自我が強いとはどういう意味?自己主張が強い人の特徴や原因&自我を抑える方法を解説

HaRuKa 2024.03.24

自分を大切にするのは良いことですが、どんな場面でも自分を中心に考えてしまう自我が強い人っていますよね。

そんな人は、自分の意見が最優先なので、周りに「付き合いづらい」と思われている可能性も。

そこで今回は、自我が強い人の心理や特徴から改善方法までを解説します。

「自我の強さが自分の短所だ」と思っている人は、ぜひ参考にして協調性のある人になれるよう克服してみてくださいね。

どんな人が多い?自我が強い人の特徴11個

自我が強い人と付き合っていくには、適度に受け入れてあげるなどコツが必要です。それを知るためにも、まずは自我が強い人の特徴を理解しておきましょう。

ここからは、自我が強い人の性格、行動、話し方の3つに分けて特徴を紹介します。


自我が強い人の「性格」の特徴とは

自我が出るのは、もとからの性格が大きく影響している可能性も。自分の中では当たり前になっているので、「自我が強い」と自分で認めるのはなかなか難しいかもしれませんね。

では、具体的にどんな性格だと自我が強いと言えるのか見ていきましょう。


自我が強い人の性格1. 自己中心的で常に自分を優先している

甘やかされて育ってきた人や、自分が大好きな人は、他人より自分の意見を最優先させます。そのため、自己中心的な発言が多く、それを周りが受け入れて当たり前と思ってしまうのです。

他人の立場に立って考えることが苦手で、まるで自分勝手が許される王子様・お姫様のよう。短所が目立ちますが、自分の要望を隠さずしっかり自己主張できる長所とも捉えられますね。


自我が強い人の性格2. 自分の考えに対するこだわりが強い

自分の考えに絶対的な自信を持っているため、人からのアドバイスにも耳を傾けません。「こうした方が絶対に良い」と勝手に決めつけ、自分流のやり方に強いこだわりを持つのです。

ある意味「職人気質」の素晴らしい長所ですが、ビジネスシーンではそれが通用しない場面も多々あります。

特に、仕事を教わる側で自分勝手なやり方で仕事をしようとしたり、先輩のやり方を真似て覚えようとしなかったりするため、可愛がってもらえません。

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自我が強い人の性格3. ストレスを感じやすい

強い芯を持っているのが、自我が強い人の長所。自分の信じた道を歩んでいる彼らを見ると、ストレスとは無縁な人生に見えますよね。

しかし、人生はそう簡単にはいかないもの。自分の思い通りにならないことも多く、柔軟な対応ができない自己中心的な人はその度にストレスを受けてしまいます。

他人と意見が衝突した時も然り。「とにかく理解してもらおう」と必死になるあまり、普段より自己主張が強くなることもあるでしょう。


自我が強い人の「行動」の特徴とは

自我が強い人には、行動の特徴にいくつかの共通点が見られます。口数が少ない人でも、これらの行動が見られたら「自我が強い」と判断しても良いでしょう。どんな行動の特徴があるのかをいくつか紹介します。


自我が強い人の行動1. 仕事など人に相談せずに始めてしまう

困ったことや分からないことがあっても、自分で答えを出してしまう自我が強い人。その上、自分が出した答えに自信を持っているため、人に相談せずにそのまま独断で仕事を進めてしまう場合があります。

また、「人を頼るような弱い自分を見せたくない」というプライドもあるのでしょう。いろんな人が関わるビジネスシーンにおいては大きな短所と言えますね。


自我が強い人の行動2. 場を仕切ろうとする

集団の中で、常に自分が中心でありたいという心理によって起こる行動と言えるでしょう。

場を仕切ることで、周りの意見を自分の意見へと合わせていきやすく、思い通りに事を進められるという思惑も垣間見えます。

そして、とにかく注目を集めたいので、学校やビジネスシーンなど多くの人が嫌がるような目立つポジションも積極的に務めます。人によっては「リーダーシップがある」という長所につながるので、決して悪いことばかりではないと言えます。


自我が強い人の行動3. 自分の非を隠そうとする

自我が強い人はプライドも高いため、自分の失敗を認められません。「だって」や「でも」などの言い訳が多く、素直に謝れない人がたくさんいます。

特に、独断で進めた仕事が失敗した場合、上司に怒られることを考えて失敗を隠そうとする人も。

失敗という結果から「自我が出ることをマイナスに捉えられたくない」「自分の意見を否定されたくない」という気持ちが強くなるようです。


自我が強い人の行動4. 他人が注目されていると、不機嫌になる

自分の意見を優先的に通したい自我が強い人にとっては、自分より目立つ人は邪魔な存在。自分が中心ではないことで自己主張が通りづらくなるため、「思い通りにいかない」とイライラしてしまいます。

中には、まるで「かまってもらえない」と拗ねる子どものように不機嫌になる人もいるので、態度の変化があればすぐに分かるでしょう。


自我が強い人の「話し方」の特徴とは

自我が強い人は、普段の話し方や言葉に自我の強さが出てくることがあります。どんな特徴があるのか、例として4つの話し方を挙げてみました。

癖になってしまって自分では気づいていない人も多いので、以下のポイントを見てどれだけ当てはまるかチェックしてみてください。


自我が強い人の話し方1. 価値観の合わない人と話すと、「いや」と否定することが多い

自分の意見が絶対だと思っているため、他人の意見を受け入れません。ひとまず自分とは違う意見を聞いてからお互いに歩み寄っていければ良いのですが、それができないのが自我が強い人の特徴。

話の途中でも「いや」「でも」など否定が多く見られるので、相手に意見する隙を与えません。価値観が合わない人が相手だと、最後まで自己主張で貫き通してしまうでしょう。


自我が強い人の話し方2. 自分の思っていることを、ハッキリと伝える

自己主張をしっかりした上で、それを周りの人に理解してもらいたいと思っています。そのため、自分の意見をハッキリ言えるのが特徴です。

本心を隠しておくことが苦手なので、裏表がないという意味では長所の1つかもしれませんね。ただ、後先考えず発言するケースもあるため、そこから人間関係がギクシャクしてしまうことも多々あります。


自我が強い人の話し方3. 自分の話に持っていこうとする

自己中心的な性格ゆえに、話の中心が自分でなければ気が済みません。自分とは関係ない話をしていても、そこからきっかけを見つけてすぐ自分の話に持って行こうとします。

「自分が中心でいたい」という欲求を抑えることができないので、空気を読まずに話を脱線させてしまう場合も。「そういえば私も〇〇で・・・」など、何でも自分につなげようとする方がこのタイプですね。

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自我が強い人の話し方4. 弱みである部分については話さない

自分の意見が正義だと思う自我が強い人でも、自分の欠点はきちんと自覚しています。そのため、いくら自分中心の会話にしたくても何でもかんでも自分をさらけ出すわけではないのです。

特に、自分の弱みに関しては触れることを嫌がります。それは、人から否定をされたり説教をされたりするのが嫌だから

自分が弱い立場に立ってしまうため、優位でいたい自我が強い人はあえて弱みを避けようとします。


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