【心理】同調行動とは?周りを真似する人の“メリット&デメリット”
いいこともある!同調行動をすることで得られる5つのメリット
同調行動におけるデメリットを解説しましたが、不安になる内容が結構多かったですよね。
しかし、同調行動にはデメリットだけでなくメリットもたくさんあります。
ここからは、同調行動をすることで得られるメリットや、その理由を解説。
職場でも恋愛でも活かされる、同調行動のメリットを把握しておきましょう。
メリット1. 人付き合いが円滑になる
同調行動をすることで、同じ意思を持っていることをアピールできます。
人は自分と同じ意思を持つ人に親しみを覚えるため、心理的な距離が近づいて人間関係がスムーズになることも。
また、好きなことにだけ賛同するのではなく嫌いなことも一致すれば、さらに仲間意識が強くなります。
結果的に信頼関係が生まれ、困った時に助けてくれたり相談に乗ってくれたりと、円滑な関係を築きやすくなりますよ。
メリット2. 「周囲と同じ」と感じることで精神的に安定する
同調行動を好む人は、周りと同じであることで安心感を得やすいです。特に、日本人はその傾向が強いといわれています。
周囲に合わせることで「異質ではない」「うまく溶け込めている」と感じ、「嫌われることはないだろう」と安心できるでしょう。
例えば、会社や学校の規則やルールを守って、周りと行動や価値観を共有することで、「自分は間違ってないんだ」と安心感を得て精神的に落ち着けます。
メリット3. いつでも効率的な選択ができる
周りに合わせる同調行動を逆手に取れば、悩んだときやわからない時に役立ちます。
例えば、お店選びに悩んだらみんなが美味しいといっているお店を選んだり、道に迷ったら多くの人が向かっている方向についていったり。
悩んだときに周囲に合わせれば、ある程度正解に近い選択ができるのです。
自分でいちいち考えたり調べたりするのを省略しながらも、失敗が少なくて済む点はメリットといえるでしょう。
メリット4. 仕事で活用できる
同調行動は相手に合わせる行動なので、組織に属している人や多くの人と接する機会が多い人なら、同調行動は大きな武器にもなります。
社内では当たり障りなく過ごすことができ、営業などでは相手の信頼感を得やすくなるでしょう。
職場でスムーズな人間関係を築けたり、顧客との距離が縮まったりすることで、結果的に仕事の成果に繋がりやすくなるんです。
メリット5. 恋愛で活用できる
同調行動は相手の考えや価値観、趣味嗜好に賛同すること。
例えば、好きな異性に対して話を合わせたり、デートで同じ飲み物を注文したりすれば、相手が親近感を覚えやすくなります。
同調行動をとって味方であることをアピールすることで、「この人とは何か気が合う」「仲良くなりたい」と思わせられるでしょう。
好きな異性との距離感を縮めて、信頼感を得られれば、早い段階で片思いの恋愛を成就させることができますよ。
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時と場合によって、同調行動(ハーディング現象)を活かしてみて!
周りの言動に合わせて自分も同じような言動をしてしまう同調行動。誰だって「嫌われたくない…」と思い、多少なりとも同調行動をとった経験があるのではないでしょうか。
職場や恋愛において同調行動をとれば安心しやすく、スムーズな人間関係を築きやすい一面があります。
しかし、過度な同調行動は自分らしさや個性が出ず、ただのイエスマンとして捉えられる恐れも。
今回の記事を参考に、同調行動の特性をしっかり理解して、バランス良く賢く毎日の生活に活かしていきましょう。
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