う意味がわからない時に確認したい付き合うメリット

付き合う意味がわからない時に確認したい付き合うメリット

「付き合う意味がわからない」「付き合って何をするの」と言って、仲の良い異性と次のステップに進めない人たちは多いでしょう。

告白して万が一関係が壊れるぐらいなら、友人として今のままで良いというのはよく理解できます。しかし、それ以上に付き合うことで得られる大きなメリットを確認しておきましょう。


メリット1. 暇な時間が楽しくなる

友達と過ごす時間とは違う、より幸せを感じられる時間を過ごすことができます。暇な時間を潰す方法はたくさんありますが、何をするにも好きな人と一緒にいられることが一番楽しいはずです。

相手の趣味や好きなことにも興味を持ってあげましょう。アウトドアでもインドアでもいいので、お互いに共通の趣味があれば余暇をもっと楽しめますね。

社会人であったり遠距離であったりしてなかなか会えない場合は、上手く休みを合わせて二人で旅行することを計画してみましょう。


メリット2. 幸福感を得られる

大好きな人のそばにいられる、愛の言葉をささやきあう、お互いのぬくもりを感じ合える、など様々な幸福感を得られるから付き合う意味があるのです。

この幸福感は当然一人では味わえませんし、友達関係で得られるものとも違います。幸福感を持って二人で毎日を送れることは、おそらく何ものにも代えられないでしょう。


メリット3. 責任感が強くなる

付き合うことで自分が相手にとってマイナスにならないように意識する人が多いはずです。相手に甘えて頼り切ってしまおうという人もいなくはないでしょうが、やがて別れる結果になるでしょう。

相手のことが好きで、長く付き合っていきたいと思うのなら、自分のことはしっかりやろうという責任感、相手が大変な時には助けようという責任感を持つようになります。

口先だけの愛の言葉では大事な人を守れないので、真の愛情には責任感の裏付けが必要です。

【参考記事】はこちら▽


メリット4. 安心感が得られる

家族から独立して生きるようになれば、一人で生きていくのは大変だと実感します。長い人生を孤独のまま送るのは悲しいと感じる人も多いでしょうし、実際に辛いことです。

自分が傷つき倒れそうな時、そばにいてくれる恋人の存在は何ものにも代えられない心の支えとなります。新しい挑戦をする時、超えなければならない壁が現れた時、恋人が見守ってくれる安心感は言葉に表せないものです。


付き合う意味がわからない時は、メリットを思い出してみて。

付き合う意味がわからない時は、メリットを思い出してみて。

「結婚せずに生きていける時代」と言われて久しいため、付き合う意味がわからないと悩む人がいるのは理解できます。しかし、友達関係と対して変わらないなら付き合う意味はないとするのは早計です。

何をする時も一緒に支え合い、ともに幸せを感じられる間柄になることで大きな喜びを分かち合えます。お互いに好きという感情を持っているなら、気持ちを確かめ合って付き合えば人生がより素晴らしくなりますよ。


【参考記事】はこちら▽

よく一緒に読まれる記事

関連する記事