真実の愛とは?パートナーの愛を見分ける5つの方法&愛情を持つコツを解説
「真実の愛」がわからない方へ。
「愛してる」その言葉は本物でしょうか。パートナーとの間に真実の愛があるのか、不安になることってありますよね。パートナーの真実の愛を見分ける方法を知りたい方も多いはず。
そこで今回は、真実の愛の見分け方や真実の愛を持つコツ、歴史上の人物が残した愛の名言について紹介します。人間にとって究極の命題の一つである真実の愛に迫ります。
前提として「真実の愛」とは?詳しい意味は?
まずは、真実の愛とは何かを知る必要がありますね。相手のことが好きで、相手を欲しいと思う気持ちは「恋」です。一方、「無償の愛」の言葉通り、見返りを求めず相手のために尽くすのが「愛」です。
さらに踏み込んで言えば、相手を理解し、相手の幸せが成就するように奉仕する心です。それは結果的に自分の幸せも導くことが多いですが、初めから見返りを期待して振る舞うなら、それは真実の愛ではありません。
恋人やパートナーに対して真実の愛があるか、見分ける方法は?
あなたは恋人やパートナーのことを愛していますか?
「愛している」と答えられるなら、それが真実の愛なのか改めて確認してみて。今のあなたが持っている愛情が、自分が幸せになるための独りよがりなものでないことを確かめましょう。
カップルまたは夫婦として、末永く人生を共にするならお互いの真実の愛が必要ですよ。
見分け方1. 見返りがなくても、相手のためなら何でもしてあげたいと思うか
真実の愛とは「無償の愛」であることが大前提です。男性が愛する女性を守るために自らの命を投げ出す、というのは漫画や映画などでもよくあるシーンです。
恋人のためなら自分はどうなってもいいと考え、見返りがなくても全力で愛することができるなら真実の愛を持っていると言えます。
ただし、望むことを何でもしてあげるといっても、結果的に相手が不幸になるような場合は真実の愛とは言えませんから注意してください。
見分け方2. 相手の短所も含めて全てが愛しいと言えるか
人間は誰しも短所があります。完璧な人間なんていませんから、相手の短所も含めて愛せるかどうかが重要です。男性も女性も、特に若いときほど相手に優れた容姿や才能を求め、より完璧であることを望みます。
もちろん、それは悪いことではないのですが、相手の短所も愛し、さらにフォローしてあげる気持ちが必要です。お互いの悪いところを憎むと破局の影がちらつきます。しかし、短所すら愛おしむ気持ちを持てるなら、永遠の愛さえも手に入れられるでしょう。
見分け方3. 今一緒にいる人は、この先の人生も一緒に歩みたいと思える人か
結婚して二人で歩んでいく人生は、長く険しい旅となります。もし、その道中で伴侶として選んだ人を愛せなくなった時、相手も自分も大変な思いをします。
どんなことがあっても、ずっと一緒に人生の旅を歩みたいと思える人とでなければ、真実の愛を育むことは叶わないでしょう。
今、一緒にいる人とこの先も人生を共に歩んでいきたいかどうか、自分に問いかけてみましょう。
見分け方4. 本気で相手を幸せにしたいと思えるか
自分がどうすれば相手の幸せになるのかを把握し、それを成し遂げるために全てを捧げられるという本気の覚悟を持っているかが大事です。ただの願望ではいけません。「本気」とは「自分の人生をかけて」という意味です。
男性と女性とでは価値観が違いますから、相手の幸せが何なのかを理解するだけでも簡単なことではありません。相手を理解することも「愛」です。
見分け方5. 今の恋人は一緒に過ごしていて自分の成長が見込める人なのか
愛し合っていくうちに、お互いが成長していくカップルが理想です。真実の愛があれば、相手の幸せのために自分の成長が不可欠であると自覚して頑張るため、必然的にお互いが成長していきます。
恋人のためなら不思議と頑張れるという人も、無意識に相手のために成長しようとしているのですね。逆に、お互いがいつまでも成長しないカップルの間には真実の愛があるとは言えません。
恋人やパートナーに対して真実の愛を持つコツとは
「本気で愛したい」と思うのは自然なことですが、男性と女性の考え方の違いなどが邪魔して、長年連れ添った夫婦でさえも真実の愛を持てずにいる場合もあります。
真実の愛を持つことは簡単ではありません。しかし、いくつかコツを知れば恋人やパートナーを本当に愛せるようになります。以下に真実の愛を持つコツを紹介します。
コツ1. 普段から隠し事はせず、自分の本心や本音を打ち明ける
相手のことを心の底から信じられるかどうか。真実の愛にはお互いに対する信頼が必要なのは言うまでもありませんが、パートナーに隠し事が全くないカップルはそう多くないです。
ある程度は仕方のないこととは言え、普段から嘘をついて隠し事をしたり、本心や本音をごまかしたりしていると、いつか関係は破綻します。真実の愛について語る時「正直が一番」というのは真理なのです。
コツ2. お互いに干渉せず、思いやることを心がける
真実の愛には相手への無償の奉仕が含まれますが、何でもかんでも関わるべきだという意味ではありません。お互いに干渉は必要最小限にして、最も良い結果が得られるように相手のことを思いやってあげましょう。
カップルであっても相手に干渉してほしくないことは多々あります。パートナーが辛い時は見守り、必要なら助けるというスタンスが、相手の立場も思いやった行動に繋がります。
コツ3. 相手のことを信じれるよう、普段から信頼関係を構築しておく
信頼関係は普段のささいなことが積み上がって作られていきます。約束を守らない、時間にルーズ、大げさなことを言ったり嘘をつく、など、人として信用をなくすような姿を見せてばかりいれば、いずれは愛想をつかされます。
お互いの短所を愛することも大切ですが、信頼関係を損なう悪い習慣は協力してなくしていく努力をしましょう。
コツ4. 感謝や愛の気持ちはしっかりと口に出して伝えるようにする
例えば、夫婦が以心伝心でお互いの気持ちがわかるというのは、深い愛情の裏付けがあるからだと言えます。しかし、そうであったとしても、感謝の心や愛情は言葉でしっかり伝えたほうが夫婦の絆がより深まることに異論はないはず。
一般的に、男性は言葉で気持ちを伝えるのが女性よりも苦手です。男性はそこを乗り切って、感謝や愛の気持ちを口に出して伝えるように心がけましょう。
コツ5. 常に自分磨きを怠らず、切磋琢磨できる関係を築く
パートナーにとって最高の恋人であり続けるためには、自分を磨くことを忘れてはなりません。人として成長していく中で、最愛の人が最大のライバルなら人生は素晴らしいものになります。
自分と相手のどちらが、お互いにとってより魅力的で素敵な人間となっていけるか。結婚して夫婦になって一生をかけて切磋琢磨できる関係になった時、二人の間に真実の愛があることを確認できるはずです。
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真実の愛に関する名言を読んで理解を深めるのもアリ!おすすめの名言3選
真実の愛の探求は人類の最大のテーマの一つです。その証拠に多くの著名人が真実の愛に関する名言を残しています。
ここでは3つの名言から、真実の愛に対する考え方を深めていきましょう。
1. 『真実の愛はうまくいかないものだ。』シェイクスピア
元の英文は「The course of true love never did run smooth.」で、直訳すると「真実の愛の道は決してスムーズにいかない」。「うまくいかない」は名訳ですが、「成功しない」の意味に捉えられやすいのが残念です。どちらかというと「道のりは険しい」といったニュアンスですね。
真実の愛を手に入れようとして、なかなかうまくいかない人にこの言葉を贈りましょう。「うまくいかなくて当然、諦めるな」というシェークスピアからのエールです。
2. 『真実の愛は幽霊のようなものだ。 誰もがそれについて話をするが、それを見た人はほとんどいない。』ラ・ロシュフコー
元はフランス語です。原文は「Il est du véritable amour comme de l'apparition des esprits: tout le monde en parle, mais peu de gens en ont vu.」で、「真実の愛は幽霊みたいなものだ。みんな語るけれど、見た人はほとんどいない」の意味。
ロシュフコーの言葉通り、真実の愛なんて幽霊のように非現実的なものなのかと考えてしまいますが、幽霊が実在するかは別として、真実の愛は確かにあります。
真実の愛を持つカップルには、周りからは見えない愛の形が本人たちにははっきりとわかるのです。
3. 『愛は最高の奉仕だ。みじんも、自分の満足を思ってはいけない』太宰治
この言葉は「真実の愛とは見返りを求めない無償の愛だ」と語っています。
間違いなく、愛についての真理を突いている言葉でしょう。愛する人に身も心も捧げたいと思っているなら、座右の銘にするのにふさわしい名言と言えます。
究極の命題である真実の愛を見つけて、最高のパートナーと人生を歩みましょう。
男性、女性両方にとって、真実の愛とは何なのか興味のあることでしょう。カップルとなった人や結婚して夫婦となった人と愛を育んでいくときに、今回紹介した真実の愛の見分け方や愛情を持つコツを活かしてみてくださいね。
男性は女性を守り、女性は男性に尽くす、という古風な考え方も悪くはないと思いますが、時代に合わせたカップル・夫婦の真実の愛を模索していきましょう。
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