【仕事/勉強】過去を振り返るメリットとは?後悔せず今後の糧に変えるコツも大公開

HaRuKa 2022.05.23
過去を振り返るのは良いことなのか詳しく知りたい方へ。今記事では、過去を振り返って見直すメリットから、気をつけたい注意点まで詳しくご紹介します。過去に縛られすぎるのは良くありませんが、今後の振る舞いにきちんと活かせるなら、ぜひこの機会に振り返ってみてください!

【未来への一歩】過去を振り返る事は無駄なことではない

過去を振り返る意味とは

「過ぎたことを後悔しても仕方がない」「今さら昔のことを振り返っても無駄」と、過去を振り返ることに対してネガティブなイメージを抱いている人は多いもの。

もちろん、いつまでも思考の切り替えができずに、過去をズルズルと引きずるのは精神衛生上あまり良くないでしょう。

ただし、過去の経験を今後の人生の糧などにできるのであれば、決して無駄なことではありませんよ。

毎日、過去を振り返ることはおすすめしませんが、定期的になら大事な未来への一歩に進めます。

今記事では過去を振り返るメリットから、過去を振り返る際の注意点までお届けします。


過去を振り返るメリットとは|人生を見直す意味合いを解説

過去を振り返ることや、人生を見つめ直すことにはどんな利点があるのか、いまいちピンと来ていない人もいるのではないでしょうか。

そこで、ここからは過去を振り返るメリットを、具体的に4つご紹介していきます。では早速チェックしていきましょう。


過去を振り返るメリット1. 【仕事】同じ失敗を減らせる

過去の過ちを振り返って「ここが良くなかったな」と反省することができれば、次は失敗しないように振る舞えるでしょう。

一方、失敗したことに対して「まぁ仕方ない、次は頑張ろう」と流してしまっては、原因を特定することができないため、何度も同じ失敗を繰り返す可能性があります。

時間がかかるものであればあるほど、同じ失敗をするとその分の時間がもったいなくなってしまいます。

結果には必ず原因があるもの。失敗という結果を招いた原因を探るには、過去を振り返ることがとても有効なのです。


過去を振り返るメリット2. 【勉強】“忘れる”を減らし、学びが得られる

今まで学んだことなどをもう一度復習したり、思い返したりすることで、今後の糧にできるというメリットもあります。

そもそも、人間は忘れる生き物。「エビングハウスの忘却曲線」という理論によると、20分後には学習した内容の約42%、1時間後には約56%、1日後には約74%を忘れてしまうとされています。

ただし、学習した後24時間以内に10分ほど復習すれば、記憶はほぼ100%戻ると言われているのです。だからこそ、学びをしっかり自分のものにするためには、過去を振り返ることが大切になります。

このケースは得に勉強をしている人やテスト後の人におすすめ。人間は忘れる生き物なので、勉強などをしている方は特に再度振り返るのが大切になります。


過去を振り返るメリット3. 【喧嘩や失敗】今一度、冷静に反省ができる

時間が経ち、自分を客観視できるようになって初めて、自分の非を素直に認められるようになるケースがあります。

例えば人とケンカをしている最中などは、頭に血が上ってしまい「相手が悪いんだ」「自分は悪くない」としか考えられなくなってしまうこともありますよね。

ですが、少し時間が経ってから振り返ると「あんな言い方をしたのは良くなかったな」「自分も悪いところがあった」と冷静に反省できるようになるものです。

特に喧嘩など、自分の中で熱くなってしまった時などは、再度冷静に過去を振り返るのが大事になってきます。


過去を振り返るメリット4. 【仕事やスポーツ】自分の力量が把握できる

物事が成功した時や失敗した時に、「なぜこの結果に結びついたのか」と振り返ることで、自分の優れている部分や未熟な部分に気づける場合があります。

過去の行いを振り返らないでいると、自分を過大評価しすぎて努力を怠ってしまうことや、逆に過小評価しすぎて自信をなくしてしまうケースもあるでしょう。

自分の力量を正しく認知できれば、今後の成長にもつながるため、大きなメリットの1つだと言えます。

良いケースも悪いケースも何が起きたのか、というところを再度振り返ることで、最適な一歩が進めるでしょう。


過去を振り返る際の注意点とは|気をつけたいポイントを大公開

過去を振り返ることには様々なメリットがありますが、振り返り方を間違えると逆に人生が辛いものになってしまうこともあるため、注意が必要です。

そこでここからは、過去を振り返る際の注意点について詳しくご紹介していきます。ぜひチェックしてみてください。


過去を振り返る際の注意点1. ネガティブに振り返らない

過去をネガティブに振り返ると、悲しい気持ちや悔しい気持ちになるばかりで、学びや成長が得られにくくなります。

だからこそ、過去を振り返る時はポジティブに捉えることが大切です。

例えば仕事で大きなミスをしてしまった時なども、「あの時の失敗があったからこそ学べたことがある」と前向きに振り返りましょう。

過去のネガティブな面を見るかポジティブな面を見るかは自分次第です。

できる限り前向きな考え方に変換して見つめ直すことで、今後の人生の糧としてください。


過去を振り返る際の注意点2. 過去は変えられないと理解する

過去は変えられないという事実を理解していないと「ああすれば良かった」「こうすれば良かった」という後悔の念ばかりが頭をよぎり、前に進めなくなってしまいます。

「昔付き合っていた女性にヒドイことをしてしまった」と苦しい思いをしている男性もいるでしょう。しかし、今さらどんなに後悔しても、過去を変えることはできないのです。

自分が変えられるのは現在と未来だけ。そのことをしっかりと理解し、「二度と同じ過ちを犯さないため」という目的意識を持って、過去を振り返るようにしましょう。


過去を振り返る際の注意点3. 振り返りに満足して終わらない

過去を振り返るだけで満足して、次の行動を実施しないのは良くありません。

なぜなら、過去を振り返って感傷に浸ることに意味があるのではなく、振り返って得たものを今後の行動に活かして実践していくことが重要だからです。

だからこそ、過去の振り返りで得たことを自分の中に落とし込めたら、これまでの行いを見つめ直すようにし、改善策を実行していきましょう。

振り返りと行動をセットで実践しつづければ、どんどん自分を成長させられるはずですよ。


過去を振り返り、最適な未来への一歩を歩んでみて

過去を振り返ることは、人生をより良くしていくために必要不可欠です。

ただ、昔のことを振り返ってクヨクヨしてしまった経験から、「過ぎてしまったことを振り返っても仕方がない」と考えている人も多いでしょう。

もちろん、過去を変えることはできません。しかし、過去の出来事から学びを得て、今後の人生に活かしていくことはできますよね。

ぜひ前向きに過去を振り返って、自分の現在と未来の幸せに繋げていきましょう。

【参考記事】はこちら▽

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