優しい人になりたい!穏やかでおおらかな人の特徴&優しくなる方法とは?

優しい人になりたい!穏やかでおおらかな人の特徴&優しくなる方法とは?

HaRuKa 2024.05.06
人を思いやれる優しい人になりたいと思う時ってありますよね。そこで今回は、本当に優しい人の特徴や、優しい人になる方法について詳しくご紹介します。さらに、優しい人が絶対にしないことや、やさしくなりたい人におすすめの本も解説するので、ぜひ参考にしてください!

優しい人になりたいと思っている男女へ。

優しいと言われる人の特徴&優しくなる方法

優しい人になりたいと思う人は、いつの時代も変わらず多いもの。しかし明確な定義はないため、どうしたら優しい人になれるのか悩める方々も増えています。

そこで今回は、優しい人の特徴や優しくなる方法などをご紹介します。優しい人を目指すあなたの優しさがさらに深くなりますので、ぜひ最後まで読み進めてくださいね。


周囲から「優しい人」と思われる人の特徴とは?

優しい人と思われる人の特徴

周囲の優しい人には、いくつもの共通点があります。共通点は知らず知らずのうちに私たちの中に浸透していくので、普段目を向けないと気がつかないことも多いでしょう。

ここからは、周囲から「優しい人」と印象を受ける人の特徴をお話ししていきます。自分にできている項目があるかどうかも、ぜひチェックしてみてください。


特徴1. 常に包容力があり、人の話を聞くのが上手い

優しい人は、過去に自分も同じようなツラさを経験していることも多いです。自分と同じような気持ちになる人の支えになりたいと思い、話せず苦しかった思いを吐き出せるように聞くに徹します。

普段の会話でも自分の話ばかりする人や、話の途中で会話を折る人は自己中心的。どんな話にも静かに相槌を打って、聞き上手な人ほど優しさをもっていると言ってもいいでしょう。

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特徴2. 見返りを求めずに、親切ができる

優しい人には世間体や他人の好き嫌いに惑わされない、芯をもった人が多いです。困った人がいれば周囲を気にすることなく手を差し伸べます。誰かが支え合うことで平和や笑顔が増えることが、ただただ嬉しいのです。

優しい人は完全に優しさを与える側に立つ特徴があり、自分にプラスになることがなくても懸命にサポートします。見返りを求めない親子の絆が良い例でしょう。


特徴3. 常に謙虚で物腰が柔らかい

優しい人は謙虚で物腰が柔らかい

優しい人は性格が穏やか。争いを好まず、常に自分を向上させようと頑張りますが、自分に自信がない人も少なくありません。謙虚で感情の起伏も激しくないため、一緒にいても心地いい人当たりの良さがあります。

常に低姿勢で素直なので、交友関係も広いことも特徴の一つ。優しい人は常にたゆまぬ努力を続ける特徴があり、人を否定する言葉を使わない傾向がみられます。


特徴4. 頭ごなしに否定せず、人の意見をしっかりと尊重してくれる

優しい人はクッションのように柔軟性のあるハートを持っています。1人一人の考え方にも「なぜそう思ったのか」という点に重点をおくため、自分と異なる意見があっても否定せず受け止めます。

人と違う意見も尊重するのは、相手が否定されることで孤立することを防ぐため。様々な意見が飛び交う場所でも、誰かを1人にしない気配りができるのです。


人に優しくなるにはどうすればいい?穏やかで優しい人になる方法7つ

優しい人と言われる方法

本当に優しい人になるためには、自分の性格はこう!と決めつけてしまうクセを失くすことが先決です。優しい人になれる可能性を自ら狭めてはいけません。

ここでは、優しい人になる方法をいくつかご紹介しましょう。


方法1. 誰に対しても平等に接することを心がける

誰でも不公平な扱いを受ければ、相手を信用できなくなり「私には冷たい人」という印象をもつでしょう。妬み嫉みは些細なことから起こりやすく、多くはあからさまな差別からストレスを抱えることが原因です。

本当に優しい人になるなら、固執した関係性をもたないこと。周囲の人に平等に接し、個と集のバランスを保ちながら信頼を得ていきましょう。


方法2. 損得勘定を捨て、困っている人が居たら助ける習慣をつける

損得勘定をしながら人間関係を構築する人は、思考と行動がチグハグなため本音で話すには信頼を寄せることができません。自分に優しさをくれる人を助けても、見ず知らずの相手ならメリットなどないため、見えなかったフリをしてしまう人も少なくありません。

本当に優しい人になる方法は、自分へのメリットを考えないこと。まずは身近な場所で、困っている人のためにできることを考え行動していきましょう。


方法3. 「親切してあげた」など、恩着せがましい感情は持たないようにする

優しい人は恩着せがましくない

せっかく思いやりのある優しい行動だと思っていても、「なんで私ばっかり」「私は○○してあげたのに」という思考や言葉があるだけで、台無しになってしまいます。性格の悪さが露呈されることも。

優しい人の基本はギブし続けること。誰かを笑顔にする思いやりの行動は、自然に自分にも返ってきて優しい人間関係が構築されていきます。


方法4. 不満や人の悪口など、ネガティブな発言は口にしない

人の悪口をいえば自分の信用を失います。また不満や愚痴を口にすると、聞いている側の人は「そんなに嫌ならやめれば?」とウンザリしてしまうでしょう。ネガティブな発言ばかりを繰り返すと、優しさとはかけ離れたものばかりに囲まれるようになってしまうことも。

本当に優しい人は愚痴やネガティブな発言の場や相談相手も考慮します。難しい時には聞き上手に徹して、口を滑らせないことが大切です。


方法5. 普段から心に余裕を持つことを意識して、常に冷静な態度を心がける

人は余裕がなく焦ってしまうと、自分はもちろん相手を思いやることもできないまま時間を足早に過ごしてしまいます。予定外のことが起こると感情的になってしまうことも。

本当に優しい人になる方法は、時間管理をして淡々と計画を進めること。ONとOFFの切り替えも上手で余裕があるので、相手に対して寄り添うことも自然にできるようになるでしょう。


方法6. 自分の事だけ考えようとせず、人の立場に立って物事を考える癖づけをする

優しい人になるには人の立場になって考える

自己中心的な人は相手の意見に耳を貸しません。自分のこと以外に関心を寄せず、相手の立場になって心の悩みに向き合うことができないのです。

優しい人になるためには、視野を広げ謙虚に学ぶ姿勢が必要です。自分と同じ意見の人と群れていても新しい発見はなく、人として成長することも難しいでしょう。「なぜ」「どうして」と何事にも考える習慣を持つように心掛けてくださいね。


方法7. 人から親切をされたら、しっかり感謝の気持ちを伝えるようにする

相手に与えられた優しさに感謝できるということは、すぐに優しさ返しができているということ。ギブをギブで返すという簡単なようで難しいことなのです。

優しい人になりたいなら、常に自分をサポートしてくれる人のありがたみを感じ大切にしましょう。感謝の気持ちを伝え、双方がより笑顔になれる環境を常に意識してみてください。


該当したら即改善すべき!優しい人が絶対にしないことは?

優しい人が絶対にしない事

優しい人になるためにできることは、たくさんあります。全部実行できるかどうか不安な人は、逆に優しい人なら絶対しないことを心に刻んでおくといいかもしれません。

ここでは、優しい人が絶対にしないことをご紹介しましょう。

優しい人が絶対にしないこと
  1. 人の弱みにつけ込もうとする
  2. 見返りを求めようとする
  3. 自分で口にする
タップすると移動します

しないこと1. 人の弱みにつけ込もうとする

何か相手からメリットを得ようと考えていたり、「私の方がすごいのよ!」と周囲に知らしめたりする人は、まず優しい人にはなれないはず。優しい接し方や対応をとっていても、結局人の弱みにつけこむ形で相手を利用しているからです。

本当に優しい人は、相手に思いやりをもって接し、相手の笑顔のためにサポートします。自分が優越感に浸ることなど考えません。


しないこと2. すぐに見返りを求めようとする

「この前○○してあげたじゃない」「借りは返してよね」など、自分がしたことに対してすぐに見返りを求める人は自分の価値が高いとでも勘違いしているのでしょう。そんな言い方をされるくらいなら、二度と手伝わないでほしいとさえ感じてしまいますよね。

優しい人はギブアンドテイクの関係を求めません。いつも自分からギブだけを提供します。欲しいものは相手の笑顔だけです。


しないこと3. 自分で「優しい性格だから」と口にする

優しい人は自分で優しい人といわない

優しい人かどうかを決めるのは自分ではなく、周囲の人です。自分で優しい性格だと宣伝する人は、おそらく、要らぬお世話をしてしまう勘違いしている人でしょう。

本当に優しい人に「優しいね」と伝えても、本人はそれを否定します。あからさまに私は優しいという看板を掲げません。自分で優しいという人ほど、優しさに期待しない方が良いですね。


優しい人になるにはこんな方法も!役立つおすすめの本3冊

優しい人になるおすすめの本

いつも優しい人になるためには、優しい思考を持つクセをつけなければなりません。本ならいつでも持ち歩けますので、きっと優しさをいつも身近に置いておけるのではないでしょうか。

最後になりますが、優しい人になりたい人に読んでほしいおすすめの本をご紹介します。


おすすめの本1. 『人と自分にやさしくなれる50の方法』秋山 裕美 (著)

人と自分にやさしくなれる50の方法

毎日人の評価や世間体を気にしている方や、忙しさや疲れでイライラし自分でも疲れてしまう人におすすめなのが、秋山先生の『人と自分にやさしくなれる50の方法』。

人と自分との両方の視点から優しい人になるための方法が紹介され、自分らしい日々を過ごすためのヒントがたくさん詰まった一冊です。「あるある…」と共感を覚える内容が優しい言葉で綴られています。

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おすすめの本2. 『イラッとした時優しい気持ちになれる本』中井 俊已(著)

イラッとしたときやさしい気持ちになれる本 (sasaeru文庫)

少しのことでイライラが積み重なってしまう人や、些細なことで落ち込んでしまう人におすすめなのが、中井先生の『イラッとした時優しい気持ちになれる本』です。

カラー写真の美しさと何度も読み返したくなる言葉が、心のビタミンになるような一冊。読み終えると清々しくデトックスができ、優しい人になれたような心地よさを感じられますよ。

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おすすめの本3. 『優しい人』加藤 諦三 (著)

やさしい人(愛蔵版)

自分の中の優しさや、モヤモヤした感情が何なのか気になる人におすすめなのが、加藤先生の『優しい人』です。

自分に足りないものを浮き彫りにしてくれる一冊でもあり、偽りの優しさと本当の優しさについて考えさせられます。また、自分を知り大切にすることの重要性もガツンと心に響いてきます。優しい人になれる方法がシンプルに描かれ、読みやすい良書です。

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優しい人間になりたいなら、様々な方法を試してみて。

優しい人になる方法を試して

優しい人になるためには、相手に寄り添う気持ちや素直な心に動かされる行動力が必要です。また、他の誰にも左右されない勇気とギブの精神が習慣化されていることも、優しい人になりたい場合には欠かせません。

優しい人といえども相手に直接伝わる優しさもあれば、離れた場所から伝わる優しさもあります。ご紹介した本も参考にしながら、優しい人の魅力を見つけてみてください。


【参考記事】はこちら▽

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