何事にも動じない人の心理と特徴|メンタルを本気で鍛える4つの方法とは?

HaRuKa 2024.04.27
自分が想定してないことが起こると、ついつい焦ってしまう...と悩んでいる方へ。この記事では、動じない人の特徴や心理について詳しく解説します!

そもそも「動じない」の意味とは?

「動じない」の意味とは

「動じない」とは、肝が据わっていて外的な要因では感情が動かない、心が動揺しないという意味。

いきなりの出来事に対して驚いたりしないのはもちろんのこと、悲しみなどの感情にも強い人が多いです。

動じない人のことを「メンタルお化け」ということもありますよ。


「気にしない人」との違いとは?

動じない人とは、想定外の出来事に対しても、感情に左右されない強い心を持っている人です。

気にしない人というのは、感情に左右されないというよりも、他人に興味がなかったり、言われたことをそもそも受け止めない人のこと。

ある出来事があっても気持ちがぶれないのが動じない人、ある出来事をそもそも受け流す人が気にしない人というイメージになります。


動じない人の4つの特徴|肝が据わってる人の共通点とは?

動じない人とは?共通する特徴

「すぐに感情的になるのをやめたい…」

「何事にも動じない人になるにはどうすればいいの?」

何か起きたらすぐに焦ってしまったり動揺しやすい人は、動じない人に憧れている方も多いでしょう。

ここからは、何事にも動じない人の特徴を紹介していきます。どんな共通点があるのか見ていきましょう。


特徴1. 常にマイペースで落ち着いている

物事に対して感情が大きく動く事がないので、常に一定のペースで行動することができます。

何が起こっても落ち着いている、その人の周りにはゆったりとした時間が流れているような人が当てはまりますよ。

例えば、失礼な人に出会ったり、いきなり飲み物をこぼされたりしても動じません。

肝が据わっているので他人から何かされても、感情に影響が出ないのです。

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特徴2. トラブルが起こっても冷静

出来事と感情を切り離して考えることができるのが動じない人の特徴。

全てのことに冷静かつ的確に対処できるので、リーダー的な存在であることが多く、皆をまとめる能力に優れています。

仕事でトラブルがあったとしても動揺することはもちろんありませんし、部下がミスをしてしまったとしても怒鳴りつけるようなことはしないのです。

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特徴3. 大抵のことでは感情を表に出さない

動じない人の特徴は感情を表に出さない

そもそも動揺するタイプではありませんが、何かがあっても感情が表に出ないのが動じない人。

怒ることが少ない点は良いかも知れませんが、あまり笑いもしないという特徴があります。そのため、周りからは「何を考えているかわからない」と思われることも。

異性に振られてしまったり、お笑いを見たりしても、感情に出さない人が多いですよ。ただ、本人からするとちゃんと顔に出してると思っていることもあります。


特徴4. 気持ちを切り替えるのが上手い

動じない人は、他の人が数日引きずるようなことでも、数分で立ち直ることができます。

くよくよしていても仕方がないと思っているので、一瞬で気持ちを切り替えるのです。そのため、周りからは動じていないように見えるでしょう。

こういうタイプの人は頭の回転も速いので、次にどうすればいいのかを瞬時に考えて行動に移す事ができます


何事にも動じない人の5つの心理|気持ちがぶれない理由とは?

動じない人の心理

特徴を読んだあなたなら、どんな人が動じない人なのか見分けられるようになったでしょう。

しかし、どうやったらそんな行動を実際にできるのか気になりますよね。

ここからは、動じない人の心理を見てきましょう。


心理1. 焦っても仕方がない

動じない人は、どんな出来事があったとしても、それに対して焦っても結果が変わらないことを分かっています。

そのため、冷静に物事を考えて行動に移せる人が多いでしょう。


心理2. やれるだけのことはやった

最大限の努力をした自信があるので、ドーンと受け入れる覚悟ができているのも動じない人に多い心理。

やれるだけのことはやっているから、これでもし失敗したとしても後悔がないのです。そのため、どんな結果になろうと堂々としていられます。


心理3. 自分が驚くとみんなが不安になってしまう

動じない人の心理は自分が驚くと皆が不安になる

リーダーという立場的に皆を引っ張っていかなければいけない人は、責任感から意識的に落ち着いて行動しようとしている場合があります。

周りから見ると動じない人のように見えますが、内心不安や焦りがあることも…。


心理4. 期待していない

動じないと聞くと何だか良いイメージを抱きますが、そもそも自分に期待していないというタイプの人もいます。

仕事で、普通の人であれば「どうにかしないと評価が下がってしまう」と焦るところを、既に諦めているタイプの人は「今回はどうせ駄目だろうから次頑張れば良いや」と思っています。

そもそも自分の中で腹をくくっているので、どんな事があっても平常心でいられるのです。


心理5. 絶対的な自信がある

これまで並々ならぬ努力をしてきたなど、他の人より絶対に優れた才能があるという自信が動じない心を作っている場合もあります。

常に前向きに考えているタイプなので、もし失敗したとしても「自分はまだ成長する余地がある」と考えるので、一喜一憂したりはしません。


何事にも動じない人になる4つの方法|強いメンタルを手に入れるコツとは?

動じない人になるには

「強い心は誰にでも手に入るの?」

「私も動じない人になるにはどうすればいいのかな?」

何事にも動じないというのはとても難しいため、なれる人は限られているように思えてしまいますよね。

しかし、方法をしっかりと理解していれば、どんな人にもなれる可能性がありますよ。

ここでは動じない人になる方法を紹介していきます。


方法1. 動じない人になりたい目的をはっきりとさせる

動じない人になるために必要なことは、継続力

そのために、

  • どうして揺らがないメンタルを手に入れたいのか
  • 自分のためか?周囲のためか?

という、自分の目的をはっきりさせておきましょう。目的が明確になることで、途中で投げ出さずに継続できるようになるでしょう。

性格を変えるのは一朝一夕で叶うものではないので、納得できる理由があればあるほど、努力の度合いに繋がりますよ。


方法2. 自分の限界まで努力をする

動じない人になるにはは自分の限界まで努力する

やり残した後悔がなくなるほどの努力をすることで、「もっとやっておけば良かった」と思う余地がなくなります。

「ここまでやってダメなら仕方ない」とキッパリ諦められるようになるでしょう。

そのために大事なことは、時間を有効活用すること。

自分が努力する時間を確保するために、休日や電車移動など隙間時間も全て勉強や仕事にまわして、これでもかというくらい努力してみてくださいね。


方法3. 常に最悪の状況を想定して行動する

人間は想定していない出来事や、自分には対応しきれないと感じてしまった時に動揺してしまいます。

普段から何も考えずに行動していることが、動じてしまう要因になっているのです。

だから、初めから最悪の状況を考慮しておくことで、冷静に「はいはい、想定内です」と対応できるようになりますよ。

考えておくコツは以下になります。

  • 予定が崩れた場合の代案を作っておく
  • 失敗した時の対応を考える
  • 事故等に備えて保険に入っておく

など。人生は予定通りにいく事の方が少ないです。うまくいかないと思って計画を立てておくことは色々とメリットが多いですよ。


方法4. 何か起きても「乗り越えられることしか起きない」と前向きに考える

精神論になりますが、前向きに考えられることが動じない心に繋がります。

すぐに動揺してしまう人は、冷静に考えられずに無力感を感じたり、事を大きく捉えすぎている場合があります。

だからこそ、どんなトラブルすら「なんとかなる」「いつか解決できる」と前向きに考えるようにすることで、ある程度のことを乗り越えられるメンタルが手に入ります。

  • 普段から「なんとかなる」を口癖にする
  • 後ろ向きになっていると感じたら切り換えられるきっかけを見つけておく
  • 事前準備をしっかりと行い、自信をつけておく

など、自分の感情を客観的に観察して対応していくことが大切ですよ。


動じないメンタルを手に入れたい方におすすめの本3選

動じないメンタルを手に入れたい方におすすめの本

メンタルを成長させるためには時間もかかりますし、動じない人になるためには知識と行動力が必要になります。

自分に合った方法や、他の人の経験を知りたいという人には読書がおすすめ。

ここからは、3冊のおすすめの本を紹介していきます。気になる本があったらぜひ手に取ってみてくださいね。


おすすめの本1. 「動じない心」をつくる85の言葉

「動じない心」をつくる85の言葉

動じない心が欲しい理由は様々あると思いますが、穏やかな人生を送りたいからという人もいるでしょう。

この本には自分の心をコントロールし、幸福で穏やかな人生を送るための言葉が書かれています。

「動じない心をつくる」言葉が、見開き2ページ使って紹介されており、禅僧の言葉などの動じない心を作るヒントが数多く掲載されているので、ぜひ参考にしてください。

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おすすめの本2. 自分を強くする動じない力

自分を強くする動じない力: 面白いくらい実力を発揮していく7つの法則 (単行本)

この本には、「緊張の取り方」や「体の使い方」など誰にでも参考にできる実践方法が書かれています。

ビジネスの場で堂々としていたい、緊張せずに実力を発揮したい、男らしい揺らがない態度でいたいなど、現実的な問題を解決したい人はおすすめです。

「下腹を刺激する」などの体の話から、「ゲームを捉えて取り組む」など思考の部分へ解説もしてくれています。

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おすすめの本3. 「動じない」心のコツ

「動じない」心のコツ

誰しも日常な些細なことにクヨクヨしてしまう経験があるでしょう。

そんな人には、この本から禅の教えを学ぶことをおすすめします。

禅というと難しいイメージがあると思いますが、誰もが共感できるような物の考え方を説いてくれますよ。

人間関係や将来の悩みなどの具体的な事例に対して、悩みを解決してくれる本です。

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自分でメンタルを鍛えて、動じない人を目指してみて。

動じない心は訓練で誰もが身に着けられる技術

動じない心は、穏やかな人生を送る上でとても大事なこと。

一見習得は難しそうに見えますが、何事にも動じない心というのは特別な能力ではなく、訓練で誰もが身に着けられる技術なのです。

時間はかかるかもしれませんが、幸福な人生を手に入れるために今回紹介した方法でコツコツと努力していきましょう。


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