「終電まだ大丈夫?」は建前。素直になれない“女性の本音”とは
女心は雲のよう。
男性の皆さんが一生悩むであろう“謎めいた女心”。「男は理性の生き物。女は情緒の生き物」という言葉もあるように女性は感情ベースで行動します。だから男性にとっては、先がなかなか読めないし掴みどころがないんですよね。「本音なのか?それとも建前なのか?」その違いがわからず女性に振り回された経験があるすべての男性へ。女性の“本音”と“建前”について紐解いていきます。
大前提① はっきり「No」と言えないのが女性です
わがままで破天荒なタイプなら話は別ですが、男性に対して「No」と言える女性は少ないです。言わないのではなくて“言えない”のが実情。男性ほど物事をストレートに言えないのが女性なのです。まさに男女の性質の違いってやつです。
大前提② 裏腹な言葉を言って相手の反応を伺うのが女性です
裏腹な言葉を言って「相手の反応を伺う」装置がインプットされているのが女性。好きな男性の前だとつい強がって本音を隠してしまいますが、どこかで相手に気づいて欲しいという願望もあります。裏腹な言葉を使って「どこまでこの人は私のことをわかろうとしてくれてるのかな?」とつい探ってしまうのです。
8つの言葉(建前)に隠された、女性の本音
ここから女性がつい好きな男性や彼氏に言ってしまう建前と、その裏に隠された本音を暴露します。女性が言いがちな”あのセリフ”の裏にはどんな本音が隠されているのでしょうか?「建前」=「本音」の構図で8つの言葉をチェックしていきます。女性の本音がわからない(女性のことを分かっていない)、モテない男やメンヘラ男にならないように今すぐ要チェック!
1.「大丈夫だよ。」=「大丈夫じゃない。」
「本当は大丈夫じゃない」のが100%。「大丈夫なの?」と聞いて「…大丈夫」と返ってきたら次の行動はシンプル。「本当に大丈夫なの?」ともう一歩聞いておきましょう。「本当に私のこと心配してくれてるかな?」「本当は気づいて欲しい」というのが女性の本音です。「本当に大丈夫」と改めて返ってきたときも、「でも、無理しないでね」と一言添えられたら大人です。
2.「怒らないから言って」=「早く言わないともっと怒るよ?」
彼女に嘘をついてしまった時、喧嘩しそうな時によく言われそうなフレーズです。率直に言うと、この場合は何を言っても女性は怒ります。被害を抑える方法はたった一つ。早めにワケを言ってしまうことです。すぐに理由を話した方が後で話すよりもまだ小さな怒りで済みます。憂鬱なことこそ、逃げると大事になります。今すぐに、頑張って。
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3.「何でも良い」=「センスの良いものがいい」
女性の「なんでもいい」は「なんでも良くない」ことを心得ておいてくださいね。「センスの良いものだったら何でも良い。ただし、私に最後選ばせて!」ということです。「何でも良いって言ってるし俺の好みで良いかな」と思ってはいけません。ご飯の場所決め、旅行の計画...etc。「何でも良い」という言葉が出た瞬間、二択に絞って“最後は女性に選ばせる”というスキームを駆使しすると丸く収まりますよ。
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4.「私サバサバしてるんだよね」=「本当はすごく傷つきやすいから強がってる」
生粋のサバサバ女子は”自分がサバサバしている”と自覚していません。人に言われてはじめて「ああ。私ってサバサバしてんのね」って気づきます。「自称:サバサバ女子」と本物のサバサバ女子の見分け方は至って簡単。それは「自己申告」があるかないかです。「自称:サバサバ女子」の本性は繊細で傷つきやすい人たちばかり。傷つきやすい弱い子と思われたくないからサバサバ女子を偽って強がっちゃうんです。そんな女性にうってつけの一言はこれ。「サバサバしてると言いつつ、すごく女の子っぽいよね。」と言ってあげると「自称:サバサバ女子」はホッとします。
5.「私と仕事どっちが大切なの?」=「私のこと本当に思ってくれてる?」
「私」と「仕事」を天秤にかけるフレーズ。「私よりも仕事が優先なの?」という意味ではないのです。仕事が大変で忙しいのはわかっているけど、「もう少し一緒にいたい」「もう少し気にかける態度を見せてほしい」といった気持ちが大きくなって「私のこと本当に好き?」と確認をしてしまうのです。たとえメンヘラ女性でなくとも、女性全般にこの風潮は当てはまります。
時間とお金に余裕がある「未来」に向かって男性は仕事に打ち込んでいる人がほとんどでしょう。対して女性が大切にしたいのは「未来」よりも「今」。女性は男性が「今」どれだけ自分に時間をかけてくれるかどうかで愛情の深さを見る生き物です。「今」がなければ先の「未来」はもっと不確かで不安なものとしか映らないのです。一途な男がモテるのは、「今」を大切にしているから。
6.「相談乗って?」=「解決策はいらないから私の話聞いて」
「相談乗って」の裏に隠された裏腹メッセージは「解決策はいらない」ということ。もっと突っ込んだことを言うと「私の考えに同調して」という女性の本音が隠れています。相談の途中で「どうしたら良いと思う?」と女性が聞いてきたら、そこがはじめて正論を言っても良いタイミングです。「どうしたら良いと思う?」という言葉が出てこない場合はひたすら耐久です。「うん、うん」とひたすら聞くのが吉。
7.「終電まだ大丈夫?」=「そろそろ帰りたい」
体調が悪い、なんだか気分が乗らないから早めに帰りたい、というときに思わず言ってしまうフレーズです。「今日は早めに帰るね」とはっきり言いたいけど、ここは女性。はっきり言えません(参考:大前提①)。デートプランをきちんと用意してくれていたり奢ってもらっていたりすると、申し訳なくて中々はっきり言えないんですよね。「はっきり言ってしまうと感じ悪いかな?」という気遣いなんです。終電を確認されたら優しく帰してあげて。
8.「勝手にすれば?」=「待てよ!って言って欲しい」
喧嘩になって頭に来たときについ言ってしまうこの一言。「もういいや!勝手にしなさいよ!」…って諦めてるんじゃないんです。本当は仲直りしたいのになかなか自分から謝れなかったり、自分の気持ちをもっと理解して欲しかったり。ちょっと意地っ張りな女性がつい言ってしまいがちな切ない一言。これも裏腹な言葉です(参考:大前提②)。「勝手にすれば?」と言われたら「わかった」と即答すると事態はさらに悪化します。「勝手にすれば?」は「止めて欲しいサイン」。男性の冷静さを生かして事態を収束させましょう。
本音と建前を見抜く“2つのコツ”
裏腹心理8つのパターンについてご紹介しました。「そんなの気が付かないよ!」と思われた男性も多いですよね?そこでここからは、本音と建前を見抜くシンプルなコツを2つ解説します。シンプルすぎるゆえに中々見落としがちかも。
声のトーンや表情に“本音”が隠されている
声のトーンや表情、仕草に全て答えがあります。いくら口先では肯定していても不満そうな顔をしていたり、明らかに顔が引きつっていたり。女性の表情をよく見てください。「あれ、いつもと違うな?」と日々観察することが、本音と建前を見極める近道になります。
会話の“間”を見逃さない
男「大丈夫?」
女「…大丈夫!(笑顔)」
この「…」が重要。「間」があったら一瞬疑ってください。「なんか怪しいな」と思ったらもう一度「本当に大丈夫なの?」と突っ込んで聞いてみて下さい。会話に間があったら建前を言っている可能性が高いです。
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女性の本音と建前をわかってくれる余裕を。
女って本当に面倒くさい生き物ですね!意地っ張りで中々本音を言わないから「言葉と表情」、そして「行動」が一致しないことが往々にしてあります。ただ、なかなか本音を言わないのにもきちんと理由があるんです。それは「この人なら察してくれるかも」「私の気持ち分かってほしい」と心のどこかで期待したり頼ったりしているから。
女性の気持ちを完璧に理解するのは極めて難しいことですが、少しでも歩み寄ろうとする姿勢を見せることが大切です。歩み寄ることで女性も本音をだんだんと話してくれますし、すれ違いも徐々に減っていきますよ。少なくともモテる男は、そこが上手。面倒くささも可愛いな、なんて思えたら貴方は最高のパートナーです。長続きするカップルになれることでしょう。
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