【地頭がいいとは?】地頭がいい人の特徴10選。鍛える方法&読んでおきたい本も紹介!
「地頭がいい」ってどんな人?
あなたの周りにも、「地頭が良い人」と感じる男性や女性がいるのではないでしょうか。頭の回転が速く、コミュニケーション上手な地頭が良い人は、憧れの存在ですよね。
そこで今回は、頭が良いと言われる人の特徴から、地頭が良い人になるための方法まで徹底解説。さらに、地頭を良くするために読んで欲しいおすすめの本も併せてご紹介します。
「地頭が良い人になりたい」と思っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
地頭がいいとは?「地頭」の意味を簡単に解説!
「地頭」とは、「その人本来の頭のよさ」を意味する言葉です。一般的には、論理的思考力やコミュニケーション能力などを表し、知識が豊富、勉強ができるというような意味合いとはやや異なります。
つまり、地頭が良い人とは、考察力や判断力などに優れ、自ら考え抜く能力を持っている人のこと。
また、他者の気持ちを察する能力に優れ、円滑な人間関係を築くのが得意な特徴も持っています。
地頭がいいと言われる人に共通する10個の特徴
地頭が良い人には、男性女性を問わず共通している特徴があります。地頭が良い人の特徴には、一体どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、地頭が良い人に共通する10個の特徴について、解説していきたいと思います。
特徴1. 新しい情報に対しても、理解力が高い
地頭が良い人は頭の回転が速く、臨機応変さに優れています。
そのため、新しい情報が入ってくると、すぐに内容を理解できます。
新しい情報によって、どのような変化やメリットが生じるかということまで考えを巡らせるのが、地頭が良い人の特徴。
頭を使ってしっかり理解するので、新しい情報をすぐに活かすことができます。
特徴2. 論理的に話を組み立てることができる
地頭が良い人には、どのような事柄においても理解力が高いという特徴があります。言葉や文章の読解力に優れているため、人に説明をするのが上手です。
地頭が良い人の話は起承転結がハッキリしており、論理的で無駄がなく、分かりやすいのが特徴。
余計な感情を挟まず的確に説明できるので、ビジネスシーンで高い評価が得られます。
特徴3. 物事の本質を見抜くことが早い
他人の意見や噂話に流されないのが、地頭が良い人の特徴。人から聞いた話をそのまま信じることはありません。
例えば「〇〇さんは性格が悪いから関わらない方が良い」と言われたとしても、必ず自分の頭と目で確かめてから判断します。
地頭が良い人は物事を表面だけで判断せず、本質を見抜くことが習慣付いているのです。
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特徴4. 臨機応変に柔軟な対応ができる
地頭が良い人は、精神面や仕事面において切り替え上手です。何かトラブルに直面した時、目の前のことに執着せず「ひとまず置いておく」ことができます。
例えば、仕事で急なトラブルが発生した場合、今行っている仕事の手を止めて、サッと問題解決に取り組みます。
「今優先すべきことは何なのか」ということを常に頭に入れているのが、地頭が良い人の特徴。
だからこそ、どんな場面でも臨機応変に切り替えができ、柔軟な対応が行えるのです。
特徴5. 教養があり、話の引き出しが多い
地頭が良い人は、子供の頃から好奇心が強い傾向にあります。
大人になっても興味がある分野を自主的に勉強したり、体験型のイベントに参加したりするなど、色々な経験を積んでいるのが特徴です。そのため、地頭が良い人の知識は非常に豊富で、話す内容も多岐に渡ります。
視野が広く、知的な雰囲気を持っている上に話し上手なので、男女ともにモテる人が多いです。
特徴6. 一度聞いたことはスムーズにアウトプットできる
地頭が良い人は、高い理解力や読解力を持っています。また、頭の回転も速いので、一度聞いただけですぐに全体を理解し、行動に移すことができるのです。
例えば、上司から急な指示を受けた時、思わず戸惑ったり、慌ててミスしたりすることってありますよね。
そんな場面でも、指示内容を的確に理解し、スムーズに実行できるのが地頭が良い人です。
特徴7. 人に合わせて話し方を変えることができる
地頭が良い人は、相手をよく観察し、特徴を見抜くのが得意です。
「論理的な話が苦手なタイプ」「パソコンに詳しくないタイプ」など、相手の特徴を考慮した上で、言葉や表現を変えて話をします。
もし、パソコンに詳しくない人に専門用語で説明したら、全く話を理解できず混乱してしまいますよね。
相手に合わせて分かりやすく話や説明ができるのは、地頭が良い人の特徴であり、大きな長所でもあります。
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特徴8. 子供の頃から勉強をする習慣がある
子供の頃から考える力を養ってきた人は、地頭が鍛えられています。地頭が良いと言われる人は、「どうしてこの答えになるのか」「なぜその現象が起こったのか」など、疑問やプロセスに重点をおいて勉強してきた傾向があります。
子供の頃から考える訓練を重ねてきたことで、論理的思考や高い理解力が身についたのでしょう。
地頭が良い人は、大人になっても興味のある分野の勉強をしたり、本を読んで知識を深めたりしているものです。
特徴9. 仮説検証を自然と行っている
地頭が良い人は理解力や洞察力が高いため、普段から物事に対して好奇心や疑問を持つことが多いです。
そのため、無意識に「もし、こうやったらどんな結果になるだろう」と仮説を立て、検証していることがしばしばあります。
仮説検証を自然と行うことは、地頭が良い人がどんな場面でも常に頭を使っている証拠とも言えるでしょう。
特徴10. 日常的に本を読む習慣がある
毎日の生活の中で新しい気付きや刺激を大切にしているのが、地頭が良い人の特徴です。日常的に本を読み、他人の価値観に触れることは、自分自身の視野を広げることに繋がります。
地頭が良い人の理解力や読解力の高さ、柔軟性のある思考、独自の価値観は、本を読むことでも鍛えられているのでしょう。
地頭が良い人の中には、興味のある分野の本を読み尽くし、専門家レベルの知識を持っている人もいます。
訓練で地頭は良くなる!地頭を鍛える方法7つ
論理的でコミュニケーション能力の高い地頭が良い人は、男女問わず憧れの存在。一体どのようなことを行えば、地頭が良い人に近付けるのでしょうか。
ここでは、地頭が良い人になるための7つの方法を解説していきます。
方法1. 将来の目標や目的を明確に設定する
「地頭が良くなりたい」と何となく思っているだけでは、そのうちモチベーションがダウンしてしまうことも。将来の目標や目的を明確に設定すると、頑張るモチベーションになります。
何のために地頭が良い人になりたいのか、地頭を鍛えてどうなりたいのか、具体的なイメージを思い描いてみましょう。
理想の姿を明確に設定し、日々心に思い浮かべることで、「地頭が良くなりたい」という目標や目的を実現しやすくなります。
方法2. 毎日ブログを書くなど、文章を書く事を習慣にする
文章を書くことで、論理的思考を身につけることができます。地頭が良い人になるためには、論理的思考は欠かせません。毎日ブログや日記を書くなど、まずは文章を書くのに慣れることが大切です。
そして、自分が書いた文章を読み返し、順を追って分かりやすく書かれているか、起承転結を意識できているかなどをチェックしてみましょう。
また、何か調べた内容をまとめる作業も、論理的思考を身につけるための訓練になります。
方法3. 毎月2冊は本を読む
本を読むと自然に頭を使うため、読解力や想像力が鍛えられます。また、新しい気付きや知識が得られることにより、考え方に柔軟性が生まれるのもメリットです。
読書に慣れないうちは、文字を目で追うだけで疲れてしまうので、本を毎月2冊読むペースがおすすめ。
まずは、ジャンルを問わず「おもしろそう」と思えるテーマのものを選ぶと、無理なく本を読み進めることができます。
方法4. 当たり前だと思っている事にも「なぜ?」と疑問を持つ
地頭が良い人というのは、普段から人一倍色々なことに興味を持ち、頭を使って考えているもの。
つまり、地頭を良くするには、日常の些細な出来事や、当たり前だと思っている事に意識を向け、疑問を持つことが大切です。
例えば、人に会ったら挨拶をするのはマナーですが、なぜ挨拶をするべきなのか具体的な理由を答えられるでしょうか。
「社会人のルールだから」「相手と良い関係でいるため」「会話のきっかけになる」など、いくつもの答えを考え、挙げていくことで考える力が身につきます。
方法5. 意見を言う時は、根拠や理由を必ず述べる
地頭が良い人の意見には、説得力があります。相手を納得させるためには、根拠や理由をきちんと説明した上で意見を主張することが必要です。
例えば意見を述べる時に、「発注数を増やしたい」と言うのと、「直近1年間の販売実績から、発注数を増やしたい」と言うのでは、後者の方が説得力がありますよね。
地頭が良い人を目指すなら、意見を言う時に根拠のある論理的思考を心がけましょう。
方法6. 物事をシンプルに考える癖をつける
地頭が良い人は物事を捉える時に、主観や感情を一旦置いておき、客観的に考えることができます。主観や感情を外すことで、考えるべき内容が明確になり、シンプルに答えを導き出せるでしょう。
地頭が良い人の代表的な特徴である論理的思考を身に付けるためには、喜怒哀楽の感情をコントロールし、目の前の事実のみを根拠に考えることが大切。
感情を交えず、事実のみからシンプルに考えられるようになると、論理的で正しい答えが導き出せるようになります。
方法7. たくさんの人とコミュニケーションを取り、新しい価値観を取り入れる
色々な人と関わって新しい刺激を受けると、視野が大きく広がります。新鮮な価値観に触れることや、知らなかった世界に関心を持つのも、地頭を良くするための方法です。
行動範囲や交友関係を思いきって広げてみるといいでしょう。
また、地頭を良くしたいなら、地頭が良い人と積極的に関わるのもおすすめ。考え方や話し方をよく観察していると、どんな風に考えて行動しているのか次第に分かるようになります。
学んだ価値観や考え方を自分に取り入れれば、地頭が良い人により早く近付いていけることでしょう。
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地頭が良い人になりたい人に読んで欲しい本5選
地頭が良い人になるためには、本から知識や気付きを得るのもおすすめです。ここでは、地頭が良い人になりたい人に読んで欲しい本をご紹介していきます。
地頭の能力を引き出したい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
- 「思考の整理学」外山 滋比古
- 「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」バーバラ ミント
- 「ロジカル・シンキング」照屋 華子
- 「世界一優しい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく」渡辺 健介
- 「地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」」細谷 功
おすすめ本1. 「思考の整理学」外山 滋比古
「思考の整理学」は、東大生や京大生から根強く支持され続ける本として有名。考えることの楽しさや、思考を整理するためのテクニックなどが解説されています。
身近な例が多く挙げられており、分かりやすいのもポイントです。
のびのびとした思考を身に付けたい人や、アイデアや自由なひらめきが欲しい人にぜひ読んでいただきたい一冊。
Amazonで詳細を見るおすすめ本2. 「考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則」バーバラ ミント
ビジネスにおいて相手に分かりやすく伝えられるようになるための、「考える技術」「書く技術」が詳しく解説された本。
プレゼンを成功させたい人や、説得力のある資料を作りたい人など、ビジネススキルを磨きたい人に向いている内容です。
しっかりとした読み応えのある内容だけに、「やや難しい」という意見もありますが、具体例を挙げつつ論理的に解説されています。
Amazonで詳細を見るおすすめ本3. 「ロジカル・シンキング」照屋 華子
論理的に考え、的確な言葉でアウトプットするために必要なことが解説された一冊。
本を読み進め、内容を実践することで、順序立てて話す必要性や、論理的に意見を述べる方法が身に付きます。
「論理的な表現力を高めて、自分の考えを正確に相手に伝えたい」という人に、ぜひおすすめしたい内容です。コミュニケーション能力の向上に一役買ってくれることでしょう。
Amazonで詳細を見るおすすめ本4. 「世界一優しい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく」渡辺 健介
「世界一優しい問題解決の授業」とタイトルにあるように、かわいい絵や図などを用いて論理的思考が丁寧に解説されている本。
論理的思考や問題解決の方法がストーリー形式でやさしく解説されているので、すんなり頭に入ってきます。
難しい本を読むのに抵抗がある人や、できるだけ分かりやすく論理的思考を身に付けたい人におすすめです。
Amazonで詳細を見るおすすめ本5. 「地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」」細谷 功
「結論から・全体から・単純に」と、この3つの思考力を鍛えることで地頭力を高め、問題解決に繋げていく有用性を説いた一冊。
問題解決のために必要な思考力を磨く方法について、詳しく解説されているのもポイントです。
フェルミ推定を用いたトレーニングで論理的思考力を高め、地頭を鍛えたい人は、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
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地頭が良い人というのは、論理的な思考を持ち、自分で考え抜く力を持っている人のことです。
「自分には程遠い存在」と思うかもしれませんが、頭を使う訓練や本を読むことによって、誰でも地頭を鍛えることができます。
あまり堅く考え過ぎずに、「論理的な考え方を勉強してみる」「新しい価値観に触れてみる」といった気持ちで取り組むと、無理なく地頭力を高めていけるでしょう。
【参考記事】はこちら▽
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