承認欲求をなくしたい人必見!今すぐ承認欲求がない人になる5つの方法とは?
そもそも「承認欲求」の意味とは?
承認欲求とは、
『他者から認められたい』
『価値のある存在として自分自身が認めたい』
という欲求を意味します。
例えば、少し家事を手伝っただけで「俺がやったんだよ!」と威張る人。そういう人は、まさに承認欲求が強い人と言えます。
承認欲求が強い人は、「できて当たり前」「誰でもできること」であっても、本人の能力や行動を褒められるまで満足しません。
多かれ少なかれ承認欲求は誰にでもある感情ですが、あまりにも強いと周りから迷惑がられてしまう性格であることを覚えておきましょう。
承認欲求にも種類があるの?
承認欲求と言っても、誰から認められたいかによって、承認欲求は大きく2パターンに分類できます。
- 他者承認欲求
他人に認められたいという欲求。
単に目立ちたいという心理とは異なり、他の人から言葉に出して直接褒められたり、目に見える形で評価されたりしないと満足できません。 - 自己承認欲求
自分自身を認めてあげたいという欲求。
簡単なことでも「自分はすごい」と甘くなる人と、反対に何をしても「こんなことではダメだ」と満足できない人の両極端に別れることが特徴です。
このように、2つの種類があるので覚えておきましょう。
承認欲求がない人の8つの特徴|性格や行動で分かる共通点とは?
「なぜ他人から認められなくても平気なんだろう?」
「失敗しても自分に満足できているのかな?」
承認欲求が強いと、少ない人の振る舞いが不思議に見えてしまうかもしれませんね。
ここでは、承認欲求が少ない人に目立つ特徴や心理について解説していきます。
なぜ承認欲求を出さずにいられるのか、その心理や理由も知っていきましょう。
- 他人のことを素直に認められる
- 人からどう見られているか気にしない
- 過程ではなく結果を重視している
- マイペースな性格
- 自分の軸を持っていて、精神的に自立している
- 無駄なプライドがない
- 自分のダメな部分も愛せる自己肯定感の高さ
- 嫌われることを恐れていない
特徴1. 他人のことを素直に認められる
他人がどうであろうと自分の評価には関係ないと割り切っているので、客観的に他人のことを評価できます。
自分が仕事に協力したことで同僚が良い成果を出せた時でも、「誰のおかげだと思う?」「俺が手伝ったからだよね?」とは口にしません。
同僚が担当した仕事のことなので、「頑張ったかいがあったな」「お前ならできると思ったんだよ」と素直に心から喜んであげられるでしょう。
特徴2. 人からどう見られているか気にしない
そもそも自分を良く見せたいとか良く思われたいとは考えていないので、他人の評価をいちいち気にしません。
本人はただ単に「やるべきこと」「頑張ってみたいこと」をしているだけなので、他人の意見に左右されず行動できるのです。
承認欲求の強い人は困っている人を見かけると「お礼してもらえるかな」と考えがちですが、こういう人たちは損得勘定がないから考えるより先に体が動いて助けるのです。
特徴3. 過程ではなく結果を重視している
他人は結果しか気にしていないと思っていて、過程の段階で努力したことについては誰も認めてくれないと思っている人もいます。
頑張った仕事の結果が芳しくなくても「自分はこれだけのことをしたんだから評価してほしい」とは言いません。
結果だけを冷静に受け止め「自分の力が至らなかったからだ」と反省し、次回はもっと良い結果を出そうと奮起するでしょう。
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特徴4. マイペースな性格
損得勘定がない人は、自分の能力や才能をしっかり把握しているので、自分らしく生きようとしています。
他人の評価を気にしながら無理して行動したり振る舞ったりすることがありません。
何かに挑戦する時も、自分の実力はどれくらいか、何を強みにできるかなどを自覚しているので、無謀なことはしないのです。
逆に他人の目を気にしてばかりの人は、実力以上のことを頑張りすぎたり慣れないことをしたりして、失敗することが多いでしょう。
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特徴5. 自分の軸を持っていて、精神的に自立している
自分自身を客観的に捉えて自己評価できるので、他人から反応や評価がなくても気にしません。
例えば、仕事で取引先にプレゼンした時も、
「上手くできた」
「これなら契約を取れるはず」
と自分に自信を持てるので、相手の反応がハッキリしなくても最後まで堂々としていられます。
反対に承認欲求の強い人は「相手の反応がいまいちだった」「どう判断するだろうか?」とおどおどしてしまうため、取れる契約も取れなくなってしまうでしょう。
特徴6. 無駄なプライドがない
承認欲求が少ない人は、何を大切にすればいいか分かっているので、それを守るためなら他人からどう思われても構わないと考えます。
家族を一番大切にしている人は、不景気でリストラされてしまった時も転職活動で高望みはしません。
希望の再就職先が見つからなければ、元同僚から「あいつ落ちぶれたな」と言われたって誰もやりたがらない仕事を頑張るのです。
過去に囚われないで、冷静に今の状況を見つめられる人が多いとも言えますよ。
特徴7. 自分のダメな部分も愛せる自己肯定感の高さ
自分が特別優れている人間とは思ってなく、長所があれば短所もあるとちゃんと分かっています。
そんな自分をちゃんと好きになっているので、他人から評価されなくても「自分のことは自分自身がよく分かっているから」と気にしません。
仕事で失敗しても「苦手な分野だったし、自分としてはよくやったほうでしょ」「次の案件は得意なことだから挽回できるぞ」と前向き。
自己肯定感があるので、いつまでもくよくよしないのです。
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特徴8. 嫌われることを恐れていない
一人一人育ってきた環境が違うから価値観も人によって異なるという考えなので、自分のことをどう思うかも人それぞれだと割り切っています。
嫌われてしまうことになっても仕方ないと思っているので、
恋愛中に彼女(彼氏)から「次の休みにデートしよう」と誘われても、気乗りしなければハッキリ「NO」と口に出してしまうでしょう。
それが原因で喧嘩をしても、「だって自分は嫌なんだから仕方ない」と思うだけなのです。
承認欲求をなくす5つの方法|認められたい気持ちは克服できる?
「承認欲求を減らして人間関係を改善したい」
「他人を気にせずもっと自分らしく生きてみたい」
承認欲求の強い性格はなかなか変えられないと考えがちですが、直したいという強い意思があるならきっと改善できますよ。
承認欲求をなくすには何を心がければ良いか?ここでは、他人から認められたい性格を克服する方法について解説していきます。
方法1. 承認欲求は消えないものだと認識する
承認欲求は生きていく上で必要なものなので、いらないと思っても完全に消すことは困難。
そのため、自分自信でコントロールしながら適度に満たしてあげることが大切です。
相手の反応を知りたくてもすぐ口には出さず、「しつこく思われないだろうか?」「どのように聞くのが自然だろうか?」など、一旦冷静になって考える癖をつけましょう。
初めのうちは聞き方の加減に戸惑うかもしれませんが、繰り返していくうちに相手から嫌がられずに承認欲求も満たせる聞き方が身についてきます。
方法2. たくさんのコミュニティに所属して価値観を広げる
世の中には人の数だけ考え方もいろいろあると知ることが大切。一つの場所に留まらず、他のコミュニティに属する人たちとも積極的に交流して見聞を広げてみましょう。
例えば、会社勤めで専門職に従事しているなら、一般職の社員たちと積極的に話をしてみて。
専門職の部署では当たり前だった評価基準が、一般職では異なると知って驚くかもしれません。
いろいろな立場の人の考えを聞いていくうちに、「自分が気にしていたことは狭い世界での話だったんだ」と気づけるでしょう。
多種多様な意見を知るほど承認欲求へのこだわりが減っていくので、ジャンルの異なるコミュニティと多く接するようにすれば効果的ですよ。
方法3. スマホでSNSに触れない時間を作る
TwitterやFacebookなどのSNSは自分の投稿にいいねやコメントが付くため、自分の評判が気になる人にとっては気疲れする原因にしかなりません。
対策としてはSNSへのアクセスを減らすことが一番なので、
- スマホをなるべく手元に置いておかない
- SNSへのログイン回数を1日2回のように決める
など、自重するように頑張ってみましょう。
どうしても気になって見てしまうという人は思い切ってSNSアプリをアンインストールするかアカウントを消すかしてみて。利用できなければ諦めるしかなくなりますよ。
方法4. ありのままの自分を認める
自己承認欲求は劣等感からくる「自分を良く見せたい」という感情でもあるので、嫌な部分も含めて自分自身を全て受け入れる自己愛が必要となります。
自己愛を育てるには、
- 「自分は◯◯な人間ではない」と思うようにする
- 「他人はみんな同じ優劣で考えていない」と考える
- 「自分は◯◯でなくてもいい」と割り切る
の3つが大切。
「今の自分を好きになる人はどこかにいるんだから、目の前にいる人に嫌われたって怖くない」と考えると楽になりますよ。
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方法5. 自分はどうしたいのかを考える
他人の期待に応えようととすると、「嫌われたくない」「好かれたい」という気持ちから他者承認欲求が大きくなってしまいます。
この状態から逃れるには、”他人が自分に期待すること”と"自分が本心からしたいこと"をちゃんと区別することが重要。
父親から「父さんがなれなかったサッカー選手を目指してくれ」と言われても、それは父親自信が抱える問題であってあなたには関係ありません。
たとえ父親をガッカリさせたとしても、「自分は違う道に進みたいんだ」と強い意志を持ちましょう。
相手には自分の気持ちをちゃんと伝えることが大事。黙ったまま自分の意志を貫くと自分勝手になってしまいますよ。
承認欲求が強い性格を変えたい人におすすめな本5冊
承認欲求の減らし方を読んで、「もっと深く理解したい」「さらに具体的な実践法を知りたい」と思った人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、承認欲求と向き合う時に読んでみたい本を5冊ご紹介します。
いずれの本も分かりやすい内容で書かれており入手も容易なので、自分を変えたいと考えている人はぜひ手にとってみてくださいね。
おすすめ本1.「夢を叶えるゾウ」
物語を楽しみながら自分の変え方を学べる小説形式の自己啓発本です。
平凡な会社員である主人公が、ゾウの頭をしたインドの神様”ガネーシャ”と出会って成長していく物語。
成長のためには地味な行動の積み重ねが大切で、特別なことに無理して取り組む必要はないということがよく分かりますよ。
自己啓発本にありがちな難しさはなくとっつきやすい本なので、「専門用語ばかりの本は苦手で…」という人はぜひ読んでみてくださいね。
Amazonで詳細を見るおすすめ本2. 「嫌われる勇気」
哲学者と若者の会話形式で書かれている、対人関係や生き方について学べるビジネス書です。
個人や社会について心理学の視点から理論化した"アドラー心理学"をベースにしており、「自分はこうでなければいけない」という凝り固まった考えを改めるきっかけづくりに役立ちますよ。
会社やプライベートで悩むことが多くて苦しいという人なら、きっと解決に繋がる本なのでおすすめです。
Amazonで詳細を見るおすすめ本3. 「人生が上手くいくとっておきの考え方」
自尊心について解説している本で、自己肯定感を高めるのに役立ちます。
単に「◯◯は◯◯だ」と説明するだけで済まさず、具体的なアドバイスまで詳しく書かれていることが特徴。
自分の場合はどう振る舞えば解決に繋がるのかよく理解でき、自分を信じることの意味が分かります。
「自分に自信を持つにはどうしたら良いだろう?」と悩んでいる人なら、きっと心が楽になるので読んでみて。
Amazonで詳細を見るおすすめ本4.「もうひとつの愛を哲学する」
世間から認められたい"他者承認欲求"について、”愛”の視点で考察していくユニークな哲学本です。
承認欲求の心理が「なぜ愛を求めるのか」「愛されるにはどうしたらいいか」で語られるため分かりやすく、周囲の人たちとどのように接すれば良いかすんなり理解できますよ。
社会的な立場や身分など、ステイタスへの執着心をなくしたい人におすすめです。
楽天で詳細を見るおすすめ本5. 「わたしを認めよ!」
他者承認欲求があることをあえて否定せず、今の自分のままどう最善を尽くしながら生きれば良いかを説いた本です。
3つの承認の形(古典的承認、現在的承認、反承認)を踏まえることで、承認欲求を自分の生き方にして克服してしまおうという特徴的な内容。
"人間は承認欲求があるから生きていける"という考え方は、承認欲求をなくしたいと悩んでいる人の救いになるでしょう。
「自分の性格は今更変えられないのかな」と諦めている人にぜひ読んでいただきたい一冊です。
Amazonで詳細を見る自分の承認欲求と上手に付き合う方法を見つけてみて。
承認欲求があまりにも強いようだと、他人の目を気にしながら生活を送るようになったり、周囲から鬱陶しい存在に思われたりするでしょう。
自分の承認欲求を自覚して「なんとかしてなくしたい」「こんな面倒な性格なんていらない」と悩んでいる人は多いはず。
強い承認欲求を簡単に捨てることは難しいのですが、芽生える理由や対処方法を詳しく知ることで上手に付き合っていくことは可能です。
強い承認欲求を少しでもなくしたいと考えている人は、今回の記事を参考にして改善を目指してみてくださいね。
【参考記事】はこちら▽
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