処世術(しょせいじゅつ)の意味とは?世渡り上手な力を身につける7つの方法
処世術を身につける7つの方法|世渡り上手になるコツとは?
「不器用な私でも処世術は身につけられる?」
「世渡り上手になって人たらしになりたい!」
『処世術』と聞くと、特定の人だけの難しい技術のように思ってしまいますが、誰でも身につけることができます!
どのようなことをすれば処世術を自分のものにできるのか?ここでは、処世術を身につける方法を具体的に解説していきます。
- どんな時も笑顔で接する
- 無駄なプライドは捨てる
- 人を褒める時は具体的に褒める
- 周囲の人をよく観察し、情報を手に入れる
- 行動をする前に、物事の優先順位を決める
- 相手の意見をまず聞き入れる
- 言うべきタイミングで意見を述べる
身につける方法1. どんな時も笑顔で接する
仕事で忙しい時や大変な時も上機嫌でいると、上司や職場の同僚から「感じが良い人だな」と好かれるようになります。なので、どんな時も明るく笑顔で接するようにしましょう。
- マメに鏡を見るようにして、いつも口角を上げるようにする
- 嫌なことがあっても、深呼吸などをしてその場で気持ちを切り替えるようにする
など、笑顔をキープするスキルを身につけると、会社だけではなく社会生活でも世渡りが上手い人になれるでしょう。
注意点として、自然な笑顔で相手から好印象を持たれるように、口だけではなく目尻も下げることを意識して笑うようにしてくださいね。
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身につける方法2. 無駄なプライドは捨てる
自然体でありのままの自分を見せると、周囲の人から「正直な人だな」と思われて良い印象を持たれます。
ありのままの自分でいるには、
- 「それ知ってるよ」などと知ったかぶりをしない
- 自分がわからないことは「わからない」と認める
- 自分には難しい仕事なのに「できます」と言ってしまうなど見栄をはらない
など、無駄なプライドは持たないようにするのがポイント。
人と張り合ったり、背伸びして自分を大きく見せたりようとせず、等身大の自分でいるようにしましょう。
身につける方法3. 人を褒める時は具体的に褒める
良かったことを具体的に褒めてもらうと、「あのことを褒めてもらったな」と心に良い印象が残ります。
なので、誰かを褒める時は、漠然とした褒め言葉よりも良かったことを具体的に言うようにしましょう。
- 「格好いいですね!」よりも「今日のネクタイ、スーツの色に合っていて素敵ですね!」
- 「プレゼン良かったよ」よりも「グラフが見やすくて、よく理解できたよ」
など、とにかく具体的に褒めるのがポイント。
注意点は、「わざとらしい」と思われないこと。本人が恥ずかしくなるような大袈裟な表現で褒めすぎないようにしてくださいね。
身につける方法4. 周囲の人をよく観察し、情報を手に入れる
仕事の関係者から自分の好きなものを渡されたり、家族の話をされたりすると嬉しくなって「いい人だな」と好印象に繋がります。
なので、世渡り上手になるには、相手が喜ぶことを知って人の心をつかむ「人たらし」になりましょう。
まずは、相手のことを知るために、その人がどんな人なのかよく観察します。
- どんな飲み物・食べ物が好きなのか
- 家族構成はどうなのか
- どんな趣味があるのか
など、相手に「よく知っているな」と思ってもらうために、できれば仕事以外の情報をゲットするのがポイント。
不審に思われないように、日頃の言動などから入手するようにしましょう。
身につける方法5. 行動をする前に、物事の優先順位を決める
スムーズに物事が進められると、仕事がサクサク進んでチャンスをつかみやすくなります。
なので、物事を上手く進めるために、仕事では前もって物事の優先順位を決め、効率よく進めるようにしましょう。
優先順位の決め方は、
- 納期などの関係で緊急性が高く、重要性も高い
- 納期に余裕はあるけれど、会社にとって重要性が高い
- 緊急でも重要でもない
など、緊急度や重要性などを考慮して考えるのがポイント。行き当たりばったりで行動せず事前に順位を決めることで、効率的に結果が出せますよ。
身につける方法6. 相手の意見をまず聞き入れる
人に自分の意見を聞いてもらえると嬉しくて、「この人の話を聞いてみよう」と好印象を持ってもらえます。
なので、自分の意見があっても、まずは相手の意見を聞き入れることが大切です。
例えば部下がミスをして言い訳しても、途中で遮るのではなく最後まで話を聞いてから、自分の考えを言ったり指導したりするようにしましょう。
すると相手は、あなたに意見を聞いてもらえたことに安心して、あなたからの言葉を真剣に受け止めるはず。
注意点は、真剣に聞いていることを示すために、相手の目を見て意見を聞くようにしてくださいね。
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身につける方法7. 言うべきタイミングで意見を述べる
目上の人は、イエスマンや無難な意見を言う人は信用しません。なので、必要な意見はちゃんと上司に言うようにしましょう。
ただし上司も忙しいので、緊急度や重要度が高い意見などに絞ります。
また、上司が忙しいと「こんな時に言ってくるな!」と印象を悪くするので、上司に余裕がある時に話すことが大切。
上司に話すタイミングは、
- 始業前、上司が出勤してきた時
- お昼休みに入る前と終わった直後
- ミーティング直後
など、とにかく上司が仕事に区切りをつけた時がポイント。あらかじめ要点をメモに書いておくと、言いたいことがスムーズに伝わりますよ。
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