話し合いができない人の特徴|会話ができない原因と対処法も紹介します!
話し合いができない人への対処法|コミュニケーションを円滑にするには?
「どうしたら話し合いをしてくれるようになるんだろう…」
「話し合いができない人を議論に参加させる方法ってないの?」
周りに話し合いができない人が居て、困っている方も多いでしょう。
それもそのはず、放っておけば一向に話が進まず、問題が解決しないため悩むのも当然です。
ここからはそんな方のため、話し合いができない人への上手な対処法についてご紹介していきます。
- 丁寧な口調を心掛ける
- 相手の話にまず耳を傾ける
- 一日で解決しようと思わない
- 相手に理解があることを示す
- 相手がどう思っているのか意見を聞き出す
- 相手を気遣う言葉を使う
- 具体的根拠となる数字を用いる
- なるべく端的に話すように心掛ける
対処法1. 丁寧な口調を心掛ける
上から目線でキツい言い方をすると、相手もついムッとなって話をしようとは思わなくなってしまいます。
そのため、相手を話し合いに参加させたい時は、腰を低くして丁寧な口調で持ちかけることが重要。
- 仕事相手であれば、「お忙しいところすみません。少しお時間を頂けないでしょうか?」
- 夫や彼氏などパートナーが相手なら、「○○君、ごめん!ちょっとだけ付き合って!」
まずは相手が「ちょっとは話を聞いてみようかな」という受け入れ態勢にすることが大切ですよ。
対処法2. 相手の話にまず耳を傾ける
話し合いができない人は「自分の考えは正しい」という考えを持っているため、自分と異なる意見を黙って素直に聞くことができません。
そのため、まずは相手に話をさせることで言いたいことを自由に言ってもらい、スッキリさせることが有効な手段。
相手がとんちんかんなことを言っていても反論せず、ひとまず相槌を打ちながら最後まで好きに話をさせましょう。
そうすることで相手もいくらか満足し、その後の自分の話を聞き入れてもらいやすくなるはずです。
対処法3. 一日で解決しようと思わない
特に恋愛における話し合いが成立しないのは、相手が感情的になってしまっているから。
相手が冷静になってから話し合いを持ちかければ、すんなりと受け入れてくれることが多いので、恋愛の場合はまず少し時間を置きましょう。
具体的な期間は一週間程度。その間は連絡を取ったり、会ったりしないようにするのが重要。
それだけあれば相手も冷静さを取り戻し、落ち着いて物事を考えられるようになるので、スムーズに話し合いを行えますよ。
対処法4. 相手に理解があることを示す
話し合いが苦手な人は、「自分の考えを理解されない」という経験を多くしてきています。
それが原因で話し合いを放棄するようになってしまったため、理解を示してあげると一気に態度が柔らかくなり、聞く耳を持つようになります。
相手が話をしている時は「なるほど~!」「確かにそうですね」と、理解を示していることを態度や言動で表すことが有効。
それにより、相手は「自分の味方だ!」と思うようになり、素直に話し合いに応じてくれることでしょう。
対処法5. 相手がどう思っているのか意見を聞き出す
相手が話し合いに応じないのは、自分が無意識のうちに相手に意見を押しつけてしまっており、それに反発しているからかもしれません。
その場合、相手が話し合いをしてくれないのも当然なので、自分の意見を主張する時はセットで相手の意見を聞くことを心掛けましょう。
例えば、「自分はこう思うんだけど、あなたはどう思う?」といったように。
そうすることで相手も意見しやすくなり、お互いが考えを述べられる空気が生まれるため、有益な話し合いができるはずです。
対処法6. 相手を気遣う言葉を使う
理解力は人によって異なり、自分では簡単に理解できることでも、相手にとってはそうではないということも多々あります。
その時に「理解できないのが悪い」と相手に責任を押し付けると、当然相手は良い気がせず、以降の話し合いに応じてくれなくなってしまいます。
そのため、相手が理解していないと感じた時は自分の説明が悪かったと判断し、「言い方が悪かったかな、ごめんね」と相手を気遣いましょう。
それにより、凍り付いた雰囲気を和ませることができ、何不自由なく話し合いが行えるようになりますよ。
対処法7. 具体的根拠となる数字を用いる
話し合いができない人は、「自分の考えが一番」だと根拠のない自信を持っています。
それにより他人の意見を間違いだと決めつけてしまっているため、感情論で説得しようとするのは時間の無駄。
その点、数字は揺れ動くことのない事実なので相手も信じない訳にはいかず、話を聞かざるを得ない状況にさせられます。
そのため、「こうすることで売り上げが○○%増加しますが、いかがでしょうか?」というように、具体的根拠となる数字を突きつけるのが有効。
特に仕事では個人の考えよりも数字が重要視されるため、上司を話し合いのテーブルにつかせるには非常に効果的な方法ですよ。
対処法8. なるべく端的に話すように心掛ける
会話というのは、相手が理解して初めて成立します。
そのため、相手が理解してくれない・話が全く成り立たないという場合、自分の伝え方にも問題がある可能性が高いです。
そのままの状態では一向に話が進みませんので、相手が理解できるようにわかりやすく説明することを心掛けましょう。
具体的には、
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(だれが)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
の5W1Hを意識しながら、用件を簡潔に伝えるようにするのが大事。
伝え方を少し工夫するだけで相手も理解しやすくなり、スムーズに話し合いを進められるようになります。
話し合いができない人の考え方を知って、柔軟な対応ができるよう心掛けよう。
話し合いができない人は付き合っていてストレスが溜まるため、できることなら関わりたくないと思っている方が多いでしょう。
そんな方に向けて今記事では、話し合いができない人の特徴について解説してきました。
余計なストレスを溜めないためにも、こういった特徴が見られる方とは距離を取るようにしましょう。
また、どうしても関わらなければならない場合は、解説した対処法を実践することで上手にコミュニケーションを取っていってくださいね。
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