家族嫌いな人の心理とは|身内と関わりたくない時の対処法&改善法を解説

HaRuKa 2022.04.08
育ってきた環境や親のしつけ方など、何らかの理由によって「家族が嫌い」と思っている人もいますよね。そこで今記事では、家族が嫌いな人の心理や理由について解説すると共に、家族嫌いになった時の対処法や改善策について詳しくお教えします。

家族が嫌いで関わりたくないと思っている方へ。

家族が嫌いな人の10の心理

家族を好きになるのが当たり前と言われる世の中ですが、家族のことが嫌いで悩んでいるという人もいます。

家族と言っても自分とは違う人ですから、どうしても気が合わないと言うこともあるでしょう。

しかしなぜ愛するべき家族が好きになれないのか、不思議に感じる方も少なくありません。

この記事では、家族嫌いの人の心理やストレス解消法まで解説していきます。家族のことで悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。


家族が嫌いすぎる!家族嫌いな人の心理や理由とは

家族が嫌いすぎる人の心理

家族愛をテーマにした映画やドラマは多数ありますが、「どうしても家族が嫌い!顔を合わせるのも嫌!」と感じている方もいるでしょう。

しかしなぜ、幼い時から一緒に過ごしている家族を好きになれないのでしょうか。ここからはその心理を説明していきます。


心理や理由1. 性格が合わなく、喧嘩が絶えない

家族だからと言って自分と全く同じ考え方をするわけではありません。家族以外にもどうしても仲良くなれない人がいるように、自分と違う存在である家族と性格が合わず、好きになれないこともあります。

性格が合わずお互い譲り合いの気持ちもない場合、毎日家族と喧嘩をしてしまい、ますます家族嫌いになるという人も少なくありません。


心理や理由2. 両親のどちらかが不倫をして家庭が壊れた

不倫は家族の大切な絆を壊す裏切り行為とも言えます。もし両親のどちらかが不倫をして家庭に大きなダメージがあった場合、家族を壊した人を嫌いになるのは自然なことです。

どれだけ不倫をした両親のどちらかが反省していても、不倫の事実は消えません。無事家族が再建しても不倫した両親のことがトラウマになってしまい、冷たい態度を取る人もいます。


心理や理由3. 経済的に不自由でこうはなりたくないと思っている

家族が嫌いすぎる人は経済的に不自由

どの両親のもとに生まれてくるか、子供は選ぶことができません。生まれた家庭が経済的に不自由で小さい時から苦労してきたという場合、家族に対してどうしても不満を持ってしまうことは考えられます。

特に貧乏なことをコンプレックスに感じている場合「絶対に親のようにはならない」と親の生き方を否定し、家族との関わりを避けたいと感じる人もいるでしょう。


心理や理由4. 育児放棄をされて放置された過去がある

親からの愛情を受けず育った場合、そもそも家族を愛する気持ちが沸かず家族を嫌いになってしまうこともあります。

親に育児放棄をされほとんど会話をして来なかった、親に捨てられた過去がある、という場合いくら家族愛の話をしても実感が沸きません。

育児放棄されたことをずっと恨みに思っている人もいるでしょう。


心理や理由5. 仕事をしていなくて、尊敬出来ない

病気やけがなどの事情ではなく、「働きたくない」という理由で仕事に就かない人も少なくありません。そうした親の元に生まれた場合、無職の親の生き方を理解できないため、尊敬の気持ちを抱くことが出来ない人もいます。

特に親が働いていないことで経済的に苦しんだ経験のある人や、他の人にからかわれた経験のある人の場合「親が働いてさえいれば苦労しなかったのに」と感じていることもあります。


心理や理由6. 「集団で生活する家族」と言うシステムがストレス

家族が嫌いすぎる人は集団というシステムが嫌い

個人の性格によっては、自分以外の人と生活すること自体にストレスを感じてしまう人もいます。多くの家族は一つの家で暮らすのが基本ですので、集団生活が苦手という人は、なかなか家族との暮らしを好きになることが出来ません

暮らしに不満を持っていると、一緒に暮らすことを強要してくる家族のことも嫌いになってしまいます。


心理や理由7. 過保護すぎて何でも干渉してくる

子供への愛情が強すぎるあまり、過干渉になってしまう親もいます。

親の過保護さを愛情のしるしと考えられれば良いのですが、無断で携帯電話を見られたり、家族を伴わない外出を一切許されなかったりすれば、どうしても家族に不満を感じてしまうでしょう。

家族に干渉されず、自由になりたいという心理から家族のことを嫌っている人も少なくありません。


心理や理由8. 暴力を振るわれたり、暴言を吐かれた

DVやモラルハラスメントは、親から子に行われることもあります。親から暴言を吐かれたり暴力を振られた経験のある人にとって、親を愛する気持ちはなかなか理解できません。

辛い経験を忘れるのは非常に難しいことですので、たとえ今暴力を振るまわれていない状態でも「昔住んでいた家に戻りたくない」「家族の顔を見たくない」という心理になってしまうでしょう。


心理や理由9. 家庭内に自分の居場所がない

家族が嫌いすぎる人は居場所がない

親や兄弟となる人の性格はそれぞれ違うもの。平等に愛情を注ぐ人ばかりではありません。例えば親が兄弟のどちらか一方だけを可愛がる、といった場合、可愛がられなかった方の人は家庭に居場所を持つことが出来ません。

また兄弟仲が極端に悪く、家にいる間は常に嫌がらせをされる状況だと、家庭に安らぎを感じる事ができなくなり、家族のことを嫌いになってしまいます。


心理や理由10. 愛情不足で満たされていない

暴力や暴言、育児放棄といった明確な状況以外にも、家族からの愛情不足を感じることはあります。例えば、両親がずっと仕事ばかりしており、ほとんど会話するチャンスがなかったといった場合。愛情を注いでもらった記憶がないことで家族の愛し方が分からなくなっている人もいるでしょう。

愛してほしいのに満たされなかった気持ちが、家族嫌いという形で現れることもあります。


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