家庭環境が悪い人の9つの特徴|育った環境が子供に与える影響とは?

HaRuKa 2022.03.18
悪い家庭環境で育った人の性格や特徴を知りたい方へ。本記事では、悪い家庭環境で育った人の性格や特徴から、悪い家庭環境で育った人との上手な付き合い方まで解説します。

【親御さん向け】家庭環境が悪いことで子供に与える影響とは?

家庭環境が悪いことで子供に与える影響とは

「家庭環境が悪いと子供はどうなっちゃうの?」

「子供の変化に早く気づいて家庭環境を改めたい!」

子供を育てている人なら、誰だって自分の子は良い性格に育ってほしいと思うでしょう。

家庭環境が及ぼす影響を知っておけば、早い段階で気づいて環境改善することもできるはず。

ここでは、悪い家庭環境によって子供がどうなるか詳しく解説していきます。


影響1. 幼い頃から人の顔色ばかり伺って接する子供に育つ

些細なことで怒られてばかりいると、良い子を演じなければいけないという心理が大きくなり、本心を出せなくなってしまいます。

例えば、服をちょっと汚しただけでも怒られていたような子供は、キャンプへ連れて行っても他の子のように思い切り楽しもうとしません。

本当は皆と遊びたいのですが、「汚れちゃったらダメだから」「僕は見てるだけで楽しいよ」と言って我慢してるのです。


影響2. 親の気を引くために目立ちたがり屋になる

両親にかまってもらえた経験が少ないため、自分に関心を持ってもらおうとして悪目立ちする行動が多くなります。

映画館へ行って上映中なのに大きな声を出したり、人混みの中なのに暴れまわったり、他の子供のように大人しくしていることができません。

周りに迷惑なことであっても、「怒ってもらえた」「自分のことを見てもらえた」と実感できることが嬉しいのです。


影響3. 自己犠牲精神が強くなる

家庭環境が悪いことで子供に与える影響とはは自己犠牲精神が強くなる

自分は価値のない人間だと思い込むようになり、自分が損をしてでも他人のために尽くすことで存在意義を得ようとします。

恋人とデートするたび高価なプレゼントをあげたり贅沢なディナーをごちそうしたり、彼氏(彼女)が「無理しすぎてない?」と心配してもやめようとしません。

「これだけすれば自分を大切な存在と思ってくれる」と疑わないので、お金が足りなくなったら借金までして奉仕するのです。


影響4. 怒りの感情をコントロールできなくなる

「自分ばかり辛い思いをして不公平だ」という心理が強くなり、他人にも同じ気持ちを味わわせてやろうと振る舞うようになります。

些細なことに対しても怒りがちで、同じスポーツチームの仲間が小さなミスをしても「お前はグズだ」「やめちまえ」と罵り、時にはしつこく嫌がらせを続けることも。

いずれも自分の体験がトラウマになっており、親にされたことと同じようなことを他人にして発散しているのです。


影響5. 食べ物の好き嫌いが増える

親の食育が甘く、嫌いな食べ物を残しても注意されずに育ったため、偏食や食わず嫌いが多くなってしまいます。

給食の時間も嫌いな献立だと「いらない」「お腹いっぱい」と言って手を付けず、どんなにお腹が空いていても食べません。

先生が「栄養になるからちょっとだけ頑張ってみようか」と励ましても、「嫌なものは嫌なの!」と泣き出してしまうでしょう。


影響6. ストレス発散が苦手な子供に育つ

家庭環境が悪いことで子供に与える影響とははストレス発散が苦手

ちょっとしたわがままを言ってもひどく怒られてばかりだと、自分の気持ちを表に出さないようになってしまいます。

子供心にかなり無理をしているのでストレスが積み重なっていき、いつか爆発してしまうような大人に成長しがち。

溜まったストレスの発散法が自傷行為になってしまったり、反対に誰かを傷つけなければ発散できなかったり、歪な行動が目立つようになるでしょう。


影響7. 思いやりの心が芽生えない

放任主義で他者との接し方をきちんとしつけない親だと、子供は自己中心的で協調性のない性格になってしまい、他人と良好な関係を保てなくなってしまいます。

学校で文化祭の準備を皆が頑張っているのに、「面倒だからやりたくない」と他人事。

友達から「同じクラスなんだから手伝ってよ」と言われても、「自分が手伝わなくたって何とかなるでしょ」と平気で口にし、その場の空気を読もうとしません。

自分のしたいことが最優先で、相手がどう思うかなんて想像できなくなってしまうのです。


悪い家庭環境で育った人とは、話す内容に気をつけて接してみて。

「この人の性格って歪んでいるかも」と感じたら、その人の家庭環境は悪かったのかもしれません。

浅い付き合いの友達ならその時だけ我慢すればいいでのですが、恋人同士や夫婦だと一緒にいる時間が多いから振り回されてばかりで疲れてしまいますよね。

早く直ってくれれば良いのですが、悪い家庭環境で形成された性格は、接し方次第で良くなる軽度のものもあれば、一生直らないかもしれない重度のものまであります。

もし身近な人の性格が悪い家庭環境の特徴に当てはまるなら、今回の記事を参考にして上手な付き合い方を模索してみてください。


【参考記事】はこちら▽

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