頑張っても報われない理由。評価されるコツや結果を出すポイントとは?
頑張っても報われない理由|なんで評価されないの?
「一生懸命やってるのに、評価されない原因は?」
「頑張っているのに結果が出せなくてモチベーションを保てない。」
仕事、勉強、恋愛、人間関係など、自分なりに精一杯頑張っているのに望んでいた結果が得られないと、落ち込んでしまう方も多いでしょう。
努力しても報われない原因が気になりますよね。
ここからは、頑張っているのに報われない7つの理由を紹介していきます。
努力が報われない理由を知って、対策法や解決策を見つける手掛かりにしてください。
- 結果が出ないとすぐに諦めてしまうから
- 努力の方向がズレているから
- そもそも努力が足りていないから
- 目に見える評価を求めすぎているから
- 実際に結果として反映されていないから
- 評価基準がおかしいから
- 目標が高すぎるから
理由1. 結果が出ないとすぐに諦めてしまうから
自分では十分に努力しているつもりではあっても、我慢強さが足りないため結果が出る前に諦めてしまうのです。
- ダイエットを始めたのにすぐに体重が落ちないと、効果がないと思い、やめてしまう
- 一つのことにじっくり取り組むことができず、三日坊主で終わってしまうことが多い
このような人は、結果が出る前に投げ出してしまうので努力を無駄にしてしまいます。
理由2. 努力の方向がズレているから
成功するために本当に必要な努力ができていないなら、期待している結果が得られないのは当然です。
例えば、
- 部屋を整理しようと思ったのに、100均で整理するための小物をいっぱい買って満足してしまう
- ダイエットのために甘いものを控えているのに、他の食事は気を配っていないのでダイエットになっていない
などは、努力の方向性がズレている良い例。
非効率的な努力をいくら重ねても、良い結果は出せません。
理由3. そもそも努力が足りていないから
自分では精一杯頑張っているつもりでも、周りから見たら全くの努力不足というケースもあります。
例えば、
- 他の人が何年もかかって習得したスキルを、1ヵ月や2か月の努力で得ようとしている
- 成功している人が実践していることの一部を真似しただけなのに、同じくらいやった気持ちでいる
などは、努力しても成果が出ない原因。
明らかな努力不足なのに、頑張っているのに報われないと勝手に感じているだけです。
理由4. 目に見える評価を求めすぎているから
周りからの評価や、目に見えて分かりやすい結果ばかりを気にする人は、そもそも何のために努力しているのかを見失ってしまいがち。
- 「合格しなかったら無駄」と考え、不合格の場合は諦めて別のことを始める
- 上司の目ばかり気にしていて、自分の本来の仕事を疎かにする
など、どんな努力も必ずいずれは自分のためになるという風に考えられないため、やる気をなくしてしまうのです。
理由5. 実際に結果として反映されていないから
仕事でも勉強でも、努力した分だけ必ず良い結果が得られるとは限りません。
例えば、
- 仕事で頑張っているのに、失敗から学び取れておらず、また失敗を繰り返してしまう
- 難易度の高い資格試験で、2度や3度落ちるのは当たり前
など、頑張ったのに良い結果が得られないと、努力のしがいがないとモチベーションを保てなくなってしまいます。
理由6. 評価基準がおかしいから
いくら個人で努力をしても、会社の評価基準やシステムにそぐわないと、正しい評価を得られないことも多いもの。
- 年功序列や学歴至上主義のシステムなので、いくら業績を上げても昇進できない
- 自分の手柄で会社に大きな利益を与えているはずなのに、給料やボーナスは周りの人と一律
などの場合、頑張っているのに評価されていないと感じてしまいます。
理由7. 目標が高すぎるから
目標としているゴールがあまりに大き過ぎると、ちょっとやそっとの努力では到達できません。
- 体重45kgだけど10kg痩せる
- 20代のうちに年収3000万円プレーヤーになる
このように目標が大き過ぎると実現するのは困難になり、いくら努力をしても上手くいかないと、感じてしまうのです。
頑張っても報われない人の特徴|性格や行動の共通点とは?
「どんな性格だと頑張っても報われないことが多い?」
「努力しているのに結果が伴わない人ってどんな行動を取りがち?」
職場や家庭で頑張っているのに成果が出ない人に、性格や行動面で共通することはあるのでしょうか。
ここでは、頑張っても報われない人の6つの特徴を詳しく紹介します。
日頃から頑張っているのに報われないと感じている人は、自分に当てはまっているかどうか確認してみてください。
特徴1. 努力したことを自慢する癖がある
承認欲求が高い性格の人は、努力したことを周りに知ってもらいたいという気持ちが強く、自分の努力を過剰にアピールしがち。
例えば、
- 「昨日も夜10時まで残業しちゃって疲れた~」と、長時間残業していることを周りにアピールをする
- 「痩せるために今週は4日もジムに通ったんだ」とわざわざ言ってくる
など、自慢するために努力しているだけで、ただの自己満足になっているのです。
特徴2. 他人からのアドバイスを取り入れない
頑固な性格の人は、他人の意見に耳を傾けることができず、自分のやり方に固執しがち。
例えば、
- 他人がアドバイスしてくれているのに、「自分は自分のやり方を通したい」と受け付けない
- 仕事で困った時も先輩や上司に意見を求めず、自分で解決しようとしてしまう
などは、自分のやり方に問題があった時に、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。
特徴3. 誘われ待ちが基本スタンス
消極的な性格な人は、いくら頑張っていてもそれに気づいてもらえないことが多いもの。
例えば、
- 地味な裏方仕事をコツコツと一人でやり遂げたのに、誰にも気づかれなかった
- 上司から指示されたことは一生懸命取り組むが、指示されない限りは動こうとしない
など、自発的に行動を起こしたり努力をアピールしたりできないため、評価されません。
特徴4. 「なんとなく」が口癖
当事者意識が薄い人は、自分の努力次第で結果が変わるという気持ちが持てず、何が何でも成功しようという気概がありません。
- 自分の責任で仕事をしているという自覚がないため、問題が起こっても他人事で自分でどうにかしようとしない
- 何のための努力かよくわからず、「ただなんとなく」仕事をこなしている
このような人は、目標に向かってコツコツ自分の力でやっていこうという気持ちが持ちにくくなります。
特徴5. 趣味は多いけれど三日坊主になりがち
飽きっぽい性格の人も、努力が実らないタイプの典型。
いろいろなことに手を出すけれど、突き詰めることをしないため全て中途半端で終わります。
例えば、
- 熱しやすく冷めやすい性格で、ジム通いなどを始めてもすぐに飽きて行かなくなってしまう
- いろいろなことに興味があり多趣味だけれど、どれも中途半端で器用貧乏
など、多くのことに手を出す割りには努力が足りず、結果が出る前に飽きてしまうのです。
特徴6. 思ったことをすぐに口にしてしまう
正直な性格で思ったことをすぐ言ってしまう人は好き嫌いが激しい傾向があり、周囲といらぬ摩擦を起こしたり努力が偏ったりしがちです。
例えば、
- 苦手な仕事やつまらない仕事には、あからさまに手を抜いてしまう
- 「こっちの方が効率的でしょ」とズケズケ言ってしまい、チームの輪を乱す
など、自分の気持ちに正直すぎて、頑張っていても報われないことがあります。
【必見】頑張っても報われない人が知っておくべき考え方
「努力が実らない時には、どういう風に考えたらいい?」
「結果が出せなくて落ち込んだ時に、モチベーションを保つ方法が知りたい」
努力をしているのに期待していた結果が出ないと、「どうせ頑張っても無駄」と悲観的になってしまいがちですよね。
頑張っても報われない時は、どうしたら気持ちを切り替えられるのでしょうか。
ここでは、頑張っても報われない時の対策法として、努力が実を結ばなくても前向きになれる考え方を紹介します。
考え方1. 努力は将来への貯金
貯金を始めても、目標としていた額が溜まるまでは長い年月がかかるもの。同じように、努力したことの成果が出るまでには時間がかかります。
そのため、今すぐに目に見える結果が出なくても、今の努力がいつか必ず実を結ぶと信じることが大切。
成果が出るまでは長い時間がかかるものと考えて、1年後、5年後、10年後と長いスパンで物事を考えるようにしましょう。
考え方2. 穴の空いたバケツに水は溜まらない
努力は空のバケツに少しずつ水を溜めていくようなもの。
しかし、バケツそのものに穴が開いていては、いつになってもバケツは満たされません。
同じように、努力の方向性や努力の仕方が間違っている場合、いくら頑張っても良い結果は得られません。
目標を達成するために効率的な努力をしているのか、定期的にチェックするようにしましょう。
考え方3. 努力は自分、評価は他人
努力は自分の目標に到達するために、自発的に行うもの。
誰かに言われたから、周りに評価されたいからなどの理由では、本当の努力はできません。
努力と評価は分けて考えるようにして、自分の努力が期待していたような評価を得られなくても、他人を責めるのはお門違い。
もちろん他人の意見に耳を傾けることも必要ですが、どんな結果を導けるのかを変えられるのは、最終的には自分以外の誰もいないと考えるのが大切です。
考え方4. 時には立ち止まることも努力の一つ
立ち止まって周囲の景色を見たり自分を見つめ直したりすることは時間を無駄にしているようにも思えますが、長い目で見ると有益です。
がむしゃらに頑張り続けていると視野が狭くなり、周りの人との関係や自分の心身の健康など、大切なことを見失ってしまうことがあるからです。
時には息抜きをしたり自分の掲げた目標を見直してみたりすることで、努力の方向がずれていないかどうかを確認しすることが大切です。
「努力が報われない」から抜け出す方法|結果を出し評価されるには?
「結果が出せない現状から抜け出すには?」
「努力をきちんと評価してもらうために対策したい」
せっかくの努力しても結果が出なかったり、上司に評価されなかったりが続くと、頑張り続けるのが空しくなってしまいますよね。
そんな努力が報われない現状から、どうすれば抜け出すことができるのでしょうか。
ここでは、努力をしても報われないと感じる方のために、努力を実らせて結果を出し評価されるようになる対処法を紹介します。
- 努力の優先順位を見直してみる
- 評価される努力のコツを他人から盗む
- 自分を疑ってみる
- 自分で努力の期間を決めない
- 一つの努力ではなく色々な方法を試してみる
- 同期や先輩に相談してみる
- 定期的に自分の努力を振り返る
- 評価される場所を探す
方法1. 努力の優先順位を見直してみる
積み重ねが大切だと言っても時間が際限なくあるわけではないため、全ての過程を同じ比重で取り組んでいては効率が悪くなってしまいます。
- 自分の弱点を把握して、弱点をうまく克服できるよう重点的に対処する
- やるべきことに優先順位を付けて、優先順位の高いものから片付けていく
など、効率的に努力することを心掛けてみて。
努力するべき箇所に効率的に努力を注ぐことで、より早くより大きな成果が得られるようになります。
方法2. 評価される努力のコツを他人から盗む
高く評価されている人は効率的な努力の仕方を知っているもの。
自分流でうまく成果が出せない時は、評価されている人から学ぶことが大切です。
- 職場で高く評価されている人を観察して、その人の仕事のやり方を真似してみる
- 同じ職種で成功している人の体験談を参考にする
など、自分のやり方に固執しないことがポイント。
信頼できる人の意見を聞いたり評価されている人のやり方を真似て見たりすることで、頑張っても報われない現状から抜け出せます。
方法3. 自分を疑ってみる
自分ではこれぐらいで十分だろうと思っていても、ほんの少し努力を積めばもっと上を目指せるかも。
時には、自分をけしかけることも大切です。
- 業務を終了した後に、「本当にこれで大丈夫か?もっとできることはないか?」と再確認する癖をつける
- プロジェクトリーダーなど、自分はまだ経験不足かなと思われるポジションでも、思い切って立候補してみる
などを試してみて。
もちろん無理のし過ぎは禁物ですが、常日頃から「自分はもっとできるのではないか?」と疑ってみる姿勢が大きな成長へと繋がりますよ。
方法4. 自分で努力の期間を決めない
「今年中に営業成績を上げたい」「今月中に5kg痩せる」など、自分で努力する期間を決めてしまう人は意外と多いですよね。
しかし、努力の期限を決めてしまうと期限後のモチベーションが続かなくなり、せっかく良い結果が出初めていても無駄になってしまいます。
そのために、上記のような期間限定の目標ではなく、
「営業成績で上位5%を狙う」
「ダイエットは10kgの減量を目指す」
など、具体的な目標を立ててみて。
期限のある努力よりも、しっかりと実を結びやすいですよ。
方法5. 一つの努力ではなく色々な方法を試してみる
努力を実らす方法は必ずしも一つではありません。思った通りの成果が出ない場合は、これまでのアプローチを見直してみることも大切です。
例えば、
- 自分のやり方に固執せず、成果を上げている同僚や先輩のやり方を真似してみる
- 自分のやり方に改善点があると感じたら、試しに修正してみる
など、いろいろと試してみましょう。
どのアプローチが最適かは結果が出るまで分からないし、向き不向きもあるので、いろいろ試してみて損することはありません。
方法6. 同期や先輩に相談してみる
自分の努力が正しい方向に向かっているのか、十分な努力をしているのかは、自分では分かりにくいもの。
同期や先輩の意見は評価する立ち場の上司の意見に近いので、彼らの意見を参考にしてみましょう。例えば、
- 職場の先輩に、自分はどんな努力をするべきか聞いてみる
- 信頼できる同期に、自分がどう見えているのかを聞いてみる
などがおすすめ。
ただし、誰もが正直な意見を言ってくれるわけではないので、職場での自分をよく知っている信頼できる相手を選ぶことが大切です。
方法7. 定期的に自分の努力を振り返る
がむしゃらに努力している最中は視野が狭くなりがち。
やり方が間違っていたりズレた方向に進んでいたりしても、気づくことができません。
そのため、定期的に自分の努力を振り返って、やり方や方向性を確かめることが大切になってきます。
例えば、
- 毎月の月初めに過去一か月の成果を見直して、改善できることはないか考える
- 3か月から半年に一度は、どのぐらいまで目標が達成できているのかを見直し、目標の設定を見直してみる
などを試してみて。
自分の努力を定期的に振り返ることで、新たな目標設定ができたり方向性の修正ができたりするため、効率が上がりますよ。
方法8. 評価される場所を探す
恋愛でも仕事でも、自分の努力が一向に評価されないと感じているのなら、環境自体を変えるという選択をする必要があるかもしれません。
- 職場で一向に努力が評価されない場合は、転職を考える
- 自分ばかり努力している恋愛関係が辛いのなら、恋人と別れることも視野に入れる
- 家庭生活で自分の努力が評価されていないのなら、家族との関係を見直す
などを試してみて。
自分の人生を見直して、自分が正しく評価される場所へ環境をリセットすることも大切な対処法です。
頑張っても報われない人におすすめの名言
頑張って報われないと感じる時に、努力しようとする自分の背中を後押してくれる言葉があると嬉しいですよね。
そこで、努力が報われないと感じる人を勇気づけてくれる名言をご紹介します。
努力するのを止めたくなった時や、評価されずに辛いと思った時に、ぜひ思い出してみてください。
名言1. 「進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。」/ 福沢諭吉
慶應義塾の創設者であり、『学問のすゝめ』の著者でもある福沢諭吉の言葉です。
人は前進するか後退するかしかなく、一カ所に留まることはできないという意味。
努力し続けることが大切だと教えてくれるので、「努力するのが辛い」と感じた時に思い出したい名言です。
名言2. 「偉大な大工は、誰も見ないからといって、床裏にひどい木材を使ったりはしない。」 / スティーブ・ジョブズ
Appleやピクサー・アニメーション・スタジオを創業したスティーブ・ジョブズの名言。
誰かに見られていないからといって手を抜かないことが大切だという意味です。
努力が人に認められないともどかしい思いをしますが、自分のために常に手を抜かないことが大切だと教えてくれます。
名言3. 「常に良い目的を見失わずに努力を続ける限り、最後には必ず救われる。」 / ゲーテ
小説『若きウェルテルの悩み』や叙事詩『ヘルマンとドロテーア』などの著作を持つ、ドイツの詩人ゲーテが残した名言。
常に目的に向かって努力をし続ける限り、最終的には必ず目的を達成できるという意味です。
努力することに疲れた時に勇気づけてくれるので、ぜひ覚えておきましょう。
名言4. 「満足は努力の中にあって、結果にあるものではない。」 / ガンジー
「非暴力、不服従」を貫いたインド独立のであるるガンジーの言葉で、結果そのものよりも努力することが人生の充足感を与えてくれるという名言です。
いくら努力をしても必ずしも自分の期待していた結果が得られるとは限りません。
努力の結果が上手くいかないことがあったとしても、努力した過程が大切だと教えてくれるので、覚えておきましょう。
名言5. 「世界一になるには世界一の努力が必要だ。」 / 本田圭佑
元日本代表のサッカー選手本田圭佑が、小学校の卒業文集に書いた「世界一になるには、世界一練習しないとダメだ」から派生した名言。
頂点を取るためにはそれだけの努力が必要であり、一朝一夕には到達できないということ。
努力し続ける人の背中を強く押してくれる言葉として、ぜひ覚えておきたいですね。
頑張っても報われないからと言って、すぐに諦めないで努力してみて。
頑張っても報われないと感じる人の特徴や、努力しても評価されない現状から抜け出す具体的な解決策や対策方法をご紹介してきました。
一向に周りから評価されなかったり、成果を上げられなかったりすると、いつまでも全力で努力し続けるのは難しいですよね。
しかし、多くの成功者の指し示すように、結果の有無に関わらず努力し続けることが大切です。
今記事で学んだことを参考にしながら、職場でも家庭でも努力し続けるようにしてくださいね。
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