ホームシックになる5つの原因|急に辛い気持ちになった時の対処法とは?

あやな 2022.03.08
ホームシックに悩んでいる人へ。本記事では、ホームシックになる原因からホームシックになりやすい人の特徴を大公開!ホームシックになった時の対処法も解説していますので、気になった方はぜひ活用してみてください!

ホームシックとは?どんな意味で使われるの?

ホームシックとは?

ホームシックとは、慣れ親しんだ環境から離れ、初めての土地に対応しようとするストレスが原因で現れる心理状態を意味します。

元々は、「home=故郷」と「sick=病気」を組み合わせた言葉から派生しており、日本語では「懐郷病(かいきょうびょう)」とも呼ばれます。

具体的には、一人暮らしや海外留学など、生まれ育った環境から離れることにより精神的ストレスが溜まり、実家や地元を恋しがって異常なほどの寂しさを感じること。

大学生や社会人などある程度の年齢に達していてもホームシックに陥る可能性はあります。

数日〜数ヶ月で落ち着く人もいれば、今の生活を捨ててまでも帰りたいと思うまで精神的に追い込まれる人もいるでしょう。


ホームシークになった時の具体的な症状とは?

ホームシックはストレスが原因となった心の病。ホームシックにかかると、様々な症状が現れます。

  • 実家に帰りたい
  • 一人暮らしの家やホームステイ先に帰りたくない
  • やる気がなくなる
  • 涙もろくなる
  • 思い出に浸る
  • 食欲不振や過食
  • 睡眠不足
  • イライラしやすい
  • SNSの更新率が上がる
  • 家族や友人と頻繁に連絡をとるようになる

など、新生活を始めることで多くのストレスを抱えてしまい、辛い思いをする日々が続いてしまうでしょう。

また、重症化するとうつ病になる恐れもあるため、軽視できない症状と言えますよ。


ホームシックになる6つの原因|どうして辛い気持ちになってしまうの?

ホームシックになる原因

「どうしてホームシックにかかるの?」

「ホームシックにかかる原因を知って、対策を練りたい」

初めての一人暮らしや海外留学などをする時、辛い思いをするホームシックにはなるべくかかりたくないですよね。

そこでここから、ホームシックになる原因を解説。

どんな心理状態になるとホームシックにかかりやすいのか、まずは原因を把握しておきましょう。


原因1. 家に帰ると誰もいない

大学生活や社会人生活、海外留学など、実家を出て一人暮らしをはじめたことでまず違和感を覚えるのが、家に自分以外誰もいないことです。

人の気配がないことが理由となって、寂しさを感じてしまいます。

  • 帰宅すると灯りが点いていたのが当たり前だったのに、家に灯りがついていない
  • 「ただいま」と言うと「おかえり」と返事があったのに、それがない

など、今までは家族がいて当たり前だったことがなくなり、孤独に思えてしまうことが原因に。


原因2. 新しい生活に慣れていない

新しい生活はワクワクする一方、慣れない環境のなかでは心身共に大きなストレスがかかってしまうもの。

  • 朝は自分一人で起きなければならない
  • 料理・洗濯・掃除をしなければならない
  • 職場や学校に溶け込めるのか心配

など、今までの環境との違いに「これから一人でうまくやっていけるのだろうか…」という不安や焦りが募って、ホームシックの原因となります。


原因3. すぐ近くに頼れる友達や家族がいない

すぐ近くに頼れる友達や家族がいない

実家や地元にいれば、もし何かあっても親や友達が助けてくれたり相談に乗ってくれたりします。

しかし、新生活ではそうもいかないため「何かあったらどうしよう…」と漠然とした不安に苛まれてしまうのです。

  • 悩みや相談できる人がいない
  • 知り合いが誰もいない

など、新たな土地でゼロから人間関係を築かなくてはならないので、孤独を感じてホームシックに陥りやすくなると言えるでしょう。


原因4. 自立しなければいけないというプレッシャー

一人暮らしや海外留学を始めることで、「ちゃんとしなくちゃ」と思い過ぎてしまうことも。それがプレッシャーとなって、逆に自分を追い込んでしまいます。

  • 家事全般
  • お金の管理
  • 仕事や勉強で成果を出す

など、社会人や大人として自立しなければいけないというプレッシャーに苛まれた結果、

そのプレッシャーに押しつぶされて自信がなくなると「帰りたい…」とホームシックになってしまうのです。


原因5. SNSで家族や地元の友達が楽しそうにしているのを見る

インターネットやSNSの普及により、遠く離れた場所からでも家族や友達の近況がわかる現在。

どこにいても近くに感じることができる反面、孤独を感じやすい面もあります。

例えば、新しい生活で不安や焦りを感じているのに、家族や友達の楽しそうな写真や動画を観ると、「自分は何してるんだろう?」「一緒に居たいな」と、羨ましく思うのです。


原因6. 夜に何もすることがなくて余計なことを考えてしまう

夜に何もすることがなく、余計なことを考えがち

夜は思考がネガティブになりやすいので、不安や孤独を感じやすくなります。特に、一人で暇な時間を過ごしていれば、余計なことを考えてしまうことも…。

  • 地元の楽しかった思い出
  • 家族や友達との会話
  • 家に誰かいる安心感

など、家族との生活を懐かしんだり、友達と会えない寂しさを感じたりしてホームシックにかかるのです。


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