弱音を吐く人の“8つの心理”。落ち込んでいる人にかける言葉の正解とは?
弱音を吐く人の8つの心理|ネガティブ思考になっている人の理由とは?
「弱音を吐く人ってどんなことを考えているんだろう?」
「何が目的で弱音を吐くのか知りたい。」
年上でも年下でも弱音を吐く人って結構いるけど、どんなことを考えているのかわからなくて困ってしまいますよね。
でも、弱音を吐く人の心理を知ればその人に寄り添うことができるようになりますよ。
ここからは、弱音を吐く人が何を考えているか、その心理と特徴を紹介します。
- 自分を認めて欲しい
- 「頑張れ!」と言ってもらいたい
- 本当に困っていてアドバイスが欲しい
- 共感して欲しい
- 自分の努力に疑問を感じている
- 相手の気持ちを探りたい
- 責任を他人に押し付けようとしている
- 相手を信頼していて甘えている
心理1. 自分を認めて欲しい
人が弱音を吐く時は、何か嫌なことがあって自己肯定感が低くなっている可能性が高いです。
だからこそ、誰かから「あなたは大丈夫だよ」とか「あなたは悪くないからね」と優しい言葉で自分のことを認めてもらいたいと、思っているのです。
心理2. 「頑張れ!」と言ってもらいたい
今までやったことがないことに踏み出す時、自分の能力では難しいかもしれない仕事に取り掛かる時など、人間は弱気になってしまうことがあります。
そんな時に、「君ならできるからがんばれ!」と信用している人に一押ししてもらい、活を入れてほしいと思い弱音を吐くことがありますよ。
心理3. 本当に困っていてアドバイスが欲しい
人間誰でも、自分一人ではどうしようもない状態に追い込まれてしまうことがあります。
そんな時、本当に解決策が見つからず、「どうしたらいいんだろう?」とわからなくなって弱音を吐いてしまうことも。
ただただ、今の状況から抜け出したい一心で、アドバイスをもらったり、冷静な目で状況を分析してもらったりして、助けて欲しいと思っているのです。
心理4. 共感して欲しい
人間は不安になればなるほど、「誰かと一緒にいたい」「安心や共感を得たい」という親和欲求が強くなります。
不安が原因で弱音を吐いている場合、誰かに共感や同情をしてもらうことで、不安を紛らせようとしているのです。
心理5. 自分の努力に疑問を感じている
誰にだって何をやっても上手くいかない時もあるものです。
そんな時、どれだけ努力しても結果が伴わないことに弱気になってしまい、「自分のやり方が間違っているのかもしれない」と疑問を感じて、弱音を吐いてしまうのです。
心理6. 相手の気持ちを探りたい
人間関係に悩んでいると、相手のことを信頼していいのかどうかが自分では判断できなくなることがあります。
人は相手がピンチの時にこそ、本音が出やすいと言われています。
そのため、弱音を吐いてあえて自分が窮地に陥っていることをさらけ出し、相手が自分のことをどう思っているか探ろうとしているのです。
心理7. 責任を他人に押し付けようとしている
自分一人では到底出来ないような仕事を押し付けられることもあるものです。
そんな時、周囲に助けを求められない人は、
「こんな大変な仕事自分一人には無理だよ」
と弱音を吐いて、
「君のせいじゃないよ、それは仕事を割り振った〇〇さんが悪いよ。」
と同情してもらい、他人に責任転嫁したいのです。
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心理8. 相手を信頼していて甘えている
男性の場合は特に、職場等で自分の弱みを見せるとライバルに足元をすくわれたりピンチになることが多くなります。そのため、誰にでも弱音を吐くと言うことはありません。
もし、あなたの前で弱音を吐いているのなら、本当に信用できる相手、安心できる相手だと思っている証拠でしょう。
特にあなたが女性だった場合は、男性は本当に心を許した異性にしか弱音をはかないので、相当心を許しているといえますよ。なんなら、恋愛対象として見られているかもしれません。
弱音を吐く人への正しい対処法|相手のためになる聞き方のコツとは?
「仲のいい女性がよく弱音を吐くんだけど、どう対処するのが正解なんだろう?」
「自分だけに弱音を吐いている人に好印象な慰め方ってある?」
弱音を吐いている人を助けてあげたいけど、上手く対応するのって難しいですよね。
上手く対応することができれば、脈なしだった女性が脈ありになったり、友達との人間関係が円滑になったりするかも。
ここからは、弱音を吐く人を上手く対処する方法を紹介していくので参考にしてみてくださいね。
対処法1. 「何があったの?」と話を詳しく聞いてあげる
プライドの高い人は、弱音は吐いたとしても、自分からは具体的に何があったのかについて、話してくれません。
落ち込んだり、拗ねた様子の人が弱音だけを吐くようなら、こちらから「なんで落ち込んでるの?」「何か嫌なことあったの?」とさりげなく聞いてあげましょう。
あなたから寄り添って声をかけてあげることで、話しやすい雰囲気になり相手も悩みを相談しやすくなるでしょう。
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対処法2. まずは慰めてあげる
弱音を吐く理由は、弱気になって誰かに自分の頑張りを認めてほしいと思っているからかもしれません。
そんな時は、
「〇〇君(さん)はものすごく頑張ってるよ」
「それだけ我慢して偉いね」
「大変だったね。辛かったね」
「俺だけはいつでも味方だよ」
と言って慰めて、勇気づけてあげるといいでしょう。
弱気になっていた相手も、「自分の頑張りをわかってくれる人がいるんだ」と、安心してあなたに頼りがいを感じてくれるはず。
対処法3. 必要なら具体的なアドバイスを送る
どうすればいいのか分からず、混乱していることが原因で弱音を吐くこともありますよね。もし相手がそのような状況なら、具体的なアドバイスをしてあげると悩みを解決できるかも。
ただし、一方的に自分目線で全てのことにアドバイスしてしまうと、相手のプライドが傷つけられてしまう恐れがあります。
「どこらへんなら私が手伝っても大丈夫?」と共同で改善していくことが伝わるような聞き方をしてから、相手が欲しいところのアドバイスをしてあげると良いでしょう。
そうすれば相手のプライドを守りながら、悩みを解消してあげることができますよ。
対処法4. 時には強い言葉で叱る
自業自得で窮地に陥り、弱音を吐く人も中にはいます。そんな相手にまで、優しくしていると相手の為にもよくありません。
締め切り間際まで、だらだら過ごしていた人間が「もう駄目だ、自分の力では間に合わない」と弱音を吐いていたら、
「自分がぎりぎりまで何もやらないのが悪いんだよ」と言葉にして叱ってあげましょう。
職場の仲間だったりしたら、甘やかすと他の同僚にも迷惑が及んでしまいます。しっかり叱って、相手の心を入れ替えさせることが必要です。
対処法5. 優しい相槌を打ってあげる
弱音を吐く時の心理状態はとにかく不安でしょうがないものです。
不安でいっぱいの相手が弱音を吐いていたら、とにかく優しく聞いてあげるのが一番。
「そうだね」
「わかるわかる」
「頑張ってるね」
「大変だったね」
「大丈夫だよ」
と、優しい言葉で相槌を打って、相手の思っていることを聞いてあげると良いでしょう。
優しく聞いてもらいながら、自分の胸の内を全て打ち明けられたら、安心感を得られて満足してくれますよ。
対処法6. 安易に同情はしない
弱音を吐く人の中には、ただただ同情を誘いたいだけという人もいます。
そんな相手からの弱音や悩みを全て受け入れていると、相手はあなたに甘えすぎるようになり、やがて大きな負担になってしまうかもしれません。
弱音を吐いている人が同情を買おうとしているなと感じたら、
「そうなんだ」
「へー」
「そういうもんなんだね」
「自分は手助けできなそうかな」
と答えるに留めて、安易に同情しない方がが賢明です。
対処法7. 頻繫に弱音を吐くなら距離を置く
あまりに弱音ばかり吐く人は、過保護な環境で育ったりした影響で、大人になっても子供のように甘えの感情が強いままな可能性が強いです。
助言をしてあげても、物事がうまくいかなかったりしたら、「助言のせいで失敗した」とあなたに責任を押し付けてきたりして、あなたが損をすることになるかも。
面倒なことに巻き込まれて疲れ果てる前に、その人が弱音を吐き出したら話を聞かないようにするなど、距離を置いた方がいいでしょう。
弱音を吐く人が嫌がる4つのNG行為|友達や恋人にやってはいけないことは?
「弱音を吐く人にやったらいけないことってある?」
「友達の弱音を聞いてる途中で質問してもいいのかな?」
弱音を吐いている人は、色んな事に敏感になっているので、何をしたらいけないのかしっかり知っておきたいですよね。
特に大事な友だちや恋人が相手だった場合、反応の悪さが原因で疎遠になってしまうことも…。
ここからは弱音を吐く人が嫌がるNG行為を4つ紹介します。しっかり把握して、相手を傷つけないようにしましょう。
NG行為1. 否定する
相手は自分のプライドを捨てて弱音を吐いてくれています。
せっかく「この人ならわかってくれるかも」と信頼して弱みをさらけ出しているのに、否定してしまうと、自尊心が傷つき、あなたのことを信頼しなくなってしまいます。
否定してしまうと、二度とあなたには弱音を見せなくなるので注意しましょう。
NG行為2. 話の途中で質問をする
ストレスが積もりに積もったことがきっかけで弱音を吐くことが多いです。
とにかく全部吐き出してスッキリしたいという思いが強いので、途中であなたから質問を挟まれると、中途半端な気持ちのままになってしまいます。
相手が思っていることを吐き出しきるまでは質問は控えるようにしましょうね。
NG行為3. 上から目線でアドバイスする
弱音を吐く人は大抵の場合、同情して欲しいだけです。
「何かうまいやりかたないかな?」などとアドバイスが欲しいと言葉にしない限りは、アドバイスをしないほうが賢明。
勝手にアドバイスし始めてしまうと、うざいと思われ信頼を失ってしまいます。
アドバイスは求められた時だけするようにしたり、「困ったことがあったら頼ってね」としたから伺う程度にとどめておきましょう。
NG行為4. 話を後回しにする
相手はプライドを捨てて、意を決して弱音を話そうとしてくれています。
「ちょっと忙しいから後にしてくれる?」といって後回しにしてしまうと、「自分のことを真剣に考えてくれないんだ」と思って信頼をなくすきっかけに…。
タイミングを逃してしまうと、二度とあなたのことを頼ってくれなくなるので、大事な人なら絶対に後回しにしないようにしましょう。
弱音を吐く人のタイプに合わせて、上手に対応してあげよう。
弱音を吐く人の心理から対処法、やってはいけないNG行為を解説致しました。
もし、友達や恋愛対象の異性が、せっかく自分のことを信頼して弱音をみせてくれたのなら、どうにか上手く対処して、悩みを解消してあげたいと思いますよね。
今回紹介した対処法を実践し、NG行為をしないようにすれば、きっとあなたに頼って良かったと思い好意を持ってもらえるので、頑張って下さいね。
【参考記事】はこちら▽
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