すぐに顔色を伺う人の7つの心理|相手の表情を気にする癖を克服する方法とは?

HaRuKa 2022.02.09
「すぐに人の表情ばかり気にしてしまう...」と悩んでいる方へ。この記事では、人の顔色ばかり伺ってしまう人の心理や原因、その癖を直す方法まで詳しく解説します!

「顔色を伺う」とは?どんな意味なの?

顔色を伺うとは?

「顔色を伺う」とは、他人の表情や顔つきから相手の心情や機嫌を読み取ろうとする様子を意味する言葉です。

相手の顔色を伺う人は、他人の顔色によって自分の発言や行動を変える傾向にあるため、自分の意志や意見を伝えられずにストレスをためてしまいがち。

そして、周囲から見ると顔色を伺う人は「人によって態度を変える八方美人な人」と思われることがあります。

ちなみによく『顔色を伺う』と使いがちですが、『顔色を窺う』が正解の漢字になりますので、覚えておきましょう。


顔色を伺う人の7つの心理|相手の表情ばかり気にしてしまう原因とは?

顔色を伺う人の心理

「なぜ、いつも他人の顔色を伺ってしまうのか詳しい原因が知りたい」

「顔色を伺う人とそうでない人の深層心理の違いとは?」

他人の顔色を伺う性格が辛いと思っていても、なぜそのような考えになるのか分からない人も多いはず。

そこでここでは、顔色を伺う人の性格や心理状態について解説します。


心理1. 人から嫌われたくない

顔色を伺う人は、「嫌われたら一人になってしまうのでは…」という恐れがあるため、友人や職場の人に嫌われたくないという一心で他人の顔色を伺うようになります。

過去にいじめられたことがあるなど、心に何らかのトラウマを抱えていることが原因で、大人になってからも相手の表情を見てしまうのです。


心理2. とにかく怒られたくない

職場の上司など目上の人に対して顔色を伺う人は、いつ怒られるか分からない恐怖を抱えていると考えられます。

このような人は、幼い頃に親などから理不尽に怒られてきた体験によって、自分が怒られている原因を理解できなかった人に多いです。

他人がなぜ怒るのか分からないまま大人になると、他人がどんな理由やタイミングで怒るのか分からず常にビクビクしています。

実際は怒られるようなことをしなくても、怒られるのを恐れて他人の顔色を伺ってしまうのです。


心理3. 目立たないでやり過ごしたい

顔色を伺う人の心理は目立たないでやり過ごしたい

自分にコンプレックスを抱いている人や自信がない人は、自分の意見や考えを信じることができません

常に「自分の考えは間違っているかもしれない」「自分の意見で周囲が迷惑になるのではないか」と不安になっているため、他人よりも目立つことを恐れているのです。

人の顔色を伺うことで周囲がどんな考えなのか、また自分の意見が周囲と同じかどうかを確かめて目立たないようにやり過ごそうとしています。


心理4. できるだけ争いたくない

他人の顔色を伺う人は、人一倍傷つきやすい繊細な人も多いです。

傷つきやすく繊細な人は、他人と意見が違ったり言い合いになるなどの、普通の人は特別気にしないことでも深く傷ついてしまいます。

自分の行動や発言で衝突をして傷つきたくないという心理が働くため、他人の顔色を伺うことで傷つくことを回避しているのです。


心理5. 全ての人に対して「いい人」でいたい

「できるだけ多くの人から好かれたい、認められたい」と考える承認欲求が強い人は、皆から好かれようという心理が働きます。

他人の顔色を伺うことで相手の気持ちや考えを察知し、相手が望む発言や行動をすることで周囲から「いい人」にだと思われたいのです。


心理6. 好きな人の気を引きたい

顔色を伺う人の心理は好きな人の気をひきたい

仲良くなりたい友人がいる人、片思いまたは付き合っている恋人がいる人は、自分を好きになってほしいという心理で他人の顔色を伺いがち。

このような人は「相手が喜ぶことや望むことを叶えれば好きになってくれるのでは」と考えています。好きな人の気を引くツールとして、他人の顔色を伺っているのです。


心理7. 相手の口に出さない要望を感じ取りたい

接客業など他人とのやり取りを仕事にしている人は、相手の発言だけでなくその裏にある本心を察する能力が必要です。

無意識に出る人間の表情の変化は本心を表していることが多いため、顔色を気にすることでお客さんが本当に欲しいものや考えていることを理解しようとします。

自分のためではなく相手のためを思って顔色を伺う人は、周囲から「よく気が付く人」だと思われやすいでしょう。


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