LINEで未読無視する男女の心理&理由。既読にならない未読スルーの対処法とは
LINEで良く悩む「未読無視」に迫ります
連絡手段が電話からメール、スマホが普及してからは「LINE」を使用する人が圧倒的に増えてきました。
メールからLINEに変わったときの大きな変化としてあげられるのが、レスの有無だけでなく、送った文章が「既読」なのか「未読」なのかわかる機能。この機能がありがたいやら困るやら、相手からの返信が来ない時に確認して悩む人もいるでしょう。
今回はLINEにおける未読無視に悩む人に向けて、未読無視する人の心理や対処法についてお伝えします。
そもそも「未読無視」とは?簡単な意味をご紹介
LINEでのコミュニケーションを行う上で、必ずといっていいほど出てくるキーワードが「未読無視」と「既読無視」。どちらも「未読スルー」や「既読スルー」とも言われる言葉になります。ここでは未読無視について深く触れていきます。
1. LINEにおける「未読無視」の意味
「未読無視」とは、既読状態にはなっていないけれど、おそらく内容を確認しているにも関わらず返信や反応をしない行動を指します。
LINEでは「通知」をONにしていれば、LINEのトーク画面を開く事なく、ある程度メッセージの内容を理解することは可能。3Dタッチを使用すると、内容を全て見ることも可能です。
そのため、未読の状態でもよほど長文でない限り内容を確認できるわけです。
メッセージを開いて既読にした状態で返信しない既読無視より、メッセージを開いてさえいない未読無視の方がダメージが大きい、と悩む人が多いのです。
「ブロック」されていると既読だけでなく、メッセージも届かない
万が一、相手に「ブロック」されていた場合は、相手に通知すら届きません。そのため、必然的に未読無視の状態になります。この場合は、こちらからは何もできません…。
2. どのくらいから「未読無視」なの?
では、どのくらいの期間未読状態が続いてから、未読無視だと判断すれば良いのでしょうか。
判断する基準としては、丸2日以上未読状態の場合。1日程度であれば、何らかのタイミングが悪いことも考えられるからです。
例えば、あなたから夜にLINEを送った場合。相手がその時飲み会に参加していて、帰宅後も疲れてそのまま眠ってしまい、翌朝起きて仕事へ行き、バタバタしているうちに夜になってしまった…。このような状況であれば、1日返信が来ないこともありえますよね。
しかし、丸2日以上ともなれば、さすがに忙しい人でも確認する余裕はどこかでできるはずです。そのため、何か意図的もしくは深刻な事情があって未読無視している可能性が考えられます。
既読にもせず未読にする6つの理由や心理
未読スルーの簡単な意味や仕組みを知ったところで、実際に未読無視する人の心理や、したくなるような理由をここではお伝えしていきます。
未読無視の理由1. 連絡を取りたくない
まず考えられるのが、あなたとはもう連絡を取りたくないと思っている場合です。
男女の間柄でも同性同士でも、もう交流を続ける気がないのであれば、連絡を絶ってしまった方がいいと考える人はいます。
男女間の場合は、好きじゃないタイプの人から連絡がきて困っている場合。暗に「脈なし」であることを伝えるために、未読無視にしている可能性があります。いらぬ期待を持たせないためにも、未読無視しているのですね。
未読無視の理由2. 忙しすぎてLINEを開く余裕がない
相手が非常に忙しい生活をしていて、LINEを開く余裕がない可能性も考えられます。
「LINEの1つくらい見れるでしょ」と思う人もいるかもしれませんが、できないときはできないものなのです。既読無視の状態よりも、忙しくて開く余裕がないことをアピールできると考えて、気を使って未読のままにしている人もいます。
また、相手が誠意ある人だった場合、ちゃんと考えて返したいという心理から、「後でゆっくり返信しよう」と思って未読無視しているのかもしれません。
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未読無視の理由3. 駆け引きをしていて、既読をつけていない
相手はあなたに好意があって、あなたとの駆け引きをしたいという心理から、未読無視をしている可能性もあります。
頻繁にレスを返すよりも、あなたが「どうして?」とつい相手のことを気にしてしまうように仕向けているのです。あなたの気を引きたいがために計算された未読無視ですね。
これまでは頻繁にやり取りしていたのに、急に未読無視された。相手には好きな人や恋人もできていなさそう。このような場合であれば、「脈なし」の未読無視ではなく、駆け引きの可能性が高いと言えます。
未読無視の理由4. 連絡に気づいていない
単に連絡に気づいていないという可能性もあります。
例えば、友達からの個人トークやグループトーク、公式アカウントからの通知など、さまざまなLINEの通知が原因で、あなたからのLINEが埋もれてしまっている場合。
もしくは、仕事上でもLINEを使用していて、そちらを優先的に返すために個人のLINEまでチェックできていない場合など。悪気はないけれど、気づかないうちに未読スルーしてしまっていることも考えられるでしょう。
そんなことある?と思う方もいるかと思いますが、人によっては広告LINEを含めて通知100以上溜まっていることはザラにあります。
未読無視の理由5. 返信する気分じゃない、めんどくさい
特に男性に多い理由ですが、返信することを「めんどくさい」と感じている場合。あなたのことがめんどくさい訳でなくても、LINEに返信をする行為そのものをめんどくさいと感じているのです。
「返すことでいつまでもレスが続くのがめんどくさい」「電話にしたい」など、その理由もさまざま。このような相手には、本当に重要な事柄のみを送るようにした方がいいかもしれません。
未読無視の理由6. 体調不良やスマホを無くしたなど、LINEを開けない状況にいる
病気や体調不良、スマホを無くしてしまったなど、LINEを開けない状況に陥っている可能性も。
これまでは未読無視をする人ではなかったし、特に原因も思い当たらない、という場合は不安になると思います。レスポンスの早い人ならなおさらですよね。
例えば、電車にスマホを忘れてしまって、遠方に取りに行くまでの3日間LINEを開けなかった、なんてことも。また、相手が男性の場合、体調不良のときこそ心配をかけたくないと、既読無視ではなく未読無視のままにしている可能性もあります。
未読無視かなと思ったらどうする?未読スルーされた時の6つの対処法とは
ここからは実際に未読スルーされている…もしくは、「既読」がつかないと思っている方に、適切な対処法をお伝えしていきます。相手との関係性も考えてチョイスしてみてくださいね。
未読スルーの対処法1. 気にせず返信を待ってみる
LINEを未読無視されているときの対処法としては、まずは気にせずに返信を待ってみること。
相手は今連絡を取りたくないタイミングなのかもしれません。もしかしたら緊急入院するほどの事態かも。2〜3日は返信を催促しないで、そのまま待ってみましょう。
どうしても返信が必要な内容であれば、待ってから再度連絡を。その際、「○月○日までに返信をください」と記載するといいでしょう。
未読スルーの対処法2. 自分に原因がないか確認してみる
まずは落ち着いて自分に原因がないか、思い返してみることも大切です。あなた自身に何か思い当たる原因はないでしょうか。
もし、自分に原因があると思ったのであれば、早めに誠心誠意、謝罪することも必要です。未読無視の期間が続けば続くほど、相手の気持ちも離れてしまう可能性があります。早め早めに対処した方がいいでしょう。
また、謝罪はLINEで行うのではなく、直接会うか、電話した方が効果的です。
未読スルーの対処法3. 最初の1文を開きたくなる文章にする
通知に出てきてパッと見える最初の1文を、開きたくなるような文章にして送ることも効果的です。
「今日は○○だったよ」のような報告LINEは、受け取った側も開かずに通知をみただけで「そうだったんだ」と自己完結。返信する必要がないと判断して、未読無視になりやすいものです。
また、スタンプの場合も「会話が終わった合図」のように捉えられてしまうことが多いので要注意。
特に効果的なのは質問文。ちょっと現金かもしれませんが、「もうすぐ誕生日だけど何が欲しい?」というような文章だと、相手も「おっ」と思って既読になりやすいでしょう。
未読スルーの対処法4. 他のSNSで連絡をしてみる
最近はLINE以外にも、TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSツールを利用しているという人も多いでしょう。
相手のLINE以外のSNSを知っている場合には、それらの違うSNSから連絡してみるのも1つの対処法です。例えば、Twitterは自由に自分の発言を投稿する場のようなイメージがありますが、LINEの場合は個人間のやり取りなので気を使ってしまうという人もいます。
他のSNSから連絡したときの反応で、未読無視がたまたまなのか、故意なのかも判断ができるでしょう。もしTwitterだとレスが来るという人なら、単にLINEを触っていないだけの可能性があります。
未読スルーの対処法5. 面白い画像や動画を送ってみる
メッセージではなく、面白い画像や動画を送ってみるという方法もあります。
LINEで画像や動画が送られてきた場合、通知には「画像が届いています」と表示されるので、相手は「なんだろう」と思ってLINEを開いてしまうのです。
通知で気をひくことが目的なので、メッセージとセットで送る場合には、必ずメッセージ→画像・動画、の順番で送るのがオススメ。
スタンプでも同様の通知が出ますが、ただのかまってちゃんアピールと捉えられるため、あまり期待できないでしょう。
【参考記事】
未読スルーの対処法6. 共通の友人に相談してみる
共通の友人がいる場合には、相談してみるのもいいでしょう。最近仕事が忙しくないか、体調不良になっていないかなど、何か情報を持っているかもしれません。
付き合って間もない間柄では、相手が未読無視するような人かどうかも分からないですよね。
共通の友人が付き合いの長い人なら、未読無視をよくする人なのか、どういうときに連絡がつきにくくなるのかなど知っていることもあるでしょう。
未読無視されたかも?と思ってやってはいけない2つのこと
次にやってはいけないのが、「未読無視」されたかも?と焦ってしまい、さらにめんどくさい行動に出てしまわないように気をつけないといけません。注意すべき点を2つご紹介します。
未読スルーされた時の注意点1. 何度も一方的にメッセージを送る
まずは、何度も一方的にメッセージを送ること。スタンプの連投も同様にNGです。もし相手が忙しくて確認できていなかっただけの場合、見た時に「ウザい」と思われてしまうでしょう。
どうしても確認する必要のある内容以外、催促は必要ないですよね。また、どうしても急ぎの場合もLINEより電話の方がいいでしょう。
未読スルーされた時の注意点2. 長文のメッセージを送る
文句や言い訳、謝罪を書き連ねた長文のメッセージを送るのもNG。
未読無視されて辛かった心情を長々と送られても、相手からすれば迷惑でしかありません。最悪の場合、今後の関係性も悪くなってしまうでしょう。今後も関係を続けていきたいと思っているのであれば、絶対にやめるべきです。
また、未読無視の状態は、ブロックする1歩手前の状態とも言えます。なんとなくめんどくさくて未読無視しているという状態であれば、長文メッセージが追い討ちとなってブロックされてしまうでしょう。
未読無視されないよう普段から心がけたいこととは?
未読スルーする心理から、未読無視されたときの対処法について解説しましたが、そもそも未読無視されずにLINEを続けたいですよね。
未読無視されないためには、LINEをしていて楽しいと思ってもらうことが大事です。そこで以下にLINEが続くような楽しい会話をするために必要なポイントをまとめました。
- 相手が返信しやすい短い内容を心がける
- 相手の生活リズムや返信頻度に合わせる
- 楽しく話せる内容や、喜ぶ言葉を送る
- ネガティブな内容は避ける
これらを意識してLINEすれば、未読無視で悩むこともなくなるはずですよ。
未読無視に対して一番効果的なのは“深く考えすぎないこと”
未読無視されたときの相手の心理や対処法について述べてきましたが、1番いいのは深く考えすぎないことです。
はっきりと理由のわからないことを考え込みすぎると、「脈なしなのかな」「何か悪いことをしたかな」と、よくない方向にばかり考えてしまいます。相手は今、忙しくて余裕がないだけの期間なのかもしれません。
「忙しいのかな、それなら仕方ないや」「そのうち返信が来るだろう」くらいの気持ちでいるようにしましょう。
LINEは便利なツールですが、同時に「既読無視」や「未読無視」など、人間関係の問題も発生しています。メールと同じだと考えて、SNS疲れしないようにうまく付き合っていきましょう。
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