大人になっても兄弟の仲が悪い6つの原因|今から関係を改善する克服方法とは?
大人になっても兄弟・姉妹で仲が悪い人の割合はどれくらい?
あるアンケートによると、兄弟姉妹がいる方で、「仲が良い」と答えた方の割合は7割弱だったそうです。
逆に仲が悪いと答えた方の割合は、3割程度でした。
単純に考えると、およそ3人に1人は兄弟・姉妹と仲が悪いということになります。
なぜ3割もの人が不仲になってしまうのか?どうすれば改善するのか?詳しく解説していきます。
兄弟・姉妹で仲良くできない6つの原因|不仲な理由とは?
「小さい頃からずっと、兄弟とは仲が悪いまま…」
「顔を合わせると、イライラするのはなぜ?」
兄弟・姉妹と仲良くできず、悩んでいる人も多いでしょう。
いつから、何が原因で不仲なのかはっきりせず、もやもやすることもあると思います。
そこでここからは、兄弟同士で仲良くできない6つの理由を紹介します。
理由1. 親の接し方に優劣を感じていたから
親は子供たち全員に平等に接しているつもりでも、上の子には厳しく、下の子には甘く接してしまうケースが多いようです。
- 「お兄ちゃん・お姉ちゃんなんだからしっかりして!」とよく言う親だった
- 兄弟喧嘩をすると、理由に関わらず弟や妹が親から守られていた
など、小さい頃の親の態度を思い出してみましょう。
親の接し方で、兄弟間の優劣を意識するような経験があると、大人になっても不平等感を感じてギクシャクしてしまうことが多いでしょう。
理由2. 兄弟同士で劣等感を抱いていたから
まだ幼い子供同士であっても、兄弟で比較しあって、相手に劣等感を抱くことがあります。
- 学校の成績は相手の方が良いことが多かった
- スポーツや部活動などで、相手が自分よりも活躍していた
など、幼い頃の兄弟・姉妹との関係を思い出してみましょう。
相手が自分よりも優れていたため一緒にいて居心地が悪かった場合は、大人になってもその距離感のままのことが多いですよ。
理由3. 下の子への嫉妬心があったから
弟や妹と仲良くできないのは、下の子ばかりが甘やかされて、自分は甘えられなかったと感じているからかも。
- 自分で部屋の掃除をしていたのに、弟や妹は親に片付けを手伝ってもらっていた
- 自分は早くから歩くように言われていたのに、弟や妹はいつまでも抱っこしてもらっていた
など、幼少期のことを思い出してみましょう。
「自分だって甘えたかったのに」「なんで弟や妹だけが甘えられるの?」という嫉妬心が、下の子と仲良くできない原因になっているのです。
理由4. 三兄弟の中で、性別が違ったから
3人以上の兄弟の場合、他の兄弟と性別が違うと、やりたいことや話したいことが違っていた可能性があります。
そのため、他の兄弟と仲良くできないのは自分だけが仲間はずれにされているかのように感じていたからかもしれません。
- 自分は女性で他は男性だったので、遊ぶものが違っていつも一人で遊んでいた
- 自分以外は女性だったので、興味のあることが違って話が合わなかった
など、女性と男性では気になることや話題などが合わないので、疎外感がずっと残っていると考えられます。
理由5. 兄・姉が乱暴な性格だったから
下の兄弟が、兄や姉と不仲なのは、兄・姉が乱暴な性格で自分が勝てる気がせず、関わろうとしなかったからかも。
- 兄・姉は喧嘩すると叩くなど暴力を振るってきた
- 話していると、兄・姉からダメ出しされることが多かった
など、兄・姉からされたことを思い出してみましょう。
特に年の離れた兄や姉が乱暴な性格だと、年齢差もあって最初から「勝てる」とは思えなかったはず。
嫌な思いをしたくなくて、兄・姉との接触を避けようとした結果、不仲になったと考えられます。
理由6. 見た目の違いで、周りの態度が違ったから
兄弟で顔が全く違い、劣っている方が周りからの態度の違いに敏感になって、コンプレックスに感じると兄弟仲が悪くなることがあります。
- 格好いい方は男女ともに人が集まってきたけれど、劣っている方は友達が少なかった
- 「◯◯ちゃん、美人になったね〜!△△ちゃんは……可愛くなったね〜!」など、言葉に詰まる人が多かった
など、見た目の違いで不平等に感じることが多いと、相手との距離感が遠くなってしまうでしょう。
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