女性が好きな“優しい人”。その意味を誤解した男たちの悲しき末路
女性が好きな“優しい人”の意味を誤解したら“奴隷”になる。
多くの女性が「好きなタイプは?」と聞かれた時に答える“優しい人”という返答。誰しもが聞いたことがあるでしょう。そう聞いて、「そうか、なら女性に対して優しくすればモテるのか!」と優男に生まれ変わった粋なメンズも多いのでは?しかし、女性が好きな“優しい人”の意味を履き違えたら、最悪の末路が待っているのです…。
“優しさ”の返報性の法則が、逆の結果を生む。
返報性の法則とは
「何かしてもらったら、その分のお返しをする。」
「恩返しを忘れない。」
という、日本文化で慣れ親しんだ素敵な法則です。日本人の骨の髄まで染みこんだ“おもてなし”文化の最高潮とも言えるでしょう。
だからこそ、多くの男性は「優しくしたら、優しくしてもらえる」と思っていますよね?
「精一杯に優しくすれば、自分を好きになってくれる」とか淡い期待をしていませんか?
残念ながら、すべて逆効果です。
返報性の法則があるために、常に優しい貴方は「重たい存在」というレッテルを貼られてしまいます。
優しさの押し付けのようなもの。女性からしたら、その優しさを返せる気がしないよ…と面倒に感じてしまうのです。悲しかな、そして女性の気持ちはどんどん遠くへ。
重い存在から、飽きた存在へ
「重い存在」というレッテルを貼られた貴方。そしてある時、貴方の優しさは飽きられます。貴方に優しくされるのが“当たり前”になってしまうのです。生物学的にも魅力のある男性(オスとして強い男性)とは程遠くなり、女性から無意識に見下された存在に成り下がります。
女性は子宮で考える生き物と言われています。その子宮で考えた時に、“ただの優しい人”である貴方は、子孫を残すに値しない生き物に。
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ヒエラルキー最下層の貴方を待ち受けるのは、ただの下僕生活
女性にとって、貴方は「絶対に優しくしてくれて、何でもやってくれる人」という便利な存在です。貴方が少しでも優しくしないことがあったなら、その瞬間に怒るでしょう。普通の優しさにも慣れてしまったため、常に無理難題を突き付けてくるでしょう。
「なんで電話でないの?」
「終電ないから迎えに来てくれない?」
「今日は奢ってくれないの?」
「誕生日プレゼントはバッグちょうだい!」
「これ調べておいて!」
などなど、要求はどんどんエスカレート。そして多くのただの優しい男(非モテ男=絶対的にモテない男)は、「彼女に優しくしないと!!!」という謎の正義感で彼女の要求に応えてしまうのです。冷静になってください。これはもう恋愛対象外どころの騒ぎではありません。完全に彼女の下僕です。ただの便利な男であり、奴隷、もはや生き物ではなく道具だと思われている可能性もあります。
“あわよくば”は絶対にない。
多くの男性が女性に優しくする根底にある理由は「“あわよくば”付き合いたい」「“あわよくば”夜を共にしたい」「“あわよくば”結婚したい」というゲスい希望的観測があることでしょう。「ちょっと無理難題だけど、ここで優しさを見せれば僕に惚れてくれるかもしれない!」「キツイ要求だからこそ、やってあげよう!」などという下心を持って、優しくしているメンズも多いはず。
でもその下心、女性はとっくに気が付いています。“あわよくば”を狙って優しくし続けている間に、下僕に成り下がり男女のヒエラルキーから抜け出せなくなるのです。
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ただの優しい人(非モテ男)にならないために意識したい「3つのこと」
では非モテにならなために意識したいことを3つレクチャーしていきます!
1. 返報性を期待しない
深イイことを言えば、“あわよくば”を期待して女性に優しくする行動は、本当の優しさではありません。本来の優しさとは、何か返ってくることなど期待せず、目の前の好きな女性が喜ぶことを全力でやることではないでしょうか。優しくする=甘やかす、ではないのです。今この瞬間に好きな子を甘やかしてしまうと、結局はその子が不幸になるかも。そこまで考えることができる男が、ホンモノのいい男です。
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2. 媚びを売らない
好きな子に嫌われたくない、好きな子に頼られたい、好きな子に愛されたい…。語弊を生むような極端な言い方をするなら、こんなクダラナイ考えて自分の価値を下げるなど勿体無い!貴方の人生は貴方のモノであり、目の前の女の子のためのモノではありません。
「僕は好きな女性に人生を捧げるんだ!」という恋愛ドラマを見すぎてしまった方は、どうぞ楽しい下僕ライフを。結局は優しくしていた女性に裏切られ(女性は悪くない)、貴方に残るのは女性に対する怒りなど負の感情だけ…。
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3. 強い“オス”であれ
告白、キス、セックス etc.どれ一つとっても「させてください」というお願いスタンスでするものではありません。人間は元々サルであり動物です。生物学的に強いオスの子を産みたいと思うのが、メスの本能。ヒエラルキーが下の男は、無意識に抵抗感があるものです。本当に優しい男なら、女性を心から褒めて、時には厳しく注意してあげられる、「頼れる男性」を目指しませんか。現にわがままな男がモテるのは、生物学的に魅力があるからに他なりません。
【参考記事】褒めるポイントをマスターして、女性に好かれる褒め上手に▽
さあ今すぐ、“真の優しい人”に。
“ただの優しい人”の可哀想な末路を中心に、真の優しい人になるための考え方を解説しました。少し過激な表現もありましたが、お伝えしたいのはたった一つだけ。「自分も女性も本当に大切にすることができる人こそ、“真の優しい人”である」ということです。表面上の重たい優しさはいりません。貴方のためにも好きな人のためにもなりません。本当の意味で女性を幸せにできる“強い男”になりましょう!
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