単純接触効果を恋愛で活用する方法|好きな人を振り向かせるコツとは?

椎名ゆり 2024.10.01

「単純接触効果は恋愛で意味ある?」
「単純接触効果の恋愛での活用方法は?」

単純接触効果を恋愛に活かして好きな人を振り向かせたいですよね。

今回は、単純接触効果を活用した恋愛テクニックや活用する時の注意点やコツを解説します!

「単純接触効果」とは?意味や原理を解説!

「単純接触効果」とは?

単純接触効果とは、「同じ人と繰り返し会うことで、興味がなかった相手だとしても、相手に好意を持つようになる」という心理効果です。

アメリカの心理学者であるロバート・ザイアンスによって提唱されたもので、別名「ザイアンス効果」とも呼ばれています。

また、「熟知性の原則」とも呼ばれることも。

人はよく知らない相手に対し警戒したり、攻撃的になりやすかったりする傾向があります。

しかし、繰り返し会うことで相手に対する見方や感情が変化が生じ、相手に対し肯定的な感情を持つようになるという原理です。


単純接触効果を活用した恋愛テクニック|活用できるシーンをご紹介!

単純接触効果を活用した恋愛テクニック|活用できるシーンをご紹介!

「単純接触効果で恋愛が上手くいくの?」

「好きな人と両思いになるために、単純接触効果の使い方を教えてほしい!」

恋愛の視点から見ても、単純接触効果をうまく活用すると好きな人を振り向かせることができます。

では、どのように活用すればいいのでしょうか。

ここでは、恋愛において単純接触効果を活用できるシーンを紹介していきます。


ポイント1. 積極的に挨拶をして顔を合わせる機会を作る

単純接触効果は、何回も顔を合わせることで相手を好きにさせることができます。

なので、同じ職場などに片思いの相手がいる場合には、相手のデスクに行ったり、よく行く休憩スペースに行ったりして積極的に挨拶しましょう。

ただし、挨拶する回数が多すぎると、相手から「なんか気持ち悪い…」と思われてしまう可能性があります。

「おはよう」1回、「お疲れ様」2~3回、「また明日」1回くらいを目安にしておくのが良いですよ。


ポイント2. 短い時間でも会える機会を逃さない

単純接触効果は、会う時間の長さより、たくさんの回数を会うことが効果的です。

付き合う前のデートは、丸一日と長くなくても問題ありませんが、とにかく会う回数を増やすことを意識しましょう。

  • 相手から「会いたい!」と言われたら会いに行くのが基本
  • 自分からは「会いたい!」と言い過ぎない

といったように、短時間でも会うことが大切

自分から「会いたい」と求めすぎると、相手から「しつこいな…」と思われる可能性があるので、基本的に相手のペースで会うようにしましょう。


ポイント3. LINEなどで自撮りを送ってみる

どうしても直接会うことができない場合は、LINEなどを活用して相手との接触回数を増やすのもテクニックの一つ。

あくまでも接触回数を増やすことがポイントになるので、内容は短くても大丈夫。

  • 自撮りで楽しそうな様子を相手と共有することで、親密度が増す
  • 「今何してるの?」など自然な感じで短いメッセージを送る

というように、相手の印象に残りやすい出来事などを共有すると良いです。

ただし、長すぎるLINEのメッセージは読むのも返信するのも大変なので控えるようにしましょう。


ポイント4. SNSで繋がって顔を見れる状況にしておく

InstagramやTwitterなどのSNSでは、過去の投稿やストーリーを見れるので、写真や動画で顔を見せる機会が増えます。

片思いの相手もSNSを利用しているなら、お互いフォローをしてSNSで繋がるのがおすすめです。

頻繁に会えない人はもちろん、同じ会社の人でも、SNSで写真や動画を見ればより親密度がアップしますよ。

ただし、あからさまに加工されていたり、「自分大好き感」が出過ぎたりしていると、相手から引かれてしまう可能性があるので注意しましょう。


ポイント5. ビデオ通話などもおすすめ

片思いの相手と離れた場所で生活している場合、実際に会うのは難しいですよね。

そんな時は、ビデオ通話を活用するのも単純接触効果を活用できるポイントの一つです。

初めはお互いに恥ずかしいかも知れませんが、回数を重ねるうちに徐々に慣れ、お互いの仲も深まっていきますよ。

ただし、あまり親しくない間柄だと、ビデオ通話をしても盛り上がらない可能性があるので、ある程度、相手と親密になってから行いましょう。


単純接触効果で好きな人を振り向かせるコツ|注意点も合わせて解説!

単純接触効果で好きな人を振り向かせるコツ|注意点も合わせて解説!

単純接触効果を活用するのは、一見すると簡単そうですが、単に相手との接触回数を増やせばいいというわけではありません。

相手を振り向かせるためには、いくつか使い方のコツをおさえておくことが大切

ここからは、単純接触効果で相手を振り向かせる時のコツや注意点を4つ紹介します。

ついやってしまいそうなことがNG行動という場合もあるので、注意していきましょう。


コツ1. 真顔から明るい笑顔に表情を変化させる

単純接触接触効果をより効果的に活用するには、ただ相手と顔を合わせるだけではなく、表情にも気を遣うことが大切です。

好きな人と顔を合わせた途端、真顔からニコッと明るい笑顔を見せることで、相手に好意を表すことができますよ。

顔を合わせる機会を増やしつつ、「あなたのことが好き!」という表情で恋愛感情を煽っていきましょう。


コツ2. 身だしなみや清潔感を意識する

そもそも相手から近寄りたくないと思われるような状態では、いくら会う回数を増やしたところで単純接触効果を得られません。

相手と会う時には、髪型や服装など、最低限のおしゃれと清潔感を意識しておくことが大切です。

事前に好みをリサーチして、寄せた雰囲気に身だしなみを整えておくとより効果的ですよ。


コツ3. 相手の反応を見ながら行う

単純接触効果を期待して会う回数を増やす場合には、独りよがりにならないようにすることが大切です。

会った時には相手がどんな反応をするのかチェックしておきましょう。

相手の反応から、

「引かれていないか?」

「まだまだ大丈夫そうか?」

など、相手の気持ちを意識することで、改善点が見えてきますよ。


コツ4. 警戒されない頻度で接触する

単純接触効果は、相手と何度も会える方が効果的ですが。回数が多すぎて相手から気持ち悪がられては逆効果です。

例えば、相手に会いたいがために会社の前で待ち伏せすると、相手からはストーカーかと思われて引かれてしまう可能性もあります。

注意点として、あからさまに接触したり、待ち伏せなどをしたり、相手が警戒するようなことはしないようにしましょう。


単純接触効果以外で活したい恋愛心理テクニック

単純接触効果以外で活したい恋愛心理テクニック

「色んな方法を活用すれば、もっと効率的に好きな人を振り向かせられるかも」

「単純接触効果以外に、片思いの相手を好きにさせるテクニックってないのかな?」

恋愛心理テクニックと聞くと少し難しそうですが、意外と簡単に応用できそうな恋愛心理テクニックがたくさんあります。

どのようなことを実践すればいいのでしょうか。

ここでは、単純接触効果以外で両想いになるために活用できる恋愛心理テクニックを紹介します。


恋テク1. 物の貸し借りで恋が始まる?

相手に「〇〇を手伝ってほしい」と頼まれた時、「相手を助けるのは、相手がいい人だから」という心理が働きます。

「ベンジャミン・フランクリン効果」と呼ばれる恋愛心理で、一般的に、人は助けた相手のことを好意的に想う性質があるという考え方です。

例えば、職場などで、

「分からないところがあるから教えてくれない?」

「ちょっとペンを貸して!」

といったように、簡単にできるのがポイント。

相手が「そのくらいならやってあげるよ!」と思えるようなお願いごとをするのがコツです。


恋テク2. 勝負は3回で決まる?

初めて会った人の印象は、3回目に会うまでにある程度決まってしまうという「スリーセット効果」という恋愛心理があります。

つまり、3回目のデートまでに勝負が決まってしまうと言っても過言ではないでしょう。

好きな人に会う時は、自分が理想とする人物像を3回目のデートまでしっかりと貫くことが大切です。

例えば、「ありがとう」が言える礼儀正しい人は好印象を抱かれやすいので、いつもより多めに口にするなど、簡単にできることを心掛けましょう。


恋テク3. 人の噂が恋に繋がる?

自分で自分のことをアピールしても、嘘っぽく聞こえてしまうことってありませんか。

ウィンザー効果と呼ばれる心理で、「人間は本人からの言葉よりも、第三者から伝えられた情報に信憑性を感じる」という考え方のことです。

なので、職場や学生時代に知り合った共通の友達に協力してもらって、

  • あなたの長所や良い噂を伝えてもらう
  • 「〇〇さんがあなたのこと素敵だなって言ってたよ」と片思い中の相手に伝えてもらう

など、あなたの好意や良い評判などをアピールしましょう。


恋テク4. 誘いは二択が成功の鍵?

好きな人をデートに誘いたいけれど、「断られたらどうしよう…」と悩むことってありますよね。

そんな時は「ダブルバインド」という心理テクニックを活用しましょう。

「ダブルバインド」は、同じ結果になるような選択肢を2つ用意して、相手を自分が望む方向に動かすテクニックです。

例えば、

「今度いつ会える?」

と聞くと、会うこと自体を断られてしまう可能性があるため、

「最近公開されてる映画でAとBどっちを観たい?」

と質問することで、AでもBでもどちらにしろ、相手とデートをするという流れに持っていけます。

日程や場所もこの方法で決めると、男性でも女性でもスムーズに相手をデートに誘えますよ。


恋テク5. 美味しいご飯が恋の始まり?

美味しい食事を一緒に楽しむと、相手に好印象をあたえられるという「ランチョン・テクニック」という心理テクニックがあります。

美味しものを食べると人間は快楽という感情が生まれるため、その時一緒にいた相手も快楽に結びつけてしまうという考えです。

なので、好きな人とデートをするなら、初めのうちは、

  • 行きつけの美味しいお店
  • ちょっと高級感のあるいいお店

などを選んで一緒に行くことで、「素敵な人だったな」と好印象を持ってもらいやすく、恋のきっかけになりやすいですよ。


恋テク6. ダメと言われるほどやりたくなる!

ダメと言われると、余計に気になってしまうことってありますよね。

これは、「カリギュラ効果」と呼ばれる心理で、禁止されればされるほど、気になってやりたくなってしまう心理のことです。

恋愛にもこのカリギュラ効果を活用することで、男性でも女性でも相手を振り向かせることができます。

  • LINEや電話を自分から「今日はここまでね」と終わらせる
  • 自分から連絡したのにあえて返信を遅くする

といったようにすると、「急にどうしたんだろう…」という気分になり、「もっと連絡したい」と思わせることができます。


単純接触効果を駆使して恋愛を優位に進めてみて。

単純接触効果を駆使して恋愛を優位に進めてみて。

単純接触効果は、相手との接触回数を増やすだけで、相手に好印象を持ってもらえるという恋愛心理です。

簡単に試せる心理ですが、自分の気持ちだけでなく、相手の反応を見ながら会う回数などを調整することが大切。

また、単純接触効果以外にも、恋愛に役立つ心理テクニックもあるので、様々なテクニックを応用しながら相手を振り向かせてくださいね。

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