持久力をつける方法12選|全身(心肺)持久力&筋持久力を高めるトレーニングとは?
持久力をつける方法をお探しの方へ。本記事では、持久力の2つの種類や持久力をつけるメリットから、持久力をつける方法まで大公開!効果的なトレーニング方法も紹介していますので、気になった方はぜひ活用してみてください!
持久力には大きく2つの種類がある
一括りに持久力といった言葉を使いますが、持久力には「全身持久力」と「筋持久力」の2種類があります。
種類が違えばそれぞれの持久力で役割も変わってくるため、まずは両者の違いを理解することが大切です。
そこでまずは、全身持久力と筋持久力をそれぞれ解説していきます。
持久力の種類1. 全身持久力(心肺持久力)
全身持久力とは、身体のスタミナや粘り強さのことです。「スタミナがあるね」と一般的に言われるのは、この持久力が高いことを指します。具体的には、一定の運動を長く続ける能力です。
これは心肺機能によるところが大きく、能力の高低は最大酸素摂取量という指標で評価されます。身体にとり入れた酸素から作るエネルギー量が多いほど、長く身体を動かせ、持久力が高いと言えます。
全身持久力は、運動強度が低い運動を可能な限り長い時間行うことでつけられるため、ジョギングやサイクリングなどの有酸素運動が最適です。
持久力の種類2. 筋持久力
筋持久力とは、特定の筋肉に負荷をかけ続けられる能力のこと。
筋肉にはパワーは強いけれど疲労しやすい「速筋」と、パワーは弱いけれど疲労に対する耐性が高い「遅筋」があります。筋持久力に関係があるのは、遅筋です。
遅筋は、筋トレほど負荷をかけない有酸素運動を長く続けることを繰り返すと鍛えることができます。また、筋トレと違い超回復により筋力が向上するのではなく、筋繊維まわりの毛細血管の発達により酸素供給力を高めることで持久力が高まるという特徴があります。