“保身に走る人”の心理や特徴とは?責任逃れする人への接し方や対処法を紹介

HaRuKa 2022.05.09
保身に走る人の心理や特徴を知りたい人へ。本記事では、保身に走る人の心理や特徴から、責任から逃げようと自分を守ることに必死な上司への対処法まで解説します!

保身に走る人の8つの特徴|性格や行動の共通点から周りの人を診断しよう!

「同僚や上司が保身に走る人か見極めたい」
「保身に走る人には共通点があるの?」

保身に走る人の性格を知り、周囲の人を診断したい人は意外と多いはず。

ここでは、保身に走る人の特徴を詳しく解説していきます。

保身に走る人ならではの行動や特徴が分かるので、周囲に保身に走る人がいないかチェックしてみてください。


特徴1. 意見をコロコロ変える

保身に走る人は責任や原因が問われないよう、言い逃れをすることが。

自分の意見を持つことはなく、状況や周囲の意見に合わせて立ち回りをします。

  • 指示の内容がコロコロ変わる
  • 話している内容が矛盾する

などは、日常茶飯事。

それでも、常に自分が望むいい立場でいられれば問題がないので、平然と発言や行動を変更するでしょう。


特徴2. 言い訳ばかりする

保身に走る人は、「責任を負いたくない」「失敗を自分のせいにされたくない」という自分勝手な気持ちが最優先。

少しでも不利な状況を避けるために、言い訳をする癖が身についています

  • 部下や同僚などに責任転嫁をして、周囲のせいにする
  • 責任を負いそうになると、焦って言い訳を探す

というのは、保身に走る人ならではの性格です。


特徴3. 責任を他人に押し付けがち

立場や地位を守りたいので、自分が悪いと思われることを避けようと保身に走る人は考えがち。

周囲から自分だけが悪いと指摘された時には、同僚や部下を巻き込み、他人に責任を押し付けることも。

「自分だけでなく、〇〇さんや〇〇さんも一緒に業務をしていました」

など、平気で他人の名前を出して、自分への責任を軽くしようとします。


特徴4. 曖昧な表現で言い逃れする

常にトラブルになった時を想定し、自分が不利にならないよう考えて行動しています。

そのため、明確な指示や断言はしないで、曖昧な表現で終わらせることが多いです。

例えば、業務内容を質問された時には

「他の人に聞いてみて」
「自分ではよく分からない」

などと話して、責任を負わないような発言をします。


特徴5. 先輩や上司には逆らわない

保身に走る人は、「これは違うと思います」などと逆らうと、後から自分の責任になる可能性があるとわかっています。

そのため、先輩や上司が明らかに間違ったことを言っても、逆らわないと決めているのです。

先輩や上司の言いなりに行動をしてミスが起きても「上司に言われた通りに実行しました」と言えるため、自分の責任にはなりません。

自分の立場を守ることを最優先に考え行動するのは、保身に走る人ならではです。


特徴6. 見て見ぬ振りをする

面倒なことに巻き込まれて責任を問われないよう、見て見ぬふりをする保身に走る人。

例えば、同僚や部下がプリンターの使い方が分からず困っていても、基本的には見てみぬふり。

「使い方が分からないです」と話しかけられても「ちょっと今忙しいから、他の人に聞いて」と逃れます。

助けることで周りから評価されるより、自分の身を守ることを優先するところが特徴です。


特徴7. 平気な顔で嘘をつく

保身に走る人は、自分の地位や出世のためなら、平気で噓をつきます

そのため、トラブルが起きた時に複数人から意見を聞いても嘘が混じっているため、事実確認ができないことも。

嘘をついたことに罪悪感を抱くことなく「責任を問われず良かった」「立場を守れた」などと安心するのは、保身に走る人のあるあるです。


特徴8. 人に言われたことは進んでやる

他の人の仕事や作業に進んで関わると、少なからず自分にも責任がかかります。

他人が決めたことならいくらでも他人の責任にできるため、保身に走る人は他人が決めたことに乗っかることが多いです。

例えば、上司に「これやっておいて」と指示されたことなら、トラブルがあった時に上司の責任になります。

自分に大きな責任が加わることがないので、積極的に取り組む特徴がありますよ。


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