無表情な人の心理・特徴・原因|感情を表に出さない男女との上手な関わり方とは
無表情な人の性格や行動の特徴10個|感情が顔に出ない人の共通点とは?
無表情であることが多い人は、男性でも女性でも共通点があります。もともとの性格や日常よくする行動において、多くの特徴が共通しているのです。
無表情な人の性格や行動に関する特徴について、10個の特徴をご紹介します。
無表情な人の性格の特徴
無表情で何を考えているのかよく分からない人は、無表情になるだけの理由があります。無表情な人の性格にはどんな特徴があるのか、6つの特徴をご紹介します。
性格1. 自己肯定感が低い
無表情な人は、自分に自信が持てず消極的な性格をしている傾向にあります。
過去に大きな失敗をしたり、感情を素直に出したことを否定されたりした経験があって、人に否定された自分はダメな人間なのだと感じてしまっているのです。
表情を出すと嫌な思いをするという思い込みが消えていないため、無意識に笑わない癖がついてしまっている可能性があります。
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性格2. 人見知りで、人付き合いが苦手
無表情な人は、恥ずかしがり屋な性格をしていることが多いです。
内気で誰とでもすぐ打ち解けることが苦手なので、特に初対面の人や何となく苦手だと感じている人に対しては無表情になります。
本当はいろんな人と打ち解けたいと思っているものの、人見知りなので、仲のいい人以外の人がいると緊張したり恥ずかしくなったりして、無意識に無表情になってしまうのです。
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性格3. 他人への警戒心が強い
本当はいろいろな感情を持っているにもかかわらず、あえて気持ちを素直に出さないようにしているのが無表情な人の特徴です。
自分では楽しいと思って笑ったのに「バカにしている」と誤解されたり、怒ったことで相手に否定されたりするのが怖いと感じています。
相手をシャットアウトしているわけではありませんが、心を許すほど信じてもいません。
他人に対して常に警戒しているため、新しい人間関係を築くことに臆病になり、たとえ冷たいと思われてもつい不愛想になるのです。
性格4. 人に嫌われるのが嫌で、とても臆病
無表情な人の性格としてよくあるのが、人の表情を伺う臆病さがあるというものです。
自分の感情を表に出した時に、相手に否定されたり嫌われたりするとショックなので、初めから感情を抑えています。
仕事でも恋愛でも、相手の気持ちを察するあまり遠慮することも多く、自分の意見を相手にあまり伝えません。嫌われるくらいなら理解されなくてもいいと考えているのです。
性格5. 自分の世界観を大切にする
普段から無表情な人は、そもそも感情を表す必要がない世界を好みます。
音楽や絵画など芸術関係に関心が高く、自分だけの世界に入り込んでいくため、相手に自分の気持ちを伝えるような機会が少ないのです。
他人に合わせたり、自分の世界観を他人に理解してもらおうという気持ちもないため、人とコミュニケーションを取るために積極的に行動することはなく、常に受け身でいることが多いでしょう。
性格6. どんな時でも落ち着いている
無表情な人は、常に冷静沈着な性格であることが多いです。
周囲の状況をよく観察していて、突発的なことが起きても動じず、落ち着いて対応することができます。
頭がよく賢い人と思われたいためにわざとそう振る舞っている人も中にはいますが、普段から冷静に物事をとらえているタイプなら、無表情な印象が強いだけで、本人は冷たい態度を取っているつもりではないのです。
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無表情な人の行動の特徴
無表情な人は、感情を表に出さないだけに何となく怖いと周囲に思われがちです。
しかし、本人は悪気があるのではなく、何らかの理由で無表情になってしまうというパターンが多いと言えます。
無表情な人が取る行動にはどんな特徴があるのか、4つの特徴をご紹介します。
行動1. 人と物理的な距離を離そうとする
無表情な人に多い行動として、普段から人とあまり関わりを持たないようにしているという特徴があります。
自分の気持ちを相手に伝えることが苦手で、誤解されたり否定されたりすることが嫌なため、初めから一人で過ごすことを好むのです。
よく知らない人が気さくに近づいたり話しかけたりすると、緊張のあまりわざと物理的な距離を取ろうとする傾向が強いと言えるでしょう。
行動2. 質問しても返事が冷めている
初対面の人やよく知らない人だけでなく、関心を持ってくれている人に対してもそっけないのが無表情な人の行動パターンです。
恋愛対象として見ている相手から「趣味は何?」「休みの日はどこに出かけるの?」などと質問されても、「特にないよ」「まあ家で寝てるかな」などとあっさりした返事しかせず、会話が盛り上がりません。
人付き合いが苦手で相手に気に入ってもらおうという狙いがないため、自然と無愛想になっているという場合も少なくないでしょう。
行動3. 自分の話をしようとしない
無表情な人は、相手に関心がないだけでなく、自分に関心を持ってもらおうとも考えていません。
そのため、たとえ長年の友人や恋愛中の恋人が相手であっても基本的に無愛想です。
聞かれたことには答えますが、自分から積極的に「自分はこういうことが好きなんだ」と話すことはなく、常に受け身でいることが多いでしょう。
行動4. 心配性で深く物事を考え込んでしまう
無表情な人には、物事に対してネガティブなとらえ方をする性格の人が多いです。
どれだけ準備をしていても「明日の打ち合わせは大丈夫だろうか」と心配したり、「〇〇さんが今日そっけなかったのは私があんなことを言ったからかもしれない」と悶々と考え込んだりして、仕事や恋愛に踏み出せません。
人よりも一つの事を深く考える傾向が強く、考え事に没頭しているために無愛想になりやすいと言えるでしょう。