もう“インキャ”とは言わせない。根暗な人の特徴や性格を改善する方法とは?
そもそも「根暗」の意味とは?
根暗とは、人の性格を表した言葉。そして、根っからの性格が暗いという意味があります。
使い方としては、性格が内向的で「この人なんだか暗いな」といった印象を周囲に与えてしまう人や、そのような様を指して誰かに使用するケースが多いでしょう。
基本的にポジティブなイメージはなく、ネガティブなイメージで使われる言葉と言えますよ。
【診断】根暗な人の8つの特徴|行動や雰囲気でバレてるかも?
「周囲から根暗って思われているかも…」
「根暗な雰囲気って言われたことがあるんだけど何で?」
自分が根暗かもしれないと漠然と不安を抱いている人もいるはず。しかし、実際にどんな特徴が根暗に該当するのかわからない人も多いでしょう。
ここでは根暗な人が持っている特徴を詳しく解説します。
自分が根暗な人に当てはまる特徴があるのか確認してみてくださいね。
- 話しかけられても会話が続かない
- 一人でいることが多い
- 自分の意見を我慢して言わない
- ちょっとしたことで疲れを感じやすい
- 他人に相談するのが苦手
- 異常に前髪が長い
- 猫背で姿勢が悪い
- 突然話しかけられるとあたふたしてしまう
根暗な人の特徴1. 話しかけられても会話が続かない
根暗な人は誰かと会話するのにあまり慣れていないコミュ障な人が多いです。
そのような人は、急に話を振られても慌ててしまって、「うん」「そうだね」など単調な返事しかできずに、会話が続かない特徴があります。
自分から話を振ったり、相手の話を聞き出すことも苦手なので、周りからは「なんかあの人いつも暗いなぁ」と思われてしまうでしょう。
根暗な人の特徴2. 一人でいることが多い
みんなで楽しくワイワイするのが好きな人は「明るい人」と認識されやすいもの。
逆にいつも単独行動を取る人は、一人ぼっちに見えて「暗い人」と思われてしまいやすいです。
自分は一人が好きだから一人でいると思っていても、周りからすると「なんかあの人いつも一人行動だな…根暗なのかな?」というイメージを持たれてしまうでしょう。
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根暗な人の特徴3. 自分の意見を我慢して言わない
根暗な人は、「意見を主張するために相手とコミュニケーション取るのが嫌」と考えています。
その結果、自分の意見を飲み込んで相手に合わせてしまいやすいでしょう。
しかし、それは周囲の人からは「自分の意見を発言できない性格」とネガティブにとられてしまうことも…。
多くの人が集まる職場などで自分の意見を一切言わないで、周囲に同調しているだけの人に対して「あの人は何も言わない暗い人」と思われることは珍しくないのです。
根暗な人の特徴4. ちょっとしたことで疲れを感じやすい
内向的な性格の人は他の人よりも周りからの刺激に苦手なところがあります。
それゆえに、人混みなどにぎやかな場所にいるだけで通常の人よりも疲れ果ててしまうデリケートな部分があるものです。
仕事をしている時など、多くの人と関わるシチュエーションでは人一倍疲れてしまうので、元気がない印象を与える人も。
その姿は周囲から見ると「陰気で根暗な人だな」と思われてしまうのです。
根暗な人の特徴5. 他人に相談するのが苦手
他人と会話をするのが嫌いな人は、相手から指示をされない時は、相談することなく単独行動に走ってしまいがち。
それは、本人にとっては合理的かつストレスのない行動だから。
でも周りからすると、「チームプレーができない」「協調性がない」などと思われて、なんとなく根暗な人だと周りは考えてしまうのです。
根暗な人の特徴6. 異常に前髪が長い
人は見た目で相手の性格をはかるもの。
相手に見られたり、目を合わせたりするのが苦手で、目を合わせるのが難しいような長い前髪の人に対してはなんとなく根暗なイメージを持ってしまうでしょう。
自分ではお気に入りの髪型でも、周りからすると外とのつながりを拒絶しているような気がしてしまうのです。
根暗な人の特徴7. 猫背で姿勢が悪い
姿勢の良し悪しでも他人に与える印象は大きく変わります。
背筋が伸びて胸を張っている人は自信に満ちてみえますし、逆に猫背の人は自信がなく暗い雰囲気を与えてしまうもの。
相手のことをあまりよく知らなくても、猫背でトボトボと歩いている姿勢の悪い人を見ると、
「なんか陰気な人なのかな?」
「弱々しくて自信がなさそう」
と思われてしまうのです。実際がどうあれ相手に暗い印象を与えてしまっているといえますよ。
根暗な人の特徴8. 突然話しかけられるとあたふたしてしまう
話しかけたときに相手がキョドってしまって、あたふたした返答をしてくると「人付き合いが苦手なんだな」と思われるもの。
突然話しかけられると驚いてしまい、「あっ、いや」など言葉が詰まってしまうなど、いつも通りの反応ができないことがありますよね。
話しかけた方はその姿から「会話が嫌いな根暗な人」と思われてしまうのです。
根暗になってしまう4つの原因|陽気に振る舞えない理由とは?
「なんでこんな根暗な性格になってしまったんだろう」
「もっと陽気でポジティブな性格だったらなぁ」
自分の性格が根暗な人の特徴に当てはまり、悩んでいる人もいると思います。なかには自分が根暗な性格になっている理由を知りたいと考える人もいるはず。
ここからは根暗な性格になってしまう原因について詳しく解説します。
自分が根暗な性格になった原因を知りたい人は参考にしてくださいね。
原因1. 他人に傷つけられてきたから
人に傷つけられた経験があると、他人の視線が気になってしまったり、人間不信になることも…。
自分を守るために周囲から目立たないように過ごそうとする傾向があります。
- いじめを受けてきた
- 親から強い束縛を受けてきた
など、人から傷つけられた経験から陽気に振る舞えない根暗な性格になってしまうのです。
原因2. 自尊心が低いから
自分に自信がないと目立つようなことをしても批判されるような気がして、大胆な行動は取りにくくなってしまうもの。
グループ内でも本当に親しい人にはユニークなアイデアなどの話ができるのに、
それを大勢の前でアピールするとなると「批判されるのが怖い」と避けてしまうことがありますよね。
何をするにも自分に自信がないので控えめになって、大人しい態度になってしまう傾向があるのです。
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原因3. 自分にコンプレックスがあるから
コンプレックスがあると、それが原因となって積極的な行動が取れなくなってしまいます。それが結果的に根暗な性格につながっていくことも。
- 自分の容姿に自信がない
- 声や喋り方が好きになれない
- 頭が悪いと思っている
このようなコンプレックスは自分に対する自信がなくなってしまうもの。
自信がないと行動や意識が消極的になってしまい、根暗な性格につながっていくでしょう。
原因4. 人に裏切られたことがトラウマになっているから
信頼していた人などに裏切られると、人間不信に陥る傾向があります。そうなると人と関わらないほうが傷つかずに幸せだと考えるようになるもの。
- 信じてお金を貸したのに気づいたら借金の肩代わりをさせられた
- 結婚を約束していた恋人が浮気をした上に自分を捨てた
など、信頼していた相手の裏切りはトラウマになって、その後の人生に大きな傷になってしまいます。
それが性格から陽気さやポジティブさを奪い、根暗な思考や行動につながっていくのです。
根暗な性格を改善する6つの方法|暗い雰囲気を自分で変える方法とは?
「根暗な性格を直したい!」
「暗い性格を自分で克服する方法を知りたい」
ネガティブな性格を欠点だと考えている人は、根暗な自分を改善したいと考えますよね。
根暗すぎる性格は物事を楽しむことができませんし、周囲の雰囲気を重くしてしまうケースもあるでしょう。
ここからは根暗な性格を克服する改善方法を紹介するので参考にしてみてください。
改善方法1. 美容院などで印象をガラッと変えてみる
根暗な性格の人は自分の見た目が好きじゃない場合も少なくありません。見た目が好きじゃないことが自信を持てない原因になっているかも。
自分に自信が持てなくて根暗になっている人は美容院に行って、
- 髪を思い切って短くしてみる
- 前髪を重くならないようにする
など、明るい印象を与える髪型に変えて、見た目に自信が持てるように改善するのも根暗を克服する方法の一つ。
自分に自信が持てれば自然と行動も積極的で明るくなっていくものですよ。
改善方法2. ポジティブな発言を心がける
根暗な人はマイナス思考の発言や弱気な発言が目立って、周囲にネガティブな印象を与えてしまいます。
根暗な性格を直したい人は日頃からネガティブな発言をしないように意識してみましょう。
「自分には無理」「こんなの意味ない」などマイナス思考の言葉は止めて、「自分ならできる」「とにかくチャレンジする」とできるだけポジティブな発言をするのです。
日頃の言動が前向きだと周囲にもポジティブな印象を与えられますよ。
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改善方法3. 身近にいる明るい人を参考にする
根暗を克服するといっても、お手本がないとどのような行動をすればいいのかわからないもの。明るい人を参考にして行動するのも、根暗を克服するおすすめの方法の一つです。
まずは、身近にいる明るい人と行動を共にするようにしてみましょう。明るい人の態度や発言をと自分の態度や発言を比較することで、自分の悪い点が見えてきます。
また、話し方や所作など簡単に真似できる点を真似することで、根暗を改善して明るい人に近づくことができるでしょう。
改善方法4. 適度な運動を習慣にする
心身ともにストレスがたまっている状態は、人と会話を交わすなどのコミュニケーションを取ることが億劫になってしまうもの。
それが結果的に周囲に疲れた印象を与えて、根暗な人と認識されてしまいます。なので、意識してストレスを解消する方法を見つけることが大切です。
おすすめの方法は、適度な運動をすること。
毎日30分程度ウォーキングをしたり、夕飯前に筋トレをしたりなど、体を動かして汗をかいて心身ともにスッキリさせてみましょう。
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改善方法5. 姿勢を正す癖をつける
猫背で背中が曲がっていてうつむきがちな姿勢は、見る相手に「自信がなさそう」「性格が暗そう」とネガティブな印象を与えてしまいます。
実際の性格以前に人に根暗なイメージを持たれてしまうのは避けたいもの。
根暗な印象を払拭するために、日頃から背筋を伸ばして胸を張って歩くなど、綺麗な姿勢を意識するようにしましょう。
綺麗な姿勢は見る人に自信があるように見えます。やがて根暗な印象を持たれなくなるものですよ。
改善方法6. 積極的に新しいことをする
狭い世界のなかで変化のない決まりきったパターンで生活をしていると、突然の変化などイレギュラーなことに対して柔軟に対応できなくなってしまいます。
機転が効かずにあたふたしている姿が根暗っぽさの原因になることもあるので、ある程度、あらゆることに対応できるようになるのも大切です。
積極的に新しいことに挑戦するのも根暗を改善するおすすめの方法の一つ。
- サークル活動をして人間関係を広げる
- 新しい分野の勉強を始める
などをしてみましょう。
いろいろなことに挑戦することで急な変化にも対応できるようになり、自信がついて明るい人に近づけますよ。
これで解決!根暗な性格を直すポジティブワード3選
ネガティブな言葉を口走ってばかりいると気持ちが暗くなって、根暗な性格を直したいと思っても克服できません。
日頃からポジティブな言葉を意識することで「根暗な性格を直したい」という願いを叶えることができます。
ここでは、根暗を克服するために意識したいポジティブワードを紹介。
根暗な性格を直したい人は意識して使用してみましょう。
ポジティブワード1. 「やればできる」
何事も向かい合う時に「自分には無理」「やるだけ無駄」などの後ろ向きな発言をすると周囲に暗い印象を与えてしまいます。
なにより、そのような発言をすると自分が自信を持つことができませんよね。
物事と向き合う時は安易に諦めないで、「やればできる」と口にするようにしましょう。
困難でも、やればできると挑戦することで自信につながって、気持ちが明るくなるものです。
周囲にも「何事にも前向きなポジティブな人」と根暗なイメージは持たれなくなりますよ。
ポジティブワード2. 「ありがとうございます」
他人とのコミュニケーションで大切なのは感謝の気持ちを示すことです。
周囲の人が自分のためにしてくれたことに対して、満足に感謝もできないようだと印象が悪いですし、お礼ができない自分にも嫌悪感を抱くことになりかねません。
周囲の人がしてくれるちょっとした気遣いなどに対して、「ありがとうございます」と感謝の気持ちを示せるようにしましょう。
感謝を表せる人に悪い印象は持ちませんし、素直に気持ちを表せる自分にも自信が持てるようになって、根暗を直すことができます。
ポジティブワード3. 「何事も楽しもう」
物事に対して消極的な姿勢だと自信が持てず、根暗な気持ちから脱却することができません。
どんなことでも「何事も楽しむ」と前向きな気持ちで挑戦してみましょう。
挑戦してうまくいけば自信になりますし、たとえ失敗しても挑戦したこと自体が自信に繋がります。
何事も楽しむと挑戦を繰り返すうちに根暗な性格が直っていくでしょう。
根暗な性格を改善して、前向きに生きていこう!
今回は根暗な人について深く掘り下げてみました。根暗な人の特徴や原因、克服方法など理解できたのではないでしょうか。
自分が根暗な性格で、「こんな性格を直して明るく生きたい」と悩んでいる人もいるでしょう。
根暗になってしまうのは自分に自信が持てていないことが原因なので、今回紹介した改善方法やポジティブワードを意識してみてください。
きっと自信が持てて根暗な性格から脱却できるはずですよ。
【参考記事】はこちら▽
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