無償の愛を感じる瞬間とは。見返りを求めず愛を注ぐ人に共通する10のこと

高峰ナナ 2022.06.21
無償の愛という言葉を聞いたことがありますか?この世の中には、誰に対しても優しく、無償の愛を注ぐ人が存在します。そこで今回は、無償の愛の意味から無償の愛を注ぐ人に共通する特徴を大公開!

無償の愛をくれる人に共通する特徴とは

無償の愛をくれる人に共通する特徴とは

無償の愛をくれる人には、数々の共通点があります。では、一体どんな人が無償の愛をくれるのか、というと分からない人が多いですよね。

次に、無償の愛をくれる人が持つ主な10つの共通点を見てみましょう。


無償の愛をくれる人の特徴1. 見返りを求めず、心の底から自分の幸せを思ってくれる

心から相手の幸せを思っていなければ、見返りを求めずに相手に何かをしてあげることはできません。無償の愛をくれる人は、大切な人がいつでも幸せであるように思っています。

例えば、社会人になって自立した我が子でも、親はいつまでも遠くから見守ろうとしますよね。

「無償の愛が欲しい」「無償の愛を注ぐ方法が分からない」と思った時には、まずは自分も相手の幸せを心から思ってみましょう。


無償の愛をくれる人の特徴2. どんなに困難な状況でも常に味方で支え続けてくれる

無償の愛を注ぐ人と注がれる人の間には、今まで培ってきた信頼関係や愛情が蓄積しています。そのため、仮にどちらかが困難な状況に陥っても、信頼関係や愛情が簡単に失われることはありません。

自分が世間から後ろ指をさされるような状態になったとしても、常に味方として支え続けていてくれる人は、無償の愛をくれる人、ということになります。

例えば、誤解で自分が疑われている状態だとします。

彼氏や親は何も言わずに信じてくれているのなら、彼氏や親があなたにとっての無償の愛をくれる人です。

無償の愛をくれる人は、大切な人が不利な状況になっても自分へふりかかるデメリットを考えない、つまり損得で人を愛しているわけではないからです。


無償の愛をくれる人の特徴3. 自分の成長を願って、耳が痛い意見もしっかり指摘してくれる

 自分の成長を願って、耳が痛い意見もしっかり指摘してくれる

無償の愛をくれる人の特徴の一つに、自己犠牲の気持ちが強いことがあります。

誰かに意見や指摘を言述べるのは、その人に嫌われたり、良く思われなかったりする可能性がありますよね。

しかし、無償の愛をくれる人は、自分はどう思われても良いから、相手が成長したり、良い方向へ進んだりすることを願う気持ちを持っています。

そのため、耳が痛い意見を指摘したりしてくれる人は無償の愛をくれる人です。

例えば、部下の成長を願って口うるさくアドバイスをしてしまう、という上司は、部下に対して無償の愛を注ぐ状態であるといえます。

仮に怒られたり、指摘されたりしても「自分の事を考えて指摘してくれた」と思えれば、声をかけてくれた人に対して無償の愛を感じるの一つと言えるでしょう。


無償の愛をくれる人の特徴4. 利害や損得を無視して、自分のために動いてくれる

この世の愛の形は様々あり、利益やメリットのために与えられる愛もあります。

ただし、利益や損得は全く顧みず、与えるのが無償の愛です。

キリスト教の愛の教えの一つに「アガペー」がありますが、アガペーとは神が人間に対して与える無償の愛を指します。

神が人間を愛しても神に利益があるわけではありません。それでも神が人間のために動き、助けるのがアガペーです。損得ではなく、彼女や彼氏、または夫や妻が好きだから行動する、というのも無償の愛です。


無償の愛をくれる人の特徴5. 自分が落ち込んだ時には、忙しくてもすぐに駆けつけてくれる

自分よりも大切な人を優先するのも、無償の愛の形です。

例えば、仕事や実生活が忙しく、少しの時間があれば休みたい、と思っている状態の人がいます。

けれども、その人の大切な人が落ち込んでいる時には、自分が休むことよりも大切な人のもとに駆け付けます。

落ち込んだ時に自分のことを後回しにして駆けつけてくれる人は、無償の愛をくれる人なので、大事にしましょう。


無償の愛をくれる人の特徴6. 日頃から親身になって相談にのってくれる

日頃から親身になって相談にのってくれる

大切な人のことを常に考えているのも、無償の愛の形です。

自分が何かに迷っている時や、悩んでいる時に相談にのってくれる人はいませんか?

例えば、失恋した時に深夜に電話したにもかかわらず、長話に付き合ってくれるなどです。

親身に相談に乗るには時間も機会も必要です。また、悩みや相談は聞くだけでもストレスや負担がかかります。

自分のストレスや負担を考えずに、相手の悩みが解決することを優先しているため、無償の愛といえます。


無償の愛をくれる人の特徴7. 昔に口にした些細な言葉も鮮明にいつまでも覚えてくれている

昔自分が言ったことをずっと覚えてくれていた、という経験をしたことがありませんか。

口にした本人自体が忘れていても、いつまでも鮮明に覚えてくれている人も、無償の愛がある人です。

子供が小さいときに言った言葉をずっと母親が覚えていることがあります。

または、旦那さんのプロポーズに言葉を奥さんがずっと覚えていることもあります。それは、長い時の中で変わらない愛情を注いでいるからです。


無償の愛をくれる人の特徴8. “やってあげている”ではなく、“やるのが普通”のスタンスを持っている

人に対して何かをすることを、「やってあげる」のではなく、「当たり前のこと」として自然に行っている人は、無償の愛をくれる人です。

例えば、他人に対して親切にしたり、相談にのったりするのを自然に行っている人がいますよね。

この人は、人に対して親切に「してあげている」という気持ちがありません。

つまり、利益や見返りを求めない、純粋に相手のことだけを考えた上での行動であり、無償の愛を注ぐ状態です。


無償の愛をくれる人の特徴9. 自分を犠牲にしてでも相手を守るくらいの覚悟がある

自分を犠牲にしてでも相手を守るくらいの覚悟がある

無償の愛が強くなると、「相手のために自分はどうなっても構わない」と思う気持ちも強くなります。

例えば男性が大切な女性を何があっても守る、と覚悟を決めるのも無償の愛の一つです。

男性は、女性を大切に思う気持ちだけで自分を犠牲にしても良いと思います。女性に対して、見返りや利益を期待しているわけではありません。

子供が病気になった時に「自分が代わってあげたい」と母親が思うのもこれに当たります。


無償の愛をくれる人の特徴10. 相手の幸せを自分の幸せだと重ねれるくらい愛している

例え自分は幸せでなくても、相手が幸せならそれでいい。この気持ちも無償の愛の形です。

例えば、片思いをしていた相手の結婚が決まった時、自分の恋は片思いのまま実らないことになります。けれども片思いの相手が結婚して幸せになるなら…と、自分も幸せと感じれるなら無償の愛を注いでいる状態といえます。

相手の幸せを思って自分は身を引くというのも、相手に無償の愛を与えられるほど愛しているからです。


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