うざい?オウム返しをする心理&された心理|人間関係を良好にするコツを解説

yukimi 2022.05.08
相手との距離の詰め方がわからないと戸惑っている方へ。この記事では、オウム返しをする人の心理から対処法、またされた人の心理から上手に使うコツまで詳しく解説します!

オウム返しとは?「ミラーリング」も併せて解説!

オウム返しとは?

オウム返しとは、相手の言った言葉をそのままそっくりと繰り返すこと。

例えば、相手が「〇〇して大変だったんだよ…。」と言った際に「〇〇して大変だったんですね。」とそのまま返すのがオウム返しです。

コミュニケーションを取る際やビジネスにおいて、会話テクニックの一つとして使用することができます。

オウム返しで相手に親近感を抱いてもらうことを「ミラーリング効果」といい、人間関係に活用することで良好な関係を築く方法の一つです。

しかし、やりすぎてしまうと相手に不快感を与えてしまうことがあるため、注意しながら行いましょう。


オウム返しをする人の心理|相手の言葉を繰り返す理由とは?

「どうしてオウム返しをするんだろう?」

「オウム返しされることがあるけど、気持ちがよく分からない…。」

男性にも女性にも、会話中にオウム返しをしてくる人はいますが、なぜそうするのかの理由を知りたいと思うことがありますよね。

ここでは、オウム返しをしてくる人の心理について解説しながらご紹介します。


する心理1. 相手に同意していることを伝えたい

相手の言っている言葉をそのまま返すことで、同意している気持ちを伝えたいと考えています。

例えば、「私は〇〇だと思うんだ」といった言葉に「〇〇だと思うんだね」と返し、同じ気持ちを抱いていることを伝えたいのです。


する心理2. 仲良くなりたい

オウム返しをすることで、相手の話をちゃんと聞いているという空気感を出せます。

親近感や好意を持ってもらいたいという心理でオウム返しをする人も。

相手に興味があることのアピールで、仲良くなりたい心理なのです。


する心理3. すぐに返答したい

会話のキャッチボールが止まってしまうと、相手からは「話聞いてくれてないのかな?」と思われてしまいますよね。

そのため、話が止まってしまわないよう、相槌のような役割としてオウム返しを使うこともあります。

とにかくオウム返しで返答することで、話をちゃんと聞いているアピールがしたい心理なのです。


する心理4. 自己主張が苦手

自分の考えを相手に自信を持って伝えられないため、オウム返しをしてしまう人も。

例えば、「仕事がうまくいかなくて…」など、悩みを打ち明けられた場合、何を話したらいいのか分からずオウム返しをしてしまうのです。

アドバイスなどをする自信がないため、オウム返して会話の間を埋めようとしています。


する心理5. 相手の話をもっと引き出したい

話をもっと広げるための会話テクニックとしてオウム返しをする人もいます。

例えば、「最近、〇〇をはじめたんだ」という会話をした際に、「なんで最近〇〇をはじめたんですか?」と聞き返すのです。

オウム返しをしながら質問をすることで、会話を盛り上げつつ広げようとしています。


する心理6. 考えをまとめるまで時間を繋ぎたい

返答に困り無言になってしまうと場がしらけてしまうので、自分の主張や考えをまとめるためのつなぎとして、オウム返しをする人もいます。

相手の問いかけに対して、なかなか答えが頭に浮かばない時に、時間稼ぎでオウム返しをしてしまうのです。


する心理7. 聞いているフリだけしておきたい

相手の言葉をそのまま返すと、相手は「話を聞いてもらえている」と感じるもの。

そのため、実際は話をしっかり聞いていないのに、

「共感しているよ」

「ちゃんときいてるよ」

といったことをアピールするためにオウム返しを利用する人もいます。


する心理8. その場を平穏に乗り切りたい

会話の中で相手に反論をしたり、ちょっと違う意見をいったりすると、嫌われてしまうと考える人もいます。

オウム返しをすれば、相手の話に合わせることができるので、嫌われたくないという心理でオウム返しをするのです。


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